量子インターネットの社会実装を目指すLQUOM株式会社に出資
[23/01/31]
提供元:PRTIMES
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三菱UFJキャピタル株式会社(本社:東京都中央区)は、同社が運営するファンド(三菱UFJキャピタル8号投資事業有限責任組合)より、量子インターネットの実現に必須となる通信機器の開発を行うLQUOM株式会社に対し、2023年1月31日付で第三者割当増資による出資を実行したことをお知らせいたします。
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LQUOMについて
量子もつれを用いた量子通信機器の開発を行う横浜国立大学発スタートアップです。量子もつれをうまく操ることで量子情報を壊さず伝送する次世代ネットワーク「量子インターネット」の構築を目指しています。量子インターネットが実現すると、量子コンピュータでも破られない絶対に安心なセキュア通信(量子暗号通信)、量子コンピュータ同士を接続しより複雑な計算課題に挑戦(分散量子計算)などのアプリケーションが可能となります。LQUOMでは横国大堀切准教授が20年来培ってきた基礎研究の成果をインテグレーションし「量子中継器」の研究開発とその社会実装を目指し活動しています。
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出資背景
量子コンピュータの急速な発展と共に、量子インターネット(量子暗号通信・分散量子計算)のニーズも高まりつつあります。LQUOM様は量子インターネットの実現に必須となる通信機器の開発に、早い段階から着手しており、既に幾つかのデバイス開発に成功しております。又、新関CEOを中心としたチームに魅力を感じ、今般出資させて頂きました。同社の更なる発展に向けて、今後もMUFGのグループ力を駆使し、全力で支援をさせて頂きます。
【LQUOM株式会社について】
会社名:LQUOM株式会社
所在地:横浜市保土ヶ谷区常盤台79-5 横浜国立大学総合研究棟W503室
代表者:新関 和哉
設立日:2020年1月
事業内容:量子インターネットの通信機器開発
コーポレートサイト:https://lquom.com/
【三菱UFJキャピタル株式会社について】
[画像4: https://prtimes.jp/i/76057/177/resize/d76057-177-9fdde1a5a91d39784be3-3.jpg ]
三菱UFJキャピタルは、1974年に設立以来、三菱UFJフィナンシャル・グループのベンチャーキャピタルとして業界をリードするノウハウを提供し、幅広い業種に対する投資を行っています。IPOを実現されたお客さまは、幅広い業種にわたり約900社と、業界トップクラスの実績を有しています。
◆会社概要
会社名:三菱UFJキャピタル株式会社
所在地:東京都中央区日本橋2丁目3番4号 日本橋プラザビル7F
設 立:1974年8月1日
U R L :https://www.mucap.co.jp/
事業内容:ベンチャーキャピタル事業
◆三菱UFJキャピタル8号投資事業有限責任組合について
ファンド総額:150億円
無限責任組合員:三菱UFJキャピタル株式会社
出資者:株式会社三菱UFJ銀行、三菱UFJキャピタル株式会社
設立日:2021年4月23日