Deeptechプログラム創設のお知らせ
[24/03/29]
提供元:PRTIMES
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〜7月17日に渋谷にてキックオフイベントを開催〜
Plug and Play Japan株式会社(本社:東京都渋谷区、代表取締役社長:ヴィンセント・フィリップ、以下「Plug and Play Japan」)は、近年のディープテック市場の加速度的な成長と、大手企業やスタートアップからの関心や協業ニーズの高まりを受け、2024年4月よりNew Materialsプログラムを、「Deeptechプログラム」として開始することをお知らせいたします。
[画像1: https://prtimes.jp/i/28153/188/resize/d28153-188-eeaa35303e4abe799a5f-0.png ]
Deeptechプログラム立ち上げの背景
ディープテックとは、地球温暖化や食料問題などの人類の重要課題を根本的に解決するための、科学・工学に深く根ざした革新的技術のことを指します。ディープテックは特定の技術領域を示すものではありませんが、例として人工知能やバイオテクノロジー・ロボティクス・量子コンピューター・新素材等が挙げられ、ハードウェア要素を多く含むことも特徴です。
ソフトウェアによるビジネスモデル構築が中心である従来型スタートアップの事業と比較して、ディープテックは一般的に開発・量産・拡販において費用と時間を要する傾向があると言われる領域です。その一方で、商用化に成功した場合の社会的なインパクトが大きいため、近年投資対象として注目が高まり、ディープテックの世界市場規模は、2034年までに38億5,710万米ドル(約57兆円)*1に達すると予測されています。また近年多くのディープテックスタートアップが世界中で生まれており、ベンチャーキャピタルや事業会社からの投資額も急成長しています。
日本にとって、ディープテックは世界を牽引しうる可能性を秘めています。ディープテックはその基盤となる技術が比較的普遍的であることから、プロダクトの価値が国や言語や文化の違いによる影響を受けにくく、グローバル市場を舞台に事業展開をしやすい領域でもあります。加えて日本の大学・研究機関や大手企業には数多くの有望な研究開発シーズが存在しており、世界を変えるディープテックの創出環境として高い潜在性が期待されます。これを受け、国内でも「スタートアップ5ヵ年計画」の支援策として、NEDOがディープテック・スタートアップ支援事業に1,000億円の予算を投じる*2など、ディープテックへの投資が増えつつあります。
Plug and Play Japanでは、素材・化学産業のイノベーションを促す「New Materials」プログラムを2021年より開始し、これまでにディープテック系を中心とした54社の国内外スタートアップを支援してきました。また、多岐にわたるディープテック領域に関する専門性を深め、数々の有識者とともに「Deeptech Meetup」をはじめとするコミュニティイベントを20回以上実施するなど、ディープテック分野の啓蒙に取り組んできました。
今回、New Materialsプログラムを「Deeptechプログラム」へと一新するに伴い、これまで以上にディープテック・エコシステムの発展に貢献するとともに、より広範な領域のディープテックを社会実装することを目指します。ディープテックが社会課題解決および日本の国際競争力強化の重要な要素であることを認識し、その発展を加速させるべくさらなる支援に取り組んでまいります。
Deeptechプログラム注力分野
詳細はDeeptech案内ページよりご覧いただけます。
https://japan.plugandplaytechcenter.com/deeptech/
Vice President, Deeptech / Narumi Araiのコメント
[画像2: https://prtimes.jp/i/28153/188/resize/d28153-188-e796d3634fbae066d9ad-2.jpg ]
ディープテックは人類が抱える重要課題を本質的に解決する潜在性を秘めていることに加え、30年間停滞が続いている日本が世界と戦える勝ち筋でもあります。ディープテック自体は「技術」であるため、それを「事業」として社会実装させるスタートアップの存在がキーとなります。但し従来型のソフトウェア系のスタートアップとは異なり、ディープテックスタートアップは独力で成長することは困難であり、ラボレベルから量産への拡大・グローバル市場への拡販・資金調達等においては大手企業をはじめとしたパートナーとの連携が不可欠です。言い換えればディープテック領域は「スタートアップ x 大手企業」のオープンイノベーションや新規事業創出にとっての絶好の場でもあります。
またディープテックはR&D技術をベースとしていることもあり、最終消費者から遡った川上寄りの事業が多いことも特徴です。バリューチェーンの川上から川下まで一気通貫してディープテックを社会実装するためには、複数のBtoB事業者とBtoC事業者間でのコンソーシアム連携が肝となります。Plug and Playは私たちが保有する「世界60+都市の拠点」「20+のテーマ領域」「500+社の大手企業パートナーおよび投資家ネットワーク」を活かしてディープテック領域のイノベーションを全面的に推進してまいります。本取り組みにご関心いただける方々からのお声掛けを心よりお待ちしております。
Deeptechアクセラレータープログラムについて
