スパイスボックス、SNSデータから見る「学生の注目企業200社」を発表
[20/08/21]
提供元:PRTIMES
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新型コロナウイルスで、学生のニーズが細分化。「好きなことを仕事にしよう」という企業メッセージが学生の注目を集める結果に
株式会社スパイスボックス(本社:東京都港区、代表取締役社長 田村栄治、以下:スパイスボックス)は、独自のソーシャルリスニングルーツ「THINK」を使いSNS やソーシャルメディアを通じて、認知、好意形成を行う「エンゲージメント・コミュニケーションを起点として「学生の注目企業2020」を調査しましたので、その結果をお知らせします。
本調査は、大学生が就職活動において情報を得るために活用する8つのメディア(※2)において、企業が発信した情報が、ポジティブ・ネガティブ問わず、若年層にどれだけSNS上で話題にされているのかを、当社独自のソーリャルリスニングツール「THINK」(https://www.spicebox.co.jp/services/think_for_hr/)によって定量的に可視化したものです。
[画像: https://prtimes.jp/i/7385/195/resize/d7385-195-644133-0.png ]
※ENG量(エンゲージメント量)
Twitter・Facebookにおける「いいね」「リツイート」「シェア」「コメント」などの総アクション数。数が多いほど、多くのユーザーに、SNS上で言及されている・注目されていると定義しています。また、この数値はポジティブに語られているもの、ネガティブに語られているもの、両方を含んでいます。
??SNSデータから見る「学生の注目企業2020」についての考察
1. エンタメ関連企業の「好きなことを仕事にしよう」というメッセージの発信が、共感を集めた。
2020年の注目企業として、高いエンゲージメント量を獲得している、いちから株式会社、カバー株式会社はコンピュータグラフィックスのキャラクターを用いたバーチャルYouTuber(Vtuber)に関連した職業の募集要項記事や、コンテンツ監修に関わる学生インターン募集に関する記事に、「こうした働き方をしたい」「Vtuber関連の仕事をしたい」といったポジティブなコメントが寄せられ、SNS上で注目されていました。経済的に不安定な状況といわれる中でも、自分の趣味志向にあう分野で仕事をしたいと考える若年層が顕在化していることが考えられます。
2. 企業の「挑戦意識」が、好意的な反応を獲得。
日本電気株式会社(NEC)、パナソニック株式会社は大手企業のイメージに対して、データサイエンスなどの最新テクノロジーに言及した記事や、変革に挑戦している姿勢を表すコンテンツに関心が寄せられており、意外性や、大手企業の挑戦意識が好意的に受け取られている例といえます。
また、採用手法のアップデートやリモートワークの体験談、オンラインイベント実施レポートの積極的な発信など、新型コロナウイルスの影響を受けて新しい採用や働き方を模索する姿勢に好意的なコメントが寄せられています。SNSにおける発言を分析すると、ベンチャー志向の学生と大手志向の学生の発言量は均衡していますが、本調査においては、より「企業や業界の将来性」に触れた記事コンテンツへの注目度が高くなっており、そこに言及した投稿やコメントも昨年度に比較して増加していました。これからの社会状況を模索する姿が、就職活動に向かう学生にも見受けられています。
3.「働き方改革」「社会貢献の取り組み」に関する企業の記事が話題を集めた
高いエンゲージメントを獲得している企業の共通点は、新型コロナウイルスに対して、どのように対策・施策を講じてきたかについて独自の視点で語るコンテンツを積極的に発信しているということです。ヤフーやオリィ研究所、楽天では自社のツールや商品による働き方改革や、社会貢献への取り組みについて言及された記事コンテンツが高いエンゲージメント量を獲得したほか、アソビューは、社長自らが綴った緊急事態についてのnoteが注目を集めました。
4. 新型コロナウィルスによる企業の情報発信量の停滞
2020年は、採用・就職活動が活発になる時期にあたる3月に、新型コロナウイルスの影響で緊急事態宣言が発令されるなど、採用活動にも多大な影響を及ぼしました。昨年の本調査と比較して、5,000エンゲージメント以上獲得している企業が少なくなっています。全体的なエンゲージメント量が下がっている要因のひとつに、新型コロナウイルスによる、企業の採用関連情報発信の停滞が考えられます。
(参考)スパイスボックス、SNSデータから見る「学生の注目企業2019」を発表
https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000186.000007385.html
??学生のニーズを捉えた企業の発信が、重要になる時代
採用手法や時期が一定ではなくなり、また2020年は新型コロナウイルスの影響によって、企業の採用活動自体が大きな変革を迎える中で、学生が企業を選択する基準も変化していることが考えられます。メディアの記事コンテンツに寄せられたコメントやリプライからも、「いま現在安定している企業、挑戦できる企業」から、「この先の業界の将来性」や「不安定な時代でも挑戦できるか」など“先を見据えた” 上での安定感や、積極性を求める傾向にあることが示唆されています。
