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自動車用照明設計ソフトウェア「LucidShape」最新バージョン 2.0リリースのお知らせ

フォトリアリスティックな視覚化・描画機能搭載で 設計対象をリアルに再現!自動車用照明機器の設計を強力に支援




サイバネットシステム株式会社(本社:東京都、代表取締役:田中 邦明、以下「サイバネット」)は、主要取引先であるSynopsys, Inc.(本社:米国カリフォルニア州、以下「シノプシス社」)が開発し、サイバネットが販売・サポートする自動車用照明設計ソフトウェア「LucidShape(ルーシドシェイプ)」の最新バージョン「LucidShape 2.0」の販売を、2015年4月7日から開始することをお知らせいたします。


LucidShapeは、ヘッドランプメーカーの元光学設計者の技術が凝縮された、ヘッドランプ、テールランプをはじめとする自動車用の各種照明器具の設計・解析を行うソフトウェアです。

[画像1: http://prtimes.jp/i/4714/154/resize/d4714-154-748158-0.jpg ]



従来のハロゲン電球、HID電球はもとよりLEDヘッドランプの設計もできます。“設計対象の形状から光の拡がりを解析”するのではなく、“光の拡がりの設定から逆に形状を導く”ことが可能なアルゴリズム(FunGeo:ファンジオ)を搭載し、自動車用照明機器の設計に特化した機能が多数搭載されています。LucidShapeは設計期間の短縮と精度の向上を実現し、夜間走行の安全性向上に大きく寄与しています。

新バージョンLucidShape 2.0では、設計対象の照明機器の点灯状態をフォトリアリスティックな描画を高速に再現することができる機能が追加されました。またデイタイムランニングライトなどで利用されている導光体(光を均一に射出する部品)設計を支援するLight Pipe Tool機能についても、複雑な形状構築の時間短縮と解析精度の向上が図られています。

LucidShape 2.0 に関する詳細は、以下のページをご覧下さい。
http://www.cybernet.co.jp/lucidshape/products/lucidshape/release/
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主な機能強化
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人の眼にどう見えるかを解析的に再現
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■ 方向指示器、ブレーキ灯などの評価に最適な新しいモジュールを追加

[画像2: http://prtimes.jp/i/4714/154/resize/d4714-154-190115-1.jpg ]



LucidShape2.0の新しいVisualizeモジュールは、自動車用照明機器の点灯状態を高速にフォトリアリスティックイメージとして描画でき、照明器具の光源(LEDなど)が点灯したときの様子を正確に確認できます。部品と光源の間でのすべての光の相互作用を反映することができるため、光のふるまいを物理的にも正しく再現しています。照明機器が人の眼によってどの様に認識されるのかという評価は、特に、方向指示器やブレーキライトのような自動車用ライトで重要です。

Visualizeモジュールの機能:


360度のハイダイナミックレンジ(HDR)のフォトグラフィック環境を取り込み、環境光源として利用できます。照明シーンにおける正確なレンダリング表現のためにすべての物理特性と光学特性を含んでいます。
逆方向光線追跡機能により、素早く、複数の画角における精度高い輝度計算とフォトリアリスティックなイメージ作成が可能です。
LucidShapeのGPUTrace機能はグラフィックボード(GPU)を利用することでマルチスレッド計算と比べてはるかに速く照明シミュレーションを行うことができます。これによりデザインプロセスのいかなる場面においても設計評価を柔軟に行えるようになります。

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その他の機能強化
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■ RayDataビューワ:
光線データ光源の発光イメージを作成でき、設計者が設計モデルの中に光線データ光源を取り込む前に、発光の様子や構造を素早くプレビューすることが出来ます。

■ Light Pipeツール:
プリズム構造をモデル化するPrism Band機能と共に用いることによって、ライトパイプ設計をシンプル化し、素早く作成することができるようになる機能です。

