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英国ベンチャーキャピタルファンドに出資

-水素・アンモニア、CCUS分野の技術提案力を強化-

日揮ホールディングス株式会社(代表取締役会長CEO:佐藤 雅之、以下:日揮HD)はこのたび、水素・アンモニアおよびCCUS※分野における技術提案力の強化に向けて、英国を拠点とするベンチャーキャピタルファンド「AP Ventures Fund III(以下:本投資ファンド)」に出資しましたので、お知らせします。

本投資ファンドは、脱炭素など地球規模の課題解決に資する先駆的な技術や事業を持つベンチャー企業に投資するベンチャーキャピタル、AP Ventures LLP(本社:ロンドン、以下:AP ベンチャーズ)が運用する第3号ファンドです。水素やCCUS技術などによる低・脱炭素化に焦点を当てています。
AP ベンチャーズは、2013 年から水素関連業界に投資しており、世界中で水素のバリューチェーンを構築しています。これまでの1号・2号ファンドを通じて、20 社以上の有望なベンチャー企業に投資し、知見やノウハウを蓄積してきました。


日揮グループは、企業グループとして取り組むべき重要課題(マテリアリティ)として「環境調和型社会」の実現と「エネルギーアクセス」の向上を挙げ、燃焼時にCO2を排出しない水素、および経済性や安全性の観点で課題がある水素輸送において、最も有力な水素エネルギーキャリアとして期待されているアンモニアの利用拡大に向けた幅広い取り組みを行っています。また、長期経営ビジョン「2040年ビジョン」のもと、将来の成長エンジンとしてエネルギートランジションを重視しており、脱炭素社会の実現に資するうえでも、水素・アンモニアおよびCCUSの分野で有望な技術を有するベンチャーとの連携等を通じた競争力の強化が重要と考え、このたびの出資に至りました。


日揮グループは今後、本出資を通じて革新的な技術やソリューションを持つ海外のベンチャー企業との協業も視野に連携を強め、水素・アンモニア・CCUS分野における提案力や競争力を一層向上させていく所存です。


※ Carbon dioxide Capture, Utilization, and Storage(二酸化炭素の分離回収・利用・貯留)の略称
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