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脆弱性スキャンツール「Vuls」を無償で公開

〜サイバー攻撃へのリアルタイムで漏れのない対応を可能に〜

フューチャーアーキテクト株式会社(本社:東京都品川区、代表取締役社長:東 裕二、以下フューチャーアーキテクト)は、システムが抱える保安上の欠陥に関する情報の収集と検知を全自動化した脆弱性スキャンツール「Vuls(VULnerability Scanner)」を、2016年4月1日にオープンソース(*1)として無償で「GitHub」(*2)に公開(https://github.com/future-architect/vuls)したことをお知らせいたします。




[画像: http://prtimes.jp/i/4374/162/resize/d4374-162-315288-0.jpg ]

国内のサイバー攻撃(標的型攻撃)による被害件数は2014年から2015年の1年間で2倍以上に増加しており、ソフトウェアやウェブアプリケーションの脆弱性への対応の遅れや漏れによるリスクは急速に高まっています。一方で新着の脆弱性情報は届け出のあるものだけで年間に100件を超え、それらをシステム管理者が手動で管理する負荷は高く、数百から数千のシステムを管理する場合にはとくに困難でした。

この課題を解決するために、フューチャーアーキテクトは脆弱性情報の収集と検知をすべて自動化したスキャンツール「Vuls」を開発しました。「Vuls」は、オンプレミス環境とクラウド環境のどちらにも対応し、広範なソフトウェアの脆弱性をスキャンして日々発見される脆弱性がどのサーバに該当するかまで特定します。これにより管理者は脆弱性をリアルタイムに検知できるようになり、サイバー攻撃によるリスクを低減できます。また、内容や深刻度をひと目で把握できる日本語のレポートが発行され、システム管理者の負荷を大きく低減させます。

「Vuls」公開から一週間後の4月7日には、全世界で1,000万を超えるプロジェクトの中で第4位(*3)に入りました。今後は、より広範なセキュリティ脅威に対応できるよう機能のブラッシュアップと拡張を図り、脆弱性スキャンツールのデファクトスタンダードを目指すとともに、エンタープライズ用途にも対応するサービスメニューとしての展開を目指します。

*1  オープンソースとは、ソースコードを広く一般に公開し、誰にでも無償で自由に扱えるようにしたソフトウェアのことを指します。
*2  「GitHub」はソフトウェア世界中の開発者のためのソースコード管理・共有を目的としたWebサービスです。
*3  注目度をリアルタイムにランキングに反映させる「GitHub Trending」の4月7日現在の順位です。


●フューチャーアーキテクト株式会社 概要
代表者:代表取締役会長 金丸 恭文 、 代表取締役社長 東 裕二
設立 :2016年4月1日
資本金:3億円
URL :http://www.future.co.jp
事業内容:ITを武器とした課題解決型のコンサルティングサービスの提供
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