QuemixとSCSKが資本業務提携を締結
[24/11/18]
提供元:PRTIMES
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マテリアルズ・インフォマティクス事業拡大と量子コンピュータの社会実装に向けた研究開発を加速
[画像: https://prcdn.freetls.fastly.net/release_image/9955/174/9955-174-a02de6a2355661a14c3551f3e6afde64-699x133.png?width=536&quality=85%2C75&format=jpeg&auto=webp&fit=bounds&bg-color=fff ]
株式会社テラスカイのグループ会社で、量子コンピュータのアルゴリズム・ソフトウェアの研究開発を行う株式会社Quemix(本社:東京都中央区日本橋 代表:松下雄一郎、以下 Quemix)は、SCSK株式会社(本社:東京都江東区、代表取締役 執行役員 社長:當麻 隆昭、以下 SCSK)と、今後の実用化が期待される量子コンピュータの社会実装に向けた研究開発の加速と材料計算市場での事業拡大を目的とした資本業務提携を2024年11月15日に締結しました。
【提携背景】
AIや自動運転、電気自動車などの新技術の普及・発展に伴い、これまで以上に高性能の半導体、電子部品、電池、その他高機能素材の必要性が高まっています。これらの高機能材料の開発期間短縮・コスト削減のため、開発プロセスに計算化学・コンピュータを使用したシミュレーションを行うマテリアル・インフォマティクス(MI)を組み込むことの有効性が高まってきています。
次世代の高性能コンピュータである量子コンピュータは「最適化問題」「暗号化」とともに「材料計算・シミュレーション」においてブレークスルーが期待されている先進的技術です。2023年末より量子コンピュータの実用版である「エラー耐性量子コンピュータ(Fault-Tolerant Quantum Computer 以下、FTQC)」のリリース時期が早まるというニュースが複数のハードウェアベンダーから出されるなど、その実現に向けて世界中で研究開発が加速しています。
Quemixは、代表の松下を中心に材料計算の第一人者が開発したクラウド型材料計算プラットフォーム「Quloud」、第一原理計算から磁性材料のシミュレーションが可能な「Quloud-Mag」など独自の計算ソフトウェア開発提供しております。量子技術の分野では、会社設立時よりFTQC向けのアルゴリズムにフォーカスした研究開発をしており、量子化学計算アルゴリズムとして数学的に量子加速が証明された「確率的虚時間発展法(Probabilistic Imaginary-Time Evolution、PITE(R))」は特許取得しております。本分野をリードするQuemixでは2028年を目標に材料計算・シミュレーション領域における量子コンピュータ実用化に向けて研究開発を進めております。
SCSKは、幅広い産業における顧客やパートナーとともに社会課題の解決に貢献する新たなビジネスやサービスの創造に取り組んでいます。SCSKグループが取り扱う商材の中でも日本企業のMI推進を支援するために多岐に渡る材料分野でのソリューションがラインアップされています。中でも「Citrine Platform」は、材料開発の迅速化の支援に向けて化学材料、金属、電池、触媒をはじめとした幅広い材料分野のお客様向けにサービス提供が行われています。
両社は、量子コンピュータ活用の早期実現と材料開発分野でより革新的で効率的なソリューションを提供することで、社会課題解決に貢献していくことを目指し、このたびSCSKがQuemixの増資ラウンドの引受先として参画し、資本業務提携を締結することになりました。
【業務提携の内容と今後の展開】
今回の資本業務提携により、QuemixとSCSKは、これまでの培ってきた知識やノウハウ、ソリューションを含めたリソースを組み合わせ、材料計算分野および量子コンピュータ技術へ貢献する活動を共同で推進してまいります。
協業の始まりとして、材料計算市場で双方の強みを生かし、ナノスケールからマクロスケールまでのシミュレーションが可能とすることで顧客からの幅広いニーズに応えていきます。
