「PHASE FREE AWARD 2024」アイデア部門でAudience賞を受賞
[24/09/30]
提供元:PRTIMES
提供元:PRTIMES
衛星データとIoT家電の連携により創出した新しい防災ソリューションのアイデアが評価
[画像1: https://prcdn.freetls.fastly.net/release_image/120285/171/120285-171-d85d961b9f4c81ce17f6817325dd62b2-1500x927.jpg?width=536&quality=85%2C75&format=jpeg&auto=webp&fit=bounds&bg-color=fff ]
「宇宙(ソラ)× Eye(アイ)」の運用イメージ
三菱電機株式会社(以下、三菱電機)は、一般社団法人フェーズフリー協会(代表理事:佐藤 唯行)が主催する「PHASE FREE AWARD 2024」のアイデア部門において、当社の「宇宙(ソラ)× Eye(アイ)-人工衛星と家電で支える防災ソリューション」(以下、宇宙(ソラ)× Eye(アイ))がAudience賞を受賞しましたので、お知らせします。
受賞式は、2024年9月28日に東京大学駒場地区キャンパス(東京都目黒区)にて行われます。
■「宇宙(ソラ)× Eye(アイ)」の概要
「宇宙(ソラ)× Eye(アイ)」は、当社の宇宙事業と空調・家電事業を組み合わせて災害時の状況把握・伝達の仕組みを構想した新しいビジネスアイデアで、衛星データとルームエアコンを連携する日本初(※1)のソリューションです。日常時は、IoTと連携したルームエアコンが天候や室内の人数・換気状況に応じて室内温度を調節し、快適な住空間を提供します。一方、台風や豪雨、地震発生などの非常時には、ルームエアコン本体(室内機)や室外機に取り付けられたセンサーが検知した住宅周囲の被害状況をIoTクラウドに送信し、衛星が取得した地表面の画像と連携した被害マップを生成します。洪水による浸水被害や地震による家屋倒壊の状況をタイムリーかつ正確に把握し、インターネット経由で自治体・消防に発報することで、被災者の迅速な発見と救助に貢献します。
「宇宙(ソラ)× Eye(アイ)」は、総合電機メーカーとして当社が有する幅広い事業領域のアセットと衛星データを掛け合わせることにより、衛星データの価値をより高めるソリューションの一つです。三菱電機がありたい姿として掲げる「循環型 デジタル・エンジニアリング」のユースケースとして、当社が提供する衛星観測ソリューション「MELTERRA(TM)(メルテラ)」(※2)と、IoT家電のデータを掛け合わせて、近年激甚化する災害への解決策を提案したことで、今回の受賞に至りました。
[画像2: https://prcdn.freetls.fastly.net/release_image/120285/171/120285-171-ddb91f49a2501242cf9bf91b5706e91e-1385x451.png?width=536&quality=85%2C75&format=jpeg&auto=webp&fit=bounds&bg-color=fff ]
「宇宙(ソラ)× Eye(アイ)」の日常時・非常時の利用例
■関係者コメント
三菱電機株式会社 宇宙システム事業部長 市川 卓
家電から宇宙まで多岐にわたる事業領域を持つ当社ならではのアイデアが評価されたことを大変嬉しく思います。当社はサステナビリティの実現を経営の根幹に位置づけて、事業を通じた社会課題の解決を推進しています。今後もビジネスエリアの横断的な事業強化や連携を推進し、持続可能な社会の実現に貢献してまいります。
■今後の予定・将来展望
「宇宙(ソラ)× Eye(アイ)」の将来的な事業化を目指し、既存の衛星データ解析プラットフォームと家電IoTプラットフォーム「Linova(R)(リノバ)/KOTOLiA(TM)(コトリア)」を当社のデジタル基盤「Serendie(TM)(セレンディ)」と連携させた新たなプラットフォーム基盤を試作し、実証を開始しました。ルームエアコン以外のIoT家電をはじめ、当社が提供する多様なアセットへの拡張も検討しています。
