トラゼンタ(R)(リナグリプチン)の幅広い成人2型糖尿病患者における安全性をEASD(欧州糖尿病学会)において発表
[13/10/07]
提供元:PRTIMES
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-リナグリプチンの有害事象の発現率はプラセボ群と同程度 -高度腎機能障害の高齢患者を含む併合解析で、リナグリプチンの忍容性は良好
この資料は、ドイツベーリンガーインゲルハイムと米国イーライリリー・アンド・カンパニーが9月24日に発表したプレスリリースを日本語に翻訳したものです。尚、日本の法規制などの観点から一部、削除、改変または追記している部分があります。また海外の試験であるため、日本の承認内容と異なることがあります。この資料の内容および解釈についてはオリジナルが優先することをご了承ください。
2013年9月24日(水) ドイツ/インゲルハイム 米国/インディアナポリス
ベーリンガーインゲルハイムとイーライリリー・アンド・カンパニーは、臨床試験の2種類の併合解析から、DPP-4阻害薬リナグリプチンが、幅広い成人2型糖尿病患者において良好な忍容性を示したと発表しました。このデータは、第49回欧州糖尿病学会(European Association for the Study of Diabetes: EASD)年次総会で発表されました。
全般的安全性について
2型糖尿病患者7,400人(リナグリプチン群 4,810人、プラセボ群 2,590人)を対象とした22のリナグリプチン臨床試験における安全性データの併合解析から以下の結果が得られました 。
・ リナグリプチンは低血糖イベントの発現率が低く、全年齢層にわたって忍容性は良好であった。
・ 探索的解析において、リナグリプチン群の治験責任医師が判定した低血糖イベントの全発現率は、プラセボ群と比較して統計学的に有意に低かった(11.5% vs 14.0%、p=0.0021)。
・ リナグリプチン群の全有害事象および重篤な有害事象の発現率は、プラセボ群と同程度であった(全有害事象:56.5% vs 61.2%、重篤な有害事象:4.8% vs 6.3%)。
・ 年齢区分(65歳以下、65〜74歳、75歳以上)に関わらず、有害事象発現率はリナグリプチン群、プラセボ群で同程度であった。
独アーヘン大学病院内科・心臓病学教授のニコラウス・マルクス氏は次のように述べています。「2型糖尿病患者への適切な治療選択に際して、薬剤の忍容性は考慮すべき重要なポイントとなります。患者さんによっては薬剤に対して禁忌や、用量調節などが必要になることが多いためです。本日発表された結果により、リナグリプチンの高い安全性が証明されました。」
高齢患者の腎機能に対する安全性について
65歳以上の2型糖尿病患者1,293人を対象とした7つの臨床試験の併合データの事後解析結果により、以下の結果が得られました 。
・ 正常から高度の腎機能低下を呈する高齢患者で、リナグリプチンは効果と忍容性に優れていた。
・ 腎機能について、プラセボ群と比較してリナグリプチン群に有意な変化はみられなかった(ベースラインから24週目までの変化量で比較)。
・ リナグリプチン群は、HbA1cのベースラインからの変化量のプラセボ群との差は-0.6%、空腹時血糖値−0.8 mmol/L(−14.4mg/dL)であった。
・ リナグリプチン群の有害事象の発現率はプラセボ群と同程度であった(71.3% vs 72.8%)
・ 治験責任医師が判定した低血糖イベントの発現率は、プラセボ群よりもリナグリプチン群で低く(24.7% vs 21.3%)、低血糖イベントの大半は、併用療法としてSU薬や基礎インスリン療法を含む臨床試験でみられた。
・ 腎臓・泌尿器関連の有害事象発現率は、リナグリプチン群5.5%、プラセボ群4.3%であった。
ベーリンガーインゲルハイム医薬開発担当上級副社長Prof. クラウス・デュギは次のように述べています。「今回発表されたデータにより、リナグリプチンは幅広い2型糖尿病患者さんに忍容性が良好な治療薬であるというエビデンスが証明されました。これにより、さまざまなタイプの2型糖尿病患者さんに対し、医師はさらに確信をもってリナグリプチンを用いて治療に臨むことができるでしょう。」
トラゼンタ(R)(リナグリプチン)について
トラゼンタ(R)(リナグリプチン)は、ベーリンガーインゲルハムとイーライリリーが共同販促を行っているDPP-4阻害薬です。作用機序の異なる他の血糖降下薬(SU薬、速効型インスリン分泌促進薬、α-グルコシダーゼ阻害薬、ビグアナイド薬、チアゾリジン薬、インスリン製剤)との併用が可能で、主に未変化体で胆汁に排泄されるため、腎機能の程度によらず投与することができます。
糖尿病について
