オークネット循環型流通ラボ 調査レポート 2024年7月の「中古車市場価格指数」を公開
[24/08/21]
提供元:PRTIMES
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循環型マーケットデザインの株式会社オークネット(本社:東京都港区、代表取締役社長CEO:藤崎 慎一郎、以下:オークネット)が設立した企業内ラボ「オークネット循環型流通ラボ」(理事長:有村 祐二)は、2024年7月の「中古車市場価格指数」レポートを公開いたしました。
[画像1: https://prtimes.jp/i/71059/148/resize/d71059-148-22a224ff8d66c71fe7b3-0.png ]
日本では、中古車市場の値動きを把握するための指標として「平均取引価格」がしばしば引用されていますが、「平均取引価格」のみでは取引される中古車の質の変化を反映できておらず、物価変動を適確に把握することが できません。
そこでオークネットは、東京大学エコノミックコンサルティング株式会社(本社:東京都文京区、代表取締役社長:川原田 陽介、以下:UTEcon)と「リユース流通価格指数」を開発、その第1弾として、年間40万台を超えるオークネットの会員流通データを元に、UTEconの価格指数構築ノウハウを活用し、さまざまな中古車の属性を統計モデルに組み込むことで、日本市場での中古車価格が実際にどのくらい上下しているのかを客観的に把握可能な「中古車市場価格指数」システムを構築し、2023年12月分から毎月のレポートを公開しています。
このたび「オークネット循環型流通ラボ」にて2024年7月分の「中古車市場価格指数」レポートを公開いたしましたのでお知らせいたします。
なお、「中古車市場価格指数」レポートは毎月20日を目途に公開いたします。
■2024年7月の「中古車市場価格指数」レポート
「中古車市場価格指数」は、2008年7月を1とすると2.281と前月の2.249から0.031増加(1.40%増) ※1しています。一方、中古車の「平均取引価格」は「中古車市場価格指数」と同様に2008年7月を1とすると1.493と前月の1.491から0.002増加(0.15%増)※1に留まり、ほぼ横ばいです。なお、「平均取引価格」の実際の値は6月92万1,581円※2、7月92万2,977円※2です。
「中古車市場価格指数」と「平均取引価格」との差に着目すると、中古車市場において質の高いクルマから品薄になりつつあり、相場が上昇している傾向があるようです。 このため、質の高いクルマの流通比率が減り、質の低いクルマの流通比率が増える流通比率の変化が起こっていると考えられます。ボディタイプ別の「中古車市場価格指数」も、コンパクトの3.92%上昇を最大幅に、ミニバン、ミッドサイズ、ラグジュアリー、SUVのカテゴリで上昇しています。バン・トラックのみ1.48%低下しました。
7月レポート URL: https://www.aucnet.co.jp/aucnet-reseach/index/automobile202407_01/
※1:指数作成のために外れ値処理等を行ったデータを使って計算された値であるため、オークネットの対外公表と異なる場合があります。
※2:変化分や変化率の計算にあたっては、端数処理が行われていない指数値や平均価格を用いています。そのため、公表値から計算される変化分や変化率とは一致しない場合があります。
「オークネット循環型流通ラボ」は、1985年に世界初のリアルタイム中古車オンラインオークション事業をスタートし、以来35年以上にわたりオークションを主軸とした情報流通サービスを提供するオークネットが運営する企業内ラボ「オークネット総合研究所」(2011年1月設立)を前身として2022年6月に設立されました。
「オークネット循環型流通ラボ」設立にあたり、パートナーとして、東京大学大学院経済学研究科との連携が深いUTEconを迎えました。二次流通市場の最前線に立ってきたオークネットが培った実績とネットワークを活用しつつ、これらのパートナーとともに、一次流通、二次流通の垣根を越えた流通の可能性を無限に広げていくための、調査、研究を行っております。
「オークネット循環型流通ラボ」では、オークネットが定めるサステナビリティポリシーである「価値あるモノを、地球規模で循環させる〜Circulation Engine.(サーキュレーションエンジン)〜」に従い、世界中の「価値あるモノ」を世界中の「求めている人」のもとへ循環させる“循環型流通”を世の中に根付かせるため、専門性、信頼性の高い情報を発信してまいります。
【UTEcon会社概要】
[画像2: https://prtimes.jp/i/71059/148/resize/d71059-148-6188e309f0dbac52f5de-1.jpg ]
2020年8月に東京大学大学院経済学研究科との深い連携のもと、指定国立大学法人の特定研究成果活用事業制度に基づき東京大学により設立。
経済学、会計学、マーケティング等に関する専門知識を有する東京大学の教員をはじめとする国内外のエキスパートが信頼性の高い分析を行い、需要予測、価格戦略、 政策評価、機械学習に基づいた倒産や不正会計予測、マーケットデザイン、ナウキャスティング、独占禁止法等の法規制、計量・行動マーケティングなど幅広い分野で研究成果を活用したコンサルティングを行っている。
【オークネット循環型流通ラボ概要】
[画像3: https://prtimes.jp/i/71059/148/resize/d71059-148-2f4de63bca6f0e591de8-2.png ]
所 在 地:東京都港区北青山二丁目5番8号 青山OMスクエア(〒107‐8349)
理 事 長:有村 祐二
設 立:2022年6月
活動内容:環境に貢献する“循環型流通”を世の中に根付かせるための、さまざまな
調査、研究、検証を行うオークネット企業内ラボ
