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Job総研による『2023年 夏ボーナス実態調査』を実施 物価高で消費意識低下7割も 5類移行後は”積極派”8割

〜 今夏ボーナスの使い道 理想と現実共に”貯金”が6割以上 〜

 キャリアや就職・転職に特化した匿名相談サービス「JobQ(※1)」を開発・運営する株式会社ライボ(本社:東京都渋谷区 代表取締役:森宏記 以下「ライボ」)の調査機関『Job総研(※2)』は、714人の社会人男女を対象に「2023年 夏ボーナス実態調査」を実施しました。同調査は今夏ボーナスを含めた過去5年の支給有無と支給額の推移、またコロナ禍や物価高騰が影響した消費意識及び、今夏ボーナスから貯金に回す割合と具体的な金額、さらに使い道の理想と現実などを調査しました。




[画像1: https://prtimes.jp/i/13597/162/resize/d13597-162-4b3eadd0a820f0a32946-0.png ]


【5類移行と物価高の消費意識】
 2022年末から急速に進む物価高騰により、食品や生活用品をはじめとした様々な値上げラッシュによる生活ダメージから消費意識が低下する傾向が見られる一方、2023年5月のコロナ5類移行による制限緩和で消費意識が上向き、経済正常化の兆しが見られるなど、昨今消費意識が高低する傾向があります。(内閣府「消費動向調査」参照)このタイミングで夏ボーナスがある社会人はどのような消費意識を持っているのでしょうか。また物価高騰やコロナ5類移行はボーナスの使い道にどのような影響があるのでしょうか。
 そこでJob総研では、今夏ボーナスを含めた過去5年の支給有無と支給額の推移、またコロナ禍や物価高騰が影響した消費意識及び、今夏ボーナスから貯金に回す割合と具体的な金額、さらに使い道の理想と現実などを調査した「2023年 夏ボーナス実態調査」を実施しました。

[表1: https://prtimes.jp/data/corp/13597/table/162_1_91b38928ad1725ed70c3db03c7920fca.jpg ]



【今夏ボーナスの支給有無と推移】
 回答者全体の714人に2023年の今夏ボーナスの支給有無を聞くと、58.4%が「支給あり」で、41.6%が「支給なし」と回答しました。また夏ボーナス「支給あり」の推移を見ると、2019年が49.0%、2020年が47.2%、2021年が49.0%、2022年が51.7%と2021年以降増加の推移をたどり、2023年は過去最多の58.4%という結果になりました。
[画像2: https://prtimes.jp/i/13597/162/resize/d13597-162-a3e33079a2dc64510763-7.png ]


【今夏ボーナス支給額と推移】
 今夏ボーナスの支給ありと回答した417人に、支給額(支給予定額を含む)を記述回答にて聞くと、今夏ボーナスの平均支給額は79.0万円、中央値が60万円、最頻値が50万円となりました。過去5年の平均支給額推移を見ると、2019年が72.3万円、2020年が76.4万円、2021年が78.0万円、2022年が79.5万円と増加の推移をたどりましたが、2023年は79.0万円と微減するという結果になりました。
[画像3: https://prtimes.jp/i/13597/162/resize/d13597-162-13d2ca78b7f3bffd0d1e-7.png ]


【男女別支給有無と支給額】
 今夏ボーナスの支給有無を男女別に見てみると、支給ありと回答した男性が63.6%、女性が49.6%となっています。また、男女別の支給額を見ていくと、男性の平均額が93.6万円、中央値75万円、最頻値50万円に対して、女性の平均額が46.8万円、中央値33万円、最頻値が30万円という結果になり、平均額で46.8万円、中央値で42万円男性が女性より高い結果となりました。
[画像4: https://prtimes.jp/i/13597/162/resize/d13597-162-6c4ba98fd313e30b98e6-8.png ]

※更に詳細な集計データは別紙の「2023年 夏のボーナス実態調査 報告書」をご参照ください(※3)


