フリースケール、アプリケーション・プロセッサのセキュリティを新たな次元に引き上げるi.MX 6SoloXの量産出荷を開始
[15/02/27]
提供元:PRTIMES
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世界クラスのセキュリティ、圧倒的な性能、比類のない電力効率を兼ね備えた ヘテロジニアス・マルチコアi.MX 6SoloXプロセッサ
フリースケール・セミコンダクタ(NYSE:FSL)は、マルチマーケット向け高集積アプリケーション・プロセッサ「i.MX(アイドット・エムエックス)6SoloX」の量産出荷を開始したことを発表しました。コネクテッド・ホームやモノのインターネット(IoT)、コネクテッド・カーといったアプリケーションにおいて新次元のセキュリティが実現します。
i.MX 6SoloXの最大の特長は堅牢なセキュリティ機能です。SoCには、暗号化エンジンのほか設定可能なリソース・ドメイン・コントローラが組み込まれており、各ペリフェラルをCPUコアに対してロックするのか共有するのかを選択できます。ドメイン・コントローラはセキュアなメッセージ・セマフォ・ユニットによって補強されており、協調的なマルチOSソフトウェアが安全に共有ペリフェラルにアクセスできるようになっています。また、プロセッサには先進的なセキュア・ブートやデータ・ストレージ保護機能など、堅牢な物理的セキュリティ機能も搭載されています。このような先進的なハードウェア機能により個々の市場要件に応じたカスタム・セキュリティ・ソリューションを設計することができます。
ARM Cortex-M4コアとARM Cortex-A9コアが同一チップ上に統合されているため、Cortex-M4コアの優れたリアルタイム応答性というメリットを享受しつつCortex-A9コア上でリッチなユーザ・インタフェースのOSを実行することができます。CPUコアは電力ドメインが複数に区分されており独立した電力状態制御が可能で、低消費電流を実現しつつスリープ・モードから高速でウェイクアップできます。また、SoCのシステム・アウェア・アーキテクチャによりCortex-M4コアがローレベルのシステム・モニタリング・タスクを継続している最中でもCortex-A9コアの完全シャットダウンが可能なため、電力効率がさらに高まります。それに加えて、優れた実績を誇るフリースケールのMMPF0200コンパニオン・パワー・マネジメントIC(PMIC)を活用すれば電力効率を一層高めることができます。このICは、i.MXプロセッサ・システム・プラットフォーム向けに最適化されており、軽負荷時効率が大幅に強化されています。
フリースケールのマイクロコントローラ部門アプリケーション・プロセッサおよび先進技術採用担当副社長であるロン・マルティーノは次のように述べています。「フリースケールは、マイクロコントローラやマイクロプロセッサ、ヘテロジニアスSoC(システムオンチップ)設計に関する長年の経験と深い専門知識を活用して、また新たな革新的組込みデバイスを生み出しました。i.MX 6SoloXは、セキュリティ、性能、拡張性、電力効率を新たな次元に引き上げ、家庭や自動車向けに次世代のインターネット接続対応システム・アウェア・デバイスを実現します。」
i.MX 6SoloXは、幅広いディスプレイ・ベース車載アプリケーションに理想的です。また、車車間通信(V2V)や車車間・路車間通信(V2X)向けの車載テレマティクス/モジュールなど、ディスプレイのない低コスト小型パッケージ・オプションにも利用できます。車載製品以外にも、ホーム・オートメーションやビルディング・コントロール、ヘルスケアなど、多様なアプリケーションをサポートします。
i.MX 6SoloXマルチコア・アプリケーション・プロセッサの上記以外の主な特長:
• デュアルポートGigabit Ethernetオーディオ・ビデオ・ブリッジング(AVB):高度なトラフィック・シェーピング機能とパケット優先順位付け機能により、車載分野をはじめとするさまざまなアプリケーションのQoS(サービス品質)に対応
• 2D/3Dグラフィックス・プロセッシング・ユニット(GPU):高度なHMIの開発を促進
