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パーソルテンプスタッフ、大阪大学 大学院工学研究科と協働 バイオ医薬品の開発・製造領域の人材育成に寄与する 学習動画コンテンツを無料公開
[23/05/30]
提供元：PRTIMES
提供元：PRTIMES
〜 人材不足が顕在化するバイオ技術者のリカレント教育・リスキリングに活用 〜
総合人材サービスのパーソルグループで人材派遣・アウトソーシング事業を手掛けるパーソルテンプスタッフ株式会社（本社: 東京都渋谷区、代表取締役社長: 木村 和成、以下パーソルテンプスタッフ）と大阪大学 大学院工学研究科が協働で理系人材の評価育成を目的として開設した「パーソル高度バイオDX産業人材育成協働研究所（以下研究所）」は、抗体医薬・遺伝子治療薬の研究開発・製造領域における研究者・技術者の人材不足が顕在化している中で、企業での技術者育成のOJTや自己学習に役立つコンテンツを作成し、研究所のホームページに公開しました。
パーソル高度バイオDX産業人材育成協働研究所 学習コンテンツ
https://persol-biodx-arl.eng.osaka-u.ac.jp/self-learning/
[画像1: https://prtimes.jp/i/71141/178/resize/d71141-178-5cec2e1d7f98c91c968d-0.jpg ]
■背景：成長分野であるバイオ医薬業界を支えるバイオテクノロジー人材の高効率な育成システム確立が急務
近年バイオ産業が急成長を遂げており、中でも特にバイオ医薬品市場は著しく成長しています。2021年2月に経済産業省が発表した報告書「バイオテクノロジーが拓く＜第5次産業革命＞」（経済産業省 産業構造審議会 商務流通情報分科会 バイオ小委員会、委員長 大政健史 氏）では、2019年から2026年のバイオ医薬品の年平均成長率を9.6％と見込んでいます。
しかし急成長の裏で問題となっているのが、バイオテクノロジーを担う人材の不足です。上記報告書でも「バイオ技術を用いた製造分野においては、製造技術・プロセス開発に係る専門人材、製造の担い手であるオペレーターや、医薬品や食品の品質評価・品質保証・規制対応等に精通した人材の不足」が指摘されています。
このような人材不足を背景に、2021年9月1日、理系人材サービスを展開するパーソルテンプスタッフと、大阪大学大学院工学研究科は協働で「パーソル高度バイオDX産業人材育成協働研究所」を設立、バイオ医薬品（抗体医薬、遺伝子治療用医薬、ワクチン等）の開発・製造を支えるバイオテクノロジー人材の高効率な育成にむけた評価システムを確立することを目指し、以下の協働研究を行っています。
・バイオ技術者／研究者の職務における必要な能力指標「知識」「技能」「行動特性」の可視化
・バイオ技術者／研究者の職能分析とキャリア可視化による新しい評価法の構築
・バイオ技術者／研究者の育成に役立つ学習コンテンツの提供および実地検証による育成法評価
この取り組みにより、どんなキャリアの選択肢があるか、自分の能力はどのくらいあるか、何を学ぶべきか、どのような技術を身に付けるべきかがわかり、リスキリングの効率化を図ることが可能であると考えています。
■概要：バイオ技術者の自己学習に役立つコンテンツを作成・無料で公開。リカレント教育・リスキリングに活用
研究所では、昨年より抗体医薬・遺伝子治療薬の研究開発・製造領域における研究者・技術者の能力可視化に取り組んでいます。この分野での人材不足が顕在化している中で、バイオ技術者の能力可視化の取り組みと並行し、身に着けるべき知識を、必要な人材に届けるため、リカレント教育やリスキリング（学び直し）に役立つ学習コンテンツを作成、研究所のホームページに無料公開しました。
<学習コンテンツの特徴>
多くの技術コラムや動画は存在しますが、リカレント教育やリスキリング（学び直し）による新規参入の人材や実務経験が浅い技術者にとっては、散在している情報を適切に入手することが困難な状態でした。
