【2025年卒 就活実態調査】就活中に企業への入社志望度が最も上がったタイミングは「面接期間中」
[24/10/22]
提供元:PRTIMES
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はじめてのキャリアを選ぶ、就活サイト「ONE CAREER」を運営する株式会社ワンキャリア(本社:東京都渋谷区、代表取締役社長 執行役員CEO:宮下 尚之、以下ワンキャリア)は、2025?年卒の学生向けに就職活動の振り返りに関する調査を実施しました。
調査結果の詳細については、「25卒振り返り調査レポート」をご覧ください。
https://service.onecareercloud.jp/data/Investigationreport_202410
調査結果サマリー
- 約8割の学生が「大学3年6月まで」に就活を開始、24卒と比べて早期化が鮮明に
- 半数以上の学生が「大学3年1月以前」に本選考のエントリーを開始し、3社以上の内定を獲得、承諾時期は「大学4年5月」が最多
- 入社先企業の志望度が最も上がったタイミングは「面接期間中に徐々に」が最多
- 入社意欲の向上に必要なことは「現場社員との面談で、キャリアパス事例を知ること」
調査結果詳細
1.約8割の学生が大学3年の6月までに就活を開始、24卒と比べて早期化が鮮明に
2025?年卒の学生に、就活に関する情報収集を開始した時期について尋ねたところ、77.4%の学生が大学3年6月までに開始していることがわかりました。6月までに開始した学生が53.7%だった24卒と比較すると23.7ptも上昇しており、就活開始時期の早期化が顕著に表れました。
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2.半数以上の学生が「大学3年1月以前」に本選考のエントリーを開始し、3社以上の内定を獲得、承諾時期は「大学4年5月」が最多
本選考のエントリー開始時期は「大学3年3月」(21.1%)、「大学3年2月」(20.3%)の順となりました。その一方で、大学3年の1月以前に開始した学生は55.8%にも上り、本選考エントリー時期の主流になっていることがうかがえました。
内定数は「1社」(21.8%)、「3社」(21.4%)、「2社」(19.0%)の順となりました。就活生の2人に1人(55.7%)が3社以上の内定を獲得していることから、企業側は自社を入社先として選んでもらうために魅力を伝え続ける必要があるようです。
また、内定承諾時期は年明けから増加し「2024年5月」(19.7%)が最多となりましたが、「8月以降」(15.1%)も高い数字となっていることから、内定承諾に迷う学生が一定割合いることがうかがえる結果となりました。
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3.入社先企業の志望度が最も上がったタイミングは「面接期間中に徐々に」が最多
入社予定企業の志望度が最も上がったタイミングについて質問したところ、「1次面接〜最終面接前までの間に徐々に」が24.2%でトップとなりました。学生側は、「入社するに値する企業か」という選別の目を持ちながら選考を受けていることがうかがえます。企業側はその点を意識した上で面接を実施し、その過程で自社の魅力を伝え、自社を選んでもらうよう働きかける必要があるようです。また、「インターンシップやイベントに参加した時」(23.8%)も高く、面接前から面接中まで絶え間なく学生の志望度を向上させ続けることが重要です。
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4.入社意欲の向上に最も必要なことは「現場社員との面談で、キャリアパス事例を知ること」
入社予定企業を決めるにあたって最も影響を与えたものは、「現場社員との面談」(26.2%)と回答した人が最多となりました。「人事との面談」や「大学の先輩、友人」、「クチコミサイトのクチコミ」などの回答も多く、一次情報が入社企業選びの決め手として大きく活用されていることがわかりました。
また、現場社員との面談内容の中で入社先選定に活用したい内容は「どんなキャリアパスを歩んでいる社員がいるか」(22.2%)の影響力が高く、入社先の企業で歩めるキャリアと自身が思い描くキャリアの距離感を、現場社員との面談で再確認したい希望がうかがえます。
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株式会社ワンキャリア キャリアアドバイザー 小林 直樹からのコメント
