「バグ」って言葉を広めたのはこの人! プログラミングを変えた女性の伝記絵本『グレース・ホッパー プログラミングの女王』発売!
[19/10/29]
提供元:PRTIMES
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株式会社岩崎書店(代表取締役:岩崎弘明、本社:東京都文京区)は、有名ではないけれど、世界の発展に寄与した女性を描く伝記絵本シリーズの第3弾『グレース・ホッパー プログラミングの女王』を2019年10月12日に発売しました。
◆グレース・ホッパーってどんな人?
グレース・マレー・ホッパー(アメリカ、1906〜1992年)
1906年にアメリカ合衆国のニューヨーク州に生まれたグレースは、子どもの頃から、遊びの中で実験をしたり、機械をいじったりするのが好きで、数学と理科が得意な女の子でした。
[画像1: https://prtimes.jp/i/35751/157/resize/d35751-157-419038-4.png ]
第一次世界大戦、世界大恐慌、第二次世界大戦といった激動の時代に青春時代を過ごしたグレースは、バッサー大学、イェール大学大学院に進んで優秀な成績を修め、女性初の数学博士号を取得しました。
数学の助教授として大学の教壇に立ったのち、30代後半で優秀な数学者を求めていた海軍へ入隊し、人生の約50年をコンピューターのプログラム開発のリーダーとして活躍しました。
コンピューターの不具合を「バグ(虫)」と呼びますが、この言葉を広めたのもグレースです。本物のバグ(虫=ガの死骸)がコンピューターの回路に挟まっていたためバグ(不具合)を起こした例を、初めて発見し記録したのがグレースだったからです。
アメリカ初の電気機械式計算機「Mark I」や世界初の商用コンピューター「UNIVAC I」の開発に携わるなど、偉業を次々と成し遂げたグレースは、本当に驚くべき女性という意味で「アメージング・グレース」「プログラミングの女王」と呼ばれ、今もアメリカで広く知られ尊敬されています。
◆「人間の」言葉のプログラムが、プログラミングの歴史を大きく変えた!
グレースは、どんな人でもコンピューターを使えるようにしたい、という信念を強く持っていました。そこで考え出したのが、従来の「1」と「0」の繰り返しではない、「人間の言葉」が使えるプログラムです。グレースが作った「簡単な英語」を用いたプログラムは、従来より早く、少ない間違いでコードを書くことができるようになりました。これは、プログラミングの歴史にとって大きな転換点でした。
当時、まだ女性がほとんど活躍していなかった数学の世界に、誰にも負けない学識と情熱で進出したグレース。世界中の人にコンピューターを使う道を拓いた女性といえるでしょう。
読むと生き方を考えるきっかけになる伝記絵本。将来の夢を描き始める若い世代に、ぜひ読んでほしい1冊です。
◆シリーズ「世界をみちびいた知られざる女性たち」
日本ではあまり知られていないけれど、世界の発展に寄与した女性たちの姿を描く、新しい伝記絵本。
「好き!」を突きつめて、一生の仕事とした女性の姿を伝える伝記シリーズの最終巻。
[画像2: https://prtimes.jp/i/35751/157/resize/d35751-157-631199-3.jpg ]
◆書籍情報
書名:グレース・ホッパー プログラミングの女王
シリーズ名:世界をみちびいた知られざる女性たち
文:ローリー・ウォールマーク/絵:ケイティ・ウー/訳:長友恵子
定価:本体1,600円+税
仕様:A4変型判/40頁/ハードカバー ISBN:978-4-265-85128-7
対象年齢:小学校低学年〜中学年 発売日:2019年10月12日
◎岩崎書店HP https://bit.ly/31MOonO
◎Amazon https://amzn.to/2N775gQ
◆作者紹介
○文:ローリー・ウォールマーク
科学の分野で活躍している女性たちを若い世代に伝える活動に熱心に取り組んでいる。プリンストン大学で生化学、ゴダード・カレッジで情報システム、バーモント・カレッジ・オブ・ファイン・アーツで児童およびヤングアダルト向け文学の学位を取得。最初に手がけた世界初のコンピューター・プログラマーの伝記絵本『Ada Byron Lovelace and the Thinking Machine』で数々の賞を受賞。ニュー・ジャージー州リンゴーズ在住。
○絵:ケイティ・ウー
カリフォルニアのパサデナにあるアートセンター・カレッジ・オブ・デザインで、イラストとエンターテインメント・アートの美術学士を取得。グーグルやピクサーなどでイラストを手がける。ニューヨーク在住。
○訳:長友恵子(ながとも・けいこ)
翻訳家。訳書に『中世の城日誌』(岩波書店・産経 児童出版文化賞JR賞受賞)、『ドラゴンだいかんげい?』(徳間書店)、『オオカミさん、いまなんじ?』(すずき出版)などがある。紙芝居文化の会会員。やまねこ翻訳クラブ会員。横浜市在住。
◆グレース・ホッパーってどんな人?
