フリースケール、業界初の15W Qi準拠のワイヤレス給電ソリューションを発表
[14/12/09]
提供元:PRTIMES
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USBなどの従来の一般的なワイヤ方式より高速な給電により、 タブレットやハンドヘルド医療機器などの大型デバイスへの急速な再給電が可能
2014年12月8日米国Freescale Semiconductor, Ltd.発表本文の抄訳です。
フリースケール・セミコンダクタ(NYSE:FSL)は本日、ワイヤレス給電ポートフォリオを拡充する業界初の15W Qi準拠のワイヤレス給電ソリューションを発表しました。これにより、フリースケールが目指すワイヤレスの「Internet of Tomorrow」の実現にさらに一歩近づきました。このソリューションにより、タブレット、大画面スマートフォン、および産業用や医療用のポータブル機器といったさまざまな大型モバイル・デバイスの超高速ワイヤレス再給電の道が開かれます。
フリースケールの15Wワイヤレス製品は、一般的な5W給電ソリューションの3倍の給電能力を備えており、大型フォーム・ファクタのデバイスには、その大容量バッテリへ効率的な給電を行い、小型フォーム・ファクタのデバイスには高電力の供給による高速の給電が可能です。たとえば、一般的な4000mAhバッテリのタブレットの場合、通常のUSBポートでは給電に8時間も要する場合があるのに対して、フリースケールのソリューションでは大幅な短縮によりわずか数時間で完了します。
フリースケールの新しい15Wポートフォリオは、トランスミッタICおよびレシーバICとそれを補完する柔軟な実現技術により、ワイヤレス給電システムの開発を迅速化します。さらに、この新ソリューションは、Wireless Power Consortium(WPC)やPower Matters Alliance(PMA)などの主要な業界標準にも対応します。
フリースケールのマイクロコントローラ製品グループのグローバル・マーケティングおよびビジネス開発部門の責任者であるデニス・カブロルは、次のように述べています。「現在のモバイル製品は性能、機能、およびフォーム・ファクタが従来以上に多様化しており、ワイヤレス給電システムを開発するにはより大容量のバッテリに対応し、再給電を高速化することが求められます。フリースケールの業界初の15Wソリューションは常に変化する市場ニーズを満たように設計されており、製品開発を効率化するとともに創造力に富んだ設計を可能にします。」
このソリューションの製品は、WPR1516レシーバ・チップとそれとペアとなるMWCT1012トランスミッタ・チップの2つの15W ICです。開発者は、最先端のワイヤレス給電システムの実装に必要なコア機能を内容とする専用のファームウェア・ライブラリを利用すれば、すぐに開発作業にとりかかることができます。さらに、ソリューションの先進のアプリケーション・プログラミング・インタフェースを利用してライブラリ機能の修正や調整を行えば、専用のアプリケーション・コードを加えたり、最終製品の独自性を高めて差別化を図ったりすることができます。
充実した開発サポート
フリースケールの最新のトータル・システム・ソリューションには製品化対応のリファレンス・デザインと評価ボードが用意されており、性能を最適化して市場投入を早期化することができます。また、WPR1516レシーバIC用として出力電力トポロジが異なるWPR1500-LDOとWPR1500-BUCKの2つの評価ボードのオプションもあります。MWCT1012トランスミッタ・コントローラICにはWCT-15W1COILTXリファレンス・デザインを利用できます。
供給
フリースケールの新しい15Wワイヤレス給電ソリューションは、2015年第1四半期に供給が開始される予定です。詳細については、フリースケール販売代理店にお問い合わせになるか、www.freescale.com/wirelesschargingのWebサイトをご覧ください。
フリースケール・セミコンダクタについて
フリースケール・セミコンダクタ(NYSE:FSL)は、先進の自動車、民生、産業、およびネットワーク市場において、業界を牽引する製品を提供する組込みプロセッシング・ソリューションの世界的リーダーです。マイクロプロセッサ、およびマイクロコントローラ、センサ、アナログ製品やコネクティビティといった私たちの技術は、世界中の環境、安全、健康を向上させ、そしてそれらをよりつなげるイノベーションの基盤となります。また、オートモーティブ・セーフティ、ハイブリッドや電気自動車、次世代のワイヤレス・インフラストラクチャ、スマートエナジー、ポータブル医療機器、家電やスマート・モバイル製品といったアプリケーション向けの製品を提供しています。フリースケールは、テキサス州オースチンを本拠地に、世界各国で半導体のデザイン、研究開発、製造ならびに営業活動を行っています。詳細は、http://www.freescale.com/(英語)、またはhttp://www.freescale.com/ja/(日本語)をご覧ください。
FreescaleならびにFreescaleのロゴマークはFreescale Semiconductor Inc., Reg. U.S. Pat. & Tm. Off.の商標、または登録商標です。文中に記載されている他社の製品名、サービス名等はそれぞれの所有者が権利を保有しています。