自身の就職する企業や業界のリアルな姿勢を知りたい、という学生のニーズを捉えた採用マーケティングの重要性はますます高まっており、本発表が、ニューノーマル時代における採用コミュニケーション設計の一助になれば幸いです。
?? 調査概要
・データ取得期間:2019年7月1日〜2020年6月30日
・調査ツール:スパイスボックスのオリジナル・ソーシャルリスニングツール「THINK」
・調査設計:以下の設計にて集計
※1:主に就職活動を開始する大学3年生(n=50名)を対象に「就職活動において企業の情報収集をする際によく見るメディア、企業のニュースを知るために見ているメディア」をwebアンケート・インタビューにて調査
※2:アンケート結果をもとに、アクセス上位8つのメディアを、本調査における調査対象メディアとして設定。(調査対象メディア:ワンキャリア、FastGrow、リクナビ、マイナビ、外資就活ドットコム、Wantedly、キャリアハック、NewsPicks)
※3:調査対象メディアに掲載されている、「企業名が入っているコンテンツ」や、「その企業に属している社員が取り上げられているコンテンツ」がSNSでどれだけ注目されているかを、スパイスボックスのオリジナル・ソーシャルリスニングツール「THINK」にて定量的に集計し、企業単位で合算。
ひとつの記事コンテンツに、複数企業が掲載されているもの、複数企業の所属社員による対談記事コンテンツについては、除いて集計しています。
※4:各企業で注目されている記事コンテンツについて、定性的に傾向を分析。
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■株式会社スパイスボックスについて
企業やブランドへの好意、共感醸成を支援する、コミュニケーション・カンパニー
2003年、日本初のデジタルエージェンシーとして創業。さまざまな企業のブランディング支援を幅広く手掛ける。ソーシャルメディア上で好意や共感を持って“生活者”に語られる”広告コミュニケーション、「エンゲージメント・コミュニケーション」施策の設計、提供が強み。スパイスボックスは、ソーシャルリスニング調査からコンテンツ企画、制作、発信まで企業のマーケティング活動を一気通貫でサポートいたします。また、ソーシャルメディアマーケティングの知見を活かし、時勢に合わせたサービスを開発することで、企業のマーケティング活動に貢献してまいります。
【会社概要】
社名 : 株式会社スパイスボックス
設立 : 2003年12月15日
資本金 : 2億7143万円
出資者 : 株式会社博報堂、デジタル・アドバタイジング・コンソーシアム株式会社 ほか
所在地 : 東京都港区六本木1-4-5 アークヒルズサウスタワー17階WeWork内
代表者 : 田村 栄治
事業内容 : デジタル領域のマーケティング・広告コミュニケーション事業
URL : http://www.spicebox.co.jp/
株式会社スパイスボックス(本社:東京都港区、代表取締役社長 田村栄治、以下:スパイスボックス)は、独自のソーシャルリスニングルーツ「THINK」を使いSNS やソーシャルメディアを通じて、認知、好意形成を行う「エンゲージメント・コミュニケーションを起点として「学生の注目企業2020」を調査しましたので、その結果をお知らせします。
本調査は、大学生が就職活動において情報を得るために活用する8つのメディア(※2)において、企業が発信した情報が、ポジティブ・ネガティブ問わず、若年層にどれだけSNS上で話題にされているのかを、当社独自のソーリャルリスニングツール「THINK」(https://www.spicebox.co.jp/services/think_for_hr/)によって定量的に可視化したものです。
[画像: https://prtimes.jp/i/7385/195/resize/d7385-195-644133-0.png ]
※ENG量(エンゲージメント量)
Twitter・Facebookにおける「いいね」「リツイート」「シェア」「コメント」などの総アクション数。数が多いほど、多くのユーザーに、SNS上で言及されている・注目されていると定義しています。また、この数値はポジティブに語られているもの、ネガティブに語られているもの、両方を含んでいます。
??SNSデータから見る「学生の注目企業2020」についての考察
1. エンタメ関連企業の「好きなことを仕事にしよう」というメッセージの発信が、共感を集めた。
2020年の注目企業として、高いエンゲージメント量を獲得している、いちから株式会社、カバー株式会社はコンピュータグラフィックスのキャラクターを用いたバーチャルYouTuber(Vtuber)に関連した職業の募集要項記事や、コンテンツ監修に関わる学生インターン募集に関する記事に、「こうした働き方をしたい」「Vtuber関連の仕事をしたい」といったポジティブなコメントが寄せられ、SNS上で注目されていました。経済的に不安定な状況といわれる中でも、自分の趣味志向にあう分野で仕事をしたいと考える若年層が顕在化していることが考えられます。
2. 企業の「挑戦意識」が、好意的な反応を獲得。
日本電気株式会社(NEC)、パナソニック株式会社は大手企業のイメージに対して、データサイエンスなどの最新テクノロジーに言及した記事や、変革に挑戦している姿勢を表すコンテンツに関心が寄せられており、意外性や、大手企業の挑戦意識が好意的に受け取られている例といえます。
