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デル・テクノロジーズ、起業に関する意識調査結果を発表

● 女性の起業を支援するデル・テクノロジーズが、男女の起業を取り巻く環境を調査 ● 起業に関する背景と意識、課題、性別および年代別に異なる現状が明らかに

デル・テクノロジーズ株式会社(本社:東京都千代田区、代表取締役社長:大塚俊彦、以下、デル・テクノロジーズURL:https://www.dell.com/ja-jp)は、2022年11月に全国の男女の起業家に対して実施した、起業に関する意識調査結果を本日発表しました。




デル・テクノロジーズでは、デル女性起業家ネットワーク(DWEN)(https://dwen.com/ja/)を通じて、女性起業家とビジネス成長を支援しています。その一環として、このたび女性と男性の起業を取り巻く環境に関する調査を実施しました。その調査結果から、起業に関する背景と意識、課題、そして性別および年代別に異なる現状が明らかになりました。主な調査結果は以下の通りです。

起業家に関する意識調査結果のハイライト


女性が起業した業種は「サービス」が突出し、「不動産」、「IT」が続く。男性では「サービス」、「IT」、「不動産」が半数近くを占める。
起業したタイミングは男女ともに30代が最多。
起業するまでの準備期間は1年未満が半数。7割強が3年未満で起業。
起業した事業の従業員数は2〜9名が最も多く、男性42.0%、女性47.6%。
事業売上規模は「1000万円未満」が男女起業家ともに最多。「2000万円以上」では全て男性が女性を上回り、「5000万円以上」では4割強の男性、3割強の女性との結果に。
事業収益規模は男女共に約半数が「1000万円未満」。「2000万円以上」は男女共に30%台。
起業のきっかけは、「仕事のやりがいのため」、「夢・目標の実現のため」「収入の向上のため」が上位に。
起業家が抱える二大課題は、「資金調達」と「経営知識の習得」。「家庭との両立」は男女起業家間で8%程度の開き。
事業の課題解決のために取り入れたソリューションは「専門家への相談」がトップ。
PC/IT環境の不安要素は「データの管理」が最多。一方、セキュリティ対策、PC・サーバー・ツールの導入など全般的に不安を抱えている。
起業後に感じたポジティブな変化・メリットは、男女ともに「やりがいがある」がトップに。そのほか、収入増、生活の自由度、定年がないことや知識、人脈の広がりなど多くのメリットを享受。
起業後に感じたデメリットは男女ともに「大きな責任・プレッシャーを感じる」が4割以上でトップに。35歳未満の女性起業家の3割が「相談できる相手がいない」と回答し、同世代の男性起業家に比べ、より相談相手を求めている状況が明らかに。
女性起業家の7割近くが配偶者/パートナーの起業に理解を示す一方、男性起業家では6割強に留まる。年齢別では、30代女性起業家の8割以上が配偶者/パートナーの起業を理解する結果に。


調査結果の概要

●女性が起業した業種は「サービス」が突出し、「不動産」、「IT」が続く。男性では「サービス」、「IT」、「不動産」が半数近くを占める。
女性が起業した業種は「サービス」(24.0%)が最も多く、「不動産」(10.1%)、「IT」(9.4%)が続く結果になりました。一方、男性のトップ3は「サービス」(18.9%)、「IT」(16.6%)、「不動産」(11.3%)でした。なお、20‐30代で見ると、ITの割合が高まり、同年代の23.8%がITで起業していることが分かりました。
[画像1: https://prtimes.jp/i/25237/171/resize/d25237-171-b542fb3e66debc21e78e-0.png ]


●起業したタイミングは男女ともに30代が最多。
起業した時の年齢を尋ねたところ、30代が最も多く、男性32.1%、女性32.9%でした。続いて20代が男性27.6%、女性30.7%という結果でした。
[画像2: https://prtimes.jp/i/25237/171/resize/d25237-171-d2529ba1421ca2de4e9a-1.png ]


●起業するまでの準備期間は1年未満が半数。7割強が3年未満で起業。
起業するまでにかかった期間を尋ねたところ、男女ともに半数が1年未満と回答しました。1年以上3年未満と回答した方が男性24.0%、女性25.5%で、全体の7割強が準備を始めて3年未満で起業をしていることが分かりました。
[画像3: https://prtimes.jp/i/25237/171/resize/d25237-171-667a45e31dab85f788af-2.png ]


