ウフル、豊中市へ「応急給水ポータル」提供
[23/05/29]
提供元:PRTIMES
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大阪府内初 住民に向けて断水発生時の給水情報をリアルタイムに公開
株式会社ウフルのデジタルマップ「応急給水ポータル」が、大阪府豊中市(市長:長内 繁樹)へ導入されることが決定しました。(2023年6月1日より豊中市公式HPにてサービス開始予定)
[画像1: https://prtimes.jp/i/19297/188/resize/d19297-188-e46ae760c24e998220be-5.jpg ]
地震や台風、豪雨や大寒波などの自然災害によって起こる断水被害は、数週間にわたり炊事や入浴、トイレの水洗など住民の日常生活を直撃します。断水時、自治体はライフラインを確保するために学校などの公共施設に応急給水所を開設し、ホームページ上で告知し、同時に給水に関する問い合わせ窓口を設置するなどして復旧に取り組みます。しかし実際に災害が発生すると、被災した住民が応急給水所に殺到するため、水をもらうために長時間待機列に並ばざるを得ず、並んでいる間に水が不足してしまうケースが発生するなど混乱が起きます。また自治体の問い合わせ窓口も住民対応に追われてしまうため、庁内の限られたリソースの中で住民からの問い合わせ対応と正確な情報をタイムリーに発信していくことが重要になります。
「応急給水ポータル」は、自然災害によって起こる断水時、給水を巡る混乱を軽減するために開発されました。自治体が設置する給水所の位置をデジタルマップ上で示し、各給水所の給水残量や混雑状況、次回給水車が来るタイミングなど現地で職員が更新する情報を表示します。各給水所の状況がタイムリーに表示されるため、給水所の混雑緩和や、給水を巡る情報の錯綜や混乱を軽減することができます。
豊中市は、阪神・淡路大震災(平成7年)で府内最大の被害を経験したこと、また東日本大震災(平成23年)、熊本地震(平成28年)、西日本豪雨(平成30年)の際に被災地への応援活動を行っていることから、災害時の対策に注力してきましたが、災害などで起こる断水時、住民に対する情報提供や給水状況の把握が課題となっていました。ウフルの「応急給水ポータル」を活用し、断水時に設置される給水所の各種情報を可視化することで、住民及び応急給水活動に関わる職員への迅速かつ的確な情報提供、共有が可能となりました。また、住民が日常生活で有益となる上下水道に関する様々な情報を順次提供することで、防災意識の向上にも寄与します。
豊中市上下水道局の職員は「和歌山市の水管橋崩落事故(令和3年)の際に応援活動に従事したときにこのサービスを実際に利用し、その利便性を実感しました。応急給水情報に加え、上下水道に関連する様々な情報を提供できることも魅力の一つだと思います。」とコメントしています。
■豊中市に導入した「応急給水ポータル」の主な機能
[画像2: https://prtimes.jp/i/19297/188/resize/d19297-188-8f0ae542ccaf60f45406-5.jpg ]
・災害時:応急給水所やそれぞれの混雑状況、給水残量などの情報を表示します。
・平時(予定):下水道管きょの調査エリア及び点検・清掃エリア、内水氾濫ハザードマップを表示します。
■断水を想定した訓練を実施
[画像3: https://prtimes.jp/i/19297/188/resize/d19297-188-722ec70e6adfef735608-8.jpg ]
[画像4: https://prtimes.jp/i/19297/188/resize/d19297-188-23d6c963233506c0d00a-8.jpg ]
5月25日、豊中市は「応急給水ポータル」を活用しながら断水を想定した訓練を行いました。
応急給水スポットにいる市職員が「応急給水ポータル」上で状況を登録すると、本部や別のスポットにいる職員の端末上にリアルタイムな状況が反映され、迅速かつ的確な情報提供、共有ができることを確認しました。
ウフルは、河川の水位や避難所情報を掲載した防災ポータルや、地域の飲食店等と連携した観光ポータル等を開発し、平時と災害時の両方の観点から自治体の支援を行っています。今後もより多くの自治体、地域住民の生活をサポートすることで、持続可能な社会の実現を目指していきます。