(C)2014フリースケール・セミコンダクタ・インク
2014年12月8日米国Freescale Semiconductor, Ltd.発表本文の抄訳です。
フリースケール・セミコンダクタ(NYSE:FSL)は本日、ワイヤレス給電ポートフォリオを拡充する業界初の15W Qi準拠のワイヤレス給電ソリューションを発表しました。これにより、フリースケールが目指すワイヤレスの「Internet of Tomorrow」の実現にさらに一歩近づきました。このソリューションにより、タブレット、大画面スマートフォン、および産業用や医療用のポータブル機器といったさまざまな大型モバイル・デバイスの超高速ワイヤレス再給電の道が開かれます。
フリースケールの15Wワイヤレス製品は、一般的な5W給電ソリューションの3倍の給電能力を備えており、大型フォーム・ファクタのデバイスには、その大容量バッテリへ効率的な給電を行い、小型フォーム・ファクタのデバイスには高電力の供給による高速の給電が可能です。たとえば、一般的な4000mAhバッテリのタブレットの場合、通常のUSBポートでは給電に8時間も要する場合があるのに対して、フリースケールのソリューションでは大幅な短縮によりわずか数時間で完了します。
フリースケールの新しい15Wポートフォリオは、トランスミッタICおよびレシーバICとそれを補完する柔軟な実現技術により、ワイヤレス給電システムの開発を迅速化します。さらに、この新ソリューションは、Wireless Power Consortium(WPC)やPower Matters Alliance(PMA)などの主要な業界標準にも対応します。
フリースケールのマイクロコントローラ製品グループのグローバル・マーケティングおよびビジネス開発部門の責任者であるデニス・カブロルは、次のように述べています。「現在のモバイル製品は性能、機能、およびフォーム・ファクタが従来以上に多様化しており、ワイヤレス給電システムを開発するにはより大容量のバッテリに対応し、再給電を高速化することが求められます。フリースケールの業界初の15Wソリューションは常に変化する市場ニーズを満たように設計されており、製品開発を効率化するとともに創造力に富んだ設計を可能にします。」
このソリューションの製品は、WPR1516レシーバ・チップとそれとペアとなるMWCT1012トランスミッタ・チップの2つの15W ICです。開発者は、最先端のワイヤレス給電システムの実装に必要なコア機能を内容とする専用のファームウェア・ライブラリを利用すれば、すぐに開発作業にとりかかることができます。さらに、ソリューションの先進のアプリケーション・プログラミング・インタフェースを利用してライブラリ機能の修正や調整を行えば、専用のアプリケーション・コードを加えたり、最終製品の独自性を高めて差別化を図ったりすることができます。
充実した開発サポート
フリースケールの最新のトータル・システム・ソリューションには製品化対応のリファレンス・デザインと評価ボードが用意されており、性能を最適化して市場投入を早期化することができます。また、WPR1516レシーバIC用として出力電力トポロジが異なるWPR1500-LDOとWPR1500-BUCKの2つの評価ボードのオプションもあります。MWCT1012トランスミッタ・コントローラICにはWCT-15W1COILTXリファレンス・デザインを利用できます。
供給
フリースケールの新しい15Wワイヤレス給電ソリューションは、2015年第1四半期に供給が開始される予定です。詳細については、フリースケール販売代理店にお問い合わせになるか、www.freescale.com/wirelesschargingのWebサイトをご覧ください。
フリースケール・セミコンダクタについて
フリースケール・セミコンダクタ(NYSE:FSL)は、先進の自動車、民生、産業、およびネットワーク市場において、業界を牽引する製品を提供する組込みプロセッシング・ソリューションの世界的リーダーです。マイクロプロセッサ、およびマイクロコントローラ、センサ、アナログ製品やコネクティビティといった私たちの技術は、世界中の環境、安全、健康を向上させ、そしてそれらをよりつなげるイノベーションの基盤となります。また、オートモーティブ・セーフティ、ハイブリッドや電気自動車、次世代のワイヤレス・インフラストラクチャ、スマートエナジー、ポータブル医療機器、家電やスマート・モバイル製品といったアプリケーション向けの製品を提供しています。フリースケールは、テキサス州オースチンを本拠地に、世界各国で半導体のデザイン、研究開発、製造ならびに営業活動を行っています。詳細は、http://www.freescale.com/(英語)、またはhttp://www.freescale.com/ja/(日本語)をご覧ください。
FreescaleならびにFreescaleのロゴマークはFreescale Semiconductor Inc., Reg. U.S. Pat. & Tm. Off.の商標、または登録商標です。文中に記載されている他社の製品名、サービス名等はそれぞれの所有者が権利を保有しています。
(C)2014フリースケール・セミコンダクタ・インク