そこで、抗体医薬・遺伝子治療薬に関連した企業による技術解説動画、関連書籍をひとつのサイトに集約することで、必要な人材に適切な情報を効率よく届けることが可能と考え、学習コンテンツを整理し、研究所ホームページに一覧で掲載しています。既存のバイオ技術者にとっても、リカレント教育に役立つ抗体医薬・遺伝子治療薬の研究開発や製造に関連する大学講義などの情報をワンストップで得ることが可能となっています。
またバイオ実験の基本操作において可視化共有されているコンテンツが少なく、独自作法になっている技能が存在していました。そこで、バイオ実験操作（基礎）について、動画コンテンツを作成し無料で公開しています。なお、学習コンテンツは今後も随時追加、更新していく予定です。
【大学の講義一覧】（バイオ医薬品の製造工程別に紹介）
・小スケール培養
・スケールアップ培養〜生産培養
・ハーベスト（清澄化）
・精製〜フィルトレーション（ろ過）
・最終調整〜凍結乾燥
【企業の動画コンテンツ一覧】（バイオ医薬品の製造工程別に紹介）
・小スケール培養
・スケールアップ培養〜生産培養
・ハーベスト（清澄化）
・精製〜フィルトレーション（ろ過）
・最終調整〜凍結乾燥
・その他
【バイオ医薬品の関連書籍・セミナー】（難易度別に紹介）
・初級：生物化学工学を初歩から学びたい方（大学生低学年、生命農学系／薬学系／化学系の学生）
・中級：大学で生物化学工学を学び基礎的な知識のある方（バイオ関連企業の若手技術者／大学学部学生・工学系の学生）
・上級：生物化学工学の研究に関わる方（バイオ関連企業の専門技術者／バイオプロセス開発を行う方）
【協働研究所のオリジナルバイオ実験動画】
・浮遊細胞の継代
・マイクロピペット操作
・リアクター培養（リアクターセットアップから細胞培養開始まで動画 5本）
■パーソル高度バイオDX産業人材育成協働研究所 所長 大政 健史 氏（大阪大学大学院工学研究科教授）のコメント
[画像2: https://prtimes.jp/i/71141/178/resize/d71141-178-be59d0ac240d487c78d6-1.jpg ]
企業のOJTや各メーカーより提供される専門的知識情報は体系化されていないことが多く、必要な人材に届かない状態でしたが、このように一元掲載されることで、容易にアクセスできるようになったことは非常に意義深く感じます。また、関連大学講義も掲載することで、高度なリカレント教育推進に繋がる可能性があり、必要な人材に選択肢を提供できることで、現場ニーズにより答えることができると考えております。
パーソルテンプスタッフは、今後も人材の育成や提供を通じて企業の研究開発をサポートすると同時に、研究開発分野における学びの機会を創出し、就業を希望する方々のキャリアアップを支援します。この取り組みを通じて、日本の高度バイオDX産業人材の育成とバイオものづくり産業の振興に貢献するとともに、SDGs「8.働きがいも経済成長も」「9.産業と技術革新の基盤をつくろう」にも繋がっていると考えています。
[画像3: https://prtimes.jp/i/71141/178/resize/d71141-178-1ed20e1899293f89a972-2.jpg ]
[画像4: https://prtimes.jp/i/71141/178/resize/d71141-178-7152edc71743f32c8564-3.jpg ]
＜本件に関するお問い合わせ先＞
・パーソルテンプスタッフ株式会社
研究開発ソリューション事業部 研究開発神戸オフィス 土肥 武（どひ たけし）
TEL: 03-6831-2044
E-mail: takeshido@tempstaff.co.jp
・パーソル高度バイオDX産業人材育成協働研究所URL
https://persol-biodx-arl.eng.osaka-u.ac.jp/
■パーソルテンプスタッフ株式会社について＜ https://www.tempstaff.co.jp/ ＞
パーソルテンプスタッフ株式会社は、人材派遣、ビジネス プロセス アウトソーシング、官公庁受託事業などのサービスを提供しています。2017年7月より、テンプスタッフ株式会社からパーソルテンプスタッフ株式会社へ社名変更。パーソルグループは、「はたらいて、笑おう。」をグループビジョンに、グループの総力をあげて、労働・雇用の課題解決を通じ、持続可能な社会の実現に貢献していきます。
