フリースケール、「モノのインターネット(IoT)」のセキュリティ強化に向けた取り組みを発表
[15/03/02]
提供元:PRTIMES
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組込みプロセッシング業界のグローバル・リーダーが、IoTを利用するすべての人のために、 セキュリティ・イニシアチブを推進
2015年2月24日米国Freescale Semiconductor, Ltd.発表本文の抄訳です。
「モノのインターネット(IoT)」が勢いを増す中、「IoTアプリケーションのセキュリティを確保するための統一ガイドラインが存在しない」という深刻な課題も浮上し始めてきました。フリースケール・セミコンダクタ(NYSE:FSL)は、パートナー企業と協業し、IoT業界が現在直面しているこの最も困難な課題に取り組みます。
市場調査会社Gartnerによると、インターネットにつながる「モノ」の数は、2015年の間に49億個に達し(2014年から30%増)、2020年までに250億個に到達すると見込まれています(*)。また、2017年までに、IoTソリューションの50%が創業3年未満の新興企業によるものになっていると予想されています(**)。
そのような中、IoTのセキュリティに対する不安も広がり始めており、危険性を指摘する声も上がっています。たとえば先月、アメリカ連邦取引委員会(FTC)は、相互に接続されたシステムやデバイスの増加に伴うセキュリティ・リスクに関して公式に懸念を表明しました。また、ある大手アメリカ報道機関は、アメリカ国防高等研究計画局(DARPA)が大手自動車メーカーのブレーキ・システムにワイヤレスで侵入したことを報告しています。さらに、コンピュータ関連技術の最大手企業であるHP(Hewlett-Packard)が公表した最近の報告によると、IoTエンド・ノードの多くは本質的にセキュアではなく、調査対象デバイスの70%が暗号化されていないネットワーク・サービスを経由してデータを送信していました。
このような課題に対処するべく、フリースケールは本日、その広範な専門知識と優れた実績の各種技術を活用した画期的なプログラムを発表しました。IoTセキュリティの信頼性を高めるため標準規格の策定と業界指標の推進を目指します。主なイニシアチブの内容は次のとおりです。
• EEMBC(Embedded Microprocessor Benchmark Consortium)の協力の下、深刻な組込みセキュリティ問題を特定し他のEEMBCメンバと協業してIoT分野の機器メーカーやシステム設計者向けにセキュアなIoTトランザクションやIoTエンドポイントを実現するためのガイドラインを策定します。5月にカリフォルニア州サンタクララで開催される「IoT Developers Conference第2回年次会議」において、このイニシアチブの創設メンバ会合を開く予定です。
• フリースケール・セキュリティ・ラボを設立します。フリースケール本社をはじめとして、世界各地に研究拠点を設置し、パートナー企業や顧客企業とともにクラウドからエンド・ノードに至るまで包括的にIoTセキュリティ技術の向上に取り組みます。また、研究拠点に加えフリースケールの年間研究開発費の最大10%をIoTセキュリティ技術の研究・開発に割り当てます。
• 新興企業に対してIoTセキュリティのベスト・プラクティスを教育する専用プログラムを創設します。フリースケールのパートナー企業によるエコシステムを通じてクラス最高のセキュリティ・サポートが提供されます。
フリースケールの社長兼CEOであるグレッグ・ロウは次のように述べています。「本格的なIoT時代の幕開けを迎えようとする中、セキュリティ面の課題が大いなる脅威として立ちはだかっています。フリースケールはこの課題に正面から取り組み、エンド・デバイスからネットワーク、クラウドに至るまで、すべてのIoTノードがセキュアなソリューションによって運用される未来を実現します。」
セキュリティ/セーフティ分野における優れた実績
フリースケールは、過去数十年にわたってセキュリティ規格を牽引しネットワークのセキュア化、自動車の安全化、コネクテッド・デバイスの攻撃耐性強化を推進してきました。各種技術の広範なポートフォリオと、IoTアプリケーションに関する包括的なシステムレベルのビジョンを備えるフリースケールは、IoTのエンド・ノードからクラウドに至るまで、さまざまなセキュリティ課題に対処する上で中心的な役割を担います。
フリースケール・セミコンダクタについて
フリースケール・セミコンダクタ(NYSE:FSL)は、セキュアな組込みプロセッシング・ソリューションによって”Internet of Tomorrow”(モノのインターネットの先にある、よりセキュアなIoTソリューション)を実現します。フリースケールのソリューションは、より革新的で、世界を繋ぎ、私たちの生活をシンプルで安全なものにします。また、世界的な企業の役割として、次世代のイノベータを育むために、科学・技術・工学・数学(STEM)教育に貢献することを約束します。詳細は、http://www.freescale.com/のWebサイトをご覧ください。
FreescaleならびにFreescaleのロゴマークはFreescale Semiconductor Inc., Reg. U.S. Pat. & Tm. Off.の商標、または登録商標です。文中に記載されている他社の製品名、サービス名等はそれぞれの所有者が権利を保有しています。