• DDR QSPIやRaw NANDをサポートする柔軟なブート・オプション、DDR3とLPDDR2の両方のメモリをサポートするメモリ・コントローラ
• 標準的なシステム・インタフェースのスマートな統合:UIやワイヤレス接続向けにさまざまなインタフェース・オプションが用意されており、柔軟なシステム設計を実現
フリースケールは、2015年2月24〜26日にドイツのニュルンベルクで開催された「Embedded World」において、i.MX 6SoloXアプリケーション・プロセッサのデモを行いました。フリースケールi.MX 6SoloXの技術仕様や開発ツール、各種リソースの詳細については、www.freescale.com/iMX6SoloXのWebサイトをご覧ください。
供給
i.MX 6SoloXアプリケーション・プロセッサは、現在量産出荷中です。包括的な開発ツール/ソフトウェア・サポート・セットも用意されており、Cortex-A9コア向けAndroid/Linux OSやCortex-M4コア向けMQX™ リアルタイムOS、幅広いARMコミュニティのサポートを利用できます。また、i.MX 6SoloXをベースにMMPF0200 PMICを搭載したスマート・デバイス向けSABRE(セイバー)開発ボードも用意されています。
フリースケール・セミコンダクタについて
フリースケール・セミコンダクタ(NYSE:FSL)は、セキュアな組込みプロセッシング・ソリューションによって”Internet of Tomorrow”(モノのインターネットの先にある、よりセキュアなIoTソリューション)を実現します。フリースケールのソリューションは、より革新的で、世界を繋ぎ、私たちの生活をシンプルで安全なものにします。また、世界的な企業の役割として、次世代のイノベータを育むために、科学・技術・工学・数学(STEM)教育に貢献することを約束します。詳細は、http://www.freescale.com/のWebサイトをご覧ください。
FreescaleならびにFreescaleのロゴマークはFreescale Semiconductor Inc., Reg. U.S. Pat. & Tm. Off.の商標、または登録商標です。文中に記載されている他社の製品名、サービス名等はそれぞれの所有者が権利を保有しています。
(C)2015フリースケール・セミコンダクタ・インク
フリースケール・セミコンダクタ(NYSE:FSL)は、マルチマーケット向け高集積アプリケーション・プロセッサ「i.MX(アイドット・エムエックス)6SoloX」の量産出荷を開始したことを発表しました。コネクテッド・ホームやモノのインターネット(IoT)、コネクテッド・カーといったアプリケーションにおいて新次元のセキュリティが実現します。
i.MX 6SoloXの最大の特長は堅牢なセキュリティ機能です。SoCには、暗号化エンジンのほか設定可能なリソース・ドメイン・コントローラが組み込まれており、各ペリフェラルをCPUコアに対してロックするのか共有するのかを選択できます。ドメイン・コントローラはセキュアなメッセージ・セマフォ・ユニットによって補強されており、協調的なマルチOSソフトウェアが安全に共有ペリフェラルにアクセスできるようになっています。また、プロセッサには先進的なセキュア・ブートやデータ・ストレージ保護機能など、堅牢な物理的セキュリティ機能も搭載されています。このような先進的なハードウェア機能により個々の市場要件に応じたカスタム・セキュリティ・ソリューションを設計することができます。
ARM Cortex-M4コアとARM Cortex-A9コアが同一チップ上に統合されているため、Cortex-M4コアの優れたリアルタイム応答性というメリットを享受しつつCortex-A9コア上でリッチなユーザ・インタフェースのOSを実行することができます。CPUコアは電力ドメインが複数に区分されており独立した電力状態制御が可能で、低消費電流を実現しつつスリープ・モードから高速でウェイクアップできます。また、SoCのシステム・アウェア・アーキテクチャによりCortex-M4コアがローレベルのシステム・モニタリング・タスクを継続している最中でもCortex-A9コアの完全シャットダウンが可能なため、電力効率がさらに高まります。それに加えて、優れた実績を誇るフリースケールのMMPF0200コンパニオン・パワー・マネジメントIC(PMIC)を活用すれば電力効率を一層高めることができます。このICは、i.MXプロセッサ・システム・プラットフォーム向けに最適化されており、軽負荷時効率が大幅に強化されています。