総合人材サービスのパーソルグループで人材派遣・アウトソーシング事業を手掛けるパーソルテンプスタッフ株式会社（本社: 東京都渋谷区、代表取締役社長: 木村 和成、以下パーソルテンプスタッフ）と大阪大学 大学院工学研究科が協働で理系人材の評価育成を目的として開設した「パーソル高度バイオDX産業人材育成協働研究所（以下研究所）」は、抗体医薬・遺伝子治療薬の研究開発・製造領域における研究者・技術者の人材不足が顕在化している中で、企業での技術者育成のOJTや自己学習に役立つコンテンツを作成し、研究所のホームページに公開しました。
パーソル高度バイオDX産業人材育成協働研究所 学習コンテンツ
https://persol-biodx-arl.eng.osaka-u.ac.jp/self-learning/
[画像1: https://prtimes.jp/i/71141/178/resize/d71141-178-5cec2e1d7f98c91c968d-0.jpg ]
■背景：成長分野であるバイオ医薬業界を支えるバイオテクノロジー人材の高効率な育成システム確立が急務
近年バイオ産業が急成長を遂げており、中でも特にバイオ医薬品市場は著しく成長しています。2021年2月に経済産業省が発表した報告書「バイオテクノロジーが拓く＜第5次産業革命＞」（経済産業省 産業構造審議会 商務流通情報分科会 バイオ小委員会、委員長 大政健史 氏）では、2019年から2026年のバイオ医薬品の年平均成長率を9.6％と見込んでいます。
しかし急成長の裏で問題となっているのが、バイオテクノロジーを担う人材の不足です。上記報告書でも「バイオ技術を用いた製造分野においては、製造技術・プロセス開発に係る専門人材、製造の担い手であるオペレーターや、医薬品や食品の品質評価・品質保証・規制対応等に精通した人材の不足」が指摘されています。
このような人材不足を背景に、2021年9月1日、理系人材サービスを展開するパーソルテンプスタッフと、大阪大学大学院工学研究科は協働で「パーソル高度バイオDX産業人材育成協働研究所」を設立、バイオ医薬品（抗体医薬、遺伝子治療用医薬、ワクチン等）の開発・製造を支えるバイオテクノロジー人材の高効率な育成にむけた評価システムを確立することを目指し、以下の協働研究を行っています。
・バイオ技術者／研究者の職務における必要な能力指標「知識」「技能」「行動特性」の可視化
・バイオ技術者／研究者の職能分析とキャリア可視化による新しい評価法の構築
・バイオ技術者／研究者の育成に役立つ学習コンテンツの提供および実地検証による育成法評価
この取り組みにより、どんなキャリアの選択肢があるか、自分の能力はどのくらいあるか、何を学ぶべきか、どのような技術を身に付けるべきかがわかり、リスキリングの効率化を図ることが可能であると考えています。
■概要：バイオ技術者の自己学習に役立つコンテンツを作成・無料で公開。リカレント教育・リスキリングに活用
研究所では、昨年より抗体医薬・遺伝子治療薬の研究開発・製造領域における研究者・技術者の能力可視化に取り組んでいます。この分野での人材不足が顕在化している中で、バイオ技術者の能力可視化の取り組みと並行し、身に着けるべき知識を、必要な人材に届けるため、リカレント教育やリスキリング（学び直し）に役立つ学習コンテンツを作成、研究所のホームページに無料公開しました。
<学習コンテンツの特徴>
多くの技術コラムや動画は存在しますが、リカレント教育やリスキリング（学び直し）による新規参入の人材や実務経験が浅い技術者にとっては、散在している情報を適切に入手することが困難な状態でした。
そこで、抗体医薬・遺伝子治療薬に関連した企業による技術解説動画、関連書籍をひとつのサイトに集約することで、必要な人材に適切な情報を効率よく届けることが可能と考え、学習コンテンツを整理し、研究所ホームページに一覧で掲載しています。既存のバイオ技術者にとっても、リカレント教育に役立つ抗体医薬・遺伝子治療薬の研究開発や製造に関連する大学講義などの情報をワンストップで得ることが可能となっています。
