IP Infusion、業界初となる、セルサイトルーティング向け多機能商用ネットワークOS「OcNOS(R)-CSR」を開発・提供開始
[18/12/17]
提供元:PRTIMES
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―White Box型ネットワークにより、5Gワイヤレスサービスを低コストで実現―
IP Infusion(本社:米国カリフォルニア州、最高経営責任者:緒方 淳、以下IP Infusion)は、業界で初めて、セルサイト(移動通信網の基地局)ルーティング向けに多様な機能をサポートする商用統合ネットワーク・オペレーティングシステム(OS)「OcNOS(R)-CSR」を開発し提供開始することを発表しました。「OcNOS-CSR」は、ネットワーク事業者、通信事業者、企業におけるWhite Box(ホワイトボックス)型ネットワークの構築に必要なソフトウェアソリューションを提供します。「OcNOS-CSR」の提供開始は、2019年第1四半期を予定しています。
IP Infusion最高経営責任者の緒方 淳は、
「帯域幅の需要増加、サービスプロバイダによる新5Gサービス展開にむけた投資が進む中、移動体通信事業者は設置コスト・運用コストを抑えつつサービスを向上させるという課題に直面しています。『OcNOS-CSR』は、セルサイトバックホールをWhite Box 型ネットワークで実現する、業界初となる多機能商用ネットワークOSです。モバイルアプリケーション、メトロイーサネット・アクセス、ビジネス・アクセス・サービスを提供する様々なセルサイトバックホールにおいて、ネットワークの可用性、耐障害性、クラス最高の性能を担保します」と述べています。
White Box型ネットワークでは、ベンダーロックイン(特定ベンダーの独自仕様に依存した)型ソリューションモデルとは異なり、ネットワーク事業者が多様なネットワークを自前で構築・管理し、新たなネットワーク機能やサービスを総所有コストを抑えつつ迅速に導入することができます。
「OcNOS」は、業界初となるフル機能を搭載したWhite Box向け統合ネットワークOSで、拡張性に優れたスイッチング/ルーティングプロトコルをサポートし、MPLS(Multiprotocol Label Switching)やSDN(Software Defined Networking)などの高度な機能を備えています。また、ハイブリッド型/集中型/分散型ネットワークのサポート、高性能で拡張性に優れたモジュール型ネットワーク、商用チップ上に構築された堅牢なデータプレーンを特長としています。
「OcNOS-CSR」は、あらゆるレイヤー2/レイヤー3インターフェース向けの1〜100Gbpsの回線速度を備えているほか、柔軟なクロッキング・オプション、Building Integrated Timing Supply(BITS:ビル内統合タイミング供給源)、GPS(10MHz、1PPS/TOD)、1588v2、同期イーサネット(SyncE)をサポートしています。
「OcNOS-CSR」が連携するODMのWhite Boxサービス集約スイッチには、Qumran-AXスイッチング半導体ベースで16x10G、8x25G、2x100Gポートを備えたAcctonグループの Edgecore社製「AS7316-26XB」などがあります。「AS7316-26XB」は、「OcNOS-CSR」と組み合わせることにより、あらゆる世代のセルサイト無線アクセスネットワーク(RAN)バックホールとイーサネット・アクセス向けに最適化された、高速かつ低電力消費の堅牢なルータ/スイッチを通信事業者に提供することが可能になります。「AS7316-26XB」と「OcNOS-CSR」を併用することで、ネットワーク事業者は、バックホール運用コストの削減、RANおよびイーサネット・アクセスネットワークの簡素化と集約、モバイルサービスおよびプレミアムイーサネット・サービスによる収益機会の強化を実現できます。
サービスプロバイダは、「OcNOS-CSR」により、高度なサービスの提供と、モバイルバックホールおよびキャリアイーサネット・アクセスのソリューションの運用コスト削減が可能になります。「OcNOS-CSR」の特長は以下のとおりです。
● ネットワークの簡素化:複数のトランスポート向けにEVPN(Ethernet VPN)を利用したネットワーク仮想化をサポートしており、管理が必要なコンポーネントの数を減らすことでネットワークの運用を簡素化し、コンフィグレーション(設定)を容易にします。「OcNOS-CSR」は、ゼロタッチ・プロビジョニング(ZTP)と自律的なネットワーク機能およびサービス起動をサポートし、ネットワーク導入とサービス開始を迅速化します。その結果、ネットワークの拡張性およびサービスの速度を向上させ、運用コストを削減します。
● サービスの拡張性:コンパクトなフォームファクターでも、1〜100Gbpsの回線速度と柔軟なサービス拡張を実現します。
● 包括的なサービス:トラフィックエンジニアリング機能を備えており、階層型サービス品質(HQoS)とセキュリティ属性によって優先順位付けと差別化が可能なサービスを提供します。
