人間支援技術の発展を目指すAutonomieプロジェクトによる設計コンテスト「OpenWorld」を発表
[11/04/18]
提供元:PRTIMES
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先進的なナビゲーションと拡張現実の導入を促進する
STのEvoPrimerベースの障害者支援向けアプリケーションに
現金20,000ドルの賞金を提供
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エレクトロニクス分野における多種多様なアプリケーションに半導体を提供する
世界的半導体メーカーのSTマイクロエレクトロニクス(NYSE:STM、以下ST)は、
人間支援アプリケーションの技術開発の促進を目的とする設計コンテスト
「OpenWorld」を発表しました。「OpenWorld」は、Autonomieプロジェクトが
立ち上げた技術プロモーションです。Autonomieプロジェクトは、FEDER(欧州
地域開発基金)を通してEUが資金提供している産業・研究コンソーシアムで、
障害者の公共施設・サービスへのアクセスをより容易にする技術開発を
目的としています。
様々な障害や医療事情を抱えた人々が公共施設・サービスにアクセスするのを
支援し、日常生活への積極的な参加に役立つように設計された最も革新的かつ
有用な電子アプリケーションを考案した応募者に、現金20,000ドルの賞金が
授与されます。
STはAutonomieプロジェクトに参加し、視覚障害者を支援するためのプロセッサ、
センサ、ワイヤレス技術におよぶ幅広いマイクロエレクトロニクス技術の応用を
推進しています。このプロジェクトの目的は、これらの技術やアプリケーション
を障害者特有のニーズに即した安価な統合型電子ソリューションとして
普及させることです。プロジェクトでは、技術の評価・研究・設計に障害者が
携わっており、Autonomieプロジェクトの発起人自身も視覚障害者です。
コンテスト応募者には、今回の課題に向けて以下ツール・プラットフォームが
提供されます。
・STM32用EvoPrimer - ARM Cortex-M3ベースのSTM32マイクロコントローラ
(以下マイコン)を搭載した携帯型バッテリ駆動デモ製品および開発プラット
フォーム
・センサ拡張性 - 高精度測位に役立つジャイロ・センサ / 地磁気センサ /
加速度センサ / 圧力センサを搭載したEvoPrimer拡張ボード
・無料ソフトウェア・ツールセット(コンパイラ、デバッガ、プログラマを含む)
・CircleOS - アプリケーション開発、既存のPrimerアプリケーションの移植と
再利用を簡略化するミドルウェア
・Bluetooth、GPS、その他の信号技術をサポートするRFチップ用の拡張機能
「OpenWorld」設計コンテストには、「Concept Proposal(コンセプト提案)」
と「Development(開発)」という2つの大きなフェーズがあります。コンセプト
提案は、2011年3月15日より受け付けており、応募者はコンテスト・サイト
( http://www.stm32circle.com )に登録してコンセプトを提出するだけです。
コンセプトの提出件数に制限はありません。「Concept Proposal」
フェーズの合格者には、アプリケーション作成を支援するSTM32マイコン用
EvoPrimerならびにソフトウェア・ツールが提供されます。
応募者は、2011年12月までにアプリケーションを提出し、Autonomie
コンソーシアムのメンバーによって構成される委員会が、アプリケーションの
技術的なメリットならびにエンド・ユーザである障害者に対する有用性について
審査を行います。
注記:STは、マイコンの世界的な主要メーカーです。STM32 worldの詳細は
http://www.st.com をご覧下さい。
Autonomieについて - 障害者に役立つテクノロジー
Autonomieプロジェクトでは、視覚障害者の自律性向上に役立つ
高度な技術を用いたツールを開発しています。これらのツールは、特に屋内外での
ナビゲーションの精度改善と公共交通機関へのアクセスの簡略化に取り組んでいます。
同プロジェクトは、Webおよび携帯電話の技術を上手く活用し、障害者の