また、採用手法のアップデートやリモートワークの体験談、オンラインイベント実施レポートの積極的な発信など、新型コロナウイルスの影響を受けて新しい採用や働き方を模索する姿勢に好意的なコメントが寄せられています。SNSにおける発言を分析すると、ベンチャー志向の学生と大手志向の学生の発言量は均衡していますが、本調査においては、より「企業や業界の将来性」に触れた記事コンテンツへの注目度が高くなっており、そこに言及した投稿やコメントも昨年度に比較して増加していました。これからの社会状況を模索する姿が、就職活動に向かう学生にも見受けられています。
3.「働き方改革」「社会貢献の取り組み」に関する企業の記事が話題を集めた
高いエンゲージメントを獲得している企業の共通点は、新型コロナウイルスに対して、どのように対策・施策を講じてきたかについて独自の視点で語るコンテンツを積極的に発信しているということです。ヤフーやオリィ研究所、楽天では自社のツールや商品による働き方改革や、社会貢献への取り組みについて言及された記事コンテンツが高いエンゲージメント量を獲得したほか、アソビューは、社長自らが綴った緊急事態についてのnoteが注目を集めました。
4. 新型コロナウィルスによる企業の情報発信量の停滞
2020年は、採用・就職活動が活発になる時期にあたる3月に、新型コロナウイルスの影響で緊急事態宣言が発令されるなど、採用活動にも多大な影響を及ぼしました。昨年の本調査と比較して、5,000エンゲージメント以上獲得している企業が少なくなっています。全体的なエンゲージメント量が下がっている要因のひとつに、新型コロナウイルスによる、企業の採用関連情報発信の停滞が考えられます。
(参考)スパイスボックス、SNSデータから見る「学生の注目企業2019」を発表
https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000186.000007385.html
??学生のニーズを捉えた企業の発信が、重要になる時代
採用手法や時期が一定ではなくなり、また2020年は新型コロナウイルスの影響によって、企業の採用活動自体が大きな変革を迎える中で、学生が企業を選択する基準も変化していることが考えられます。メディアの記事コンテンツに寄せられたコメントやリプライからも、「いま現在安定している企業、挑戦できる企業」から、「この先の業界の将来性」や「不安定な時代でも挑戦できるか」など“先を見据えた” 上での安定感や、積極性を求める傾向にあることが示唆されています。
自身の就職する企業や業界のリアルな姿勢を知りたい、という学生のニーズを捉えた採用マーケティングの重要性はますます高まっており、本発表が、ニューノーマル時代における採用コミュニケーション設計の一助になれば幸いです。
?? 調査概要
・データ取得期間:2019年7月1日〜2020年6月30日
・調査ツール:スパイスボックスのオリジナル・ソーシャルリスニングツール「THINK」
・調査設計:以下の設計にて集計
※1:主に就職活動を開始する大学3年生(n=50名)を対象に「就職活動において企業の情報収集をする際によく見るメディア、企業のニュースを知るために見ているメディア」をwebアンケート・インタビューにて調査
※2:アンケート結果をもとに、アクセス上位8つのメディアを、本調査における調査対象メディアとして設定。(調査対象メディア:ワンキャリア、FastGrow、リクナビ、マイナビ、外資就活ドットコム、Wantedly、キャリアハック、NewsPicks)
※3:調査対象メディアに掲載されている、「企業名が入っているコンテンツ」や、「その企業に属している社員が取り上げられているコンテンツ」がSNSでどれだけ注目されているかを、スパイスボックスのオリジナル・ソーシャルリスニングツール「THINK」にて定量的に集計し、企業単位で合算。
ひとつの記事コンテンツに、複数企業が掲載されているもの、複数企業の所属社員による対談記事コンテンツについては、除いて集計しています。
※4:各企業で注目されている記事コンテンツについて、定性的に傾向を分析。
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■株式会社スパイスボックスについて
企業やブランドへの好意、共感醸成を支援する、コミュニケーション・カンパニー
2003年、日本初のデジタルエージェンシーとして創業。さまざまな企業のブランディング支援を幅広く手掛ける。ソーシャルメディア上で好意や共感を持って“生活者”に語られる”広告コミュニケーション、「エンゲージメント・コミュニケーション」施策の設計、提供が強み。スパイスボックスは、ソーシャルリスニング調査からコンテンツ企画、制作、発信まで企業のマーケティング活動を一気通貫でサポートいたします。また、ソーシャルメディアマーケティングの知見を活かし、時勢に合わせたサービスを開発することで、企業のマーケティング活動に貢献してまいります。
【会社概要】
社名 : 株式会社スパイスボックス
設立 : 2003年12月15日
資本金 : 2億7143万円
出資者 : 株式会社博報堂、デジタル・アドバタイジング・コンソーシアム株式会社 ほか
所在地 : 東京都港区六本木1-4-5 アークヒルズサウスタワー17階WeWork内
代表者 : 田村 栄治
事業内容 : デジタル領域のマーケティング・広告コミュニケーション事業
URL : http://www.spicebox.co.jp/