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インフォテリア、IoTソフトウェア基盤事業に参入。IoT活用でフィールド業務効率化を実現するIoT活用モバイルクラウド基盤「Platio(プラティオ)」を発表!

インフォテリア株式会社(本社:東京都品川区、代表取締役社長:平野洋一郎、証券コード:3853、以下、インフォテリア)は、IoTソフトウェア基盤事業の第1弾として、IoT機器の現場業務での活用を実現するモバイルクラウド基盤「Platio(プラティオ)」を2017年1月下旬から提供開始することを発表します。また、サービス提供開始に先駆けて評価版(無償)の提供を本日より開始します。




■ 背景〜IoT活用で求められる俊敏性
昨今、ヘルスケア、土木建築、農林水産などのフィールド業務において、IoT(Internet of Things)デバイスを活用した業務革新や業務改善が注目されています。そのため既に多くの企業から通信機能を備えた身体情報を把握する機器、工作機械や製造物に埋め込めるセンサー、赤外線で対象物を把握する装置など多様なIoT機器が提供され始めています。
一方、IoT機器を業務で活用するためには個々の業務に合わせたIoT対応のモバイルアプリが必要です。しかし、フィールドにおけるIoT活用はまだ成熟しておらず、現場との対話を通じて柔軟かつ俊敏にアプリを更新し、業務を改善・変革させていくことが必要です。
これまで、このようなIoT機器を活用したモバイルアプリ環境を構築するためには、個々の業務専用のアプリ開発に加え、業務データや認証情報を保存するサーバーの準備、さらにフィールド担当者へアプリを配布するというプロセスがそれぞれ独立して必要であり、俊敏にアプリを更新し、IoT活用による俊敏な業務改善を実現するのは難しい状況でした。

■ Platioの概要
新製品「Platio(プラティオ)」はIoT機器を活用したアプリ開発と、サーバー側プログラムの開発、アプリの配布、システム全体の運用をプログラミングの知識がなくても簡単に行えるソフトウェア開発基盤です。利用者はカスタマイズ可能なテンプレートを利用してアプリを簡単に作ることが可能で、そのデータベースはアプリのデータ構造から自動的にクラウド上に準備され、アプリの配布や更新が可能となります。
[画像1: http://prtimes.jp/i/10008/149/resize/d10008-149-914695-0.jpg ]

更に対応済みのIoT機器には、特別な準備をすることなくPlatioから即座に接続することができ、自動的にIoT機器からのデータの収集が可能です。すでに血圧計や体温計などのヘルスケア領域を始め、気温や湿度を計測するIoT機器との接続に対応しています。対応IoT機器は、評価版の提供を通じて順次追加されます。

[画像2: http://prtimes.jp/i/10008/149/resize/d10008-149-536384-2.jpg ]

Platioは、正式サービス開始時においては、iOSモバイル機器(iPhone, iPad)に対応し、順次対応モバイル機器を増やしていく予定です。通信手順としては、BLE(Bluetooth Low Energy)に対応し、モバイル機器の進化に応じて対応通信手順も追加していく予定です。
インフォテリアでは、様々なIoT機器による業務の効率化が期待できるヘルスケア、土木建設、農林水産などのフィールド業務での活用を想定する他、IoT機器を必ずしも必要としないが機敏なモバイルアプリの構築・運用が求められる物流や流通などの現場での活用を想定しています。

<農業での利用イメージ>


[画像3: http://prtimes.jp/i/10008/149/resize/d10008-149-192718-1.jpg ]

■ 評価版の提供について
インフォテリアでは、サービス提供開始を前に、無料でPlatioをお試しいただける評価版を提供します。評価版の提供は、安定した正式サービス実現のために、参加者を限定して、製品機能ニーズの最終的な見極め、機能の動作確認、サーバーの負荷測定、対応IoT機器の追加などを目的として実施する実証実験です。評価版の提供を通じて得られた情報や、お客様からいただくご意見・ご感想をもとに、よりよいサービスが提供できるように努めてまいります。
[表1: http://prtimes.jp/data/corp/10008/table/149_1.jpg ]