また、実用化が近づいている量子コンピュータについては、多様な顧客ニーズを保有するSCSKの知見を得て、なお一層のFTQC向けのアルゴリズムの研究開発・知財獲得活動を推進してまいります。さらにQuemixは、SCSKグループが提供するサービスやソフトウェア、アプリケーションの量子コンピュータ対応を支援し、従来の技術では実現が困難であった機能を向上させるなどし、ブレークスルーを共に実現することを目指してまいります。
株式会社Quemixについて
Quemixは、株式会社テラスカイ(本社:東京都中央区、代表取締役:佐藤 秀哉)の連結子会社で、量子コンピュータ、量子センサ、材料計算関連の研究開発を行っています。「量子技術で人類が夢見た未来を実現する」というビジョン実現のため量子技術で時代をリードする企業のブレークスルーを支援していくことをミッションとしています。
https://www.quemix.com/contact
SCSK株式会社について
SCSK株式会社は、コンサルティングから、システム開発、検証サービス、IT インフラ構築、IT マネジメント、ITハード・ソフト販売、BPO(ビジネス・プロセス・アウトソーシング)まで、ビジネスに必要なすべての IT サービスをフルラインアップで提供しています。また、ITを軸としたお客様や社会との共創による、さまざまな業種・業界や社会の課題解決に向けた新たな挑戦に取り組んでいます。
<株式会社テラスカイについて>
テラスカイは、クラウド創成期からクラウドに取り組んできたリーディングカンパニーです。2006年の設立以来、クラウド時代の到来をいち早く捉え、Salesforceのコンサルティングパートナーとして、導入・普及に取り組んできました。導入実績は金融、保険業界をはじめ医療、サービスなど業界を問わず7,000件を超え、日本のコンサルティングパートナーではトップクラスの導入実績数を誇っています。また、多くの実績から得られた知見を基に、開発効率を飛躍的に改善するクラウドサービスの開発・提供を行っています。
所在地:東京都中央区日本橋2-11-2 太陽生命日本橋ビル16階
設立:2006年3月
資本金:12億5,689万円(2024年4月末時点)
代表者:代表取締役CEO 社長執行役員 佐藤 秀哉
U R L: https://www.terrasky.co.jp/
証券コード:3915(東証プライム)
※本文中に記載されている会社名、製品名は、各社の登録商標または商標です。
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株式会社テラスカイのグループ会社で、量子コンピュータのアルゴリズム・ソフトウェアの研究開発を行う株式会社Quemix(本社:東京都中央区日本橋 代表:松下雄一郎、以下 Quemix)は、SCSK株式会社(本社:東京都江東区、代表取締役 執行役員 社長:當麻 隆昭、以下 SCSK)と、今後の実用化が期待される量子コンピュータの社会実装に向けた研究開発の加速と材料計算市場での事業拡大を目的とした資本業務提携を2024年11月15日に締結しました。
【提携背景】
AIや自動運転、電気自動車などの新技術の普及・発展に伴い、これまで以上に高性能の半導体、電子部品、電池、その他高機能素材の必要性が高まっています。これらの高機能材料の開発期間短縮・コスト削減のため、開発プロセスに計算化学・コンピュータを使用したシミュレーションを行うマテリアル・インフォマティクス(MI)を組み込むことの有効性が高まってきています。
次世代の高性能コンピュータである量子コンピュータは「最適化問題」「暗号化」とともに「材料計算・シミュレーション」においてブレークスルーが期待されている先進的技術です。2023年末より量子コンピュータの実用版である「エラー耐性量子コンピュータ(Fault-Tolerant Quantum Computer 以下、FTQC)」のリリース時期が早まるというニュースが複数のハードウェアベンダーから出されるなど、その実現に向けて世界中で研究開発が加速しています。
