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Plat’HomeとINTMAX、「モノ」を記述するRWAの汎用トークンプロトコルの商用化に向け事業提携を発表

2024年7月30日「モノ(Things)」を含むRWA(Real World Assets)を記述する汎用トークンプロトコルの商用化 を目的とした戦略的パートナーシップを発表しました。




[画像: https://prcdn.freetls.fastly.net/release_image/13751/153/13751-153-43c62b9c7a1d8237813e8e04c22b1148-424x272.png?width=536&quality=85%2C75&format=jpeg&auto=webp&fit=bounds&bg-color=fff ]


ぷらっとホーム株式会社(東京都千代田区九段北4-1-3 代表者 鈴木友康、以下ぷらっとホーム)とINTMAX(Ryodan Systems AG, Hirschengraben 40, 6003 Luzern, Switzerland 代表者 日置玲於奈、以下INTMAX)は、「モノ(Things)」を含むRWA(Real World Assets:現実資産)を記述する新しい汎用トークンプロトコルの商用化を目的とした戦略的パートナーシップを発表しました。

ぷらっとホームとINTMAXは、近年社会で大きなトレンドとなっているブロックチェーンの新しい適用領域「RWA(Real World Assets:現実資産)」のトークン化においてパートナーシップを発表しました。

本パートナーシップは、ぷらっとホームが開発する、IoT(Internet of Things:モノのインターネット)やThings(モノ)を含む広範な非金融領域の物理アセット(RWA)をトークン化する技術「ThingsToken (TM) 」と、INTMAXが開発する、Ethereum(L1)に対しスケーラビリティとプライバシーを大幅に拡張する新しいLayer2技術「Plasma Free」を組み合わせ、近年著しい伸びを見せる金融分野でのRWAの対象を、モノや様々なアセットを含む非金融の資産へ大幅に拡大するものです。

本パートナーシップによりINTMAXとぷらっとホームは、従来のRWAの枠組みを大きく拡張して、 IoTをはじめとしたデバイス、そしてありとあらゆるモノ(Things)をトークナイズするプラットフォームをEthereumエコシステム上のPlasma環境の上に構築できます。

この結果、原理的にはOT (Operational Technology) やIT( Information Technology)で管理される3兆個ともいわれる地球上のモノをブロックチェーンの金融テクノロジーに統合し、金融資産に限らないあらゆる現実世界の資産(RWA)をWeb3エコシステムから取り扱えるようになります。

RWA市場規模について
現実資産(RWA)トークン化市場は、2030年までに320兆円規模に成長すると米大手コンサルのマッキンゼーが予測しています。
https://coinpost.jp/?p=540056

ぷらっとホームのThingsToken (TM)について
ThingsToken (TM) は代替不可能なトークンの一種で、実装系の1つとして2023年度の日本の農林水産省採択の実証プロジェクト事業 (*)において、コンソーシアム型のブロックチェーンを用いたモデルシステムとして実証投入されました。

モデル実証プロジェクトでは、日立ソリューションズや三井住友海上火災保険、三菱倉庫、日本ガイシをはじめとする日本を代表するIT・流通関係企業が参加し、ThingsToken (TM)を利用した輸出物流のサプライチェーンネットワークでの輸出製品の個品単位での識別とトレーサビリティの検証を実施しました。(* 本モデル実証プロジェクトについては後述備考を参照ください)

ThingsToken (TM)の実装系はクローズドチェーン(閉域型のプライベートチェーンやコンソーシアムチェーン、例: Quorum等)及びパブリックチェーン(公開型のチェーン、例: Ethereum等)など各種想定されます。

本パートナーシップで、パブリックチェーンの標準であるEthereum上でINTMAXのPlasma技術を使い、スケーラビリティとともに、トランザクションの大幅な低コスト化と、モノ(Things)とIoT(Internet of Things: モノのインターネット)に必要とされるプライバシーについてのソリューション提供が可能となります。

ぷらっとホームとINTMAXは、Web3の普及による新しい資産記述方法を示すインターネットの構成要素の一つとして、ThingsToken(TM) およびPlasma Freeの開発・展開を行う予定です。

また、本領域においては、ITやIoTの非金融領域のみならず、現在急速な拡大が始まりつつあるFinTechや金融領域のRWAとのクロスオーバしたユースケースが想定されることから、実装や適応においては、各国・各種の法律・業界ルールへの準拠の上でその協業を進める予定です。