1型および2型糖尿病の患者数は、世界で3億7100万人と推定されています3。大半が2型糖尿病であり、糖尿病全体のおよそ90%を占めます5。糖尿病は、インスリンというホルモンを生体が適切に分泌したり、利用しにくくなったりした場合に発症する慢性疾患です6。日本では、糖尿病の患者数は、糖尿病が強く疑われる人は890万人、糖尿病の可能性が否定できない人が1,320万人、合計で、約2,210万人7と推定されています。
イーライリリー・アンド・カンパニーとベーリンガーインゲルハイムの提携について
2011年1月、ベーリンガーインゲルハイムとイーライリリー・アンド・カンパニーは、糖尿病領域におけるアライアンスを結び、同領域において大型製品に成長することが期待される治療薬候補化合物を中心に協働していくことを発表しました。同アライアンスは、ベーリンガーインゲルハイムが持つ研究開発主導型イノベーションの確かな実績とイーライリリー・アンド・カンパニーが持つ糖尿病領域での革新的な研究、経験、先駆的実績を合わせ、世界的製薬企業である両社の強みを最大限に活用するものです。この提携によって両社は、糖尿病患者ケアへのコミットメントを示し、患者のニーズに応えるべく協力しています。このアライアンスに関する詳細は、http://www.boehringer-ingelheim.com またはhttp://www.lilly.comをご参照ください。
イーライリリー・アンド・カンパニーについて
1876年創業のイーライリリー・アンド・カンパニーは130年の歴史ある研究開発主導型の先進企業であり、世界140カ国以上、約38,000人の社員が自社の研究施設の最新の成果を応用するとともに、社外の研究機関との提携を通じて医薬品のポートフォリオを拡大しています。米インディアナ州インディアナポリスに本社を置くイーライリリー・アンド・カンパニーは、医薬品と情報を通じて「こたえ」を提供し、世界で最も急を要する医療ニーズを満たしています。イーライリリー・アンド・カンパニーについての詳細は以下のホームページをご覧ください。 http://www.lilly.com
イーライリリー・アンド・カンパニーの糖尿病事業について
イーライリリー・アンド・カンパニーは1923年に世界初の商業用インスリンを開発して以来、糖尿病ケアの分野において常に世界をリードしています。現在もなお、研究開発や事業提携を通じて、幅広い製品ポートフォリオの充実と糖尿病領域へのたゆまぬ企業活動の継続による実質的なソリューションの提供により、糖尿病を患う人々の様々なニーズにおこたえすることを目指しています。薬剤開発やサポートプログラムそして更なる活動を通じて、糖尿病患者さまの生活をより豊かなものにするお手伝いをしてまいります。詳細は以下のウェブサイトをご覧ください。 http://www.lillydiabetes.com
日本イーライリリー株式会社について
日本イーライリリー株式会社は、イーライリリー・アンド・カンパニーの子会社で、革新的な医薬品の輸入・開発・製造・販売を通じて日本の医療に貢献しています。統合失調症、うつ、双極性障害、注意欠陥・多動性障害(AD/HD)、がん(非小細胞肺がん、膵がん、胆道がん、悪性胸膜中皮腫、尿路上皮がん、乳がん、卵巣がん)、糖尿病、成長障害、骨粗鬆症をはじめとする、ニューロサイエンス領域、がん領域、糖尿病領域、成長障害領域や筋骨格領域における治療法を提供しています。詳細はホームページをご覧ください。 http://www.lilly.co.jp
ベーリンガーインゲルハイムについて
ベーリンガーインゲルハイムグループは、世界でトップ20の製薬企業のひとつです。ドイツのインゲルハイムを本拠とし、世界で140の関連会社と46,000人以上の社員が、事業を展開しています。1885年の設立以来、株式公開をしない企業形態の特色を生かしながら、臨床的価値の高いヒト用医薬品および動物薬の研究開発、製造、販売に注力してきました。
2012年度は147億ユーロ(約1兆5,086億円)の売上を示しました。革新的な医薬品を世に送り出すべく、医療用医薬品事業の売上の22.5%相当額を研究開発に投資しました。ベーリンガーインゲルハイムの詳細については以下のホームページをご覧ください。http://www.boehringer-ingelheim.com
ベーリンガーインゲルハイム ジャパン株式会社について
日本ではベーリンガーインゲルハイム ジャパン株式会社が持ち株会社として、その傘下にある完全子会社の日本ベーリンガーインゲルハイム株式会社(医療用医薬品)、エスエス製薬株式会社(一般用医薬品)、ベーリンガーインゲルハイム ベトメディカ ジャパン株式会社(動物用医薬品)、ベーリンガーインゲルハイム製薬株式会社(医薬品製造)の4つの事業会社を統括しています。詳細は以下のホームページをご覧ください。 http://www.boehringer-ingelheim.co.jp