グレース・マレー・ホッパー(アメリカ、1906〜1992年)
1906年にアメリカ合衆国のニューヨーク州に生まれたグレースは、子どもの頃から、遊びの中で実験をしたり、機械をいじったりするのが好きで、数学と理科が得意な女の子でした。
[画像1: https://prtimes.jp/i/35751/157/resize/d35751-157-419038-4.png ]
第一次世界大戦、世界大恐慌、第二次世界大戦といった激動の時代に青春時代を過ごしたグレースは、バッサー大学、イェール大学大学院に進んで優秀な成績を修め、女性初の数学博士号を取得しました。
数学の助教授として大学の教壇に立ったのち、30代後半で優秀な数学者を求めていた海軍へ入隊し、人生の約50年をコンピューターのプログラム開発のリーダーとして活躍しました。
コンピューターの不具合を「バグ(虫)」と呼びますが、この言葉を広めたのもグレースです。本物のバグ(虫=ガの死骸)がコンピューターの回路に挟まっていたためバグ(不具合)を起こした例を、初めて発見し記録したのがグレースだったからです。
アメリカ初の電気機械式計算機「Mark I」や世界初の商用コンピューター「UNIVAC I」の開発に携わるなど、偉業を次々と成し遂げたグレースは、本当に驚くべき女性という意味で「アメージング・グレース」「プログラミングの女王」と呼ばれ、今もアメリカで広く知られ尊敬されています。
◆「人間の」言葉のプログラムが、プログラミングの歴史を大きく変えた!
グレースは、どんな人でもコンピューターを使えるようにしたい、という信念を強く持っていました。そこで考え出したのが、従来の「1」と「0」の繰り返しではない、「人間の言葉」が使えるプログラムです。グレースが作った「簡単な英語」を用いたプログラムは、従来より早く、少ない間違いでコードを書くことができるようになりました。これは、プログラミングの歴史にとって大きな転換点でした。
当時、まだ女性がほとんど活躍していなかった数学の世界に、誰にも負けない学識と情熱で進出したグレース。世界中の人にコンピューターを使う道を拓いた女性といえるでしょう。
読むと生き方を考えるきっかけになる伝記絵本。将来の夢を描き始める若い世代に、ぜひ読んでほしい1冊です。
◆シリーズ「世界をみちびいた知られざる女性たち」
日本ではあまり知られていないけれど、世界の発展に寄与した女性たちの姿を描く、新しい伝記絵本。
「好き!」を突きつめて、一生の仕事とした女性の姿を伝える伝記シリーズの最終巻。
[画像2: https://prtimes.jp/i/35751/157/resize/d35751-157-631199-3.jpg ]
◆書籍情報
書名:グレース・ホッパー プログラミングの女王
シリーズ名:世界をみちびいた知られざる女性たち
文:ローリー・ウォールマーク/絵:ケイティ・ウー/訳:長友恵子
定価:本体1,600円+税
仕様:A4変型判/40頁/ハードカバー ISBN:978-4-265-85128-7
対象年齢:小学校低学年〜中学年 発売日:2019年10月12日
◎岩崎書店HP https://bit.ly/31MOonO
◎Amazon https://amzn.to/2N775gQ
◆作者紹介
○文:ローリー・ウォールマーク
科学の分野で活躍している女性たちを若い世代に伝える活動に熱心に取り組んでいる。プリンストン大学で生化学、ゴダード・カレッジで情報システム、バーモント・カレッジ・オブ・ファイン・アーツで児童およびヤングアダルト向け文学の学位を取得。最初に手がけた世界初のコンピューター・プログラマーの伝記絵本『Ada Byron Lovelace and the Thinking Machine』で数々の賞を受賞。ニュー・ジャージー州リンゴーズ在住。
○絵:ケイティ・ウー
カリフォルニアのパサデナにあるアートセンター・カレッジ・オブ・デザインで、イラストとエンターテインメント・アートの美術学士を取得。グーグルやピクサーなどでイラストを手がける。ニューヨーク在住。
○訳:長友恵子(ながとも・けいこ)
翻訳家。訳書に『中世の城日誌』(岩波書店・産経 児童出版文化賞JR賞受賞)、『ドラゴンだいかんげい?』(徳間書店)、『オオカミさん、いまなんじ?』(すずき出版)などがある。紙芝居文化の会会員。やまねこ翻訳クラブ会員。横浜市在住。