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フラッグシップモデル「RIVAGE PM10」のミキシングクオリティを提供する新ラインアップ ヤマハ デジタルミキシングシステム『RIVAGE PM7』

− DSP内蔵のデジタルミキシングコンソールと「Dante」対応のI/Oラック2モデルを発売 −

ヤマハ株式会社は、プロフェッショナルオーディオ機器の新製品として、大規模ライブや設備音響、放送などで使用する、デジタルミキシングシステムの新ラインナップ『RIVAGE PM7』の3モデル、デジタルミキシングコンソール『CSD-R7』を2018年3月に、I/Oラック『Rio3224-D2』『Rio1608-D2』を2018年4月に発売します。




[画像1: https://prtimes.jp/i/10701/168/resize/d10701-168-672372-0.jpg ]

[画像2: https://prtimes.jp/i/10701/168/resize/d10701-168-909551-1.jpg ]

[画像3: https://prtimes.jp/i/10701/168/resize/d10701-168-562115-2.jpg ]



<価格と発売日>
品名:ヤマハ デジタルミキシングコンソール
品番:CSD-R7
価格:オープンプライス
発売時期:2018年3月

品名:ヤマハ I/Oラック
品番:Rio3224-D2、Rio1608-D2
価格:オープンプライス
発売時期:2018年4月


<製品の概要>
当社は、1887年に創業し、1969年に業務用音響機器の分野で製品提供を始めて以降、製品の開発と拡充を続け、現在、業務用を含む音響機器事業は、楽器に次ぐ事業として注力しています。2001年に発売した、デジタルオーディオミキシングシステム「PM1D」は、大規模ライブSR(Sound Reinforcement:コンサート用音響)や設備音響、放送に適したフルデジタルコンソールとして、高度な音声処理技術と機能性および信頼性により、音響システムに大きな変革をもたらしました。また、2015年に発売した、デジタルミキシングシステム「RIVAGE PM10」は、これまでに世界各地のホール、スタジアム、野外などでの大規模ライブやコンサートで採用され、音質、操作性、信頼性、拡張性などで高い評価を得ています。
このたび発売するデジタルミキシングコンソール『CSD-R7』は、デジタルミキシングシステムの新ラインアップ『RIVAGE PM7』の中核を成すコンポーネントで、ミキシングやエフェクトなどの音声信号処理などを行います。また、フラッグシップモデル「RIVAGE PM10」に対し、音質や操作性を維持しつつ、新たにDSPエンジンを内蔵することで、可搬性とスペース効率を高めたシステム構築を、リーズナブルなコストで実現しています。『Rio3224-D2』『Rio1608-D2』は、マイクやアンプ等を接続する入出力用のI/Oラックで、「Rio3224-D」「Rio1608-D」の後継モデルです。『CSD-R7』および「RIVAGE PMシリーズ」の最新ファームウェアV2.0と組み合わせることで、多くの業務用音響機器メーカーが採用している、Audinate社のオーディオネットワーク規格「Dante」を基幹インフラとしたシステム構築に対応し、多チャンネルの音声を非圧縮・低遅延で伝送可能です。
詳細は以下の通りです。


<『CSD-R7』 主な特長>
1.DSPエンジンを内蔵したデジタルミキシングコンソール
『CSD-R7』は、既発売の「RIVAGE PM10」専用コントロールサーフェス「CS-R10」と同サイズの筐体に、新たにDSPエンジンを内蔵することで、可搬性とスペース効率を一層高めるとともに、リーズナブルなコストでの導入を実現します。また、操作パネルの配置も同仕様のため、『RIVAGE PM7』でも「RIVAGE PM10」と同じ感覚で操作することが可能です。さらに、デュアルコンソール機能により、『CSD-R7』と「CS-R10」または「CS-R10-S」を接続し、1つの信号処理に対して2台のミキサーによるオペレーションを実現しました。会場の規模やスペースに応じて、FOH(客席)とモニターポジション(ステージ袖)のどちらかに「CS-R10-S」を設置したり、『CSD-R7』のサイドカー(拡張用)として「CS-R10-S」を組み合わせたり、といった使い方に対応します。

