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チームラボ、国東半島芸術祭(大分)にて発表した参加型のデジタルアート作品「花と人、コントロールできないけれども、共に生きる - Kunisaki Peninsula」を常設展示へ。3月21日(土)〜

チームラボ、国東半島芸術祭(大分)にて発表した参加型のデジタルアート作品「花と人、コントロールできないけれども、共に生きる - Kunisaki Peninsula」を、『チームラボギャラリー真玉海岸』にて常設展示。2015年3月21日(土)から





[画像1: http://prtimes.jp/i/7339/165/resize/d7339-165-419559-0.jpg ]

大分県・国東半島にて行われていた『国東半島芸術祭』(※1)。2014年10月4日(土)〜11月30日(日)までの会期で行われましたが、3月21日(土)より、『チームラボギャラリー真玉海岸』にて常設展示することが決定しました。

展示詳細:http://www.team-lab.net/permanent/flowers_bungotakada.html

■出品作品

花と人、コントロールできないけれども、共に生きる – Kunisaki Peninsula/
Flowers and People, Cannot be Controlled but Live Together – Kunisaki Peninsula
チームラボ, 2014, インタラクティブデジタルインスタレーション, 音楽: 高橋英明
[画像2: http://prtimes.jp/i/7339/165/resize/d7339-165-672611-1.jpg ]

[動画: http://www.youtube.com/watch?v=BT7EEG-Lza8 ]



作品:http://www.team-lab.net/all/art/kunisaki.html

この作品は、通路と広い空間により構成された、インスタレーション作品である。
国東半島に生息している花々をモチーフにしており、1時間を通して、国東半島の1年間の花々が移り変わっていく。

作品は、コンピュータプログラムによってリアルタイムで描かれ続けている。あらかじめ記録された映像を再生しているわけではない。
花は、生まれ、成長し、つぼみをつけ、花を咲かせ、やがて、散り、枯れて、消えていく。つまり、花は、誕生と死滅を、永遠と繰り返し続ける。

花は、鑑賞者との距離によって、いっせいに散り枯れたり、もしくは、より生まれ咲き渡ったりする。

全体として、以前の状態が複製されることなく、鑑賞者のふるまいの影響を受けながら、変容し続ける。
今この 瞬間の絵は、2度と見ることができない。

春、国東半島に訪れた時、山の中の桜やふもとの菜の花を見ているうちに、どこまでが人が植えたものなのか、どこまでが自生している花々なのか疑問に思った。とにかく、そこは、多くの花に溢れ、非常に心地よい場所だったのだ。そして、花の多さは、そこの自然が、人間の営みの影響を受けた生態系であることを感じさせる。どこからが自然で、どこからが、人の営みなのか、境界が極めてあいまいなのだ。つまり、自然と人間は、対立した概念ではなく、心地良い自然とは、人の営みも含んだ生態系なのであろう。そして、近代とは違った、自然に対して、人間が把握したり、コントロールしたりできないという前提の自然のルールに寄り添った人の長い営みこそが、この心地良い自然をつくったのではないかと思えるのだ。近代以前は海路によって栄えたが、陸路中心に変わった近代以降、長らく陸の孤島となっていた谷間の人里には、近代以前の自然と人との関係が、まだ、ほのかに残っているように感じられ、コントロールできないという前提の下での、自然への人為的な行為とはどのようなものなのか、そしてそれらは、何か、未来のヒントになるのではないかと、考えさせられたのだ。

※1
国東半島芸術祭とは
渡来の文化と土着の文化が混じり合うことで、独自の文化が育まれてきた大分県国東半島。この場所で、アーティストの持つ新しい感性やものの見方
と、国東半島の土地の力や歴史・文化が融合し、数々のアートが生み出されていま。国東半島芸術祭は、これらのアート作品を通じ国東半島の豊かな
時間や流れる時間、ここにしかない魅力や場所が持つ力と出会う「旅としての芸術祭」として2014年10月4日から11月30日の間、開催されました。
http://kunisaki.asia/

【概要】
花と人、コントロールできないけれども、共に生きる – Kunisaki Peninsula
オープン日:2015年3月21日(土)
会場:チームラボギャラリー真玉海岸(大分県豊後高田市臼野4467番地3)
開館時間:10:00〜16:00(最終入場15:30)
開館日:3〜5月、7〜9月 月・火・木・金・土・日(祝日含む)
6月、10月〜2月 土・日・祝日
観覧料:
一般/300円、大学生・高校生/200円
団体(20人以上):一般/240円、大学生・高校生/160円
協賛:日本マイクロソフト株式会社
お問い合わせ:豊後高田市観光まちづくり株式会社 0978‐23‐1860
http://www.showanomachi.com/

