『Art Rink in 横浜赤レンガ倉庫』 22名の高校生アーティストが彩るアートの制作現場をレポート!【次世代育成シリーズ4.】
[16/10/23]
提供元:PRTIMES
提供元:PRTIMES
横浜赤レンガ倉庫の冬の風物詩、アートリンクを神奈川県立横浜平沼高等学校美術部の皆さんが彩ります。
美術・デザイン・建築等アート分野での活躍を目指す横浜育ちの高校生美術部員22名が挑戦!
豊かな創造性と感受性を育む次世代育成プログラムとして、未来のアーティスト支援を目的にスタートする試みです。
レポートでは春から半年に渡り、神奈川県立横浜平沼高等学校美術部の皆さんが取り組むアートの創作現場を紹介します。
横浜赤レンガ倉庫の冬の風物詩としてすっかり定着した『Art Rink in 横浜赤レンガ倉庫』は今年で12回目の開催をむかえます。アーティストがテーマを決めスケートリンクを演出するこのイベントは毎年異なった表情をみせ、来る人を楽しませてくれます。今年のアーティストは過去最年少、神奈川県立横浜平沼高等学校美術部の皆さんが「日本の四季」をテーマに演出します!ここでは春から半年にわたっての製作過程をレポート。冬の横浜赤レンガ倉庫に今年はどんなアートリンクが誕生するか楽しみです!
[画像1: http://prtimes.jp/i/14302/170/resize/d14302-170-966096-0.jpg ]
神奈川県立横浜平沼高等学校美術部制作レポート
(部員22名、校長:榊原 圭子、美術部顧問:鵜澤 三智子)
創立116年という歴史ある神奈川県立横浜平沼高等学校は、伝統的に美術部をはじめ部活動が盛んで、全国きものコンクール(学校賞部門)文部科学大臣賞や神奈川県教育委員会・かながわ部活ドリーム大賞など数々の賞を受賞しています。
神奈川県立横浜平沼高等学校美術部サイト
http://www.yokohamahiranuma-h.pen-kanagawa.ed.jp/bukatu/art.html
■5月:グループに分かれてラフスケッチ発表。
[画像2: http://prtimes.jp/i/14302/170/resize/d14302-170-548852-2.jpg ]
3つのグループに分かれて皆で意見を出し合います。スケートリンクを囲む壁面は全部で5面あり、最初にテーマを考えてラフスケッチとライトアップのプランを発表しました。春には入学式と桜、夏には花火大会と浴衣、秋は焚火で焼き芋、冬にはアートリンクに訪れた今の季節の風景を映し込むアートの仕掛けを使って日本の四季の移り変わりをスケートを滑る流れに合わせて表現します。アートリンクを見に来る方々に親しみを感じて楽しんでもらいたいという想いを込めて、様々なモチーフを描きます。
■6月:アートリンク、今年のテーマは「日本の四季」に決定!