2.I/Oラックとの接続で、2種類のオーディオネットワークによるシステム構築が可能
『CSD-R7』は、I/Oラックと接続し、2種類のオーディオネットワークを自由に選択できます。I/Oラック『Rio3224-D2』『Rio1608-D2』とオーディオインターフェースカード「HY144-D」との組み合わせでは、オーディオネットワーク規格「Dante」によるシステム構築が可能です。「RIVAGE PMシリーズ」が持つ「ステージで鳴っている音をありのままに取り込み、そこからさまざまな色付けを行う」という音質コンセプト“ナチュラルサウンド”そのままに音声を伝送できます。また、既発売のI/Oラック「RPio622」「RPio222」とオーディオインターフェースカード「HY256-TL」との組み合わせでは、最大400ch伝送可能な独自のオーディオネットワーク「TWINLANe(ツインレーン)」によるシステム構築により、「ハイブリッドマイクプリアンプ」経由で音声を取り込めます。ナチュラルサウンドを追求したアナログ段に加え、デジタル段では、Rupert Neve Designs社のトランスフォーマー回路とSILKプロセッシングを独自の「VCM(Virtual Circuitry Modeling)テクノロジー」によりモデリングすることで、音楽的で空気感豊かなサウンドを実現します。

3.放送機能や新プラグインなど、さまざまな機能追加に対応する最新ファームウェアV2.0
「RIVAGE PMシリーズ」用の最新ファームウェアV2.0により、5.1 chサラウンドやミックスマイナスといった放送機能や、Rupert Neve Designs社のプライマリーソースエンハンサー「Portico 5045」、デュアルコンソール機能など、さまざまな機能追加に対応します。特に、放送機能では、5.1 chサラウンドパンニングとモニタリングに対応し、2系統のサラウンドバスを使用することで、ISサラウンドの制作を容易にします。また、ミックスマイナスにも対応し、少ないステップで特定の音声を特定の回線から差し引いて中継先に送出することが可能です。さらに、簡単な操作で、マイクに入り込むバックグラウンドノイズを抑制して明瞭度を上げたり、主音声を拡張してハウリングマージンを大きくすることができる「Portico 5045」は、教会、スタジアム、パフォーマンスホールなどフィードバックが問題となる場所で貴重なツールとなります。


<『Rio3224-D2』『Rio1608-D2』 主な特長>
1.「RIVAGE PMシリーズ」直系のナチュラルサウンド
『Rio3224-D2』『Rio1608-D2』は、音質コンセプト“ナチュラルサウンド”を受け継いでおり、新たに「Rio3224-D」「Rio1608-D」からアナログ回路の構成を見直すことで、伝統のナチュラルサウンドを進化させ、「RIVAGE PMシリーズ直系」にふさわしい、透明性の高い音質を実現しています。

2.2台の電源ユニット内蔵による信頼性と空冷経路再設計による静音性の向上
『Rio3224-D2』『Rio1608-D2』は、2台の電源ユニットを内蔵しており、どちらかの電源ラインに不具合が発生しても、残った1台が働くことで電源の喪失を回避し、動作し続けます。また、空冷経路の再設計によりファン騒音が低減し、「Rio3224-D」「Rio1608-D」から静音性が大きく向上しました。

3.ディスプレイ搭載による視認性向上と、ゲインなどの本体操作に対応
『Rio3224-D2』『Rio1608-D2』では、新たにディスプレイを搭載することにより、LEDによる色表示であった「Dante」設定情報の文字やアイコンによる可視化を行い、短時間での状況把握を実現しました。加えて、メーターやゲイン、HPF、ファンタムなどの状態確認を行うことができ、パラメーターを『Rio3224-D2』『Rio1608-D2』本体から操作またはロックすることも可能です。また、ヘッドアンプをPCからコントロールできるアプリケーションソフトウェア「R Remote」からの操作にも対応しています。


*今回の新製品の詳細については、ヤマハ プロオーディオサイトをご参照ください。
 http://www.yamahaproaudio.com/japan/ja/products/


ミキサー製品情報サイト
http://www.yamahaproaudio.com/japan/ja/products/mixers/
ヤマハ 企業情報サイト/ニュースリリース
https://www.yamaha.com/ja/news_release/


※文中の商品名、社名等は当社や各社の商標または登録商標です。
※このニュースリリースに掲載されている情報などは、発表日現在の情報です。
 発表日以降に変更される場合もありますので、あらかじめご了承ください
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