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エフセキュア、インターネットが検閲されるあらゆる場所で自由を求める市民を支援

エフセキュアは、自由と民主主義の推進のために弊社のテクノロジが利用されていることに、大きな喜びを感じています。また、政府による検閲には、断固として反対します。エフセキュアは、人々がインターネットにおける自由はもちろん、政治的な自由を獲得する闘いにも利用できるツールを開発してきたことを誇りに思います。

最初に、悪いニュースをお伝えしなければなりません。インターネットにおける自由が世界中で失われてきています。フリーダムハウスの報告書『Freedom on the Net 2013(2013年版ネットにおける自由度)』( http://www.freedomhouse.org/report/freedom-net/freedom-net-2013#.UzOoNhAlVk5 )は、2012年5月から2013年4月までの間、調査対象の60カ国中34カ国でインターネットにおける自由度が低下したと発表しました。

一方で良いニュースもあります。新しいPEWの調査( http://www.pewglobal.org/2014/03/19/emerging-and-developing-nations-want-freedom-on-the-internet/ )によると、新興国の大多数の市民が、インターネットにおける自由は、重要な課題であると強く感じています。

現在のトルコでの情勢には、インターネットにおける自由を巡るこの対立が顕著に表れています。トルコでは、ツイッターが遮断されたことで、インターネットにおける自由は著しく損なわれています。一方で、市民からの抵抗と、簡単に遮断を迂回できたユーザによるツイートの急増( https://twitter.com/mikko/status/447300415273852928/photo/1 )は、政府の弾圧にもかかわらず、市民が覚悟を持って自由とそれを実現するためのテクノロジを求めているという過去にない新しい状況といえます。

もちろん、現在トルコ政府による弾圧は激しさを増しています。トルコのツイッターのユーザは、VPNやTORネットワークを利用しなければ、140文字のメッセージを発信できなくなった可能性があります( http://techcrunch.com/2014/03/22/turkey-moves-to-block-twitter-at-the-ip-level/ )。今は、トルコの市民にとって、Freedome( http://freedome.f-secure.com/en/home.html )の7日間の無償トライアルにはちょうど良いタイミングかも知れません。

トルコのブロガーで政治学者のBinnaz Saktanber氏は、最近の記事( http://www.theguardian.com/commentisfree/2014/mar/21/tech-savvy-turks-erdogan-twitter-ban-censorship )で、次のように語っています。「近年の世界中およびトルコの歴史を見ると、独裁者にとってソーシャルメディアは重大な脅威となっています。古代の検閲システム、古めかしい政治体制や全体主義的な脅威は、テクノロジを利用した抵抗と市民の声の前では役に立ちません。」

PEWが調査の対象としたほとんどの国々で、若者がインターネットにおける自由を最優先課題として考えている可能性が特に高いことがわかりました。報告書が示すとおり、これは未来にとって明るい兆しです。時間の経過とともに、インターネットにおける自由への支持は、衰えることなく、よりいっそう拡大していくでしょう。


*エフセキュアの社名、ロゴ、製品名はF-Secure Corporationの登録商標です。
*本文中に記載された会社名、製品名は各社の商標または登録商標です。
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