また、衛星画像データとIoT家電の連携による浸水被害把握の高精度化の有用性については、2024年7月にギリシャ・アテネで開催された「IGARSS 2024(※3)」で発表しました。今後は、社外のアセットとも組み合わせて、災害大国の日本発となる詳細かつタイムリーに被害状況を把握可能なソリューションの提供を目指し、衛星×地上データを活用した防災以外の分野のソリューションへの拡張も検討していきます。
■「PHASE FREE AWARD」について
一般社団法人フェーズフリー協会が主催する、「日常時」と「非常時」の垣根を越え、「日常時」、「非常時」に関わらず生活の質を向上し、活用できる商品やサービスを普及させることで、誰もが安心して豊かに暮らせる社会を作るという「フェーズフリー」の考えに基づき、優れた事業やアイデアを顕彰する活動です。2021年の第1回目の開催以来、今年で4回目の開催となります。
アイデア部門では、プロダクト・サービス・ファシリティとして、社会にいまだ存在しないもの、あるいは利用・購入できないもので、フェーズフリーの特性を備えているものを対象に、フェーズフリーの性質に加えて、課題への着眼点、課題解決の方法、新規性、独創性が審査され、最終審査を通過したものに賞が授与されます。
オーディエンス賞は、審査により選出されたノミネート対象の中から、事前に登録したオーディエンス(一般の閲覧者)の投票により決定する賞です。
■商標関連
[表: https://prtimes.jp/data/corp/120285/table/171_1_3452c930d787ab9a661767e6cc728bce.jpg ]
■特許
国内3件取得済
※1 2024年9月26日現在、当社調べ
※2 三菱電機による衛星観測ソリューションサービス。観測ソリューションの詳細は、URL参照
https://www.MitsubishiElectric.co.jp/society/space/solution/
※3 衛星や航空機の観測データ解析についての研究発表を行う著名な国際会議。IGARSSは、International Geoscience and Remote Sensing Symposiumの略称
<お客様からのお問い合わせ先>
三菱電機株式会社 防衛・宇宙システム事業本部 宇宙システム事業部
〒100-8310 東京都千代田区丸の内二丁目7番3号
https://www.MitsubishiElectric.co.jp/society/space/
[画像1: https://prcdn.freetls.fastly.net/release_image/120285/171/120285-171-d85d961b9f4c81ce17f6817325dd62b2-1500x927.jpg?width=536&quality=85%2C75&format=jpeg&auto=webp&fit=bounds&bg-color=fff ]
「宇宙(ソラ)× Eye(アイ)」の運用イメージ
三菱電機株式会社(以下、三菱電機)は、一般社団法人フェーズフリー協会(代表理事:佐藤 唯行)が主催する「PHASE FREE AWARD 2024」のアイデア部門において、当社の「宇宙(ソラ)× Eye(アイ)-人工衛星と家電で支える防災ソリューション」(以下、宇宙(ソラ)× Eye(アイ))がAudience賞を受賞しましたので、お知らせします。
受賞式は、2024年9月28日に東京大学駒場地区キャンパス(東京都目黒区)にて行われます。
■「宇宙(ソラ)× Eye(アイ)」の概要
「宇宙(ソラ)× Eye(アイ)」は、当社の宇宙事業と空調・家電事業を組み合わせて災害時の状況把握・伝達の仕組みを構想した新しいビジネスアイデアで、衛星データとルームエアコンを連携する日本初(※1)のソリューションです。日常時は、IoTと連携したルームエアコンが天候や室内の人数・換気状況に応じて室内温度を調節し、快適な住空間を提供します。一方、台風や豪雨、地震発生などの非常時には、ルームエアコン本体(室内機)や室外機に取り付けられたセンサーが検知した住宅周囲の被害状況をIoTクラウドに送信し、衛星が取得した地表面の画像と連携した被害マップを生成します。洪水による浸水被害や地震による家屋倒壊の状況をタイムリーかつ正確に把握し、インターネット経由で自治体・消防に発報することで、被災者の迅速な発見と救助に貢献します。
