京都芸術大学の学生が「在りし日の京都」をテーマにオリジナル手ぬぐいを制作。7/2(土)より提携先店舗にて販売します!
[22/06/29]
提供元:PRTIMES
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///トピック
・京都芸術大学の学生が中心となり、京都の失われつつある文化をテーマに「手ぬぐい」を制作。
・デザイン案は、「在りし日の京都」にフォーカスを当て、約50人の学生が参加したデザインコンペで決定。製品化した手ぬぐいは市内の提携先店舗とオンラインショップWhole Love Kyoto(https://wholelovekyoto.jp/)で販売します!
・本手ぬぐいを制作した「京都伝統文化イノベーション研究センター」参加学生への取材が可能です。是非ご取材ください。
[画像1: https://prtimes.jp/i/26069/162/resize/d26069-162-936fdae703484264bb14-0.png ]
///概要
学校法人瓜生山学園京都芸術大学 京都伝統文化イノベーション研究センター(京都市左京区/学長 吉川左紀子 以下KYOTO T5 )は、Whole Love Kyoto(株式会社CHIMASKI)と共同で、移り変わる「在りし日の京都」にフォーカスを当てた”手ぬぐい”を制作しました。
京都芸術大学は、2018年に「京都伝統文化イノベーション研究センター(KYOTO T5)」を設置。京都における伝統文化の継承・発展に寄与することを目指し、伝統文化資源の発掘・再評価→資源・人的ネットワークのリ・デザイン研究→事業化(地域活性化・製品化)というイノベーションサイクルを高度化させる取り組みを推進しています。
今回、KYOTO T5に在籍する学生約50人が、これまでのリサーチ活動で見て感じてきた失われつつある文化について、それぞれ考えデザインに起こし手ぬぐいにさせるコンペを行いました。採用された手ぬぐいは3案。それぞれWhole Love Kyoto(株式会社CHIMASKI)で製品化して市内の提携先店舗とオンラインショップWhole Love Kyotoにて2022年7月2日(土)より販売を予定しています。
「在りし日の京都」をテーマにした手ぬぐい販売について
販売開始:2022年7月2日(土)から
現在は以下の店舗で販売を予定しています。
■恵文社 (店頭販売 ※7/2〜7/31まで)〒606-8184 京都府京都市左京区一乗寺払殿町10
■鍵善良房 (店頭販売)〒605-0073 京都府京都市東山区祇園町北側264
■ホテルカンラ (店頭販売)〒600-8176 京都府京都市下京区北町190
■Whole Love Kyoto (オンラインショップ:https://wholelovekyoto.jp/category/item/tenugui/)
※手ぬぐいを制作した学生への取材が可能です。是非ご取材ください!
取材に関するお問合せ
京都芸術大学 広報課 担当:作山(さくやま)、市川(いちかわ)、山岸(やまぎし)
TEL:075-791-9112
Mail:kouhou@office.kyoto-art.ac.jp
販売する手ぬぐいについて
これまでKYOTO T5の活動を通して見つけた、京都の伝統文化の中で見られる面白い物事を手ぬぐいに仕立てました。
歴史・文化の街と言われる京都ですが、時代に揉まれ変化してきたものは少なくありません。その変化から見えてくる、京都のこだわりをクグラフィックに起こし、手に取った人にとって身近となる様、手ぬぐいとして製品化しました。
学生達による学内コンペで採用されたデザインは、「うなぎの寝床」、「錺金具(かざりかなぐ)の道具(鏨・たがね)」、「菓子木型」がモチーフになっています。
●「うなぎの寝床」
[画像2: https://prtimes.jp/i/26069/162/resize/d26069-162-6592d878cd4a14ff4980-1.jpg ]
『京町家』の代表ともいわれる「うなぎのねどこ」。京都の町屋は宅地の間口が狭く奥行きが長いことから、まるで「うなぎのねどこ」のようだということに由来しています。
「うなぎの寝床が細長いところ、手ぬぐいに似ているかも、」という気づきがアイデアの発端です。京都に残るうなぎの寝床として、江戸期に創業し現在の店舗は明治時代に建てられたという陶器屋さん 「陶点睛 かわさき」さんに調査のご協力を頂きました。間取り図が残っていなかったため、お店の隅から隅までを実際に測るなど、正確な間取り図を作りました。
入り口からは想像できない奥行きが特徴のかわさきさんのお店。間取りそのままをデザインに仕上げました。手ぬぐいだけでなく実際にお店に訪れてみるとさらに魅力を体感することができます。
●「錺金具の道具(鏨)」
