リコー、国内グループ13社の経理業務システム基盤をOracle Cloud Infrastructureへ移行
[22/11/28]
提供元:PRTIMES
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大規模UNIXサーバー上の基幹システムをクラウドへ移行し、サーバーコストを半減しながら、システム性能を約30%向上
日本オラクル株式会社(本社:東京都港区、取締役 執行役 社長:三澤 智光)は本日、株式会社リコー(本社:東京都大田区、代表取締役 社長執行役員 山下 良則、以下 リコー)が国内グループ13社が利用する経理業務システム基盤に、「Oracle Cloud Infrastructure(OCI)」を導入したことを発表します。リコーでは、「Oracle Cloud」東京リージョンに本番環境を、大阪リージョンに遠隔バックアップ環境を構築し、同社グループの基幹システムとして最もミッションクリティカルなシステムのパブリック・クラウド移行となります。また、システム性能を約30%向上しながら、従来比で、年間で約50%のコスト削減が実現できる見込みです。
Press Release
リコー、国内グループ13社の経理業務システム基盤をOracle Cloud Infrastructureへ移行
大規模UNIXサーバー上の基幹システムをクラウドへ移行し、サーバーコストを半減しながら、システム性能を約30%向上
2022年11月28日
日本オラクル株式会社(本社:東京都港区、取締役 執行役 社長:三澤 智光)は本日、株式会社リコー(本社:東京都大田区、代表取締役 社長執行役員 山下 良則、以下 リコー)が国内グループ13社が利用する経理業務システム基盤に、「Oracle Cloud Infrastructure(OCI)」を導入したことを発表します。リコーでは、「Oracle Cloud」東京リージョンに本番環境を、大阪リージョンに遠隔バックアップ環境を構築し、同社グループの基幹システムとして最もミッションクリティカルなシステムのパブリック・クラウド移行となります。また、システム性能を約30%向上しながら、従来比で、年間で約50%のコスト削減が実現できる見込みです。
リコーは中期経営計画内で、2025年までに180の基幹システムのクラウド移行を含む約7割の基幹システム刷新を掲げ、ITの機動性確保とコスト最適化に取り組んでいます。基幹システムのクラウド化の一環として、従来、他社UNIXサーバー上に構築した「Oracle E-Business Suite」、「Oracle Database」で運用していた経理業務システム基盤を、OCIに移行しています。
約45TBのデータを含むこの大規模なシステム基盤は、ハードウェアの保守期限切れや老朽化に伴い、クラウドへの移行を限られた期間内にユーザーへ影響を及ぼすことなく行うことが要件とされていました。リコーは、システム変更、ユーザーへの影響、環境構築や移行により生じる膨大な時間とコストなどの懸念があり、クラウド移行は困難なものと想定していました。既存システムと親和性のあるOCIで検証したところ、変更や移行時のダウンタイムなどユーザーへの影響が最小限に抑えられ、「Oracle Database」の性能向上も可能なことを確認し、OCIの導入を決定しました。
今回の経理業務システムのOCIへの移行は、日本オラクルのコンサルティング・サービス部門の支援のもと、リコーITソリューションズ株式会社が行いました。リコーでは従来、オンプレミスのデータセンターに本番環境を構築し、遠隔バックアップにテープ・バックアップを利用していましたが、OCIの東京リージョンに本番環境を、大阪リージョンに遠隔バックアップ環境を構築しました。2021年6月から2環境の構築を開始し、OCI上での環境構築や移行リハーサルなどの準備期間を経て、2022年8月に移行を完了し、稼働を開始しています。
OCIへの移行による業務への影響は一切なく、移行の際の業務影響を最小限に抑え、短期間でスムーズなクラウド移行を実現しています。性能面でも、売掛金(AR)請求書処理、総勘定元帳(GL)仕訳処理の処理速度など、システム性能を約30%向上しながら、システムの安定性を維持しています。また、コスト面では、オンプレミス環境での運用時と比較して、年間で約50%削減される見込みです。
本発表に向けたお客様からのコメント:
「リコーの中でも大規模なシステムを初めてクラウド化するにあたり、多数のミッションクリティカルなデータベースを移行するため業務影響を最小化することが必須でした。移行にあたっては日本オラクルのコンサルティング・サービスの支援を頂き、当初想定していた移行期間を短縮することができました。また、OCI移行によって技術要素の変更を最小限に抑えたままクラウド移行が実現できたほか、『Oracle Database』のパフォーマンスも向上しました。この経験をベースに適用可能な他領域への展開も検討しています。」
株式会社リコー デジタル戦略部 コーポレートIT統括センター 所長 浜中 啓恒氏
参考リンク
・株式会社リコー https://www.ricoh.co.jp/
・Oracle Cloud Infrastructure https://www.oracle.com/jp/cloud/
日本オラクルについて
私たちのミッションは、人々が新たな方法でデータを理解し、本質を見極め、無限の可能性を解き放てるよう支援していくことです。データ・ドリブンなアプローチにより情報価値を最大化するクラウド・サービス、それらの利用を支援する各種サービスを提供しています。オラクル・コーポレーションの日本法人。東証スタンダード市場上場(証券コード:4716)。URL http://www.oracle.com/jp
オラクルについて
オラクルは、広範かつ統合されたアプリケーション群に加え、セキュリティを備えた自律型のインフラストラクチャをOracle Cloudとして提供しています。オラクル(NYSE:ORCL)に関するより詳細な情報については、http://www.oracle.com/ をご覧ください。
商標
Oracle、Java及びMySQLは、Oracle Corporation、その子会社及び関連会社の米国及びその他の国における登録商標です。文中の社名、商品名等は各社の商標または登録商標である場合があります。本文書は情報提供を唯一の目的とするものであり、いかなる契約にも組み込むことはできません。