またバイオ実験の基本操作において可視化共有されているコンテンツが少なく、独自作法になっている技能が存在していました。そこで、バイオ実験操作（基礎）について、動画コンテンツを作成し無料で公開しています。なお、学習コンテンツは今後も随時追加、更新していく予定です。
【大学の講義一覧】（バイオ医薬品の製造工程別に紹介）
・小スケール培養
・スケールアップ培養〜生産培養
・ハーベスト（清澄化）
・精製〜フィルトレーション（ろ過）
・最終調整〜凍結乾燥
【企業の動画コンテンツ一覧】（バイオ医薬品の製造工程別に紹介）
・小スケール培養
・スケールアップ培養〜生産培養
・ハーベスト（清澄化）
・精製〜フィルトレーション（ろ過）
・最終調整〜凍結乾燥
・その他
【バイオ医薬品の関連書籍・セミナー】（難易度別に紹介）
・初級：生物化学工学を初歩から学びたい方（大学生低学年、生命農学系／薬学系／化学系の学生）
・中級：大学で生物化学工学を学び基礎的な知識のある方（バイオ関連企業の若手技術者／大学学部学生・工学系の学生）
・上級：生物化学工学の研究に関わる方（バイオ関連企業の専門技術者／バイオプロセス開発を行う方）
【協働研究所のオリジナルバイオ実験動画】
・浮遊細胞の継代
・マイクロピペット操作
・リアクター培養（リアクターセットアップから細胞培養開始まで動画 5本）
■パーソル高度バイオDX産業人材育成協働研究所 所長 大政 健史 氏（大阪大学大学院工学研究科教授）のコメント
[画像2: https://prtimes.jp/i/71141/178/resize/d71141-178-be59d0ac240d487c78d6-1.jpg ]
企業のOJTや各メーカーより提供される専門的知識情報は体系化されていないことが多く、必要な人材に届かない状態でしたが、このように一元掲載されることで、容易にアクセスできるようになったことは非常に意義深く感じます。また、関連大学講義も掲載することで、高度なリカレント教育推進に繋がる可能性があり、必要な人材に選択肢を提供できることで、現場ニーズにより答えることができると考えております。
パーソルテンプスタッフは、今後も人材の育成や提供を通じて企業の研究開発をサポートすると同時に、研究開発分野における学びの機会を創出し、就業を希望する方々のキャリアアップを支援します。この取り組みを通じて、日本の高度バイオDX産業人材の育成とバイオものづくり産業の振興に貢献するとともに、SDGs「8.働きがいも経済成長も」「9.産業と技術革新の基盤をつくろう」にも繋がっていると考えています。
[画像3: https://prtimes.jp/i/71141/178/resize/d71141-178-1ed20e1899293f89a972-2.jpg ]
[画像4: https://prtimes.jp/i/71141/178/resize/d71141-178-7152edc71743f32c8564-3.jpg ]
＜本件に関するお問い合わせ先＞
・パーソルテンプスタッフ株式会社
研究開発ソリューション事業部 研究開発神戸オフィス 土肥 武（どひ たけし）
TEL: 03-6831-2044
E-mail: takeshido@tempstaff.co.jp
・パーソル高度バイオDX産業人材育成協働研究所URL
https://persol-biodx-arl.eng.osaka-u.ac.jp/
■パーソルテンプスタッフ株式会社について＜ https://www.tempstaff.co.jp/ ＞
パーソルテンプスタッフ株式会社は、人材派遣、ビジネス プロセス アウトソーシング、官公庁受託事業などのサービスを提供しています。2017年7月より、テンプスタッフ株式会社からパーソルテンプスタッフ株式会社へ社名変更。パーソルグループは、「はたらいて、笑おう。」をグループビジョンに、グループの総力をあげて、労働・雇用の課題解決を通じ、持続可能な社会の実現に貢献していきます。
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