Quemixは、代表の松下を中心に材料計算の第一人者が開発したクラウド型材料計算プラットフォーム「Quloud」、第一原理計算から磁性材料のシミュレーションが可能な「Quloud-Mag」など独自の計算ソフトウェア開発提供しております。量子技術の分野では、会社設立時よりFTQC向けのアルゴリズムにフォーカスした研究開発をしており、量子化学計算アルゴリズムとして数学的に量子加速が証明された「確率的虚時間発展法(Probabilistic Imaginary-Time Evolution、PITE(R))」は特許取得しております。本分野をリードするQuemixでは2028年を目標に材料計算・シミュレーション領域における量子コンピュータ実用化に向けて研究開発を進めております。
SCSKは、幅広い産業における顧客やパートナーとともに社会課題の解決に貢献する新たなビジネスやサービスの創造に取り組んでいます。SCSKグループが取り扱う商材の中でも日本企業のMI推進を支援するために多岐に渡る材料分野でのソリューションがラインアップされています。中でも「Citrine Platform」は、材料開発の迅速化の支援に向けて化学材料、金属、電池、触媒をはじめとした幅広い材料分野のお客様向けにサービス提供が行われています。
両社は、量子コンピュータ活用の早期実現と材料開発分野でより革新的で効率的なソリューションを提供することで、社会課題解決に貢献していくことを目指し、このたびSCSKがQuemixの増資ラウンドの引受先として参画し、資本業務提携を締結することになりました。
【業務提携の内容と今後の展開】
今回の資本業務提携により、QuemixとSCSKは、これまでの培ってきた知識やノウハウ、ソリューションを含めたリソースを組み合わせ、材料計算分野および量子コンピュータ技術へ貢献する活動を共同で推進してまいります。
協業の始まりとして、材料計算市場で双方の強みを生かし、ナノスケールからマクロスケールまでのシミュレーションが可能とすることで顧客からの幅広いニーズに応えていきます。
また、実用化が近づいている量子コンピュータについては、多様な顧客ニーズを保有するSCSKの知見を得て、なお一層のFTQC向けのアルゴリズムの研究開発・知財獲得活動を推進してまいります。さらにQuemixは、SCSKグループが提供するサービスやソフトウェア、アプリケーションの量子コンピュータ対応を支援し、従来の技術では実現が困難であった機能を向上させるなどし、ブレークスルーを共に実現することを目指してまいります。
株式会社Quemixについて
Quemixは、株式会社テラスカイ(本社:東京都中央区、代表取締役:佐藤 秀哉)の連結子会社で、量子コンピュータ、量子センサ、材料計算関連の研究開発を行っています。「量子技術で人類が夢見た未来を実現する」というビジョン実現のため量子技術で時代をリードする企業のブレークスルーを支援していくことをミッションとしています。
https://www.quemix.com/contact
SCSK株式会社について
SCSK株式会社は、コンサルティングから、システム開発、検証サービス、IT インフラ構築、IT マネジメント、ITハード・ソフト販売、BPO(ビジネス・プロセス・アウトソーシング)まで、ビジネスに必要なすべての IT サービスをフルラインアップで提供しています。また、ITを軸としたお客様や社会との共創による、さまざまな業種・業界や社会の課題解決に向けた新たな挑戦に取り組んでいます。
<株式会社テラスカイについて>
テラスカイは、クラウド創成期からクラウドに取り組んできたリーディングカンパニーです。2006年の設立以来、クラウド時代の到来をいち早く捉え、Salesforceのコンサルティングパートナーとして、導入・普及に取り組んできました。導入実績は金融、保険業界をはじめ医療、サービスなど業界を問わず7,000件を超え、日本のコンサルティングパートナーではトップクラスの導入実績数を誇っています。また、多くの実績から得られた知見を基に、開発効率を飛躍的に改善するクラウドサービスの開発・提供を行っています。
所在地:東京都中央区日本橋2-11-2 太陽生命日本橋ビル16階
設立:2006年3月
資本金:12億5,689万円(2024年4月末時点)
代表者:代表取締役CEO 社長執行役員 佐藤 秀哉
U R L: https://www.terrasky.co.jp/
証券コード:3915(東証プライム)
※本文中に記載されている会社名、製品名は、各社の登録商標または商標です。