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浪江駅で水産養殖!バナメイエビの稚魚を放流し養殖をスタート!〜常磐線特急列車で稚魚を輸送〜




東日本旅客鉄道株式会社水戸支社(執行役員水戸支社長:小川 一路)、東日本旅客鉄道株式会社のグループ会社でベンチャーへの出資や協業を推進するCVCのJR東日本スタートアップ株式会社(代表取締役社長:柴田 裕)と、小型閉鎖循環式陸上養殖システムの設計・開発・製造及び付帯サービスの開発と提供を行う株式会社ARK(代表取締役社長CEO:竹之下航洋)は、小型閉鎖循環式陸上養殖システム「ARK」を用いた再生可能エネルギーの使用による陸上養殖の実証実験を2022年2月22日より「JR常磐線浪江駅」にて開始しました。
2022年3月31日に飼育するバナメイエビの稚魚を放流し、養殖をスタートします。また放流するバナメイエビの稚魚の一部は列車荷物輸送「はこビュン」を活用して輸送を行います。「はこビュン」を活用することで、揺れの少ない状態かつ、安定した温度帯での輸送が実現され、陸上養殖の可能性をさらに広げる取組みの検証を行います。

◆輸送概要について

[画像1: https://prtimes.jp/i/34286/162/resize/d34286-162-bd82fca3bfed3a7f95e7-1.jpg ]

【実施日】 2022年3月31日(木)
【輸送列車】 特急ひたち3号(品川駅7:43発→浪江駅11:14着)
【輸送区間】 品川駅〜浪江駅
【輸送品目】 バナメイエビ(稚魚)
【輸送箇所】 浪江駅構内 陸上養殖設備
【輸送イメージ】
[画像2: https://prtimes.jp/i/34286/162/resize/d34286-162-2c70cb27b5e298db2dde-2.png ]


◆浪江駅での実証実験について

[画像3: https://prtimes.jp/i/34286/162/resize/d34286-162-1580318a17d1fe346f40-0.jpg ]

今回の実験では鉄道敷地内での陸上養殖の生育状況、飼育したバナメイエビの出荷方法やシステム稼働の安定性を実証していきます。
2020年3月に全線運転再開したJR常磐線の浪江駅を第1弾の実証実験場所として、福島県浜通り地区の新たな地場産業の創出を目指します。震災復興を進める福島県浜通り地区の漁港や、沿線自治体とも実証実験の情報提供などで連携を深めながら、各種イベントの開催や列車荷物輸送などを活用し、成育したバナメイエビの首都圏エキナカ店舗での販売などを今後検討していきます。

【株式会社ARK】とは
ARK(アーク)は「養殖の民主化」をミッションとして「どこでも誰でも水産養殖ができる仕組み」を提供するため小型・分散型のCRAS(Closed Recirculating Aquaculture System)と呼ばれる小型閉鎖循環式陸上養殖システム「ARK」の開発・販売をおこなっています。車一台分の駐車スペースがあれば設置・稼働することができ、既存の大規模養殖システムとは異なり、小規模な投資と運用で分散型の水産養殖を始めることができます。また再生可能エネルギーを活用することでオフグリッドでの稼働が可能であると同時に、大幅にエネルギーコストと環境負荷を削減することができます。これらのハードウェアに加えて、養殖事業に必要となるリモート管理アプリケーション、資材や種苗の提供サービスも行っていく予定です。
所在地 東京都渋谷区広尾1-7-20
代表者 竹之下航洋
設立 2020年12月
事業内容 小型閉鎖循環式陸上用養殖システムの設計・開発・製造及び付帯サービスの開発と提供
企業URL https://www.ark.inc/

[画像4: https://prtimes.jp/i/34286/162/resize/d34286-162-30007fb502afb8781848-3.png ]
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