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信金業界初 温室効果ガス(GHG)排出量可視化プラットフォームC-Turtle(R) で遠州信用金庫と協業開始

株式会社NTTデータ(以下、NTTデータ)は遠州信用金庫と協業し、2024年6月より、法人のお客さま向けに温室効果ガス(以下、GHG)排出量の算定管理を支援するプラットフォーム「C-Turtle(R)」の提供を開始します。
本協業を通して、NTTデータが有するデジタル技術とグリーンコンサルティングサービスなどを通じた脱炭素に関する知見と遠州信用金庫が有する地域密着型のお客さまネットワークを掛け合わせることで、静岡県のお客さまの脱炭素化推進に貢献します。




<背景>
近年の企業活動においては、財務情報のみならず、環境・社会問題などの非財務情報の重要性がますます高まっています。また、2021年のCOP26において「産業革命以前からの気温上昇を1.5度に抑制するための努力を追求する」という成果文書が採択されて以降、国際的な脱炭素化に向けた動きが加速しており、企業が脱炭素経営を進めるうえで、GHG排出量算定および削減に向けた対応の高度化が求められています。
NTTデータは、サステナビリティ経営を推進するため気候変動への対応を重要課題の1つとして掲げており、脱炭素戦略の策定、GHG排出量の可視化、情報開示の支援、GHG排出量を削減する仕組みなど、お客さまの中長期にわたる脱炭素経営を推進するための包括的な支援を行っています。
また、遠州信用金庫は、信用金庫のビジョンである1.中小企業の健全な発展、2.豊かな家庭生活の実現、3.地域社会繁栄への貢献を実現するために、国連が提唱する「持続可能な開発目標(SDGs)」を金庫の活動に反映させ、地域の課題解決と持続可能な社会の実現に努めています。
NTTデータと遠州信用金庫は、2022年より地域企業の脱炭素化支援に協力して取り組んでおり、このたびの協業を開始する運びとなりました。

<取り組みについて>
まず、遠州信用金庫がお客さまとのエンゲージメントを通じ、お客さまのGHG排出量算定に関する課題やニーズを把握します。そのうえで、NTTデータは企業のScope1〜3(注1)の排出量を算定し、サプライヤーの排出量削減努力を自社の排出量に反映することでScope3の排出量削減を実現する可視化プラットフォームC-Turtle(注2)をお客さまへ提供します。これにより、お客さまのGHG排出量が算定、可視化され、削減に向けた正確で効率的な分析が可能になります。
[画像: https://prtimes.jp/i/16308/162/resize/d16308-162-560d8177b1713450d068-0.png ]

図:遠州信用金庫C-Turtle(R)提供ステップ

<今後について>
NTTデータは遠州信用金庫とともに、お客さまが直面するGHG排出量算定関する課題解決支援を強力に進め、静岡県の脱炭素・カーボンニュートラルの実現を目指していきます。
また、NTTデータは、C-Turtleをはじめとしたデジタル技術を用いて企業の排出量削減努力の価値を訴求していくことで、お客さまの脱炭素への取り組みの支援だけでなく、お客さまの企業価値・製品価値向上に貢献するとともに、サプライチェーン、社会全体の脱炭素の実現を推進していきます。

<注釈>
(注1):GHGプロトコルでは、温室効果ガスの排出方法、排出主体によって、「Scope 1(直接排出量)」「Scope 2(間接排出量)」「Scope 3(その他の排出量)」の3つに区分し、これら3つの合計を「サプライチェーン全体の排出量」と考えます。
(注2):排出量可視化プラットフォーム「C-Turtle(R)」
https://www.nttdata.com/jp/ja/lineup/c-turtle/

■「C-Turtle」は日本国内における株式会社NTTデータの商標です。
■その他の商品名、会社名、団体名は、各社の商標または登録商標です。
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