[画像3: https://prtimes.jp/i/26069/162/resize/d26069-162-0410c360d090e070e37f-2.jpg ]
錺金具とは装飾を施した金具のことで、一般的にはお寺や神社、お神輿や仏壇の装飾のことを指します。現在では機械化が進み、手作業で作られることは少なくなっていきました。そんな中、寺社仏閣が多く残る京都で、創業以来約140年にわたり主に手作業で錺金具製作を続けて来られたのが、森本錺金具製作所さんです。錺金具を施すために欠かせないのが「鏨」と呼ばれる道具たちです。職人は何千種類もある鏨の中から図柄に合うものを選び出し、金槌で一つ一つ打ち付けて模様を彫っていきます。その鏨を森本錺金具製作所さんに実際にお借りし、拓本を取り、手ぬぐいのデザインに仕上げました。マスのなかにおさめた鏨の柄は全て柄が違います。その微妙な違いに、京都の手仕事の凄さがぎゅっと詰まっています。
●「菓子木型」について
[画像4: https://prtimes.jp/i/26069/162/resize/d26069-162-a436dde702a3923b0a6f-3.jpg ]
菓子木型は美しい和菓子の形を決める大切な要。季節の花や植物を型取ったものや、その年の象徴である干支を表しています。大小さまざまな木型には日本の、そして京都の文化を支えてきた繊細で美しい職人の技術が至る所に見られます。そんな菓子木型を作る職人は、残念ながら日本国内でわずか数名のみという厳しい現状になっています。
お菓子そのものの美しさだけでなく、そのお菓子作りを支える菓子木型に注目し、この手ぬぐいをデザインしました。実際に鍵善良房さんから菓子木型をお借りし、その菓子木型をスキャン。その後、ちぎり絵で菓子木型の柄を再現することで、菓子木型の持つ繊細で可愛らしい姿は残したまま、親しみやすいデザインに仕立てました。
それぞれの菓子木型からどんなお菓子が生み出されるのか、想像することで新たな目線から京都の魅力を楽しむことができます。
販売される手ぬぐいは、京都の染工房「伊原染工」(京都/太秦)の職人の手仕事によって染められています。
京都の伝統文化の魅力を余すところなく身近に感じられるこちらの手ぬぐい。ぜひお手に取ってください。
■京都伝統文化イノベーション研究センター(KYOTO T5)は、京都芸術大学内の研究機関。
[画像5: https://prtimes.jp/i/26069/162/resize/d26069-162-367bad870e53a4649a47-4.png ]
省略して「KYOTO T5」 と呼んでおり、京都の伝統文化の継承と発展を目的として、その中でも特に職人の技と素材にフォーカスした記録 (アーカイブ)を行い、公開することで新しい製品アイデアを誘発してイノベーティブな活動を展開している。 https://kyotot5.jp
■Whole Love Kyoto
京都の伝統工芸のリサーチから職人と共同で新しい製品を制作、販売しているブランド。「OLD IS NEW(古いものは新しい)」 をコンセプトに、京都でしかできないものづくりを世界に提案 。 2020年9月、フラッグショップがオープンする。 https://wholelovekyoto.jp
[画像6: https://prtimes.jp/i/26069/162/resize/d26069-162-0234457ab57a944cd48c-5.png ]
■京都芸術大学 https://www.kyoto-art.ac.jp/
13学科23コースからなる国内最大規模の総合芸術大学です。芸術を通して社会で必要な力を育成しています。
芸術を学んだ学生が社会を変える「藝術立国」を教育目標に掲げ、通学課程では特に “社会と芸術”の関わりを重視した芸術教育を推進。企業や自治体などが抱える課題を、学生たちがアート・デザインの力で解決する「社会実装プロジェクト」が年間100件以上あります。学科を超えたグループワークや実際の仕事を通して、社会性を備えた表現者を育成しています。
住所:〒606-8271 京都府京都市左京区北白川瓜生山町2-116
学科編成:13学科23コース(美術工芸学科、マンガ学科、キャラクターデザイン学科、情報デザイン学科、プロダクトデザイン学科、空間演出デザイン学科、環境デザイン学科、映画学科、舞台芸術学科、文芸表現学科、アートプロデュース学科、こども芸術学科、歴史遺産学科)
在籍者数:3,926名(芸術学部 正科生、2022年5月1日現在)
・京都芸術大学の学生が中心となり、京都の失われつつある文化をテーマに「手ぬぐい」を制作。
・デザイン案は、「在りし日の京都」にフォーカスを当て、約50人の学生が参加したデザインコンペで決定。製品化した手ぬぐいは市内の提携先店舗とオンラインショップWhole Love Kyoto(https://wholelovekyoto.jp/)で販売します!
