34万人会員を有する「進研ゼミ高校講座」が、2011年4月より生まれ変わります〜パソコン・iPod touch/iPhoneを活用し、学習の見える化や効率化を実現〜
[11/03/03]
提供元:PRTIMES
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株式会社ベネッセコーポレーション(本社:岡山市、以下ベネッセ)の通信講座「進研ゼミ高校講座」は、2011年4月より、従来の紙テキストに加え、パソコンやモバイル(iPod touch、iPhone)を活用した新講座に生まれ変わります。
新講座では、紙のテキストに加えパソコンやモバイルを活用することで、以下が可能になります。
1. 学習記録の「見える化」。全国の進研ゼミ会員と比較した自分の学習量や、入試までに必要な学力への到達度がわかる。
2. 学習の「効率化」。忙しい生活を送る高校生が、隙間時間でも学習できる。
高校生を取り巻く生活スタイルやデジタル環境が日々変化する中、ベネッセでは高校生に適した次世代の家庭学習の在り方について研究を行ってきました。その結果、本講座が誕生しました。新講座では、学習記録を「見える化」することで、高校生が目標に向かって、モチベーションをもって学習ができるよう設計しています。「見える化」によって自分に必要な学習内容や学習量がわかり、さらに隙間時間まで活用することで、効率的に学習の効果があげられることを目的としています。実際、事前のモニター調査では、90%以上が「隙間時間を活用できた」と回答しました。
新講座は、初年度(2011年度)は高校1年生向けに講座を展開し、その後、順次対象学年を拡大します。
<新「進研ゼミ高校講座」の特長>
ベネッセでは上記の点を踏まえ、現代の高校生になじみ深いデジタルデバイスを取り入れることで、高校生が将来に向けて、モチベーションを持って達成感を感じながら学習ができるように、そして効率的かつ効果的な学習ができるように、新しい講座を設計しました。
パソコンやモバイル(iPod touch、iPhone)を活用することで以下が可能となります。
【おもな特長】
1. 学習履歴や到達度を「見える化」
■ 他の会員の正解状況と比較し、全国レベルでの本人の位置を見ることができる。
■ 大学入試の頻出分野の中で、自分が正解できている分野や、未正解で今後取り組むべき分野がどこかわかる。
■ 志望大レベルの学力醸成に向けて、「今解くことができてほしいレベルの演習問題」をコースごとに出題。
※上の3つは、紙の教材の活用状況・解答状況を登録していくことで提供されます。
2. 学習の「効率化」
■ 赤シート機能が付いたデジタル暗記カード、およびその内容を一問一答のドリルにしたチェック機能がある。
■ 間違った問題だけが記録され、ボタン一つで必要な復習ができる。
<新「進研ゼミ高校講座」誕生の背景>
勉強の楽しさや学習目的の明確化が、学習へのモチベーションにつながる点に注目
高校生約6,000人に「勉強への取り組み」について聞いたところ、「上手な勉強の仕方がわからない」と回答したのは約8割に上り、また、「勉強しようという気持ちがわかない」(63.2%)と「どうしてこんなことを勉強しなければいけないのかと思う」(54.1%)でも、回答比率は半数を超えており、今取り組んでいる勉強の目的ややり方に対する疑問を持ったり、勉強することにモチベーションを持てずにいる高校生の状況が明らかになりました。
さらに高校生の学習行動に注目すると、「問題を解いた後は答え合わせをする」のが78.6%で、ほとんどの高校生が行っているものの、「テストで間違えた問題をやり直す」のは37.6%と半数にも満たなかったことから、多くの高校生は答え合わせをするものの、解けなかった問題を復習していない実態も明らかになりました。
一方、「勉強する理由」については、「高校生のうちは勉強しないといけないと思うから」(77.0%)、「自分がつきたい仕事につくのに必要だから」(76.1%)、「いい大学に入りたいから」(69.5%)が上位を占めており、高校生は実用志向が強く、自分の将来の進学や職業と結びつけて勉強する傾向がみえました。さらに、「問題が解けるとうれしいから」では約7割が肯定していることから、高校生は実用志向が強いだけではなく、勉強そのものの楽しさがわかって勉強に取り組む生徒も多いことがわかりました。