■ 実測した双方向散乱分布関数(BSDF)マテリアルライブラリの搭載
シノプシス社の照明設計ソフトウェアLightToolsに含まれる実測BSDFモデルがLucidShapeのマテリアルライブラリ(幅広い表面材質やバルク体積材質を提供するライブラリ)に搭載されました。

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Samvardhana Motherson Reflectec (SMR) 社 照明エンジニアRichard Pacholski氏のコメント
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「Visualizeモジュールでの評価は、自動車照明設計プロセスに無くてはならないものです。我々の顧客は光学性能だけに焦点を当てているのではなく、ヘッドランプやテールランプなどの照明機器の外観や見た目にも重点をおいています。Visualizeモジュールを用いると、屋内、屋外の環境において、照明機器を様々な角度から見たときの製品の外観や照明の度合いを素早く、そして正確にシミュレーションできます。照明機器は見る角度の違いにより見た目がドラスティカルに変化するため、これはとても重要な項目です。」
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シノプシス社 Optical Solution Group Vice President兼General Manager George Bayz氏のコメント
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「LucidShape2.0のVisualizeモジュールは単に製品の描画をするだけではないパワフルなエンジニアリングツールです。モデルの外観を正確に描画することで設計者に最高のパフォーマンスを提供し、設計者は製品の改善を可能にするビジュアルプロトタイプとして活用することが可能です。」

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シノプシス社について
Synopsys, Inc.(Nasdaq上場コード:SNPS)は、電子製品を開発している確信的な企業のための半導体企業です。世界で15番目に大きなソフトウェア会社として、Synopsysは電子設計自動化(EDA)ならびに設計資産(IP)のグローバルリーダーとして長い歴史を持っています。また、Coverity(R)のソリューションとともに、ソフトウェアの品質とセキュリティテスティングにおいてのリーダーでもあります。先進の半導体を製作しているシステムオンチップ(SoC)の設計者や最高の品質とセキュリティを要求されるソフトウェア開発者のみならず、Synopsysは革新的で高品質、安全な製品を提供するソリューションを持っています。シノプシス社に関する詳しい情報については、下記Webサイトをご覧ください。
http://www.synopsys.com/japan

サイバネットについて
サイバネットシステム株式会社は、科学技術計算分野、特にCAE(※)関連の多岐にわたる先端的なソフトウェアソリューションサービスを展開しており、電気機器、輸送用機器、機械、精密機器、医療、教育・研究機関など様々な業種及び適用分野におけるソフトウェア、教育サービス、技術サポート、コンサルティング等を提供しております。具体的には、構造解析、射出成形解析、音響解析、機構解析、制御系解析、通信システム解析、信号処理、光学設計、照明解析、電子回路設計、汎用可視化処理、医用画像処理など多様かつ世界的レベルのソフトウェアを取扱い、様々な顧客ニーズに対応しております。

また、企業が所有するPC/スマートデバイス管理の効率化を実現するIT資産管理ツールをはじめ、個人情報や機密情報などの漏洩・不正アクセスを防止し、企業のセキュリティレベルを向上させるITソリューションをパッケージやサイバネットクラウドで提供しております。

サイバネットシステム株式会社に関する詳しい情報については、下記Webサイトをご覧ください。
http://www.cybernet.co.jp/

※CAE(Computer Aided Engineering)とは、「ものづくり」における研究・開発時に、従来行われていた試作品によるテストや実験をコンピュータ上の試作品でシミュレーションし分析する技術です。試作や実験の回数を劇的に減らすと共に、様々な問題をもれなく多方面に亘って予想・解決し、試作実験による廃材を激減させる環境に配慮した「ものづくり」の実現に貢献しております。

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本件に関するお問い合わせ  サイバネットシステム株式会社
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■ 内容について

オプティカル事業部 営業推進グループ/黒木
TEL:03-5297-3703 E-MAIL: optsales@cybernet.co.jp

■ 報道の方は
広報室/栗山
TEL:03-5297-3066 E-MAIL: irquery@cybernet.co.jp
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