● タイミングおよび同期のサポート:BITS、10MHz、1パルス/秒(PPS)、時刻(TOD)インターフェースの総合的なサポートにより、今日のコンバージド・アクセスネットワークに必要なタイミング・サービスを提供します。
● 高い信頼性:「OcNOS-CSR」は、以下機能によりトランスポート/サービスの冗長性を確保することで、エンドツーエンドのモバイルバックホール・ソリューションを実現します。
o 保護スイッチング
o グレースフルリスタート
o コントロールプレーン向けノンストップのルーティング/フォワーディング
o BGP(Border Gateway Protocol)、OSPF(Open Shortest Path First)、
IS-IS(Intermediate System to Intermediate System)、
BGP PIC(Prefix Independent Convergence)向けのループフリーオルタネート
● シームレスな相互作用、投資保護、Pay-as-You-Grow(成長に合わせた投資)モデル:ビルトイン型のソフトウェア・ライセンスで、「OcNOS-CSR」を利用したWhite Boxスイッチ/ルータ機能ポートを起動します。これによりサービスプロバイダは、ネットワークの拡張と顧客の需要に合わせて投資が必要となった際に、自社ネットワークへの投資をカスタマイズし計画することができます。
OcNOSについて
「OcNOS」は、洗練されたモジュール設計により、機動性、拡張性、耐障害性に富んだネットワーク構築を可能にします。また、多彩なIP/MPLSルーティング、スイッチング、セキュリティ対応機能を備えており、ネットワーク環境における物理的な要件にも、仮想的な要件にも応えます。多様なハードウェアに対応した「OcNOS」は、通信事業者やクラウドサービス事業者、企業のネットワーク構築を、より迅速に、簡易に、低コストで実現します。
そのソフトウェア構造は従来の専用ハードウェアからネットワークソフトウェアとハードウェアを分離(ディスアグリゲーション)し、White Boxと呼ばれる「ネットワークの実現をネットワークOSと汎用のスイッチハードウエアの組み合わせで安価に柔軟に実現する」ソリューションを可能にし、ますます拡大してゆくネットワークトラフィックに向けたインフラ投資のコスト低減とサービス拡張の自由度を提供してゆくために最適な形で提供されます。
https://www.access-company.com/products/network/ocnos/
■IP Infusion Inc.について
IP Infusionは、White Boxソリューションにおけるリーディングカンパニーです。同ソリューションにより、通信事業者、データセンター事業者や企業向けの新機能やサービスの拡張を、コストを低減しつつ、柔軟に、迅速に実現します。業界初となるOCP準拠のMPLS対応の統合オペレーティングシステム「OcNOS」は、ITネットワーク構築を簡素化し、実装を容易にするソリューションです。NFVベースの仮想ネットワークプラットフォーム「VirNOS(R)」は、事業者のネットワークサービスの開発・運用をコスト効率よく構築します。通信機器向けミドルウェア「ZebOS(R)」は、世界中の大手通信機器メーカーなど300社を超える企業に採用されており、日々進化する、クラウドや、キャリア・モバイルネットワークの要件に応えます。「OcNOS」と「VirNOS」は、「ZebOS」をベースに開発されており、通信事業者、データセンター事業者や企業の物理的/仮想的なネットワーク要件を満たすソフトウェアソリューションとして、事業者の分離(ディスアグリゲーション)型ネットワーク構築を支援します。IP Infusionはカリフォルニア州サンタクララに本社を置き、ACCESS CO., LTD.の100%出資子会社です。
http://www.ipinfusion.com
[画像1: https://prtimes.jp/i/11476/177/resize/d11476-177-864273-1.jpg ]
■株式会社ACCESSについて
ACCESS(東証マザーズ:4813)は、1984年の設立以来、独立系ソフトウェア企業として、世界中の通信、家電、放送、出版、エネルギーインフラ業界向けに、モバイル並びにネットワークソフトウェア技術を核とした先進のITソリューションを提供しています。累計搭載実績15億台を超えるモバイルソフトウェアおよび300社以上の通信機器メーカーへの豊富な採用実績を誇るネットワークソフトウェアにおける仮想化技術の開発力とノウハウを活かし、現在、組込とクラウド技術を融合したIoTソリューションの開発・事業化に注力しています。アジア、米国、ヨーロッパ地域の子会社を拠点に国際展開も推進しています。
http://www.access-company.com/
[画像2: https://prtimes.jp/i/11476/177/resize/d11476-177-668565-0.png ]
※ACCESS、ACCESSロゴは、日本国、米国、およびその他の国における株式会社ACCESSの登録商標または商標です。