ディープテック領域において新たなテクノロジーを探している大手企業と、ディープテックに関連する国内外スタートアップを結び、Deeptechの社会実装を促す3ヶ月間のアクセラレータープログラムです。第一期(Batch1)プログラムは2024年6月より開始予定です。
キックオフイベントのご案内
Deeptechプログラムの活動内容や今後の展望、また有識者を交えて今後のディープテック・エコシステムの発展について議論するキックオフイベントを実施いたします。
日 程:2024年7月17日(水)15:00〜18:00(開場14:30)
会 場:Plug and Play Japan 東京オフィス
住 所:〒150-0043 東京都渋谷区道玄坂1-16-3 渋谷センタープレイス3F
参加方法:事前登録制 下記イベントページよりお申し込みください。
https://eventregist.com/e/deeptech-kickoff
Plug and Play Japanについて
Plug and Play Japanは、世界トップレベルのアクセラレーター/ベンチャーキャピタルです。
シリコンバレー発のイノベーションプラットフォームとして、現在では40社以上におよぶ各業界を牽引する企業・団体がパートナーとして参画しています。当社はグローバルネットワークを活かした「大手企業のイノベーション支援」「業界横断型アクセラレータープログラム」「スタートアップ投資」「政府・自治体連携によるスタートアップの海外展開支援」を強みとしており、革新的な技術やアイデアを持つスタートアップと大手企業との共創を支援しています。
Plug and Play Japan HP:http://japan.plugandplaytechcenter.com/
Plug and Play Japan会社概要
名称:Plug and Play Japan株式会社
所在地:〒150-0043 東京都渋谷区道玄坂1-16-3 渋谷センタープレイス3F
代表者:代表取締役社長 ヴィンセント・フィリップ
URL:http://japan.plugandplaytechcenter.com/
設立年月日 2017年7月14日
本件に関する報道関係者様からのお問い合わせ先
Plug and Play Japan株式会社
担当:市川はるか
Mail : press-japan@pnptc.com
1) Future Market Insights, Deep Tech Market Outlook (2024 to 2034)
https://www.futuremarketinsights.com/reports/deep-tech-market
2) NEDOイノベーション推進部 ディープテック・スタートアップ支援事業について(2023年4月14日版)
https://www.nedo.go.jp/content/100959647.pdf
Plug and Play Japan株式会社(本社:東京都渋谷区、代表取締役社長:ヴィンセント・フィリップ、以下「Plug and Play Japan」)は、近年のディープテック市場の加速度的な成長と、大手企業やスタートアップからの関心や協業ニーズの高まりを受け、2024年4月よりNew Materialsプログラムを、「Deeptechプログラム」として開始することをお知らせいたします。
[画像1: https://prtimes.jp/i/28153/188/resize/d28153-188-eeaa35303e4abe799a5f-0.png ]
Deeptechプログラム立ち上げの背景
ディープテックとは、地球温暖化や食料問題などの人類の重要課題を根本的に解決するための、科学・工学に深く根ざした革新的技術のことを指します。ディープテックは特定の技術領域を示すものではありませんが、例として人工知能やバイオテクノロジー・ロボティクス・量子コンピューター・新素材等が挙げられ、ハードウェア要素を多く含むことも特徴です。
ソフトウェアによるビジネスモデル構築が中心である従来型スタートアップの事業と比較して、ディープテックは一般的に開発・量産・拡販において費用と時間を要する傾向があると言われる領域です。その一方で、商用化に成功した場合の社会的なインパクトが大きいため、近年投資対象として注目が高まり、ディープテックの世界市場規模は、2034年までに38億5,710万米ドル(約57兆円)*1に達すると予測されています。また近年多くのディープテックスタートアップが世界中で生まれており、ベンチャーキャピタルや事業会社からの投資額も急成長しています。
日本にとって、ディープテックは世界を牽引しうる可能性を秘めています。ディープテックはその基盤となる技術が比較的普遍的であることから、プロダクトの価値が国や言語や文化の違いによる影響を受けにくく、グローバル市場を舞台に事業展開をしやすい領域でもあります。加えて日本の大学・研究機関や大手企業には数多くの有望な研究開発シーズが存在しており、世界を変えるディープテックの創出環境として高い潜在性が期待されます。これを受け、国内でも「スタートアップ5ヵ年計画」の支援策として、NEDOがディープテック・スタートアップ支援事業に1,000億円の予算を投じる*2など、ディープテックへの投資が増えつつあります。