コミュニティにおける生活改善に向けた取り組みの中で、技術革新と社会的
責任の実現を目指すものです。
同プロジェクトはMinalogic Pole of Competition(フランス、グルノーブル)
に認定されており、ERDF/FEDER(欧州地域開発基金)を通して、EUの資金提供
を受けています。同プロジェクトは、以下、大手グローバル企業、地元企業、
研究機関、地方自治体等、多くの専門分野にわたるコンソーシアムを集約して
います。
・ST、ST-エリクソン:大手グローバル企業
・INRIA、Joseph Fourrier University:研究機関
・Ives、Raisonance:地元企業
・SMTC:公共交通機関
・SEMITAG:グルノーブル地域の交通機関
・Grenoble-Alpes Metropole
Autonomieプロジェクトのパートナーは、プロジェクトを成功に導くため、
視覚障害者の団体・個人と協力しています。
AutonomieプロジェクトはEUによる共同出資を受けています。
ヨーロッパはFEDERと共にローヌ・アルプ地方に関与しています。
詳細については、http://autonomie.minalogic.net/index.en.html
をご覧ください。
STマイクロエレクトロニクスについて
STマイクロエレクトロニクスは、多種多様な電子機器向けに革新的な半導体
ソリューションを提供する世界的な総合半導体メーカーです。STは、高度な
技術力と設計ノウハウ、そして幅広いIP(Intellectual Property)ポート
フォリオ、戦略的パートナーシップ、大規模な製造力を駆使することにより、
マルチメディア・コンバージェンスとパワー・アプリケーションにおいて他社の
追随を許さないリーダーとなることを目指しています。2010年の売上は
103.5億ドルでした。
さらに詳しい情報はSTのホームページをご覧ください。
ST日本法人: http://www.st-japan.co.jp
STグループ(英語): http://www.st.com
◆ お客様お問い合わせ先
〒108-6017 東京都港区港南2-15-1
品川インターシティA棟
STマイクロエレクトロニクス(株)
MMSグループ
TEL:03-5783-8240 FAX:03-5783-8216
STのEvoPrimerベースの障害者支援向けアプリケーションに
現金20,000ドルの賞金を提供
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エレクトロニクス分野における多種多様なアプリケーションに半導体を提供する
世界的半導体メーカーのSTマイクロエレクトロニクス(NYSE:STM、以下ST)は、
人間支援アプリケーションの技術開発の促進を目的とする設計コンテスト
「OpenWorld」を発表しました。「OpenWorld」は、Autonomieプロジェクトが
立ち上げた技術プロモーションです。Autonomieプロジェクトは、FEDER(欧州
地域開発基金)を通してEUが資金提供している産業・研究コンソーシアムで、
障害者の公共施設・サービスへのアクセスをより容易にする技術開発を
目的としています。
様々な障害や医療事情を抱えた人々が公共施設・サービスにアクセスするのを
支援し、日常生活への積極的な参加に役立つように設計された最も革新的かつ
有用な電子アプリケーションを考案した応募者に、現金20,000ドルの賞金が
授与されます。
STはAutonomieプロジェクトに参加し、視覚障害者を支援するためのプロセッサ、
センサ、ワイヤレス技術におよぶ幅広いマイクロエレクトロニクス技術の応用を
推進しています。このプロジェクトの目的は、これらの技術やアプリケーション
を障害者特有のニーズに即した安価な統合型電子ソリューションとして
普及させることです。プロジェクトでは、技術の評価・研究・設計に障害者が
携わっており、Autonomieプロジェクトの発起人自身も視覚障害者です。
コンテスト応募者には、今回の課題に向けて以下ツール・プラットフォームが
提供されます。
・STM32用EvoPrimer - ARM Cortex-M3ベースのSTM32マイクロコントローラ
(以下マイコン)を搭載した携帯型バッテリ駆動デモ製品および開発プラット