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25卒の就活では、24卒よりも「早期化」が顕著になりました。コンサルや外資、ベンチャー、スタートアップなど、これまで早期に就活を開始してきた学生に加え、日系企業を目指している学生にも同様の傾向が見られるようになりました。これは、25卒が大学の先輩などの24卒から経験談を聞く中で、「早期に開始した方が吉」と考えて行動したことが一因です。企業がこの傾向に合わせられない場合、採用において重要なフェーズである母集団形成に大きな影響が生じてしまいます。タイミングを見誤らないよう、注意が必要です。
さらに、「高いキャリアリテラシー」も25卒の特徴です。企業内・市場内でのキャリアの重ね方や起業などの選択肢を示すWebコンテンツ、大企業の早期退職募集や事業部門の切り売りといった社会動向に関するニュースなどに触れている学生が増加し、キャリアリテラシーの高い状態で本選考に臨む傾向が見られます。学生は、入社することで身につけられる専門性、3年後の社内での立場、企業で培われる市場価値など、厳しい視点で志望企業を見極めています。
複数内定を獲得する学生が増加した要因の1つは、前述の早期化と合わせて、この高いキャリアリテラシーが大きいと考えられます。求める人材から最後の1社に選んでもらうためには、なぜあなたに内定を出したのかといった理由のほか、育成プランや獲得できるスキル、入社後のキャリアなど、入社することで得られるメリットに関する具体的な説明が求められます。また、内定承諾後にも学生に辞退されてしまうケースも増加しています。承諾したからと言って安心し過ぎず、ロールモデルになりうる社員との面談を設定するなど、密なコミュニケーションを取り続けましょう。
調査概要
調査名:【25卒】就職活動に関するアンケート
調査期間:2024年9月19日〜9月2?5日
調査機関(調査主体):株式会社ワンキャリア
調査対象:2025年卒の大学生
調査方法:インターネットを利用したアンケート調査
有効回答数:248
調査結果の詳細については、「25卒振り返り調査レポート」をご覧ください。
https://service.onecareercloud.jp/data/Investigationreport_202410
調査の引用について
- 調査データを引用・使用の際は、出典元として「ワンキャリア調べ」とご記載ください。
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企業人事向けサービスとして、「キャリアデータプラットフォーム」を活用して採用活動を支援するワンキャリアクラウドシリーズを提供しております。新卒採用支援メディア「ONE CAREER」に会社情報や求人広告を掲載することができる求人掲載機能やオンライン説明会をはじめとした高品質なデジタルコンテンツで採用ブランドをデザインする動画サービス機能、採用活動計画を立案する際に必要なマーケティングデータを提供する採用計画機能を有しております。今後、採用計画の立案から求職者の募集、選考活動の管理に至るまで、企業の採用活動を通貫して支えるデジタルツールとして提供することで、企業の採用活動のDXを推進することを目指していきます。
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ワンキャリアは、「人の数だけ、キャリアをつくる。」をミッションに掲げ、個人・企業が仕事選びに関するあらゆるデータを利用できるプラットフォームとして、3つのサービスを展開しております。
サービス一覧:
・大学生向け新卒採用メディア「ONE CAREER」(https://www.onecareer.jp/)
・求職者向け中途採用メディア「ONE CAREER PLUS」(https://plus.onecareer.jp/)
・人事向け採用DX支援サービス「ONE CAREER CLOUD」(https://service.onecareercloud.jp/)
社名:株式会社ワンキャリア / ONE CAREER Inc.
本社所在地:東京都渋谷区桜丘町 20-1 渋谷インフォスタワー 16階
設立:2015年8月18日
代表者:代表取締役社長 執行役員CEO 宮下 尚之
事業内容:キャリアデータプラットフォーム事業(採用DX支援サービス、その他)
証券コード:4377(東証グロース)
企業サイト:https://onecareer.co.jp/