「人的資本経営」の実現に向けて 〜人材育成体系の抜本的な見直し〜
[22/07/31]
提供元:PRTIMES
提供元:PRTIMES
2022年7月29日
損害保険ジャパン株式会社
「人的資本経営」の実現に向けて 〜人材育成体系の抜本的な見直し〜
損害保険ジャパン株式会社(取締役社長:白川 儀一、以下「損保ジャパン」)は、お客さまにとって価値ある安心・安全・健康に資する商品・サービスを提供し続ける使命(存在価値)を果たすため、2022年7月から社員の人材育成体系を抜本的に見直しました。
1.背景・目的
「人材版伊藤レポート2.0」や経済財政運営の基本方針「骨太の方針」において「人への投資」が盛り込まれており、「人的資本」への投資を通じた企業価値向上の取組みがより一層必要とされています。損保ジャパンは、人材を「人的資本」として捉え、社員一人ひとりが持てる強みを発揮し、価値を生み出すために必要な機会を提供するため、未来の保険・サービスを見据えて必要なコンピテンシー(優秀な成果を発揮する能力や行動特性)を検討し、社員の人材育成体系の抜本的な見直しを行いました。
2.概要
(1)MYパーパスを軸としたエンゲージメントの向上
損保ジャパンは、2021年度を初年度とする3か年の中期経営計画において、「社員の幸せや働きがいをベースとして、保険事業とその先の安心・安全・健康の領域で、お客さまにとって価値ある商品・サービスを創造し、社会に貢献していく」ことをミッションとして掲げました。社員と会社が新たな「選び、選ばれる関係」を目指し、MYパーパスの取組みを軸に社員一人ひとりの成長と会社の成長の好循環を生み、相互信頼を高めてエンゲージメント向上を実現していきます。
[画像1: https://prtimes.jp/i/78307/154/resize/d78307-154-23539374c9536585c900-0.png ]
(2)学びの情報のレコード化
損保ジャパンは、2020年10月に社員一人ひとりが、自ら学び、考え行動し、成長し続けられる基盤の構築を目的としたオンライン中心の企業内大学「損保ジャパン大学」を設立しました。今後は、「損保ジャパン大学」に蓄積された社員の学びをレコード化し、社員の能力・スキル、人事評価や職務経験など様々なデータを蓄積し、人材の育成に積極的に活用していきます。
[画像2: https://prtimes.jp/i/78307/154/resize/d78307-154-14b09a26839b339eb03f-1.png ]
3.今後の取組みについて
これからの時代に求められる保険商品やサービス、それを生み出すために必要なコンピテンシーを定義し、「7つのチカラ」を基盤として人材育成体系の抜本的な見直しを行います。全社員一律の社内価値向上を目的とした育成から、社員一人ひとりの市場価値を高めるための層別・世代別にデザインしたプログラムを提供する人材育成へシフトしていきます。
※「7つのチカラ」とは
これからの時代に求められる保険商品やサービス、それを生み出すために必要とされるコンピテンシーを「7つのチカラ」として損保ジャパンが定義したものです。
[画像3: https://prtimes.jp/i/78307/154/resize/d78307-154-14dce272e3e56dc7224a-2.png ]
今後予定している主な取組みは、以下の通りです。
(1)Innovation Z
Z世代の活躍を後押しする教育プログラム。入社2〜4年目社員を対象に思考力を養成し、損保ジャパンのミッション達成をテーマとした提案を行います。
(2)SJ New Leadership Discovery
マネジメント変革に向けた教育プログラム。VUCAの時代に求められるマネジメントを体系的に学び、自走する組織づくりを実践します。
(3)シニアリスキリングプログラム
シニア層が社内外で活躍するための教育プログラム。外部機関のノウハウやスキルを人材教育の仕組みにリンクさせ、独自のプログラムを提供します。
以上