フリースケールのマイクロコントローラ部門アプリケーション・プロセッサおよび先進技術採用担当副社長であるロン・マルティーノは次のように述べています。「フリースケールは、マイクロコントローラやマイクロプロセッサ、ヘテロジニアスSoC(システムオンチップ)設計に関する長年の経験と深い専門知識を活用して、また新たな革新的組込みデバイスを生み出しました。i.MX 6SoloXは、セキュリティ、性能、拡張性、電力効率を新たな次元に引き上げ、家庭や自動車向けに次世代のインターネット接続対応システム・アウェア・デバイスを実現します。」
i.MX 6SoloXは、幅広いディスプレイ・ベース車載アプリケーションに理想的です。また、車車間通信(V2V)や車車間・路車間通信(V2X)向けの車載テレマティクス/モジュールなど、ディスプレイのない低コスト小型パッケージ・オプションにも利用できます。車載製品以外にも、ホーム・オートメーションやビルディング・コントロール、ヘルスケアなど、多様なアプリケーションをサポートします。
i.MX 6SoloXマルチコア・アプリケーション・プロセッサの上記以外の主な特長:
• デュアルポートGigabit Ethernetオーディオ・ビデオ・ブリッジング(AVB):高度なトラフィック・シェーピング機能とパケット優先順位付け機能により、車載分野をはじめとするさまざまなアプリケーションのQoS(サービス品質)に対応
• 2D/3Dグラフィックス・プロセッシング・ユニット(GPU):高度なHMIの開発を促進
• DDR QSPIやRaw NANDをサポートする柔軟なブート・オプション、DDR3とLPDDR2の両方のメモリをサポートするメモリ・コントローラ
• 標準的なシステム・インタフェースのスマートな統合:UIやワイヤレス接続向けにさまざまなインタフェース・オプションが用意されており、柔軟なシステム設計を実現
フリースケールは、2015年2月24〜26日にドイツのニュルンベルクで開催された「Embedded World」において、i.MX 6SoloXアプリケーション・プロセッサのデモを行いました。フリースケールi.MX 6SoloXの技術仕様や開発ツール、各種リソースの詳細については、www.freescale.com/iMX6SoloXのWebサイトをご覧ください。
供給
i.MX 6SoloXアプリケーション・プロセッサは、現在量産出荷中です。包括的な開発ツール/ソフトウェア・サポート・セットも用意されており、Cortex-A9コア向けAndroid/Linux OSやCortex-M4コア向けMQX™ リアルタイムOS、幅広いARMコミュニティのサポートを利用できます。また、i.MX 6SoloXをベースにMMPF0200 PMICを搭載したスマート・デバイス向けSABRE(セイバー)開発ボードも用意されています。
フリースケール・セミコンダクタについて
フリースケール・セミコンダクタ(NYSE:FSL)は、セキュアな組込みプロセッシング・ソリューションによって”Internet of Tomorrow”(モノのインターネットの先にある、よりセキュアなIoTソリューション)を実現します。フリースケールのソリューションは、より革新的で、世界を繋ぎ、私たちの生活をシンプルで安全なものにします。また、世界的な企業の役割として、次世代のイノベータを育むために、科学・技術・工学・数学(STEM)教育に貢献することを約束します。詳細は、http://www.freescale.com/のWebサイトをご覧ください。
FreescaleならびにFreescaleのロゴマークはFreescale Semiconductor Inc., Reg. U.S. Pat. & Tm. Off.の商標、または登録商標です。文中に記載されている他社の製品名、サービス名等はそれぞれの所有者が権利を保有しています。
(C)2015フリースケール・セミコンダクタ・インク