2023年フォーブス「日本長者番付」 上位50人の資産総額は前年比13%増の1920億ドルに
[23/05/31]
提供元:PRTIMES
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ユニクロ創業者の柳井正が今年も首位を維持
シンガポール(2023年5月31日)─2023年フォーブス「日本長者番付」に名を連ねた富豪50 人の資産の総額は、前年の1700億ドルより13%多い1920億ドル(約26兆9000億円)だった。 50人全員を含む最新のリストは、WEB特設ページwww.forbes.com/japan(英語)と www.forbesjapan.com/feat/japanrich/(日本語)、雑誌「Forbes Asia」6月号に掲載される。
[画像: https://prtimes.jp/i/17289/171/resize/d17289-171-02b0cca65ab939a07eba-0.png ]
新型コロナウイルスのパンデミックが落ち着きを見せ、日本を訪れる外国人観光客が増加、 国内消費も上向き始めたことが、2023年第1四半期の日本経済を後押しすることとなり(株 価は上昇傾向が続き、ベンチマークとされるインデックスは前回調査時から11%上昇)、最 新の番付に入った50人の資産の合計額も前回から2桁台の増加となった。
リスト入りしたビリオネアたちは、半数以上が前年より資産を増やした。トップ5に入った富 豪は、前年と同じ顔触れだ。首位を維持したファーストリテイリングの会長兼社長、柳井正 の資産額は、傘下の衣料品大手ユニクロの売上高が急増したことを受け、前年比50%増の 354億ドル(約4兆9700億円)となった。前年より118億ドル多く、50人のなかで最も大幅に資 産を増やしている。
前回に続いて2位につけたのは、ファクトリー・オートメーション用センサなどを手掛けるキ ーエンスの創業者、滝崎武光だ。資産額は同10億ドル増え、約226億ドルとなった。
3位も前年と同じ、ソフトバンクグループの創業者、孫正義だった。投資損失が大きく影響し、 ソフトバンクグループが2023年3月期連結決算で73億ドルの損失を報告。孫の保有資産も 前回の211億ドルから減少し、209億ドルとなった。
4位はサントリーホールディングスの佐治信忠。資産額は10億ドル増の103億ドル。5位は 家族、亡父が創業したユニ・チャームを受け継いだ高原豪久だった。資産額は11億ドル増 の75億ドル。高原の資産の増加は主に、ユニ・チャームの売り上げが好調なこと、それによ る同社株価の22%の上昇によるものだ。
また、最新のランキングでは、31位に化粧品・健康食品通販大手DHCの創業者、吉田嘉明 が入っている。金融サービス大手オリックスが評価額24億ドルで同社を買収したことにより、 吉田の資産額は前年から50%以上増加。15億5000万ドルとなった。
番付に入ったビリオネアのなかには、前年より保有資産を減らした人が十数人いた。7位か ら13位に順位を下げた楽天グループの創業者、三木谷浩史がその1人だ。グループ子会 社のインターネット専業銀行、楽天銀行は上場を果たした一方、損失を出し続けるモバイ ル事業への投資が、その主な要因となっている。三木谷の保有資産は、18%減の36億ド ルとなっている。
今年初めて番付に名前を並べた富豪は、ビデオゲーム制作会社カプコンの創業者で、カリ フォルニアにワイナリー「ケンゾー エステイト」を所有する辻本憲三(41位、12億ドル)を含 む3組。
大栄環境グループの共同創業者、金子文雄(43位)の資産額は、11億ドルだった。また、3 月に死去したセブン&アイ・ホールディングスの伊藤雅俊名誉会長の息子・娘が、遺産相 続により初めてランク入りしている(6位、47億ドル)。
最新の番付で、再びリストに名前を並べた富豪も3人いる。パチンコ・パチスロ機の開発と 製造販売を手掛ける平和の大株主、石原ホールディングスの石原昌幸(46位、10億5000 万ドル)と、企業向けのクラウド型ソフトウェアサービスなどを提供するラクスの創業者、中 村崇則(47位、10億ドル)。そしてパーソルホールディングスの名誉会長、篠原欣子(50位、 9億6500万ドル)だ。篠原は、4年ぶりのリスト入りとなった。
50位の資産額は今回、前年の9億2500万ドルから9億6500万ドルに増加していた。
2023年版「日本長者番付」のトップ10は、以下のとおりだ。
[表: https://prtimes.jp/data/corp/17289/table/171_1_a6fdfd3fe33120692bdd271e3afed6ea.jpg ]
番付は株式・資金に関して家族やその他の個人、証券取引所、年次報告書、アナリストな どから入手した情報に基づき作成した。リストに入った各氏の保有資産は、家族・親族の 資産を含む場合もある。非公開会社の価値は、類似した公開会社との比較による推計とな っている。資産額は、2023年5月12日の株価の為替レートの終値に基づいて算出している。 番付には、日本国内に事業基盤や住居その他を持つ外国人、海外在住ながら事業その他 の形で日本と深く関わっている日本人が含まれる。
詳細は下記リンク先を参照。
www.forbes.com/japan
www.forbesjapan.com/feat/japanrich/
フォーブスとは
フォーブスは成功者と成功を目指す人たちをたたえることにより、成功を支援して います。フォーブスは変化の原動力となり、ビジネスを変え、世界に多大な影響を 与えている最も有力なリーダーや起業家たちから情報を集め、発信しています。 フォーブス・ブランドは現在、信頼を得たジャーナリズムと、独自の「LIVE」や 「Forbes Virtual」のイベント、マーケティングに関するカスタム・プログラム、そ してライセンス供与により82カ国で発売する48の現地版を通じて、世界の1億4000 万人以上にサービスを提供しています。フォーブス・メディアのブランドには、不 動産、教育、財務サービスに関するライセンス契約などが含まれます。