※IP Infusion、IP Infusionロゴ、OcNOS、VirNOS、ZebOSは、IP Infusion Inc.の米国ならびにその他の国における商標または登録商標です。
※その他、文中に記載されている会社名および商品名は、各社の登録商標または商標です。
IP Infusion(本社:米国カリフォルニア州、最高経営責任者:緒方 淳、以下IP Infusion)は、業界で初めて、セルサイト(移動通信網の基地局)ルーティング向けに多様な機能をサポートする商用統合ネットワーク・オペレーティングシステム(OS)「OcNOS(R)-CSR」を開発し提供開始することを発表しました。「OcNOS-CSR」は、ネットワーク事業者、通信事業者、企業におけるWhite Box(ホワイトボックス)型ネットワークの構築に必要なソフトウェアソリューションを提供します。「OcNOS-CSR」の提供開始は、2019年第1四半期を予定しています。
IP Infusion最高経営責任者の緒方 淳は、
「帯域幅の需要増加、サービスプロバイダによる新5Gサービス展開にむけた投資が進む中、移動体通信事業者は設置コスト・運用コストを抑えつつサービスを向上させるという課題に直面しています。『OcNOS-CSR』は、セルサイトバックホールをWhite Box 型ネットワークで実現する、業界初となる多機能商用ネットワークOSです。モバイルアプリケーション、メトロイーサネット・アクセス、ビジネス・アクセス・サービスを提供する様々なセルサイトバックホールにおいて、ネットワークの可用性、耐障害性、クラス最高の性能を担保します」と述べています。
White Box型ネットワークでは、ベンダーロックイン(特定ベンダーの独自仕様に依存した)型ソリューションモデルとは異なり、ネットワーク事業者が多様なネットワークを自前で構築・管理し、新たなネットワーク機能やサービスを総所有コストを抑えつつ迅速に導入することができます。
「OcNOS」は、業界初となるフル機能を搭載したWhite Box向け統合ネットワークOSで、拡張性に優れたスイッチング/ルーティングプロトコルをサポートし、MPLS(Multiprotocol Label Switching)やSDN(Software Defined Networking)などの高度な機能を備えています。また、ハイブリッド型/集中型/分散型ネットワークのサポート、高性能で拡張性に優れたモジュール型ネットワーク、商用チップ上に構築された堅牢なデータプレーンを特長としています。
「OcNOS-CSR」は、あらゆるレイヤー2/レイヤー3インターフェース向けの1〜100Gbpsの回線速度を備えているほか、柔軟なクロッキング・オプション、Building Integrated Timing Supply(BITS:ビル内統合タイミング供給源)、GPS(10MHz、1PPS/TOD)、1588v2、同期イーサネット(SyncE)をサポートしています。
「OcNOS-CSR」が連携するODMのWhite Boxサービス集約スイッチには、Qumran-AXスイッチング半導体ベースで16x10G、8x25G、2x100Gポートを備えたAcctonグループの Edgecore社製「AS7316-26XB」などがあります。「AS7316-26XB」は、「OcNOS-CSR」と組み合わせることにより、あらゆる世代のセルサイト無線アクセスネットワーク(RAN)バックホールとイーサネット・アクセス向けに最適化された、高速かつ低電力消費の堅牢なルータ/スイッチを通信事業者に提供することが可能になります。「AS7316-26XB」と「OcNOS-CSR」を併用することで、ネットワーク事業者は、バックホール運用コストの削減、RANおよびイーサネット・アクセスネットワークの簡素化と集約、モバイルサービスおよびプレミアムイーサネット・サービスによる収益機会の強化を実現できます。
サービスプロバイダは、「OcNOS-CSR」により、高度なサービスの提供と、モバイルバックホールおよびキャリアイーサネット・アクセスのソリューションの運用コスト削減が可能になります。「OcNOS-CSR」の特長は以下のとおりです。
● ネットワークの簡素化:複数のトランスポート向けにEVPN(Ethernet VPN)を利用したネットワーク仮想化をサポートしており、管理が必要なコンポーネントの数を減らすことでネットワークの運用を簡素化し、コンフィグレーション(設定)を容易にします。「OcNOS-CSR」は、ゼロタッチ・プロビジョニング(ZTP)と自律的なネットワーク機能およびサービス起動をサポートし、ネットワーク導入とサービス開始を迅速化します。その結果、ネットワークの拡張性およびサービスの速度を向上させ、運用コストを削減します。
● サービスの拡張性:コンパクトなフォームファクターでも、1〜100Gbpsの回線速度と柔軟なサービス拡張を実現します。
● 包括的なサービス:トラフィックエンジニアリング機能を備えており、階層型サービス品質(HQoS)とセキュリティ属性によって優先順位付けと差別化が可能なサービスを提供します。
● タイミングおよび同期のサポート:BITS、10MHz、1パルス/秒(PPS)、時刻(TOD)インターフェースの総合的なサポートにより、今日のコンバージド・アクセスネットワークに必要なタイミング・サービスを提供します。
