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【米国客1.8倍】宿泊客の57%がインバウンドに 箱根の旅館が2025年度上半期実績を発表

売上高は前年比103%、「国籍の多様化」が過去最高売上を牽引。




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 神奈川県 箱根で旅館5店舗・飲食店3店舗を運営する株式会社 金乃竹(本社:神奈川県箱根町 代表取締役社長:八幡 正昭 以下、金乃竹)は、金乃竹リゾートが運営する宿泊施設5施設(金乃竹 仙石原・金乃竹 塔ノ澤・松坂屋本店・金乃竹 茶寮・Hotel 坐樂閑)における、2025年度上半期(2025年9月〜2026年2月)の業績を発表いたします。
 全体の売上高は約12.63億円(前年比2.83%増)、宿泊人数は20,064名(前年比7.7%増)と、前年を上回る結果となりました。
背景としては、特定の国に偏らない国籍構成の広がりや、欧米豪を中心とした比較的高単価帯の需要を取り込めたことが一因と考えられます。こうした動きは、近年の国内観光市場の傾向とも重なるものとなっています。

|宿泊客の57%がインバウンド、国籍の多様化と高付加価値戦略
 現在、日本の観光業界は大きな転換期にあります。日本政府観光局の発表によると、2025年の訪日外客数は4,268万人と過去最多を記録し、インバウンド需要は高水準で推移しています。一方で、高付加価値旅行へのシフトや、訪日客の国別構成の変化といった動きも見られます。
こうした中、当グループの宿泊実績(2025年9月〜2026年2月)におけるインバウンド比率は前年同期の46%から57%へと拡大し、ついに過半数を超えました。
出典:日本政府観光局(JNTO)訪日外客統計(2025年) 
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 また、現在観光業界では「中国市場の回復状況が地域によって二極化している」ことが話題となっていますが、当グループでは日本のお客様が誇りを感じ、海外のお客様が憧れを抱くような、本質的な日本文化に浸れる環境づくりを追求しています。
食の多様性への対応や、日本文化を宿泊の流れで愉しむコンテンツ拡充に努めてきた結果、国内外双方のお客様から選ばれる傾向が見られます。
実際に、最新のデータにおいては、日本のお客様に次いでアメリカのお客様が大きなシェアを占め、オーストラリア、中国、韓国、イギリスなど、多様な国籍構成となっています。
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|米国客が1.8倍、欧米中心の集客構造がさらに強固に
 当グループでは、以前より欧米からのお客さまの利用が多い傾向にあり、今期はアメリカからの宿泊客数が前年同期の3,082人から5,568人(約1.8倍)へと増加しました。
世界的なインフレや為替の影響などが報じられる中、当グループでは欧米を中心に多様な国籍のお客さまにご利用いただいており、結果として中国市場の変動に左右されることなく、安定した稼働と単価上昇を両立させています。
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 その背景には、客室でゆったり過ごすだけでなく、「茶道」や「着付け」といった日本文化を宿泊の流れの中で気軽に体験できるアクティビティ「リョカンス」の展開があります。
さらに、欧米を中心とした「食の多様性」へのニーズに応える取り組みとして、動物性食材を一切使用しない「ヴィーガン懐石」の提供も強化しています。単なる野菜料理ではなく、日本料理の伝統的な技法を取り入れ、「日本を感じられる満足度の高い食事」として提供しています。
こうした滞在体験が、欧米の個人旅行者、特にアメリカの富裕層が求める「その土地ならではの文化を体験する旅」と高い親和性を持っていると考えられます。
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欧米のお客様に人気 和のアクティビティ「リョカンス」

リョカンス公式HP

|宿泊人数増加により売上は前年同期比2.8%増
 2025年度下半期は、予約人数が前年比7.7%増の20,064名と好調に推移しました。戦略的な価格設定により客室単価は123,336円(前年比▲3.0%)とわずかに下がったものの、集客の伸びが売上を押し上げ、売上高は前年比2.83%増の約12.63億円となりました。
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|2026年春節期間の売上が日米韓の需要増で23%増
 2026年の春節期間においては、インバウンド需要の変容が顕著に表れました。中国市場の伸びが鈍化する一方、日本・アメリカ・韓国市場がこれを強力に牽引。売上高は前年比23.0%増、予約人数は34.8%増と著しい成長を記録しました。
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日本市場:売上高 約966万円増
米国市場:売上高 前年比約2.4倍
韓国市場:松坂屋本店・金乃竹 塔ノ澤を中心に大幅なシェア拡大

 これにより、従来の欧米豪中心の構成にアジア圏の成長市場が加わり、国籍の多様化がさらに加速しています。

|「日帰り」を「宿泊」に変え、売上が2.1倍に急増
[画像8: https://prcdn.freetls.fastly.net/release_image/97935/152/97935-152-f4761566cda907a30c21d466b9be9d24-2000x1334.jpg?width=536&quality=85%2C75&format=jpeg&auto=webp&fit=bounds&bg-color=fff ]
金乃竹茶寮 客室イメージ

 今回、もっとも高い成長を見せたのが「金乃竹 茶寮」です。
2025年7月、国内外の宿泊ニーズを反映し、「日帰り専門」というスタイルから「宿泊可能」な施設へと業態を変更しました。 
これにより売上は前年同期比113.7%増となり、宿泊需要の拡大により国内外の宿泊客の利用が増加しています。
「箱根をゆっくり楽しみたい」という訪日客・国内客双方のニーズを捉え、単価・稼働率ともに大幅に向上。箱根の滞在を深く楽しむ「拠点」へと進化させたことが、今の旅行者のニーズに合致しました。

|今後の展望
 世界的なインフレや国際情勢の変化など、観光業を取り巻く環境は依然として不透明な状況が続いていますが、国内需要と多様化するインバウンド需要の双方を取り込むことで、安定した集客につながりました。
今後は、箱根の自然や温泉文化といった地域資源を生かし、日本文化を体験できる滞在型コンテンツの充実を進めてまいります。
また、新たな事業展開として新規事業の準備も進めており、宿泊事業にとどまらない新たな価値創出にも取り組んでまいります。

|金乃竹リゾートについて
 金乃竹リゾートは、1947年に神奈川県箱根町仙石原で最初の温泉旅館を開業いたしました。1999年には、当時ではまだ珍しい貸切露天風呂による「非日常」を通して、温泉旅館の新たな楽しみ方と価値を創出してまいりました。現在は、5つの旅館施設と3つの飲食店の事業を展開するとともに、新規事業であるクラフトビールなどの多角化や、これまでのターゲットを変えた新たな旅館施設の開業など、ポートフォリオの構築を進めています。これにより、外部環境の変化に対応して持続的な成長を目指します。
金乃竹リゾート 公式HP
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