【物価高と5類移行による消費意識】
 物価高騰によるボーナスの使い道に変化ありと回答した289人に聞いた消費活動の影響について、消極的になった派が67.1%になり、内訳は「とても消極的になった」が19.0%、「消極的になった」が24.6%、「やや消極的になった」が23.5%でした。一方、コロナ5類移行によるボーナスの使い道に変化ありと回答した167人に聞いた消費活動の影響について、積極的になった派が76.7%になり、内訳は「とても積極的になった」が6.0%、「積極的になった」が23.4%、「やや積極的になった」が47.3%と回答しました。
[画像5: https://prtimes.jp/i/13597/162/resize/d13597-162-8a3f756d6a334543c7ef-5.png ]


【今夏ボーナスの貯金】
 今夏ボーナス支給ありと回答した417人に今夏ボーナスの貯金予定を聞くと「ほぼ全額使う」が16.3%で最も低く、”貯金派”は全体の83.7%になり、内訳は「ほぼ全額貯金」が24.9%、「半分以上を貯金」が36.3%、「半分以下を貯金」が22.5%で、全体の61.2%が”半分以上を貯金に回す”と回答しました。
 また今夏ボーナスの平均貯金額は40.6万円、中央値が30万円、最頻値が30万円となり、今夏ボーナスの平均支給額79.0万円に対して51.3%を貯金する回答結果になりました。
[画像6: https://prtimes.jp/i/13597/162/resize/d13597-162-8685282169e161e09298-6.png ]


【ボーナスの使い道 理想と現実】
 今夏ボーナス支給ありと回答した417人の”理想”の使い道の上位3つの回答では「預貯金」が59.2%で最多回答になり、次いで「旅行」が56.4%、「投資」が48.2%となりました。一方、”実際”の使い道では”理想”の使い道と同じく「預貯金」が57.1%で最多回答になり、次いで「買い物」33.8%、「旅行」29.3%となりました。理想と現実では今夏ボーナスの使い道にギャップがある結果となっている一方で、上位4つの「預貯金」「旅行」「買い物」「投資」の項目に変化がない結果となっています。
[画像7: https://prtimes.jp/i/13597/162/resize/d13597-162-be01f1fdf90f0a3cb7b1-7.png ]

※更に詳細な集計データは別紙の「2023年 夏のボーナス実際調査 報告書」をご参照ください(※3)


【回答者自由記述コメント】
今夏ボーナスの使い道に物価高騰とコロナ5類移行が影響しているなどのコメントが顕著に見られました。
[表2: https://prtimes.jp/data/corp/13597/table/162_2_ba243a4674b7cd5ffeba24dfb336ad91.jpg ]



【調査まとめ】
 今回実施した「2023夏のボーナス実態調査」では、全体の58.4%が今夏ボーナスの支給があり、平均額は79.0万円となりました。また、コロナ禍を含めた過去5年間の夏ボーナスの支給有無は、「支給あり」の社会人が2022年以降に50%を超えるようになり、2023年には前年比6.7%増の58.4%になった一方、平均額は2022年で79.5万円、2023年で79.0万円と減少傾向にあることがわかります。男女別の今夏ボーナスの支給有無は男性が最多で63.6%となり、平均額も男性93.6万円、女性46.8万円と、男性が46.8万円高く男女で大きく差が見られました。
 さらに、物価高やコロナ5類移行が影響した消費意識については、物価高によるボーナスの使い道に変化があった289人のうち消費活動が消極的になった人が67.1%いる一方で、5類移行によるボーナスの使い道に変化があった167人のうち、消費活動が積極的になった人が76.7%という結果となりました。2022年度の暮れから現在にかけての連続的な物価高で節約の意識が出てきた一方、約4年にも渡ったコロナの収束傾向を受け、これまで外出や娯楽への出費を我慢していた層の消費意識が活発化したと考えられます。
 最後に、今夏ボーナスが支給された417人のうち、半分以上貯金する派が61.2%で平均額が40.6万円となっており、今夏ボーナスの使い道の理想と現実でも、預貯金が最多回答となっています。理想の夏ボーナスの使い道では、預貯金に次いで旅行56.4%・投資48.2%が上位を占めている一方、実際の夏ボーナスの使い道では、預貯金に次いで買い物33.8%・旅行29.3%という結果になりました。物価高によって資産に注目せざるを得ない状況になるなど、現実的な意識が芽生えている中、旅行や買い物にも票が集まっていることから、コロナ5類移行によって消費意識が増加している傾向が見られます。一方で、不安定な日本経済の煽りを受けてか、ボーナスを貯金に回す割合が高い傾向が見られる調査結果になりました。
ライボでは今後も就職・転職・働き方などに関連する様々な調査を実施し、リアルで透明度の高い情報を発信することで個が活躍する社会の実現を目指してまいります。