シンガポール(2023年5月31日)─2023年フォーブス「日本長者番付」に名を連ねた富豪50 人の資産の総額は、前年の1700億ドルより13%多い1920億ドル(約26兆9000億円)だった。 50人全員を含む最新のリストは、WEB特設ページwww.forbes.com/japan(英語)と www.forbesjapan.com/feat/japanrich/(日本語)、雑誌「Forbes Asia」6月号に掲載される。
[画像: https://prtimes.jp/i/17289/171/resize/d17289-171-02b0cca65ab939a07eba-0.png ]
新型コロナウイルスのパンデミックが落ち着きを見せ、日本を訪れる外国人観光客が増加、 国内消費も上向き始めたことが、2023年第1四半期の日本経済を後押しすることとなり(株 価は上昇傾向が続き、ベンチマークとされるインデックスは前回調査時から11%上昇)、最 新の番付に入った50人の資産の合計額も前回から2桁台の増加となった。
リスト入りしたビリオネアたちは、半数以上が前年より資産を増やした。トップ5に入った富 豪は、前年と同じ顔触れだ。首位を維持したファーストリテイリングの会長兼社長、柳井正 の資産額は、傘下の衣料品大手ユニクロの売上高が急増したことを受け、前年比50%増の 354億ドル(約4兆9700億円)となった。前年より118億ドル多く、50人のなかで最も大幅に資 産を増やしている。
前回に続いて2位につけたのは、ファクトリー・オートメーション用センサなどを手掛けるキ ーエンスの創業者、滝崎武光だ。資産額は同10億ドル増え、約226億ドルとなった。
3位も前年と同じ、ソフトバンクグループの創業者、孫正義だった。投資損失が大きく影響し、 ソフトバンクグループが2023年3月期連結決算で73億ドルの損失を報告。孫の保有資産も 前回の211億ドルから減少し、209億ドルとなった。
4位はサントリーホールディングスの佐治信忠。資産額は10億ドル増の103億ドル。5位は 家族、亡父が創業したユニ・チャームを受け継いだ高原豪久だった。資産額は11億ドル増 の75億ドル。高原の資産の増加は主に、ユニ・チャームの売り上げが好調なこと、それによ る同社株価の22%の上昇によるものだ。
また、最新のランキングでは、31位に化粧品・健康食品通販大手DHCの創業者、吉田嘉明 が入っている。金融サービス大手オリックスが評価額24億ドルで同社を買収したことにより、 吉田の資産額は前年から50%以上増加。15億5000万ドルとなった。
番付に入ったビリオネアのなかには、前年より保有資産を減らした人が十数人いた。7位か ら13位に順位を下げた楽天グループの創業者、三木谷浩史がその1人だ。グループ子会 社のインターネット専業銀行、楽天銀行は上場を果たした一方、損失を出し続けるモバイ ル事業への投資が、その主な要因となっている。三木谷の保有資産は、18%減の36億ド ルとなっている。
今年初めて番付に名前を並べた富豪は、ビデオゲーム制作会社カプコンの創業者で、カリ フォルニアにワイナリー「ケンゾー エステイト」を所有する辻本憲三(41位、12億ドル)を含 む3組。
大栄環境グループの共同創業者、金子文雄(43位)の資産額は、11億ドルだった。また、3 月に死去したセブン&アイ・ホールディングスの伊藤雅俊名誉会長の息子・娘が、遺産相 続により初めてランク入りしている(6位、47億ドル)。
最新の番付で、再びリストに名前を並べた富豪も3人いる。パチンコ・パチスロ機の開発と 製造販売を手掛ける平和の大株主、石原ホールディングスの石原昌幸(46位、10億5000 万ドル)と、企業向けのクラウド型ソフトウェアサービスなどを提供するラクスの創業者、中 村崇則(47位、10億ドル)。そしてパーソルホールディングスの名誉会長、篠原欣子(50位、 9億6500万ドル)だ。篠原は、4年ぶりのリスト入りとなった。
50位の資産額は今回、前年の9億2500万ドルから9億6500万ドルに増加していた。
2023年版「日本長者番付」のトップ10は、以下のとおりだ。
[表: https://prtimes.jp/data/corp/17289/table/171_1_a6fdfd3fe33120692bdd271e3afed6ea.jpg ]
番付は株式・資金に関して家族やその他の個人、証券取引所、年次報告書、アナリストな どから入手した情報に基づき作成した。リストに入った各氏の保有資産は、家族・親族の 資産を含む場合もある。非公開会社の価値は、類似した公開会社との比較による推計とな っている。資産額は、2023年5月12日の株価の為替レートの終値に基づいて算出している。 番付には、日本国内に事業基盤や住居その他を持つ外国人、海外在住ながら事業その他 の形で日本と深く関わっている日本人が含まれる。
詳細は下記リンク先を参照。
www.forbes.com/japan
www.forbesjapan.com/feat/japanrich/
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フォーブスは成功者と成功を目指す人たちをたたえることにより、成功を支援して います。フォーブスは変化の原動力となり、ビジネスを変え、世界に多大な影響を 与えている最も有力なリーダーや起業家たちから情報を集め、発信しています。 フォーブス・ブランドは現在、信頼を得たジャーナリズムと、独自の「LIVE」や 「Forbes Virtual」のイベント、マーケティングに関するカスタム・プログラム、そ してライセンス供与により82カ国で発売する48の現地版を通じて、世界の1億4000 万人以上にサービスを提供しています。フォーブス・メディアのブランドには、不 動産、教育、財務サービスに関するライセンス契約などが含まれます。