INTMAXについて
INTMAXは、ステートレスなアーキテクチャを先駆的に構築したEthereumのレイヤー2であり、ユーザー数に関係なくプライバシーとスケーラビリティを兼ね備えています。クライアント側のデータ保存と実行によるWeb2の利便性と、Web3の分散化とセキュリティを融合させることで、Ethereumとブロックチェーンの普及において重要な役割を果たします。INTMAXは、最も効率的なレイヤー2ソリューションとして、Ethereumのトップリサーチャーからもその技術の信頼性を賞賛されています。
Plasma Freeは、INTMAXがエコシステムと共同で開発しているPlasma技術を用いたプロトコールで、EVM互換性を備えています。
INTMAX の提供するステートレスなzkRollupやPlasma技術は、大量のトークナイゼーションに対応することができます。これはより多くのスケールを必要とするIoTでのトークン化と流動化を推進し、まったく新しい市場を作ることになるでしょう。

Plat’Homeの鈴木氏は、「INTMAXのもたらすステートレスなL2技術と当社のThingsTokenの組み合わせで、RWAは、従来の金融アセットのみならず、モノやデバイスなどの非金融アセットまで含む革命的な進化を遂げることになるでしょう。」と述べています。

INTMAX の日置氏は、「ユーザー数に上限がほとんどないスケーラビリティを提供するステートレスの仕組みは、大量のデバイスをトークナイズする用途にも有効に使えます。これによりRWAの領域を物理的なモノにまで拡張する方向を推進することができます。」と述べています。

用語等
・Web3 (ウエブスリー)
Web3 は次世代のインターネット技術として提唱されている概念で、分散化・ブロックチェーン・トークンベース経済などが取り入れられている。

・RWA(Real World Assets)
リアルワールドアセット「現実世界の資産」。狭義には不動産や株式、債権、コモディティ資産(金、石油等)や、美術品などの資産を意味し、あるいはそれら資産についての権利や関係を記述したトークンのこと。(例:証券トークン =Security Token などの金融系トークン) 広義には、金融系資産を含まないより広義のリアルワールドアセット、例えば、「物」(モノ)や「設備」、「部品(コンポーネント)」も意味し、あるいはそれら資産についての権利や関係を記述したトークンのこと。(例:ThingsToken (TM) )

・ThingsToken (TM)
ThingsToken (TM)は、現実世界の資産をブロックチェーン上に仮想化できるトークンシステム及びその技術です。現実世界の資産(RWA: Real World Asset)のモノや設備・デバイス群を仮想化することで、Web2の世界をWeb3の世界へ結び付け、現実資産に関連したトークンエコノミクスを加速します。ThingsToken (TM) はぷらっとホーム株式会社の登録商標です。

(*) 備考 モデル実証プロジェクト
2024年2月にぷらっとホームはWeb3技術を用いて現実世界の資産、いわゆるRWA(Real World Asset)を記述する新しいトークン技術「ThingsToken (TM) 」を実証投入したことを発表しました。

2024/2/7の発表のぷらっとホームプレスリリース
https://www.plathome.co.jp/press-release/20240207-thingstoken/

会社概要
・ぷらっとホーム株式会社
代表者:鈴木友康
住所:東京都千代田区九段北4-1-3 日本ビルディング九段別館3F
ぷらっとホーム株式会社は、Linuxを含むOpen Source Softwareの開発・実用化を推進しており、IoT(Internet of Things: モノのインターネット)分野において、都市・エネルギー・通信を含む多数の領域で日本有数の導入実績をもつIoTのリーディング企業です。

・Ryodan Systems AG
Co-Founders: 日置玲於奈 藤本真衣
住所:Hirschengraben 40, 6003 Lucerne, Switzerland
イーサリアムのL2ブロックチェーン、INTMAXの開発企業。INTMAXは、マスアダプションを目指して構築されたステートレスなEthereumレイヤーです。ステートレス性、先進的なオフラインセキュリティ、資本効率、分散化、プライバシーの原則に基づいて作成されており、現在市場に出回っている中でも最も効率的で、スケーラビリティのあるネイティブEthereum L2ソリューションの1つだと、Vitalik Buterinなど業界のコアリサーチャーにも認められているプロジェクトです。

本件に関するお問い合わせ先
・INTMAX 広報部
https://www.intmax.io/
メール: pr@inimax.com

・ぷらっとホーム株式会社 セールスマーケティング課
pr@plathome.co.jp

※ ぷらっとホームおよびPlat’Homeの名称・ロゴは、日本国およびその他の国における、ぷらっとホーム株式会社の登録商標または商標です。
※ その他、本プレスリリースに記載されている会社名および商品・サービス名は、各社の登録商標または商標です。
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