[画像8: https://prtimes.jp/i/13597/162/resize/d13597-162-60f4019de72713a9b46e-7.png ]

株式会社ライボ コミュニケーション戦略部
広報 兼Job総研担当
高木 理子(たかぎ りこ)
 2022年に國學院大学を卒業しライボへ入社。コンテンツマーケティンググループに配属後、"働く社会人や就活生"を中心に様々な観点から意識や行動などについて調査研究を実施するJob総研にて女性の働く環境に特化した調査研究を担当。
 Job総研にてキャリアや働き方を初め、市場の現状と未来を分析し、社会へ発信することで社会人や就活生の選択機会に貢献する事を目的として活動している。

※取材についてのお問い合わせはプレスリリース最下部にある連絡先からお願いします。


【(※3) 2023夏のボーナス実態調査 報告書】
報告書では同調査の属性やその他設問の回答結果をより詳細にご確認いただけます。
https://job-q.me/articles/15215

【(※2)Job総研について】
Job総研は就職・転職やキャリア全般に関する研究や各種調査の実施により、市場の現状と未来を分析し、社会へ発信することで就転職関連市場に貢献する事を目的とし立ち上げられました。
就職・転職・働き方・ランキング・働く女性など多数のジャンルで信頼できる情報を発信していくことにより、就転職活動に役立てていただくことや、キャリアに関する不安や悩みを解決する一助として”個が活躍する社会により良い選択の機会”を提供し就転職市場に貢献してまいります。

【(※1)JobQについて】
「あなたが知りたい”働く”は誰かが知っている」をコンセプトに運営するJobQの累計登録者数は40万人を超え、キャリアや転職に関する情報交換と相談ができるサービスです。具体的な企業名を検索して、現役社員や元社員による口コミだけではなく、仕事全般に関する悩みや就職・転職への不安など漠然とした内容も含まれ、匿名によるユーザ同士でコミュニケーションを取りながら、より良い選択をつくる場になっています。
■JobQ”ボーナス”に関するQ&A
https://job-q.me/tags/2027


【会社概要】
会社名        :株式会社ライボ
設立         :2015年2月3日
代表取締役      :森 宏記(もり こうき)
所在地        :〒150-0043 東京都渋谷区道玄坂1丁目19-9第一暁ビル3階
事業内容       :キャリアや転職に特化した匿名相談サービス「JobQ」の企画・開発・運営
グループ会社     :2019年3月1日 パーソルキャリア株式会社にグループイン 
ホームページ     :https://laibo.jp/
JobQ         :https://job-q.me/

【報道関係者様お問い合わせ先】
株式会社ライボ 広報担当:堀 雅一
Tel        :03-6416-1760
Fax       :03-6416-0503
携帯直通     :080-4193-1810
Mail       :masakazu.hori@laibo.jp
問い合わせフォーム:https://laibo.jp/contact_press/
※現在主にテレワークの勤務形態をとっておりますので、誠に勝手ながらお問い合わせは携帯直通かメール及び問い合わせフォームよりお願い致します

【プレスリリース原稿】
https://prtimes.jp/a/?f=d13597-162-4bdc8cc7ce6a59e92745acb81db35bb1.pdf
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