日本オラクル株式会社(本社:東京都港区、取締役 執行役 社長:三澤 智光)は本日、株式会社リコー(本社:東京都大田区、代表取締役 社長執行役員 山下 良則、以下 リコー)が国内グループ13社が利用する経理業務システム基盤に、「Oracle Cloud Infrastructure(OCI)」を導入したことを発表します。リコーでは、「Oracle Cloud」東京リージョンに本番環境を、大阪リージョンに遠隔バックアップ環境を構築し、同社グループの基幹システムとして最もミッションクリティカルなシステムのパブリック・クラウド移行となります。また、システム性能を約30%向上しながら、従来比で、年間で約50%のコスト削減が実現できる見込みです。
Press Release
リコー、国内グループ13社の経理業務システム基盤をOracle Cloud Infrastructureへ移行
大規模UNIXサーバー上の基幹システムをクラウドへ移行し、サーバーコストを半減しながら、システム性能を約30%向上
2022年11月28日
日本オラクル株式会社(本社:東京都港区、取締役 執行役 社長:三澤 智光)は本日、株式会社リコー(本社:東京都大田区、代表取締役 社長執行役員 山下 良則、以下 リコー)が国内グループ13社が利用する経理業務システム基盤に、「Oracle Cloud Infrastructure(OCI)」を導入したことを発表します。リコーでは、「Oracle Cloud」東京リージョンに本番環境を、大阪リージョンに遠隔バックアップ環境を構築し、同社グループの基幹システムとして最もミッションクリティカルなシステムのパブリック・クラウド移行となります。また、システム性能を約30%向上しながら、従来比で、年間で約50%のコスト削減が実現できる見込みです。
リコーは中期経営計画内で、2025年までに180の基幹システムのクラウド移行を含む約7割の基幹システム刷新を掲げ、ITの機動性確保とコスト最適化に取り組んでいます。基幹システムのクラウド化の一環として、従来、他社UNIXサーバー上に構築した「Oracle E-Business Suite」、「Oracle Database」で運用していた経理業務システム基盤を、OCIに移行しています。
約45TBのデータを含むこの大規模なシステム基盤は、ハードウェアの保守期限切れや老朽化に伴い、クラウドへの移行を限られた期間内にユーザーへ影響を及ぼすことなく行うことが要件とされていました。リコーは、システム変更、ユーザーへの影響、環境構築や移行により生じる膨大な時間とコストなどの懸念があり、クラウド移行は困難なものと想定していました。既存システムと親和性のあるOCIで検証したところ、変更や移行時のダウンタイムなどユーザーへの影響が最小限に抑えられ、「Oracle Database」の性能向上も可能なことを確認し、OCIの導入を決定しました。
今回の経理業務システムのOCIへの移行は、日本オラクルのコンサルティング・サービス部門の支援のもと、リコーITソリューションズ株式会社が行いました。リコーでは従来、オンプレミスのデータセンターに本番環境を構築し、遠隔バックアップにテープ・バックアップを利用していましたが、OCIの東京リージョンに本番環境を、大阪リージョンに遠隔バックアップ環境を構築しました。2021年6月から2環境の構築を開始し、OCI上での環境構築や移行リハーサルなどの準備期間を経て、2022年8月に移行を完了し、稼働を開始しています。
OCIへの移行による業務への影響は一切なく、移行の際の業務影響を最小限に抑え、短期間でスムーズなクラウド移行を実現しています。性能面でも、売掛金(AR)請求書処理、総勘定元帳(GL)仕訳処理の処理速度など、システム性能を約30%向上しながら、システムの安定性を維持しています。また、コスト面では、オンプレミス環境での運用時と比較して、年間で約50%削減される見込みです。
本発表に向けたお客様からのコメント:
「リコーの中でも大規模なシステムを初めてクラウド化するにあたり、多数のミッションクリティカルなデータベースを移行するため業務影響を最小化することが必須でした。移行にあたっては日本オラクルのコンサルティング・サービスの支援を頂き、当初想定していた移行期間を短縮することができました。また、OCI移行によって技術要素の変更を最小限に抑えたままクラウド移行が実現できたほか、『Oracle Database』のパフォーマンスも向上しました。この経験をベースに適用可能な他領域への展開も検討しています。」
株式会社リコー デジタル戦略部 コーポレートIT統括センター 所長 浜中 啓恒氏
参考リンク
・株式会社リコー https://www.ricoh.co.jp/
・Oracle Cloud Infrastructure https://www.oracle.com/jp/cloud/
日本オラクルについて
私たちのミッションは、人々が新たな方法でデータを理解し、本質を見極め、無限の可能性を解き放てるよう支援していくことです。データ・ドリブンなアプローチにより情報価値を最大化するクラウド・サービス、それらの利用を支援する各種サービスを提供しています。オラクル・コーポレーションの日本法人。東証スタンダード市場上場(証券コード:4716)。URL http://www.oracle.com/jp
オラクルについて
オラクルは、広範かつ統合されたアプリケーション群に加え、セキュリティを備えた自律型のインフラストラクチャをOracle Cloudとして提供しています。オラクル(NYSE:ORCL)に関するより詳細な情報については、http://www.oracle.com/ をご覧ください。
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Oracle、Java及びMySQLは、Oracle Corporation、その子会社及び関連会社の米国及びその他の国における登録商標です。文中の社名、商品名等は各社の商標または登録商標である場合があります。本文書は情報提供を唯一の目的とするものであり、いかなる契約にも組み込むことはできません。