・本手ぬぐいを制作した「京都伝統文化イノベーション研究センター」参加学生への取材が可能です。是非ご取材ください。
[画像1: https://prtimes.jp/i/26069/162/resize/d26069-162-936fdae703484264bb14-0.png ]
///概要
学校法人瓜生山学園京都芸術大学 京都伝統文化イノベーション研究センター(京都市左京区/学長 吉川左紀子 以下KYOTO T5 )は、Whole Love Kyoto(株式会社CHIMASKI)と共同で、移り変わる「在りし日の京都」にフォーカスを当てた”手ぬぐい”を制作しました。
京都芸術大学は、2018年に「京都伝統文化イノベーション研究センター(KYOTO T5)」を設置。京都における伝統文化の継承・発展に寄与することを目指し、伝統文化資源の発掘・再評価→資源・人的ネットワークのリ・デザイン研究→事業化(地域活性化・製品化)というイノベーションサイクルを高度化させる取り組みを推進しています。
今回、KYOTO T5に在籍する学生約50人が、これまでのリサーチ活動で見て感じてきた失われつつある文化について、それぞれ考えデザインに起こし手ぬぐいにさせるコンペを行いました。採用された手ぬぐいは3案。それぞれWhole Love Kyoto(株式会社CHIMASKI)で製品化して市内の提携先店舗とオンラインショップWhole Love Kyotoにて2022年7月2日(土)より販売を予定しています。
「在りし日の京都」をテーマにした手ぬぐい販売について
販売開始:2022年7月2日(土)から
現在は以下の店舗で販売を予定しています。
■恵文社 (店頭販売 ※7/2〜7/31まで)〒606-8184 京都府京都市左京区一乗寺払殿町10
■鍵善良房 (店頭販売)〒605-0073 京都府京都市東山区祇園町北側264
■ホテルカンラ (店頭販売)〒600-8176 京都府京都市下京区北町190
■Whole Love Kyoto (オンラインショップ:https://wholelovekyoto.jp/category/item/tenugui/)
※手ぬぐいを制作した学生への取材が可能です。是非ご取材ください!
取材に関するお問合せ
京都芸術大学 広報課 担当:作山(さくやま)、市川(いちかわ)、山岸(やまぎし)
TEL:075-791-9112
Mail:kouhou@office.kyoto-art.ac.jp
販売する手ぬぐいについて
これまでKYOTO T5の活動を通して見つけた、京都の伝統文化の中で見られる面白い物事を手ぬぐいに仕立てました。
歴史・文化の街と言われる京都ですが、時代に揉まれ変化してきたものは少なくありません。その変化から見えてくる、京都のこだわりをクグラフィックに起こし、手に取った人にとって身近となる様、手ぬぐいとして製品化しました。
学生達による学内コンペで採用されたデザインは、「うなぎの寝床」、「錺金具(かざりかなぐ)の道具(鏨・たがね)」、「菓子木型」がモチーフになっています。
●「うなぎの寝床」
[画像2: https://prtimes.jp/i/26069/162/resize/d26069-162-6592d878cd4a14ff4980-1.jpg ]
『京町家』の代表ともいわれる「うなぎのねどこ」。京都の町屋は宅地の間口が狭く奥行きが長いことから、まるで「うなぎのねどこ」のようだということに由来しています。
「うなぎの寝床が細長いところ、手ぬぐいに似ているかも、」という気づきがアイデアの発端です。京都に残るうなぎの寝床として、江戸期に創業し現在の店舗は明治時代に建てられたという陶器屋さん 「陶点睛 かわさき」さんに調査のご協力を頂きました。間取り図が残っていなかったため、お店の隅から隅までを実際に測るなど、正確な間取り図を作りました。
入り口からは想像できない奥行きが特徴のかわさきさんのお店。間取りそのままをデザインに仕上げました。手ぬぐいだけでなく実際にお店に訪れてみるとさらに魅力を体感することができます。
●「錺金具の道具(鏨)」
[画像3: https://prtimes.jp/i/26069/162/resize/d26069-162-0410c360d090e070e37f-2.jpg ]