● 高い信頼性:「OcNOS-CSR」は、以下機能によりトランスポート/サービスの冗長性を確保することで、エンドツーエンドのモバイルバックホール・ソリューションを実現します。
o 保護スイッチング
o グレースフルリスタート
o コントロールプレーン向けノンストップのルーティング/フォワーディング
o BGP(Border Gateway Protocol)、OSPF(Open Shortest Path First)、
IS-IS(Intermediate System to Intermediate System)、
BGP PIC(Prefix Independent Convergence)向けのループフリーオルタネート
● シームレスな相互作用、投資保護、Pay-as-You-Grow(成長に合わせた投資)モデル:ビルトイン型のソフトウェア・ライセンスで、「OcNOS-CSR」を利用したWhite Boxスイッチ/ルータ機能ポートを起動します。これによりサービスプロバイダは、ネットワークの拡張と顧客の需要に合わせて投資が必要となった際に、自社ネットワークへの投資をカスタマイズし計画することができます。
OcNOSについて
「OcNOS」は、洗練されたモジュール設計により、機動性、拡張性、耐障害性に富んだネットワーク構築を可能にします。また、多彩なIP/MPLSルーティング、スイッチング、セキュリティ対応機能を備えており、ネットワーク環境における物理的な要件にも、仮想的な要件にも応えます。多様なハードウェアに対応した「OcNOS」は、通信事業者やクラウドサービス事業者、企業のネットワーク構築を、より迅速に、簡易に、低コストで実現します。
そのソフトウェア構造は従来の専用ハードウェアからネットワークソフトウェアとハードウェアを分離(ディスアグリゲーション)し、White Boxと呼ばれる「ネットワークの実現をネットワークOSと汎用のスイッチハードウエアの組み合わせで安価に柔軟に実現する」ソリューションを可能にし、ますます拡大してゆくネットワークトラフィックに向けたインフラ投資のコスト低減とサービス拡張の自由度を提供してゆくために最適な形で提供されます。
https://www.access-company.com/products/network/ocnos/
■IP Infusion Inc.について
IP Infusionは、White Boxソリューションにおけるリーディングカンパニーです。同ソリューションにより、通信事業者、データセンター事業者や企業向けの新機能やサービスの拡張を、コストを低減しつつ、柔軟に、迅速に実現します。業界初となるOCP準拠のMPLS対応の統合オペレーティングシステム「OcNOS」は、ITネットワーク構築を簡素化し、実装を容易にするソリューションです。NFVベースの仮想ネットワークプラットフォーム「VirNOS(R)」は、事業者のネットワークサービスの開発・運用をコスト効率よく構築します。通信機器向けミドルウェア「ZebOS(R)」は、世界中の大手通信機器メーカーなど300社を超える企業に採用されており、日々進化する、クラウドや、キャリア・モバイルネットワークの要件に応えます。「OcNOS」と「VirNOS」は、「ZebOS」をベースに開発されており、通信事業者、データセンター事業者や企業の物理的/仮想的なネットワーク要件を満たすソフトウェアソリューションとして、事業者の分離(ディスアグリゲーション)型ネットワーク構築を支援します。IP Infusionはカリフォルニア州サンタクララに本社を置き、ACCESS CO., LTD.の100%出資子会社です。
http://www.ipinfusion.com
[画像1: https://prtimes.jp/i/11476/177/resize/d11476-177-864273-1.jpg ]
■株式会社ACCESSについて
ACCESS(東証マザーズ:4813)は、1984年の設立以来、独立系ソフトウェア企業として、世界中の通信、家電、放送、出版、エネルギーインフラ業界向けに、モバイル並びにネットワークソフトウェア技術を核とした先進のITソリューションを提供しています。累計搭載実績15億台を超えるモバイルソフトウェアおよび300社以上の通信機器メーカーへの豊富な採用実績を誇るネットワークソフトウェアにおける仮想化技術の開発力とノウハウを活かし、現在、組込とクラウド技術を融合したIoTソリューションの開発・事業化に注力しています。アジア、米国、ヨーロッパ地域の子会社を拠点に国際展開も推進しています。
http://www.access-company.com/
[画像2: https://prtimes.jp/i/11476/177/resize/d11476-177-668565-0.png ]
※ACCESS、ACCESSロゴは、日本国、米国、およびその他の国における株式会社ACCESSの登録商標または商標です。
※IP Infusion、IP Infusionロゴ、OcNOS、VirNOS、ZebOSは、IP Infusion Inc.の米国ならびにその他の国における商標または登録商標です。
※その他、文中に記載されている会社名および商品名は、各社の登録商標または商標です。