■「応急給水ポータル」とは
応急給水ポータルは、災害などで断水が発生した際に、住民に対して給水所の場所や混雑状況等を地図上で可視化するウフルの自社サービスです。デジタルマップを活用したポータルサイトで、給水拠点の場所だけではなく、各拠点の混雑状況や給水残量などの情報をリアルタイムに提供します。 住民だけでなく、応急給水活動を行う担当者間の情報共有ツールとしてもご活用いただけます。
特徴:
・専用アプリのインストールやユーザー登録が不要
インターネットにアクセス可能な端末をお持ちであれば、誰でもすぐに利用することが可能です。
・住民:情報収集にかかる手間を軽減
ポータルサイトの情報をもとに、住民の方にとって最適な給水拠点を選ぶことができます。
・自治体職員:住民からの問合せ対応を軽減
リアルタイムな給水拠点の情報を提供することができるため、「どこに行けば水が手に入るのか」といった問合せや、「給水拠点に行ったのに混んでいて水が手に入らなかった」といったクレームなどを軽減することができます。住民との窓口対応業務が軽減することで、担当者は本来の給水活動に注力することができるようになります。
■豊中市について
大阪府の中央部の北側に位置し、大阪市や吹田市、箕面市などと隣接しています。
推計人口399,263人(令和5年5月1日現在)、面積36.6平方キロメートル、市域に大阪国際空港を有するなど交通利便性の高い住宅都市で、平成24年から中核市に移行し、令和3年には市制施行85周年を迎えました。名誉市民には映画監督の山田洋次さんやミュージシャンの松本孝弘さん(B’z)などがいます。
■株式会社ウフルについて https://uhuru.co.jp/
ウフルは「テクノロジーと自由な発想で、持続可能な社会を創る」を理念として、企業や社会のDX(デジタルトランスフォーメーション)とデータ活用を支援・推進しています。クラウドサービスの導入と運用をはじめ、コンサルティングやシステム開発等を自社製品やソリューションとともに、エッジからクラウドまでワンストップで提供しています。また、企業活動の枠を超えて、地域や産業のDXを実現するために、スマートシティやスマートサプライチェーンに必要とされる、信頼できるデータ流通のための仕組みの導入と標準化に向けた提言を行いながら、IoT×ブロックチェーン領域における研究開発にも取り組んでいます。
株式会社ウフルのデジタルマップ「応急給水ポータル」が、大阪府豊中市(市長:長内 繁樹)へ導入されることが決定しました。(2023年6月1日より豊中市公式HPにてサービス開始予定)
[画像1: https://prtimes.jp/i/19297/188/resize/d19297-188-e46ae760c24e998220be-5.jpg ]
地震や台風、豪雨や大寒波などの自然災害によって起こる断水被害は、数週間にわたり炊事や入浴、トイレの水洗など住民の日常生活を直撃します。断水時、自治体はライフラインを確保するために学校などの公共施設に応急給水所を開設し、ホームページ上で告知し、同時に給水に関する問い合わせ窓口を設置するなどして復旧に取り組みます。しかし実際に災害が発生すると、被災した住民が応急給水所に殺到するため、水をもらうために長時間待機列に並ばざるを得ず、並んでいる間に水が不足してしまうケースが発生するなど混乱が起きます。また自治体の問い合わせ窓口も住民対応に追われてしまうため、庁内の限られたリソースの中で住民からの問い合わせ対応と正確な情報をタイムリーに発信していくことが重要になります。
「応急給水ポータル」は、自然災害によって起こる断水時、給水を巡る混乱を軽減するために開発されました。自治体が設置する給水所の位置をデジタルマップ上で示し、各給水所の給水残量や混雑状況、次回給水車が来るタイミングなど現地で職員が更新する情報を表示します。各給水所の状況がタイムリーに表示されるため、給水所の混雑緩和や、給水を巡る情報の錯綜や混乱を軽減することができます。
豊中市は、阪神・淡路大震災(平成7年)で府内最大の被害を経験したこと、また東日本大震災(平成23年)、熊本地震(平成28年)、西日本豪雨(平成30年)の際に被災地への応援活動を行っていることから、災害時の対策に注力してきましたが、災害などで起こる断水時、住民に対する情報提供や給水状況の把握が課題となっていました。ウフルの「応急給水ポータル」を活用し、断水時に設置される給水所の各種情報を可視化することで、住民及び応急給水活動に関わる職員への迅速かつ的確な情報提供、共有が可能となりました。また、住民が日常生活で有益となる上下水道に関する様々な情報を順次提供することで、防災意識の向上にも寄与します。