(C)2015フリースケール・セミコンダクタ・インク
2015年2月24日米国Freescale Semiconductor, Ltd.発表本文の抄訳です。
「モノのインターネット(IoT)」が勢いを増す中、「IoTアプリケーションのセキュリティを確保するための統一ガイドラインが存在しない」という深刻な課題も浮上し始めてきました。フリースケール・セミコンダクタ(NYSE:FSL)は、パートナー企業と協業し、IoT業界が現在直面しているこの最も困難な課題に取り組みます。
市場調査会社Gartnerによると、インターネットにつながる「モノ」の数は、2015年の間に49億個に達し(2014年から30%増)、2020年までに250億個に到達すると見込まれています(*)。また、2017年までに、IoTソリューションの50%が創業3年未満の新興企業によるものになっていると予想されています(**)。
そのような中、IoTのセキュリティに対する不安も広がり始めており、危険性を指摘する声も上がっています。たとえば先月、アメリカ連邦取引委員会(FTC)は、相互に接続されたシステムやデバイスの増加に伴うセキュリティ・リスクに関して公式に懸念を表明しました。また、ある大手アメリカ報道機関は、アメリカ国防高等研究計画局(DARPA)が大手自動車メーカーのブレーキ・システムにワイヤレスで侵入したことを報告しています。さらに、コンピュータ関連技術の最大手企業であるHP(Hewlett-Packard)が公表した最近の報告によると、IoTエンド・ノードの多くは本質的にセキュアではなく、調査対象デバイスの70%が暗号化されていないネットワーク・サービスを経由してデータを送信していました。
このような課題に対処するべく、フリースケールは本日、その広範な専門知識と優れた実績の各種技術を活用した画期的なプログラムを発表しました。IoTセキュリティの信頼性を高めるため標準規格の策定と業界指標の推進を目指します。主なイニシアチブの内容は次のとおりです。
• EEMBC(Embedded Microprocessor Benchmark Consortium)の協力の下、深刻な組込みセキュリティ問題を特定し他のEEMBCメンバと協業してIoT分野の機器メーカーやシステム設計者向けにセキュアなIoTトランザクションやIoTエンドポイントを実現するためのガイドラインを策定します。5月にカリフォルニア州サンタクララで開催される「IoT Developers Conference第2回年次会議」において、このイニシアチブの創設メンバ会合を開く予定です。
• フリースケール・セキュリティ・ラボを設立します。フリースケール本社をはじめとして、世界各地に研究拠点を設置し、パートナー企業や顧客企業とともにクラウドからエンド・ノードに至るまで包括的にIoTセキュリティ技術の向上に取り組みます。また、研究拠点に加えフリースケールの年間研究開発費の最大10%をIoTセキュリティ技術の研究・開発に割り当てます。
• 新興企業に対してIoTセキュリティのベスト・プラクティスを教育する専用プログラムを創設します。フリースケールのパートナー企業によるエコシステムを通じてクラス最高のセキュリティ・サポートが提供されます。
フリースケールの社長兼CEOであるグレッグ・ロウは次のように述べています。「本格的なIoT時代の幕開けを迎えようとする中、セキュリティ面の課題が大いなる脅威として立ちはだかっています。フリースケールはこの課題に正面から取り組み、エンド・デバイスからネットワーク、クラウドに至るまで、すべてのIoTノードがセキュアなソリューションによって運用される未来を実現します。」
セキュリティ/セーフティ分野における優れた実績
フリースケールは、過去数十年にわたってセキュリティ規格を牽引しネットワークのセキュア化、自動車の安全化、コネクテッド・デバイスの攻撃耐性強化を推進してきました。各種技術の広範なポートフォリオと、IoTアプリケーションに関する包括的なシステムレベルのビジョンを備えるフリースケールは、IoTのエンド・ノードからクラウドに至るまで、さまざまなセキュリティ課題に対処する上で中心的な役割を担います。
フリースケール・セミコンダクタについて
フリースケール・セミコンダクタ(NYSE:FSL)は、セキュアな組込みプロセッシング・ソリューションによって”Internet of Tomorrow”(モノのインターネットの先にある、よりセキュアなIoTソリューション)を実現します。フリースケールのソリューションは、より革新的で、世界を繋ぎ、私たちの生活をシンプルで安全なものにします。また、世界的な企業の役割として、次世代のイノベータを育むために、科学・技術・工学・数学(STEM)教育に貢献することを約束します。詳細は、http://www.freescale.com/のWebサイトをご覧ください。
FreescaleならびにFreescaleのロゴマークはFreescale Semiconductor Inc., Reg. U.S. Pat. & Tm. Off.の商標、または登録商標です。文中に記載されている他社の製品名、サービス名等はそれぞれの所有者が権利を保有しています。
(C)2015フリースケール・セミコンダクタ・インク