[画像3: http://prtimes.jp/i/14302/170/resize/d14302-170-756148-3.jpg ]
美しい四季を通して日本の文化や祭事をアートで表現することに決定。また、グローバル教育研究推進校として、国際教育に力を入れている横浜平沼高等学校ならではの取り組みで、横浜赤レンガ倉庫に訪れる海外からの観光客やたくさんの方々に喜んでいただけるよう様々な言葉を取り入れたいと話し合いました。「春夏秋冬」の英語(アルファベット)をデザインしたり、「正月・おせち」など日本独自の文化の紹介、各国の挨拶をアートに取り入れて歓迎するなど、様々なアイディアが考案されました。
■7月:テクニカル打合せ
[画像4: http://prtimes.jp/i/14302/170/resize/d14302-170-176339-8.jpg ]
イメージを実現するにあたり、技術的に取り組んでみたいことを、テクニカルディレクション担当のミラクルプロダクツ原田貴至さんに相談しました。原田さんは空間演出のデザインや、演出の為のデバイス設計、システム構築を手掛けます。テーマを効果的に見せる方法や素材・加工や仕掛け等の技術的なこと、安全面についてなど様々なお話が繰り広げられました。原田さんは「横浜平沼高等学校美術部の皆さんが創作したアートによって、表現される日本の文化と季節のうつろい。何気ない日常風景を描きながらも、生活の中で発見する喜びや驚きを表現するアイデアも盛り込まれています。」と話していました。
■8月〜現在
40m×23mの最も大きな壁面に取り組むグループは、机に10枚の原画をアクリル絵の具で描いています。フィルムに拡大スキャンして印刷するので引伸ばした時のぶれを防ぐため精度を上げようと努力しています。他のグループは下絵をパネルに転写するため、碁盤の目のように定規で枡目を引き正確に配置するため慎重に作業しています。背景は白バックなので書き直して汚さないよう緊張の作業です。拡大するための比率の計算やパネルの扱いなど建築を志す高校生が主体となって、美術室の床一面にパネルを敷いてパネルの桟にのり、制作していました。壁画用の屋外用ペンキを使った彩色が始まると、面積が大きいため仲間と協力してどこから進めるか、役割分担をし、効率を考えて配色やイラストの統一感に気をつけています。
[画像5: http://prtimes.jp/i/14302/170/resize/d14302-170-819958-9.jpg ]
美術部顧問の鵜澤 三智子先生は「共同制作で部員の結束が固くなった。高校生でも社会との関わりに参加できるのは大きな自信に繋がる」「SNSが普及している現代だからこそ、自分の考えや思いを言語ではなくアートでどう伝えるか、模索するチャンス。部員たちがどんなふうにボールを投げかけてくるか、ぜひ多くの人に見て感じてほしい」と話します。
夏休みはほとんどアートの制作に打ち込んできた神奈川県立横浜平沼高等学校美術部の皆さん。
アートリンクの壁面も仕上げ段階。
今年はどんなアートリンクが出来上がるのか?12月のオープンをお楽しみに!
[表: http://prtimes.jp/data/corp/14302/table/170_1.jpg ]
美術・デザイン・建築等アート分野での活躍を目指す横浜育ちの高校生美術部員22名が挑戦!
豊かな創造性と感受性を育む次世代育成プログラムとして、未来のアーティスト支援を目的にスタートする試みです。
レポートでは春から半年に渡り、神奈川県立横浜平沼高等学校美術部の皆さんが取り組むアートの創作現場を紹介します。
横浜赤レンガ倉庫の冬の風物詩としてすっかり定着した『Art Rink in 横浜赤レンガ倉庫』は今年で12回目の開催をむかえます。アーティストがテーマを決めスケートリンクを演出するこのイベントは毎年異なった表情をみせ、来る人を楽しませてくれます。今年のアーティストは過去最年少、神奈川県立横浜平沼高等学校美術部の皆さんが「日本の四季」をテーマに演出します!ここでは春から半年にわたっての製作過程をレポート。冬の横浜赤レンガ倉庫に今年はどんなアートリンクが誕生するか楽しみです!
[画像1: http://prtimes.jp/i/14302/170/resize/d14302-170-966096-0.jpg ]
神奈川県立横浜平沼高等学校美術部制作レポート
(部員22名、校長:榊原 圭子、美術部顧問:鵜澤 三智子)
創立116年という歴史ある神奈川県立横浜平沼高等学校は、伝統的に美術部をはじめ部活動が盛んで、全国きものコンクール(学校賞部門)文部科学大臣賞や神奈川県教育委員会・かながわ部活ドリーム大賞など数々の賞を受賞しています。
神奈川県立横浜平沼高等学校美術部サイト
http://www.yokohamahiranuma-h.pen-kanagawa.ed.jp/bukatu/art.html
■5月:グループに分かれてラフスケッチ発表。
[画像2: http://prtimes.jp/i/14302/170/resize/d14302-170-548852-2.jpg ]
3つのグループに分かれて皆で意見を出し合います。スケートリンクを囲む壁面は全部で5面あり、最初にテーマを考えてラフスケッチとライトアップのプランを発表しました。春には入学式と桜、夏には花火大会と浴衣、秋は焚火で焼き芋、冬にはアートリンクに訪れた今の季節の風景を映し込むアートの仕掛けを使って日本の四季の移り変わりをスケートを滑る流れに合わせて表現します。アートリンクを見に来る方々に親しみを感じて楽しんでもらいたいという想いを込めて、様々なモチーフを描きます。
■6月:アートリンク、今年のテーマは「日本の四季」に決定!