■ Platioサービス仕様


[表2: http://prtimes.jp/data/corp/10008/table/149_2.jpg ]



■ インフォテリアのIoT製品と今後の戦略
インフォテリアでは、スマートデバイスやビッグデータ技術の更なる発展とIoTやAI時代の本格的な到来を見据え、ヒト、モノ、情報の柔軟な共創を実現するデジタル基盤を提案しており、IoT関連ではPlatioを含め2つの製品リリースを計画しています。
この度リリースするPlatioに続き、インフォテリアではIoTソフトウェア基盤製品第2弾として「モノをつなぐ」ことでビジネスを自動化するエッジコンピューティング基盤である「Gravity」(開発コード名)の準備を進めており、本年度内の提供開始を予定しています。

インフォテリアでは本格的なIoT時代の到来に向け、IoTを活用したビジネス変革を支援するソフトウェア基盤を提供し、IoTを活用した社会システムの進化に貢献してまいります。

■ IoT関連企業からのコメント
・株式会社ウフル 上級執行役員IoTイノベーションセンター所長 八子 知礼
ウフルは、この度の「Platio」発表を心より歓迎いたします。IoTシステムはクラウドによって大量データの高速処理が可能となりました。そして、「デバイス接続の多様性」と「処理の即応性」を実現するために「エッジコンピューティング」という考え方が普及しようとしており、これはIoTが広く普及するために必要不可欠な要素です。さらに、製造業、建設などIoTによるビジネス変革が期待できる現場では、ニーズに合ったIoTモバイルアプリを俊敏に開発・改善することが必要となるため、Platioがこの課題解決につながるものと確信しています。

・さくらインターネット株式会社 代表取締役社長 田中 邦裕
さくらインターネットは、インフォテリア様のPlatioの発表を、心より歓迎いたします。 当社は、さくらのIoTプラットフォームの提供を通じて、多くのデバイスが閉域網で安全につながることを支援しており、今後普及が見込まれるエッジコンピューティングにおいても、最適なソリューション作りを進めています。 このような中で、今回発表された「Platio」と、さくらのIoTプラットフォーム、さくらのクラウドを閉域網で接続し、連携させることにより、ビジネスの現場にさらなるIoTの価値向上がもたらされると確信しています。

<参考情報>
■「インフォテリア株式会社」について( Webサイト https://www.infoteria.com/
1998年に国内初のXML専業ソフトウェア会社として設立されたインフォテリア株式会社は、企業内の多種多様なコンピューターやデバイスの間を接続するソフトウェアやサービスを開発・販売しています。主力製品の「ASTERIA」は、異なるコンピューターシステムのデータをプログラミングなしで連携できるソフトウェアで、大企業、中堅企業を中心に5,646社(2016年6月末現在)の企業に導入されています。また、「Handbook」は、営業資料や商品カタログ、会議資料などあらゆる電子ファイルをスマートフォンやタブレットで持ち運べるサービスのスタンダードとして、1,060件(2016年6月末現在)の企業や公共機関で採用されています。

<プレスリリース 掲載URL>
https://www.infoteria.com/jp/news/press/2016/10/27_02.php


【プレスリリースに関するお問い合わせ先(報道機関窓口)】
インフォテリア株式会社 広報・IR室 長沼史宏
TEL:03-5718-1297 / FAX:03-5718-1261 / E-mail: press@infoteria.com

【製品に関するお問い合わせ先】
インフォテリア株式会社 ネットサービス事業本部 マーケティング部 松村宗和
TEL:03-5718-1250 / FAX:03-5718-1261 / E-mail: pm@infoteria.com

インフォテリア、Platio、ASTERIA、Handbookはインフォテリア株式会社の登録商標です。
本文中の商品名は、各社の商標または登録商標です。
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