フォーム
・センサ拡張性 - 高精度測位に役立つジャイロ・センサ / 地磁気センサ /
加速度センサ / 圧力センサを搭載したEvoPrimer拡張ボード
・無料ソフトウェア・ツールセット(コンパイラ、デバッガ、プログラマを含む)
・CircleOS - アプリケーション開発、既存のPrimerアプリケーションの移植と
再利用を簡略化するミドルウェア
・Bluetooth、GPS、その他の信号技術をサポートするRFチップ用の拡張機能
「OpenWorld」設計コンテストには、「Concept Proposal(コンセプト提案)」
と「Development(開発)」という2つの大きなフェーズがあります。コンセプト
提案は、2011年3月15日より受け付けており、応募者はコンテスト・サイト
( http://www.stm32circle.com )に登録してコンセプトを提出するだけです。
コンセプトの提出件数に制限はありません。「Concept Proposal」
フェーズの合格者には、アプリケーション作成を支援するSTM32マイコン用
EvoPrimerならびにソフトウェア・ツールが提供されます。
応募者は、2011年12月までにアプリケーションを提出し、Autonomie
コンソーシアムのメンバーによって構成される委員会が、アプリケーションの
技術的なメリットならびにエンド・ユーザである障害者に対する有用性について
審査を行います。
注記:STは、マイコンの世界的な主要メーカーです。STM32 worldの詳細は
http://www.st.com をご覧下さい。
Autonomieについて - 障害者に役立つテクノロジー
Autonomieプロジェクトでは、視覚障害者の自律性向上に役立つ
高度な技術を用いたツールを開発しています。これらのツールは、特に屋内外での
ナビゲーションの精度改善と公共交通機関へのアクセスの簡略化に取り組んでいます。
同プロジェクトは、Webおよび携帯電話の技術を上手く活用し、障害者の
コミュニティにおける生活改善に向けた取り組みの中で、技術革新と社会的
責任の実現を目指すものです。
同プロジェクトはMinalogic Pole of Competition(フランス、グルノーブル)
に認定されており、ERDF/FEDER(欧州地域開発基金)を通して、EUの資金提供
を受けています。同プロジェクトは、以下、大手グローバル企業、地元企業、
研究機関、地方自治体等、多くの専門分野にわたるコンソーシアムを集約して
います。
・ST、ST-エリクソン:大手グローバル企業
・INRIA、Joseph Fourrier University:研究機関
・Ives、Raisonance:地元企業
・SMTC:公共交通機関
・SEMITAG:グルノーブル地域の交通機関
・Grenoble-Alpes Metropole
Autonomieプロジェクトのパートナーは、プロジェクトを成功に導くため、
視覚障害者の団体・個人と協力しています。
AutonomieプロジェクトはEUによる共同出資を受けています。
ヨーロッパはFEDERと共にローヌ・アルプ地方に関与しています。
詳細については、http://autonomie.minalogic.net/index.en.html
をご覧ください。
STマイクロエレクトロニクスについて
STマイクロエレクトロニクスは、多種多様な電子機器向けに革新的な半導体
ソリューションを提供する世界的な総合半導体メーカーです。STは、高度な
技術力と設計ノウハウ、そして幅広いIP(Intellectual Property)ポート
フォリオ、戦略的パートナーシップ、大規模な製造力を駆使することにより、
マルチメディア・コンバージェンスとパワー・アプリケーションにおいて他社の
追随を許さないリーダーとなることを目指しています。2010年の売上は
103.5億ドルでした。
さらに詳しい情報はSTのホームページをご覧ください。
ST日本法人: http://www.st-japan.co.jp
STグループ(英語): http://www.st.com
◆ お客様お問い合わせ先
〒108-6017 東京都港区港南2-15-1
品川インターシティA棟
STマイクロエレクトロニクス(株)
MMSグループ
TEL:03-5783-8240 FAX:03-5783-8216