錺金具とは装飾を施した金具のことで、一般的にはお寺や神社、お神輿や仏壇の装飾のことを指します。現在では機械化が進み、手作業で作られることは少なくなっていきました。そんな中、寺社仏閣が多く残る京都で、創業以来約140年にわたり主に手作業で錺金具製作を続けて来られたのが、森本錺金具製作所さんです。錺金具を施すために欠かせないのが「鏨」と呼ばれる道具たちです。職人は何千種類もある鏨の中から図柄に合うものを選び出し、金槌で一つ一つ打ち付けて模様を彫っていきます。その鏨を森本錺金具製作所さんに実際にお借りし、拓本を取り、手ぬぐいのデザインに仕上げました。マスのなかにおさめた鏨の柄は全て柄が違います。その微妙な違いに、京都の手仕事の凄さがぎゅっと詰まっています。
●「菓子木型」について
[画像4: https://prtimes.jp/i/26069/162/resize/d26069-162-a436dde702a3923b0a6f-3.jpg ]
菓子木型は美しい和菓子の形を決める大切な要。季節の花や植物を型取ったものや、その年の象徴である干支を表しています。大小さまざまな木型には日本の、そして京都の文化を支えてきた繊細で美しい職人の技術が至る所に見られます。そんな菓子木型を作る職人は、残念ながら日本国内でわずか数名のみという厳しい現状になっています。
お菓子そのものの美しさだけでなく、そのお菓子作りを支える菓子木型に注目し、この手ぬぐいをデザインしました。実際に鍵善良房さんから菓子木型をお借りし、その菓子木型をスキャン。その後、ちぎり絵で菓子木型の柄を再現することで、菓子木型の持つ繊細で可愛らしい姿は残したまま、親しみやすいデザインに仕立てました。
それぞれの菓子木型からどんなお菓子が生み出されるのか、想像することで新たな目線から京都の魅力を楽しむことができます。
販売される手ぬぐいは、京都の染工房「伊原染工」(京都/太秦)の職人の手仕事によって染められています。
京都の伝統文化の魅力を余すところなく身近に感じられるこちらの手ぬぐい。ぜひお手に取ってください。
■京都伝統文化イノベーション研究センター(KYOTO T5)は、京都芸術大学内の研究機関。
[画像5: https://prtimes.jp/i/26069/162/resize/d26069-162-367bad870e53a4649a47-4.png ]
省略して「KYOTO T5」 と呼んでおり、京都の伝統文化の継承と発展を目的として、その中でも特に職人の技と素材にフォーカスした記録 (アーカイブ)を行い、公開することで新しい製品アイデアを誘発してイノベーティブな活動を展開している。 https://kyotot5.jp
■Whole Love Kyoto
京都の伝統工芸のリサーチから職人と共同で新しい製品を制作、販売しているブランド。「OLD IS NEW(古いものは新しい)」 をコンセプトに、京都でしかできないものづくりを世界に提案 。 2020年9月、フラッグショップがオープンする。 https://wholelovekyoto.jp
[画像6: https://prtimes.jp/i/26069/162/resize/d26069-162-0234457ab57a944cd48c-5.png ]
■京都芸術大学 https://www.kyoto-art.ac.jp/
13学科23コースからなる国内最大規模の総合芸術大学です。芸術を通して社会で必要な力を育成しています。
芸術を学んだ学生が社会を変える「藝術立国」を教育目標に掲げ、通学課程では特に “社会と芸術”の関わりを重視した芸術教育を推進。企業や自治体などが抱える課題を、学生たちがアート・デザインの力で解決する「社会実装プロジェクト」が年間100件以上あります。学科を超えたグループワークや実際の仕事を通して、社会性を備えた表現者を育成しています。
住所:〒606-8271 京都府京都市左京区北白川瓜生山町2-116
学科編成:13学科23コース(美術工芸学科、マンガ学科、キャラクターデザイン学科、情報デザイン学科、プロダクトデザイン学科、空間演出デザイン学科、環境デザイン学科、映画学科、舞台芸術学科、文芸表現学科、アートプロデュース学科、こども芸術学科、歴史遺産学科)
在籍者数:3,926名(芸術学部 正科生、2022年5月1日現在)