豊中市上下水道局の職員は「和歌山市の水管橋崩落事故(令和3年)の際に応援活動に従事したときにこのサービスを実際に利用し、その利便性を実感しました。応急給水情報に加え、上下水道に関連する様々な情報を提供できることも魅力の一つだと思います。」とコメントしています。
■豊中市に導入した「応急給水ポータル」の主な機能
[画像2: https://prtimes.jp/i/19297/188/resize/d19297-188-8f0ae542ccaf60f45406-5.jpg ]
・災害時:応急給水所やそれぞれの混雑状況、給水残量などの情報を表示します。
・平時(予定):下水道管きょの調査エリア及び点検・清掃エリア、内水氾濫ハザードマップを表示します。
■断水を想定した訓練を実施
[画像3: https://prtimes.jp/i/19297/188/resize/d19297-188-722ec70e6adfef735608-8.jpg ]
[画像4: https://prtimes.jp/i/19297/188/resize/d19297-188-23d6c963233506c0d00a-8.jpg ]
5月25日、豊中市は「応急給水ポータル」を活用しながら断水を想定した訓練を行いました。
応急給水スポットにいる市職員が「応急給水ポータル」上で状況を登録すると、本部や別のスポットにいる職員の端末上にリアルタイムな状況が反映され、迅速かつ的確な情報提供、共有ができることを確認しました。
ウフルは、河川の水位や避難所情報を掲載した防災ポータルや、地域の飲食店等と連携した観光ポータル等を開発し、平時と災害時の両方の観点から自治体の支援を行っています。今後もより多くの自治体、地域住民の生活をサポートすることで、持続可能な社会の実現を目指していきます。
■「応急給水ポータル」とは
応急給水ポータルは、災害などで断水が発生した際に、住民に対して給水所の場所や混雑状況等を地図上で可視化するウフルの自社サービスです。デジタルマップを活用したポータルサイトで、給水拠点の場所だけではなく、各拠点の混雑状況や給水残量などの情報をリアルタイムに提供します。 住民だけでなく、応急給水活動を行う担当者間の情報共有ツールとしてもご活用いただけます。
特徴:
・専用アプリのインストールやユーザー登録が不要
インターネットにアクセス可能な端末をお持ちであれば、誰でもすぐに利用することが可能です。
・住民:情報収集にかかる手間を軽減
ポータルサイトの情報をもとに、住民の方にとって最適な給水拠点を選ぶことができます。
・自治体職員:住民からの問合せ対応を軽減
リアルタイムな給水拠点の情報を提供することができるため、「どこに行けば水が手に入るのか」といった問合せや、「給水拠点に行ったのに混んでいて水が手に入らなかった」といったクレームなどを軽減することができます。住民との窓口対応業務が軽減することで、担当者は本来の給水活動に注力することができるようになります。
■豊中市について
大阪府の中央部の北側に位置し、大阪市や吹田市、箕面市などと隣接しています。
推計人口399,263人(令和5年5月1日現在)、面積36.6平方キロメートル、市域に大阪国際空港を有するなど交通利便性の高い住宅都市で、平成24年から中核市に移行し、令和3年には市制施行85周年を迎えました。名誉市民には映画監督の山田洋次さんやミュージシャンの松本孝弘さん(B’z)などがいます。
■株式会社ウフルについて https://uhuru.co.jp/
ウフルは「テクノロジーと自由な発想で、持続可能な社会を創る」を理念として、企業や社会のDX(デジタルトランスフォーメーション)とデータ活用を支援・推進しています。クラウドサービスの導入と運用をはじめ、コンサルティングやシステム開発等を自社製品やソリューションとともに、エッジからクラウドまでワンストップで提供しています。また、企業活動の枠を超えて、地域や産業のDXを実現するために、スマートシティやスマートサプライチェーンに必要とされる、信頼できるデータ流通のための仕組みの導入と標準化に向けた提言を行いながら、IoT×ブロックチェーン領域における研究開発にも取り組んでいます。