■チームラボとは
チームラボは、プログラマ・エンジニア(UIエンジニア、DBエンジニア、ネットワークエンジニア、ハードウェアエンジニア、コンピュータビジョンエンジニア、ソフトウェアアーキテクト)、数学者、建築家、CGアニメーター、Webデザイナー、グラフィックデザイナー、絵師、編集者など、スペシャリストから構成されているウルトラテクノロジスト集団。アート・サイエンス・テクノロジーの境界線を曖昧にしながら活動中。

カイカイキキギャラリー台北(台湾)で『生きる』展開催(2011)。 『LAVAL VIRTUAL』(フランス)にて「世界はこんなにもやさしく、 うつくしい」が建築・芸術・文化賞を受賞(2012)。 国立台湾美術館(台湾)にてチームラボ「We are the Future」展を開催(2012)。 「teamLabBody」が Unity Awards 2013のBest VizSim Projectを受賞(2013)。 『シンガポールビエンナーレ2013』にて、 「秩序がなくともピースは成り立つ」を展示(2013〜2014年)。 「チームラボと佐賀 巡る!巡り巡って巡る展」(佐賀)を開催(2014)。 東京駅の商業施設「KITTE」にて、 新作「時に咲く花」を常設展示(2014〜)。 『Art Basel - Hong Kong』(香港)にて、 「増殖する生命 - Gold」を展示(2014)。 Pace Gallery(アメリカ・ニューヨーク)にて『teamLab: Ultra Subjective Space』を開催、 デジタルアート作品6作品を展示(2014)。 『香川ウォーターフロント・フェスティバル』など香川県内3会場で、 ショーとデジタルアート作品を展示する 『チームラボと香川 夏のデジタルアート祭り』を開催(2014)。 東京都現代美術館(東京)にて人工衛星の実物大模型に高さ19mの滝をプロジェクションマッピングする「憑依する滝、 人工衛星の重力」を発表(2014)。 Pace Gallery(北京)のグループ展『We Love Video This Summer』に参加(2014)、 ハウステンボス(長崎)にて新作「呼応する木々」を発表(2014)、 『国東半島芸術祭』(大分)にて、 新作「花と人、 コントロールできないけれども、 共に生きる - Kunisaki Peninsula」を発表(2014)、 NHK 大河ドラマ「花燃ゆ」のオープニングを制作(2015)。 MAISON&OBJET PARIS 20th Anniversary(フランス)にて、 「Espace teamLab -World Unleashed and then Connecting-」を発表(2015)、IKKAN ART GALLERY「Moving Light, Roving Sight」(シンガーポール)にて、 「花と人、 コントロールできないけれども、 共に生きる – Dark」を発表(2015)。「Art Basel - Hong Kong」(香港)内「Pace Gallery(ペース・ギャラリー)」のブースにて、「花と人 – Dark」を展示(2015)。

『チームラボって、 何者?』がマガジンハウスより刊行(2013年12月19日)。

現在、あすたむらんど徳島(徳島)にて、チームラボ Falling Universe of Flowers in the Planetarium と まだ かみさまが いたるところにいたころの ものがたり 展」を開催(〜3月29日)、『チームラボ 踊る!アート展と、学ぶ!未来の遊園地』(東京)にて、デジタルアート作品と「チームラボ 学ぶ!未来の遊園地」を同時展示(〜5月10日)、「Prudential Eye Awards 2015 Exhibition」にて、「花と人 – Dark」を発表(〜3月31日)、など。

今後の予定として、Art Paris Art Fair 2015(フランス)にて、グラン・パレに高さ28m、幅68mの滝をプロジェクションマッピングする新作「Universe of Water Particles on the Grand Palais」を発表(3月26日〜3月29日)。2015年ミラノ国際博覧会の日本館に、チームラボが参加(5月1日〜10月31日)など。

チームラボ作品紹介
http://www.team-lab.net/

■本件に関するお問い合わせ
チームラボ(広報担当・工藤/江城/森/松田)
lab-pr@team-lab.com
03-5804-2633
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