VMware、業界をリードする各社と協業してコンフィデンシャル コンピューティングの導入を加速
[23/07/01]
提供元:PRTIMES
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AMD、Samsung、VMware、RISC-V Keystoneコミュニティのメンバーが、オープンソースの認証フレームワークをサポートしたコンフィデンシャル コンピューティング アプリの開発を推進
【2023年6月29日(米国時間)カリフォルニア州発】
VMware, Inc.(NYSE:VMW)は本日、Confidential Computing Summit 2023でAMD、Samsung、RISC-V Keystoneコミュニティのメンバーと協業し、コンフィデンシャル コンピューティング アプリの開発・運用の簡素化に取り組むと発表しました。これらの業界/コミュニティのリーダーは、オープンソース プロジェクトであるCertifier Framework for Confidential Computingでの協業と貢献を進め、実用的なコンフィデンシャル コンピューティングへの移行を容易に行えるようにします。
Certifier Framework for Confidential Computingのエコシステム支援環境を構築
VMwareはコンフィデンシャル コンピューティングの民主化を支援するため、 開発者を対象にしたCertifier Framework for Confidential Computingプロジェクトでの研究、開発、オープンソース化に取り組んできました。今回、AMD、Samsung、VMwareは、プラットフォームを問わず容易に利用できる標準化されたAPIを利用してコンフィデンシャル コンピューティング アプリの作成/運用を行えるようにし、コンフィデンシャル コンピューティング導入時の障壁を低くします。
コンフィデンシャル コンピューティングは、「Trusted Execution Environment(TEE)」と呼ばれる新しいプロセッサのコンセプトに基づき、第三者が運用するクラウドやインフラ(エッジなど)にワークロードが展開される場合でも、プログラムやデータの機密性と完全性を維持します。マルチクラウド化が進む今、コンフィデンシャル コンピューティングに基づく統合的なセキュリティ保護の重要性は一層、高まると予想されます。また、機械学習などの新たなワークロードの普及に伴う、基盤モデルやコード、独自モデルの派生物、プライベートな学習データに関連する知的財産やプロプライエタリなデータの保護の観点でもコンフィデンシャル コンピューティングは大きな役割を果たします。コンフィデンシャル コンピューティングはセキュリティとプライバシー対策を大きく進展させますが、ハードウェア機能と同様、その普及にはアプリ開発を容易に行える新しい枠組みが求められています。
3社が進めるCertifier Frameworkにより、セキュアなクラウド ワークロード、秘密保持サービス、プライバシー保護アプリの開発が大幅に簡素化されます。一例として、複数のソースから収集された機密データやモデルに基づく機械学習、また「データ エコノミー」のワークロードに関連したアプリが挙げられます。このフレームワークでは、通信事業者のエッジ、マルチクラウド環境、ソブリン クラウドを含む、オンプレミスおよびサードパーティのインフラ全体のワークロードに対してよりセキュアに保護できる信頼性の高いポリシーを、そのプラットフォームを問わず指定/適用できます。今回の3社とコミュニティ メンバーは、オープンソースのCertifier Frameworkを共同で推進し、開発者向けのAPIの標準化に効果的に取り組み、x86、Arm、RISC-Vエコシステムで利用可能なコンフィデンシャル コンピューティングの採用を加速させ、業界全体が利益を享受できるようにします。
VMware, Inc. 最高技術責任者(CTO) キット・コルバート(Kit Colbert)コメント:
「コンフィデンシャル コンピューティングは、マルチクラウドやエッジ環境など、ワークロードが実行される環境を問わず安全性を確保する可能性を秘めています。しかし、このテクノロジーを簡単に採用し、実装可能にする仕組みづくりに課題がありました。Certifier Frameworkの構築に取り組む企業がエコシステムを拡大し、力を結集させていくことにより、独立系ソフトウェア ベンダ(ISV)、企業ユーザ、ソブリン クラウド事業者の全社がこの新たなテクノロジーをより簡単かつ効果的に利用できるようになります」
Confidential Computing Summit 2023でのVMwareの発表内容
今回の認証フレームワーク機能は、マルチクラウド セキュリティに対するVMwareの取り組みを象徴する例としてConfidential Computing Summitで発表されます。また、Certifier Frameworkプロジェクトに参画する他の企業とともに、機械学習ユースケースでのクライアント/クラウド コンフィデンシャル コンピューティングのデモを行います。デモでは特に、AMD Secure Encrypted Virtualization-Secure Nested Paging(SEV-SNP)、SGX、CCA、RISC-Vを含む異種混在型のTEEにおける「ユニバーサル」なクライアント/クラウド トラスト管理を紹介する予定です。
ヴイエムウェア社について
ヴイエムウェアは、あらゆるアプリケーションに対応したマルチクラウド サービスを提供するリーディング プロバイダであり、企業によるコントロール下でのデジタル イノベーションを実現します。VMwareのソフトウェアは、イノベーションを加速させる信頼性の高い基盤として、企業が未来を築くために求められる柔軟性と選択肢を提供します。カリフォルニア州パロアルトに本社を置くVMwareは、同社の2030 Agendaを通じて、より良い未来の構築に取り組んでいます。VMwareの詳細は www.vmware.com/jp をご覧ください。