このプレスリリースには、2型糖尿病治療薬トラゼンタ(R)(リナグリプチン)に関する将来予想に関する記述が含まれています。リリーの現在の予測に基づいていますが、他の医薬品同様、医薬品の研究開発と商業化には多大なリスクと不確実性が伴います。今後の臨床試験結果や患者さんの体験が、これまでの臨床試験で得られた知見と一致するという保証も、トラゼンタ(R)(リナグリプチン)が商業的に成功するという保証もありません。これらやその他のリスク要因、並びに、不確実要因については、米国証券取引委員会に提出されたリリーの最新のフォーム10-Qおよび10-Kをご覧ください。なお、リリーは将来予想に関する記述を更新する義務を負いません。
References
1. Lehrke M et al. Safety and tolerability of linagliptin in 7,400 patients with Type 2 Diabetes: A pooled comprehensive analysis of prospective safety reporting in placebo-controlled studies. Poster No: 986. Presented at the European Association for the Study of Diabetes (EASD), September 23-27, Barcelona
2. Patel S et al. Renal safety of linagliptin in elderly patients with Type 2 Diabetes: analysis of pooled patient data from seven Phase III clinical trials. Poster No: 926. Presented at the European Association for the Study of Diabetes (EASD), September 23-27, Barcelona
3. International Diabetes Federation. IDF Diabetes Atlas Poster. 2012 Update. 2012(5th Edition).
4. World Health Organization: Fact Sheet No. 312 What is Diabetes?, 2010.
5. International Diabetes Federation. What is Diabetes?. IDF Diabetes Atlas. 2011(5th Edition).
6. 厚生労働省2007年国民健康・栄養調査
この資料は、ドイツベーリンガーインゲルハイムと米国イーライリリー・アンド・カンパニーが9月24日に発表したプレスリリースを日本語に翻訳したものです。尚、日本の法規制などの観点から一部、削除、改変または追記している部分があります。また海外の試験であるため、日本の承認内容と異なることがあります。この資料の内容および解釈についてはオリジナルが優先することをご了承ください。
2013年9月24日(水) ドイツ/インゲルハイム 米国/インディアナポリス
ベーリンガーインゲルハイムとイーライリリー・アンド・カンパニーは、臨床試験の2種類の併合解析から、DPP-4阻害薬リナグリプチンが、幅広い成人2型糖尿病患者において良好な忍容性を示したと発表しました。このデータは、第49回欧州糖尿病学会(European Association for the Study of Diabetes: EASD)年次総会で発表されました。
全般的安全性について
2型糖尿病患者7,400人(リナグリプチン群 4,810人、プラセボ群 2,590人)を対象とした22のリナグリプチン臨床試験における安全性データの併合解析から以下の結果が得られました 。
・ リナグリプチンは低血糖イベントの発現率が低く、全年齢層にわたって忍容性は良好であった。
・ 探索的解析において、リナグリプチン群の治験責任医師が判定した低血糖イベントの全発現率は、プラセボ群と比較して統計学的に有意に低かった(11.5% vs 14.0%、p=0.0021)。
・ リナグリプチン群の全有害事象および重篤な有害事象の発現率は、プラセボ群と同程度であった(全有害事象:56.5% vs 61.2%、重篤な有害事象:4.8% vs 6.3%)。
・ 年齢区分(65歳以下、65〜74歳、75歳以上)に関わらず、有害事象発現率はリナグリプチン群、プラセボ群で同程度であった。
独アーヘン大学病院内科・心臓病学教授のニコラウス・マルクス氏は次のように述べています。「2型糖尿病患者への適切な治療選択に際して、薬剤の忍容性は考慮すべき重要なポイントとなります。患者さんによっては薬剤に対して禁忌や、用量調節などが必要になることが多いためです。本日発表された結果により、リナグリプチンの高い安全性が証明されました。」