●起業した事業の従業員数は2〜9名が最も多く、男性42.0%、女性47.6%。
起業した事業の従業員数は、男性の42.0%、女性の47.6%が2〜9名と回答しました。続いて、ご自身のみで経営を行っている男性が19.9%、女性が18.8%でした。また、全体の6割以上は10名未満の小規模な事業に従事していることが分かりました。
[画像4: https://prtimes.jp/i/25237/171/resize/d25237-171-156bb394a997e23afe4a-3.png ]


● 事業売上規模は「1000万円未満」が男女起業家ともに最多。「2000万円以上」では全て男性が女性を上回り、「5000万円以上」では4割強の男性、3割強の女性との結果に。
事業の年間売上規模について「1000万円未満」と回答した起業家は女性32.7%、男性21.6%でともに最多となりました。売り上げ規模「2000万円以上」では全て男性が女性を上回り、「5000万円以上」では男性(43.6%)、女性(32.9%)となり、売上規模の乖離が見受けられました。
[画像5: https://prtimes.jp/i/25237/171/resize/d25237-171-99ac6d6505f9925a40cd-4.png ]


● 事業収益規模は男女共に約半数が「1000万円未満」。「2000万円以上」は男女共に30%台。
事業の年間収益規模について、女性起業家の52.2%、男性起業家の50.9%が「1000万円未満」と回答しました。「2000万円以上」と回答した割合は男性が33.6%、女性が30.6%となりました。
[画像6: https://prtimes.jp/i/25237/171/resize/d25237-171-9ff76665b71ca7c1eba8-5.png ]


● 起業のきっかけは、「仕事のやりがいのため」、「夢・目標の実現のため」「収入の向上のため」が上位に。
起業家に対して起業した理由ときっかけを尋ねたところ、「仕事のやりがいのため」(36.1%)、「夢・目標の実現のため」(34.0%)、「収入の向上のため」(31.5%)との回答が上位を占めました。女性起業家では、「夢・目標の実現のため」が35.1%と最も高く、「仕事のやりがいのため」(33.9%)、「収入の向上のため」(29.8%)が続きました。なお、「夢・目標の実現のため」と答えた女性起業家の割合は30代が39.7%と最も高く、男性起業家の30代(38.0%)より高い結果となりました。
[画像7: https://prtimes.jp/i/25237/171/resize/d25237-171-bcf944a6229a4616e3d3-6.png ]


● 起業家が抱える二大課題は、「資金調達」と「経営知識の習得」。「家庭との両立」は男女起業家間で8%程度の開き。
起業家が抱える二大課題は、「資金調達(44.8%)」と「経営知識の習得(34.9%)」でした。女性起業家が挙げた課題は、「資金調達(41.8%)」と「経営知識の習得(40.4%)」がほぼ同率という結果になり、男性起業家と比較して、経営知識の習得に課題があることが見受けられました。また、「家庭との両立」は男女起業家間で8%程度の開きが見られ、男性11.8%に対し女性20.0%でした。
[画像8: https://prtimes.jp/i/25237/171/resize/d25237-171-8b13d12b04350a309fcf-7.png ]


● 事業の課題解決のために取り入れたことは「専門家への相談」がトップ。
事業の課題を解決するために取り入れたことを尋ねたところ、男女ともに「専門家への相談」が最も高く、男性起業家は36.5%、女性起業家は41.8%となりました。とりわけ30歳未満の女性起業家の割合は37.5%と男性起業家の25.6%と比べて高く、専門家への相談を重視していることが判明しました。男女ともに「家族の協力」(男性:27.3%、女性:30.0%)が続きました。
[画像9: https://prtimes.jp/i/25237/171/resize/d25237-171-d8c21afa5e6843165489-8.png ]


● PC/IT環境の不安要素は「データの管理」が最多。一方、セキュリティ対策、PC・サーバー・ツールの導入など全般的に不安を抱えている。
前述した起業時の課題、不安に関する設問において、で「PC/IT環境」を選んだ回答者に具体的に何が不安だったかを尋ねたところ、「データの管理」との回答が男女ともに最も多く6割を超えました。続いてセキュリティ対策が挙げられ、取り扱うデータを堅牢なセキュリティ環境で管理することへの意識の高さがうかがえる結果となりました。一方、PC(54.9%)・サーバー(54.9%)・テレワークなどのツール(39.0%)の導入・セットアップなど全般的に不安を抱えていることが判明しました。
[画像10: https://prtimes.jp/i/25237/171/resize/d25237-171-eebd6d16a9a5ef695c2d-9.png ]