VMwareは、VMware, Inc.の米国および各国での商標または登録商標です。この文書には、ヴイエムウェア以外のウェブサイトへのハイパーリンクが含まれている場合がありますが、これらはそのウェブサイトのコンテンツに責任を負う第三者により作成、ならびに維持されています。
【2023年6月29日(米国時間)カリフォルニア州発】
VMware, Inc.(NYSE:VMW)は本日、Confidential Computing Summit 2023でAMD、Samsung、RISC-V Keystoneコミュニティのメンバーと協業し、コンフィデンシャル コンピューティング アプリの開発・運用の簡素化に取り組むと発表しました。これらの業界/コミュニティのリーダーは、オープンソース プロジェクトであるCertifier Framework for Confidential Computingでの協業と貢献を進め、実用的なコンフィデンシャル コンピューティングへの移行を容易に行えるようにします。
Certifier Framework for Confidential Computingのエコシステム支援環境を構築
VMwareはコンフィデンシャル コンピューティングの民主化を支援するため、 開発者を対象にしたCertifier Framework for Confidential Computingプロジェクトでの研究、開発、オープンソース化に取り組んできました。今回、AMD、Samsung、VMwareは、プラットフォームを問わず容易に利用できる標準化されたAPIを利用してコンフィデンシャル コンピューティング アプリの作成/運用を行えるようにし、コンフィデンシャル コンピューティング導入時の障壁を低くします。
コンフィデンシャル コンピューティングは、「Trusted Execution Environment(TEE)」と呼ばれる新しいプロセッサのコンセプトに基づき、第三者が運用するクラウドやインフラ(エッジなど)にワークロードが展開される場合でも、プログラムやデータの機密性と完全性を維持します。マルチクラウド化が進む今、コンフィデンシャル コンピューティングに基づく統合的なセキュリティ保護の重要性は一層、高まると予想されます。また、機械学習などの新たなワークロードの普及に伴う、基盤モデルやコード、独自モデルの派生物、プライベートな学習データに関連する知的財産やプロプライエタリなデータの保護の観点でもコンフィデンシャル コンピューティングは大きな役割を果たします。コンフィデンシャル コンピューティングはセキュリティとプライバシー対策を大きく進展させますが、ハードウェア機能と同様、その普及にはアプリ開発を容易に行える新しい枠組みが求められています。
3社が進めるCertifier Frameworkにより、セキュアなクラウド ワークロード、秘密保持サービス、プライバシー保護アプリの開発が大幅に簡素化されます。一例として、複数のソースから収集された機密データやモデルに基づく機械学習、また「データ エコノミー」のワークロードに関連したアプリが挙げられます。このフレームワークでは、通信事業者のエッジ、マルチクラウド環境、ソブリン クラウドを含む、オンプレミスおよびサードパーティのインフラ全体のワークロードに対してよりセキュアに保護できる信頼性の高いポリシーを、そのプラットフォームを問わず指定/適用できます。今回の3社とコミュニティ メンバーは、オープンソースのCertifier Frameworkを共同で推進し、開発者向けのAPIの標準化に効果的に取り組み、x86、Arm、RISC-Vエコシステムで利用可能なコンフィデンシャル コンピューティングの採用を加速させ、業界全体が利益を享受できるようにします。
VMware, Inc. 最高技術責任者(CTO) キット・コルバート(Kit Colbert)コメント:
「コンフィデンシャル コンピューティングは、マルチクラウドやエッジ環境など、ワークロードが実行される環境を問わず安全性を確保する可能性を秘めています。しかし、このテクノロジーを簡単に採用し、実装可能にする仕組みづくりに課題がありました。Certifier Frameworkの構築に取り組む企業がエコシステムを拡大し、力を結集させていくことにより、独立系ソフトウェア ベンダ(ISV)、企業ユーザ、ソブリン クラウド事業者の全社がこの新たなテクノロジーをより簡単かつ効果的に利用できるようになります」
Confidential Computing Summit 2023でのVMwareの発表内容
今回の認証フレームワーク機能は、マルチクラウド セキュリティに対するVMwareの取り組みを象徴する例としてConfidential Computing Summitで発表されます。また、Certifier Frameworkプロジェクトに参画する他の企業とともに、機械学習ユースケースでのクライアント/クラウド コンフィデンシャル コンピューティングのデモを行います。デモでは特に、AMD Secure Encrypted Virtualization-Secure Nested Paging(SEV-SNP)、SGX、CCA、RISC-Vを含む異種混在型のTEEにおける「ユニバーサル」なクライアント/クラウド トラスト管理を紹介する予定です。
ヴイエムウェア社について
ヴイエムウェアは、あらゆるアプリケーションに対応したマルチクラウド サービスを提供するリーディング プロバイダであり、企業によるコントロール下でのデジタル イノベーションを実現します。VMwareのソフトウェアは、イノベーションを加速させる信頼性の高い基盤として、企業が未来を築くために求められる柔軟性と選択肢を提供します。カリフォルニア州パロアルトに本社を置くVMwareは、同社の2030 Agendaを通じて、より良い未来の構築に取り組んでいます。VMwareの詳細は www.vmware.com/jp をご覧ください。
VMwareは、VMware, Inc.の米国および各国での商標または登録商標です。この文書には、ヴイエムウェア以外のウェブサイトへのハイパーリンクが含まれている場合がありますが、これらはそのウェブサイトのコンテンツに責任を負う第三者により作成、ならびに維持されています。