「宇宙(ソラ)× Eye(アイ)」は、総合電機メーカーとして当社が有する幅広い事業領域のアセットと衛星データを掛け合わせることにより、衛星データの価値をより高めるソリューションの一つです。三菱電機がありたい姿として掲げる「循環型 デジタル・エンジニアリング」のユースケースとして、当社が提供する衛星観測ソリューション「MELTERRA(TM)(メルテラ)」(※2)と、IoT家電のデータを掛け合わせて、近年激甚化する災害への解決策を提案したことで、今回の受賞に至りました。
[画像2: https://prcdn.freetls.fastly.net/release_image/120285/171/120285-171-ddb91f49a2501242cf9bf91b5706e91e-1385x451.png?width=536&quality=85%2C75&format=jpeg&auto=webp&fit=bounds&bg-color=fff ]
「宇宙(ソラ)× Eye(アイ)」の日常時・非常時の利用例
■関係者コメント
三菱電機株式会社 宇宙システム事業部長 市川 卓
家電から宇宙まで多岐にわたる事業領域を持つ当社ならではのアイデアが評価されたことを大変嬉しく思います。当社はサステナビリティの実現を経営の根幹に位置づけて、事業を通じた社会課題の解決を推進しています。今後もビジネスエリアの横断的な事業強化や連携を推進し、持続可能な社会の実現に貢献してまいります。
■今後の予定・将来展望
「宇宙(ソラ)× Eye(アイ)」の将来的な事業化を目指し、既存の衛星データ解析プラットフォームと家電IoTプラットフォーム「Linova(R)(リノバ)/KOTOLiA(TM)(コトリア)」を当社のデジタル基盤「Serendie(TM)(セレンディ)」と連携させた新たなプラットフォーム基盤を試作し、実証を開始しました。ルームエアコン以外のIoT家電をはじめ、当社が提供する多様なアセットへの拡張も検討しています。
また、衛星画像データとIoT家電の連携による浸水被害把握の高精度化の有用性については、2024年7月にギリシャ・アテネで開催された「IGARSS 2024(※3)」で発表しました。今後は、社外のアセットとも組み合わせて、災害大国の日本発となる詳細かつタイムリーに被害状況を把握可能なソリューションの提供を目指し、衛星×地上データを活用した防災以外の分野のソリューションへの拡張も検討していきます。
■「PHASE FREE AWARD」について
一般社団法人フェーズフリー協会が主催する、「日常時」と「非常時」の垣根を越え、「日常時」、「非常時」に関わらず生活の質を向上し、活用できる商品やサービスを普及させることで、誰もが安心して豊かに暮らせる社会を作るという「フェーズフリー」の考えに基づき、優れた事業やアイデアを顕彰する活動です。2021年の第1回目の開催以来、今年で4回目の開催となります。
アイデア部門では、プロダクト・サービス・ファシリティとして、社会にいまだ存在しないもの、あるいは利用・購入できないもので、フェーズフリーの特性を備えているものを対象に、フェーズフリーの性質に加えて、課題への着眼点、課題解決の方法、新規性、独創性が審査され、最終審査を通過したものに賞が授与されます。
オーディエンス賞は、審査により選出されたノミネート対象の中から、事前に登録したオーディエンス(一般の閲覧者)の投票により決定する賞です。
■商標関連
[表: https://prtimes.jp/data/corp/120285/table/171_1_3452c930d787ab9a661767e6cc728bce.jpg ]
■特許
国内3件取得済
※1 2024年9月26日現在、当社調べ
※2 三菱電機による衛星観測ソリューションサービス。観測ソリューションの詳細は、URL参照
https://www.MitsubishiElectric.co.jp/society/space/solution/
※3 衛星や航空機の観測データ解析についての研究発表を行う著名な国際会議。IGARSSは、International Geoscience and Remote Sensing Symposiumの略称
<お客様からのお問い合わせ先>
三菱電機株式会社 防衛・宇宙システム事業本部 宇宙システム事業部
〒100-8310 東京都千代田区丸の内二丁目7番3号
https://www.MitsubishiElectric.co.jp/society/space/