Plug and Play Japanでは、素材・化学産業のイノベーションを促す「New Materials」プログラムを2021年より開始し、これまでにディープテック系を中心とした54社の国内外スタートアップを支援してきました。また、多岐にわたるディープテック領域に関する専門性を深め、数々の有識者とともに「Deeptech Meetup」をはじめとするコミュニティイベントを20回以上実施するなど、ディープテック分野の啓蒙に取り組んできました。
今回、New Materialsプログラムを「Deeptechプログラム」へと一新するに伴い、これまで以上にディープテック・エコシステムの発展に貢献するとともに、より広範な領域のディープテックを社会実装することを目指します。ディープテックが社会課題解決および日本の国際競争力強化の重要な要素であることを認識し、その発展を加速させるべくさらなる支援に取り組んでまいります。
Deeptechプログラム注力分野
詳細はDeeptech案内ページよりご覧いただけます。
https://japan.plugandplaytechcenter.com/deeptech/
Vice President, Deeptech / Narumi Araiのコメント
[画像2: https://prtimes.jp/i/28153/188/resize/d28153-188-e796d3634fbae066d9ad-2.jpg ]
ディープテックは人類が抱える重要課題を本質的に解決する潜在性を秘めていることに加え、30年間停滞が続いている日本が世界と戦える勝ち筋でもあります。ディープテック自体は「技術」であるため、それを「事業」として社会実装させるスタートアップの存在がキーとなります。但し従来型のソフトウェア系のスタートアップとは異なり、ディープテックスタートアップは独力で成長することは困難であり、ラボレベルから量産への拡大・グローバル市場への拡販・資金調達等においては大手企業をはじめとしたパートナーとの連携が不可欠です。言い換えればディープテック領域は「スタートアップ x 大手企業」のオープンイノベーションや新規事業創出にとっての絶好の場でもあります。
またディープテックはR&D技術をベースとしていることもあり、最終消費者から遡った川上寄りの事業が多いことも特徴です。バリューチェーンの川上から川下まで一気通貫してディープテックを社会実装するためには、複数のBtoB事業者とBtoC事業者間でのコンソーシアム連携が肝となります。Plug and Playは私たちが保有する「世界60+都市の拠点」「20+のテーマ領域」「500+社の大手企業パートナーおよび投資家ネットワーク」を活かしてディープテック領域のイノベーションを全面的に推進してまいります。本取り組みにご関心いただける方々からのお声掛けを心よりお待ちしております。
Deeptechアクセラレータープログラムについて
ディープテック領域において新たなテクノロジーを探している大手企業と、ディープテックに関連する国内外スタートアップを結び、Deeptechの社会実装を促す3ヶ月間のアクセラレータープログラムです。第一期(Batch1)プログラムは2024年6月より開始予定です。
キックオフイベントのご案内
Deeptechプログラムの活動内容や今後の展望、また有識者を交えて今後のディープテック・エコシステムの発展について議論するキックオフイベントを実施いたします。
日 程:2024年7月17日(水)15:00〜18:00(開場14:30)
会 場:Plug and Play Japan 東京オフィス
住 所:〒150-0043 東京都渋谷区道玄坂1-16-3 渋谷センタープレイス3F
参加方法:事前登録制 下記イベントページよりお申し込みください。
https://eventregist.com/e/deeptech-kickoff
Plug and Play Japanについて
Plug and Play Japanは、世界トップレベルのアクセラレーター/ベンチャーキャピタルです。
シリコンバレー発のイノベーションプラットフォームとして、現在では40社以上におよぶ各業界を牽引する企業・団体がパートナーとして参画しています。当社はグローバルネットワークを活かした「大手企業のイノベーション支援」「業界横断型アクセラレータープログラム」「スタートアップ投資」「政府・自治体連携によるスタートアップの海外展開支援」を強みとしており、革新的な技術やアイデアを持つスタートアップと大手企業との共創を支援しています。
Plug and Play Japan HP:http://japan.plugandplaytechcenter.com/
Plug and Play Japan会社概要
名称:Plug and Play Japan株式会社
所在地:〒150-0043 東京都渋谷区道玄坂1-16-3 渋谷センタープレイス3F
代表者:代表取締役社長 ヴィンセント・フィリップ
URL:http://japan.plugandplaytechcenter.com/
設立年月日 2017年7月14日
本件に関する報道関係者様からのお問い合わせ先
Plug and Play Japan株式会社
担当:市川はるか
Mail : press-japan@pnptc.com
1) Future Market Insights, Deep Tech Market Outlook (2024 to 2034)
https://www.futuremarketinsights.com/reports/deep-tech-market
2) NEDOイノベーション推進部 ディープテック・スタートアップ支援事業について(2023年4月14日版)
https://www.nedo.go.jp/content/100959647.pdf