● 起業後に感じたポジティブな変化・メリットは、男女ともに「やりがいがある」がトップに。そのほか、収入増、生活の自由度、定年がないことや知識、人脈の広がりなど多くのメリットを享受。
起業後に感じたポジティブな変化・メリットについて尋ねたところ、「やりがいがある」と回答した人は全体の半数以上となり、性別で見ると女性起業家が52.2%と男性起業家の50.4%をわずかに上回る結果となりました。そのほか、収入増、生活の自由度、定年がないことや知識、人脈の広がりなど、起業によって多くのメリットを享受していることが見受けられました。
[画像11: https://prtimes.jp/i/25237/171/resize/d25237-171-155d673e9d9fd1c0140a-10.png ]


● 起業後に感じたデメリットは男女ともに「大きな責任・プレッシャーを感じる」が4割以上でトップに。35歳未満の女性起業家の3割が「相談できる相手がいない」と回答し、同世代の男性起業家に比べ、より相談相手を求めている状況が明らかに。
起業後に感じたデメリットについて尋ねたところ、男女ともに「大きな責任・プレッシャーを感じる」が最も多く、42.9%となりました。続いて「忙しすぎる」(33.0%)、「収入が減った・安定しない」(28.3%)がランクイン。また、35歳未満の女性起業家の30.2%が「相談できる相手がいない」と回答し、男性起業家の20.5%を上回る結果となりました。
[画像12: https://prtimes.jp/i/25237/171/resize/d25237-171-6afbd845f0001c76085e-11.png ]


● 女性起業家の7割近くが配偶者/パートナーの起業に理解を示す一方、男性起業家では6割強に留まる。年齢別では、30代女性起業家の8割以上が配偶者/パートナーの起業を理解する結果に。
現在または将来の配偶者やパートナーの起業を理解(サポート)するかについて尋ねる質問では、女性起業家の68.3%が「とても理解する」または「ある程度は理解する」と回答しました。一方で男性起業家では63.1%に留まりました。また、年齢別では、30代女性の起業への理解度が最も高く、83.6%が「とても理解する」「ある程度理解する」と回答しました。男性で最も理解が高かったのも30代でしたが、68.5%に留まり、配偶者・パートナーの起業については、女性起業家の方が理解を示す傾向が見られました。
理解すると回答した方の主な理由としては、「できることを協力したい」「チャレンジを応援したい」「個人の意思を尊重したい」などが挙げられました。一方、理解しない、反対すると回答した方の主な理由として、「現実は厳しい、甘くない」「リスクがあり大変だから」「不安定だから」といった意見が挙げられました。また、自身の起業の経験から、「理解者がいて助かったから」「理解されなくて苦労したから」というコメントも見られ、起業には理解者や相談相手の存在が重要であることが見受けられました。
[画像13: https://prtimes.jp/i/25237/171/resize/d25237-171-12d900b91300e14dee9b-12.png ]


デル・テクノロジーズは、女性起業家ネットワーク「DWEN(Dell Women’s Entrepreneur Network)」を通じて女性起業家を支援しています。全世界から8万人を超える女性起業家が参加し、互いに成長しながら、新たなビジネスチャンスを創出していく取り組みを進めています。日本では2017年に活動がスタートし、現在100人ほどのメンバーが登録しており、ネットワーキングイベント、サポート&イノベーションピッチなどを行っています。

また、デル テクノロジーズ アドバイザー(https://www.dell.com/ja-jp/shop/small-business-central/cp/small-business-central)は、お客様のビジネスの成長に向けて、最適なITソリューションをご提案します。今回の意識調査においてITに関する不安要素として挙げられた、「データの管理」や「セキュリティ対策」をはじめ、「PC・サーバー・ツールの導入やセットアップ」など、中小企業が抱える課題の解消をサポートします。

起業家に関する意識調査の概要


調査対象:全国の15歳以上の男女起業家999名
調査地域:全国
調査方法:インターネットリサーチ
調査時期:2022年11月9日(水)〜11月13日(日)


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■記載内容は、2022年11月24日時点のものです。
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