高齢患者の腎機能に対する安全性について
65歳以上の2型糖尿病患者1,293人を対象とした7つの臨床試験の併合データの事後解析結果により、以下の結果が得られました 。
・ 正常から高度の腎機能低下を呈する高齢患者で、リナグリプチンは効果と忍容性に優れていた。
・ 腎機能について、プラセボ群と比較してリナグリプチン群に有意な変化はみられなかった(ベースラインから24週目までの変化量で比較)。
・ リナグリプチン群は、HbA1cのベースラインからの変化量のプラセボ群との差は-0.6%、空腹時血糖値−0.8 mmol/L(−14.4mg/dL)であった。
・ リナグリプチン群の有害事象の発現率はプラセボ群と同程度であった(71.3% vs 72.8%)
・ 治験責任医師が判定した低血糖イベントの発現率は、プラセボ群よりもリナグリプチン群で低く(24.7% vs 21.3%)、低血糖イベントの大半は、併用療法としてSU薬や基礎インスリン療法を含む臨床試験でみられた。
・ 腎臓・泌尿器関連の有害事象発現率は、リナグリプチン群5.5%、プラセボ群4.3%であった。
ベーリンガーインゲルハイム医薬開発担当上級副社長Prof. クラウス・デュギは次のように述べています。「今回発表されたデータにより、リナグリプチンは幅広い2型糖尿病患者さんに忍容性が良好な治療薬であるというエビデンスが証明されました。これにより、さまざまなタイプの2型糖尿病患者さんに対し、医師はさらに確信をもってリナグリプチンを用いて治療に臨むことができるでしょう。」
トラゼンタ(R)(リナグリプチン)について
トラゼンタ(R)(リナグリプチン)は、ベーリンガーインゲルハムとイーライリリーが共同販促を行っているDPP-4阻害薬です。作用機序の異なる他の血糖降下薬(SU薬、速効型インスリン分泌促進薬、α-グルコシダーゼ阻害薬、ビグアナイド薬、チアゾリジン薬、インスリン製剤)との併用が可能で、主に未変化体で胆汁に排泄されるため、腎機能の程度によらず投与することができます。
糖尿病について
1型および2型糖尿病の患者数は、世界で3億7100万人と推定されています3。大半が2型糖尿病であり、糖尿病全体のおよそ90%を占めます5。糖尿病は、インスリンというホルモンを生体が適切に分泌したり、利用しにくくなったりした場合に発症する慢性疾患です6。日本では、糖尿病の患者数は、糖尿病が強く疑われる人は890万人、糖尿病の可能性が否定できない人が1,320万人、合計で、約2,210万人7と推定されています。
イーライリリー・アンド・カンパニーとベーリンガーインゲルハイムの提携について
2011年1月、ベーリンガーインゲルハイムとイーライリリー・アンド・カンパニーは、糖尿病領域におけるアライアンスを結び、同領域において大型製品に成長することが期待される治療薬候補化合物を中心に協働していくことを発表しました。同アライアンスは、ベーリンガーインゲルハイムが持つ研究開発主導型イノベーションの確かな実績とイーライリリー・アンド・カンパニーが持つ糖尿病領域での革新的な研究、経験、先駆的実績を合わせ、世界的製薬企業である両社の強みを最大限に活用するものです。この提携によって両社は、糖尿病患者ケアへのコミットメントを示し、患者のニーズに応えるべく協力しています。このアライアンスに関する詳細は、http://www.boehringer-ingelheim.com またはhttp://www.lilly.comをご参照ください。
イーライリリー・アンド・カンパニーについて
1876年創業のイーライリリー・アンド・カンパニーは130年の歴史ある研究開発主導型の先進企業であり、世界140カ国以上、約38,000人の社員が自社の研究施設の最新の成果を応用するとともに、社外の研究機関との提携を通じて医薬品のポートフォリオを拡大しています。米インディアナ州インディアナポリスに本社を置くイーライリリー・アンド・カンパニーは、医薬品と情報を通じて「こたえ」を提供し、世界で最も急を要する医療ニーズを満たしています。イーライリリー・アンド・カンパニーについての詳細は以下のホームページをご覧ください。 http://www.lilly.com
イーライリリー・アンド・カンパニーの糖尿病事業について
イーライリリー・アンド・カンパニーは1923年に世界初の商業用インスリンを開発して以来、糖尿病ケアの分野において常に世界をリードしています。現在もなお、研究開発や事業提携を通じて、幅広い製品ポートフォリオの充実と糖尿病領域へのたゆまぬ企業活動の継続による実質的なソリューションの提供により、糖尿病を患う人々の様々なニーズにおこたえすることを目指しています。薬剤開発やサポートプログラムそして更なる活動を通じて、糖尿病患者さまの生活をより豊かなものにするお手伝いをしてまいります。詳細は以下のウェブサイトをご覧ください。 http://www.lillydiabetes.com