[画像3: http://prtimes.jp/i/14302/170/resize/d14302-170-756148-3.jpg ]
美しい四季を通して日本の文化や祭事をアートで表現することに決定。また、グローバル教育研究推進校として、国際教育に力を入れている横浜平沼高等学校ならではの取り組みで、横浜赤レンガ倉庫に訪れる海外からの観光客やたくさんの方々に喜んでいただけるよう様々な言葉を取り入れたいと話し合いました。「春夏秋冬」の英語(アルファベット)をデザインしたり、「正月・おせち」など日本独自の文化の紹介、各国の挨拶をアートに取り入れて歓迎するなど、様々なアイディアが考案されました。
■7月:テクニカル打合せ
[画像4: http://prtimes.jp/i/14302/170/resize/d14302-170-176339-8.jpg ]
イメージを実現するにあたり、技術的に取り組んでみたいことを、テクニカルディレクション担当のミラクルプロダクツ原田貴至さんに相談しました。原田さんは空間演出のデザインや、演出の為のデバイス設計、システム構築を手掛けます。テーマを効果的に見せる方法や素材・加工や仕掛け等の技術的なこと、安全面についてなど様々なお話が繰り広げられました。原田さんは「横浜平沼高等学校美術部の皆さんが創作したアートによって、表現される日本の文化と季節のうつろい。何気ない日常風景を描きながらも、生活の中で発見する喜びや驚きを表現するアイデアも盛り込まれています。」と話していました。
■8月〜現在
40m×23mの最も大きな壁面に取り組むグループは、机に10枚の原画をアクリル絵の具で描いています。フィルムに拡大スキャンして印刷するので引伸ばした時のぶれを防ぐため精度を上げようと努力しています。他のグループは下絵をパネルに転写するため、碁盤の目のように定規で枡目を引き正確に配置するため慎重に作業しています。背景は白バックなので書き直して汚さないよう緊張の作業です。拡大するための比率の計算やパネルの扱いなど建築を志す高校生が主体となって、美術室の床一面にパネルを敷いてパネルの桟にのり、制作していました。壁画用の屋外用ペンキを使った彩色が始まると、面積が大きいため仲間と協力してどこから進めるか、役割分担をし、効率を考えて配色やイラストの統一感に気をつけています。
[画像5: http://prtimes.jp/i/14302/170/resize/d14302-170-819958-9.jpg ]
美術部顧問の鵜澤 三智子先生は「共同制作で部員の結束が固くなった。高校生でも社会との関わりに参加できるのは大きな自信に繋がる」「SNSが普及している現代だからこそ、自分の考えや思いを言語ではなくアートでどう伝えるか、模索するチャンス。部員たちがどんなふうにボールを投げかけてくるか、ぜひ多くの人に見て感じてほしい」と話します。
夏休みはほとんどアートの制作に打ち込んできた神奈川県立横浜平沼高等学校美術部の皆さん。
アートリンクの壁面も仕上げ段階。
今年はどんなアートリンクが出来上がるのか?12月のオープンをお楽しみに!
[表: http://prtimes.jp/data/corp/14302/table/170_1.jpg ]