U R L:https://www.aucnet.co.jp/aucnet-reseach/
■本件に関するお問い合わせ
株式会社オークネット 総合企画室 新井、伊藤、利根川、廣中、新
TEL:03-6440-2530
MAIL:request@ns.aucnet.co.jp
[画像1: https://prtimes.jp/i/71059/148/resize/d71059-148-22a224ff8d66c71fe7b3-0.png ]
日本では、中古車市場の値動きを把握するための指標として「平均取引価格」がしばしば引用されていますが、「平均取引価格」のみでは取引される中古車の質の変化を反映できておらず、物価変動を適確に把握することが できません。
そこでオークネットは、東京大学エコノミックコンサルティング株式会社(本社:東京都文京区、代表取締役社長:川原田 陽介、以下:UTEcon)と「リユース流通価格指数」を開発、その第1弾として、年間40万台を超えるオークネットの会員流通データを元に、UTEconの価格指数構築ノウハウを活用し、さまざまな中古車の属性を統計モデルに組み込むことで、日本市場での中古車価格が実際にどのくらい上下しているのかを客観的に把握可能な「中古車市場価格指数」システムを構築し、2023年12月分から毎月のレポートを公開しています。
このたび「オークネット循環型流通ラボ」にて2024年7月分の「中古車市場価格指数」レポートを公開いたしましたのでお知らせいたします。
なお、「中古車市場価格指数」レポートは毎月20日を目途に公開いたします。
■2024年7月の「中古車市場価格指数」レポート
「中古車市場価格指数」は、2008年7月を1とすると2.281と前月の2.249から0.031増加(1.40%増) ※1しています。一方、中古車の「平均取引価格」は「中古車市場価格指数」と同様に2008年7月を1とすると1.493と前月の1.491から0.002増加(0.15%増)※1に留まり、ほぼ横ばいです。なお、「平均取引価格」の実際の値は6月92万1,581円※2、7月92万2,977円※2です。
「中古車市場価格指数」と「平均取引価格」との差に着目すると、中古車市場において質の高いクルマから品薄になりつつあり、相場が上昇している傾向があるようです。 このため、質の高いクルマの流通比率が減り、質の低いクルマの流通比率が増える流通比率の変化が起こっていると考えられます。ボディタイプ別の「中古車市場価格指数」も、コンパクトの3.92%上昇を最大幅に、ミニバン、ミッドサイズ、ラグジュアリー、SUVのカテゴリで上昇しています。バン・トラックのみ1.48%低下しました。
7月レポート URL: https://www.aucnet.co.jp/aucnet-reseach/index/automobile202407_01/
※1:指数作成のために外れ値処理等を行ったデータを使って計算された値であるため、オークネットの対外公表と異なる場合があります。
※2:変化分や変化率の計算にあたっては、端数処理が行われていない指数値や平均価格を用いています。そのため、公表値から計算される変化分や変化率とは一致しない場合があります。
「オークネット循環型流通ラボ」は、1985年に世界初のリアルタイム中古車オンラインオークション事業をスタートし、以来35年以上にわたりオークションを主軸とした情報流通サービスを提供するオークネットが運営する企業内ラボ「オークネット総合研究所」(2011年1月設立)を前身として2022年6月に設立されました。
「オークネット循環型流通ラボ」設立にあたり、パートナーとして、東京大学大学院経済学研究科との連携が深いUTEconを迎えました。二次流通市場の最前線に立ってきたオークネットが培った実績とネットワークを活用しつつ、これらのパートナーとともに、一次流通、二次流通の垣根を越えた流通の可能性を無限に広げていくための、調査、研究を行っております。
「オークネット循環型流通ラボ」では、オークネットが定めるサステナビリティポリシーである「価値あるモノを、地球規模で循環させる〜Circulation Engine.(サーキュレーションエンジン)〜」に従い、世界中の「価値あるモノ」を世界中の「求めている人」のもとへ循環させる“循環型流通”を世の中に根付かせるため、専門性、信頼性の高い情報を発信してまいります。
【UTEcon会社概要】
[画像2: https://prtimes.jp/i/71059/148/resize/d71059-148-6188e309f0dbac52f5de-1.jpg ]
2020年8月に東京大学大学院経済学研究科との深い連携のもと、指定国立大学法人の特定研究成果活用事業制度に基づき東京大学により設立。
経済学、会計学、マーケティング等に関する専門知識を有する東京大学の教員をはじめとする国内外のエキスパートが信頼性の高い分析を行い、需要予測、価格戦略、 政策評価、機械学習に基づいた倒産や不正会計予測、マーケットデザイン、ナウキャスティング、独占禁止法等の法規制、計量・行動マーケティングなど幅広い分野で研究成果を活用したコンサルティングを行っている。
【オークネット循環型流通ラボ概要】
[画像3: https://prtimes.jp/i/71059/148/resize/d71059-148-2f4de63bca6f0e591de8-2.png ]
所 在 地:東京都港区北青山二丁目5番8号 青山OMスクエア(〒107‐8349)
理 事 長:有村 祐二
設 立:2022年6月
活動内容:環境に貢献する“循環型流通”を世の中に根付かせるための、さまざまな
調査、研究、検証を行うオークネット企業内ラボ
U R L:https://www.aucnet.co.jp/aucnet-reseach/
■本件に関するお問い合わせ
株式会社オークネット 総合企画室 新井、伊藤、利根川、廣中、新
TEL:03-6440-2530
MAIL:request@ns.aucnet.co.jp