日本イーライリリー株式会社について
日本イーライリリー株式会社は、イーライリリー・アンド・カンパニーの子会社で、革新的な医薬品の輸入・開発・製造・販売を通じて日本の医療に貢献しています。統合失調症、うつ、双極性障害、注意欠陥・多動性障害(AD/HD)、がん(非小細胞肺がん、膵がん、胆道がん、悪性胸膜中皮腫、尿路上皮がん、乳がん、卵巣がん)、糖尿病、成長障害、骨粗鬆症をはじめとする、ニューロサイエンス領域、がん領域、糖尿病領域、成長障害領域や筋骨格領域における治療法を提供しています。詳細はホームページをご覧ください。 http://www.lilly.co.jp
ベーリンガーインゲルハイムについて
ベーリンガーインゲルハイムグループは、世界でトップ20の製薬企業のひとつです。ドイツのインゲルハイムを本拠とし、世界で140の関連会社と46,000人以上の社員が、事業を展開しています。1885年の設立以来、株式公開をしない企業形態の特色を生かしながら、臨床的価値の高いヒト用医薬品および動物薬の研究開発、製造、販売に注力してきました。
2012年度は147億ユーロ(約1兆5,086億円)の売上を示しました。革新的な医薬品を世に送り出すべく、医療用医薬品事業の売上の22.5%相当額を研究開発に投資しました。ベーリンガーインゲルハイムの詳細については以下のホームページをご覧ください。http://www.boehringer-ingelheim.com
ベーリンガーインゲルハイム ジャパン株式会社について
日本ではベーリンガーインゲルハイム ジャパン株式会社が持ち株会社として、その傘下にある完全子会社の日本ベーリンガーインゲルハイム株式会社(医療用医薬品)、エスエス製薬株式会社(一般用医薬品)、ベーリンガーインゲルハイム ベトメディカ ジャパン株式会社(動物用医薬品)、ベーリンガーインゲルハイム製薬株式会社(医薬品製造)の4つの事業会社を統括しています。詳細は以下のホームページをご覧ください。 http://www.boehringer-ingelheim.co.jp
このプレスリリースには、2型糖尿病治療薬トラゼンタ(R)(リナグリプチン)に関する将来予想に関する記述が含まれています。リリーの現在の予測に基づいていますが、他の医薬品同様、医薬品の研究開発と商業化には多大なリスクと不確実性が伴います。今後の臨床試験結果や患者さんの体験が、これまでの臨床試験で得られた知見と一致するという保証も、トラゼンタ(R)(リナグリプチン)が商業的に成功するという保証もありません。これらやその他のリスク要因、並びに、不確実要因については、米国証券取引委員会に提出されたリリーの最新のフォーム10-Qおよび10-Kをご覧ください。なお、リリーは将来予想に関する記述を更新する義務を負いません。
References
1. Lehrke M et al. Safety and tolerability of linagliptin in 7,400 patients with Type 2 Diabetes: A pooled comprehensive analysis of prospective safety reporting in placebo-controlled studies. Poster No: 986. Presented at the European Association for the Study of Diabetes (EASD), September 23-27, Barcelona
2. Patel S et al. Renal safety of linagliptin in elderly patients with Type 2 Diabetes: analysis of pooled patient data from seven Phase III clinical trials. Poster No: 926. Presented at the European Association for the Study of Diabetes (EASD), September 23-27, Barcelona
3. International Diabetes Federation. IDF Diabetes Atlas Poster. 2012 Update. 2012(5th Edition).
4. World Health Organization: Fact Sheet No. 312 What is Diabetes?, 2010.
5. International Diabetes Federation. What is Diabetes?. IDF Diabetes Atlas. 2011(5th Edition).
6. 厚生労働省2007年国民健康・栄養調査