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ファーウェイ、オープンなエコシステム創出を目指したグローバル・オープン・ラボ・プログラムを発表

3 年間で2 億米ドルを投資し、新たに15 か所のオープン・ラボを開設




ファーウェイ(中国語表記:華為技術、英語表記:HUAWEI)は3月20日、世界最大級のIT 見本市CeBIT 2017(3月20〜24日、ドイツ・ハノーバー)において、グローバル・オープン・ラボ・プログラムを発表し、今後3年間で2億米ドル(約225億1,000万円※)を投資し、新たに15か所のオープン・ラボを開設することを明らかにしました。ファーウェイはオープン・ラボにおいて、世界中のさまざまな産業パートナーとの協業を進めることでお客様中心の革新的なソリューションを創出し、デジタル変革を支援すると同時に産業エコシステムの発展を促進していきます。

グローバル・オープン・ラボ・プログラムに3年間で総額2億米ドルを投資

ファーウェイは2017年に、ロンドン(イギリス)、パリ(フランス)、モスクワ(ロシア)、ヨハネスブルク(南アフリカ)などの7都市にオープン・ラボを開設し、現在ある5拠点と合わせて合計12拠点とし、さらに2019年末までに合計20拠点にまで増設する計画です。さらに今後3年間で世界各地から約1,000人の人材を本プログラムに投入し、総額2億米ドルを投資していきます。

[画像: https://prtimes.jp/i/7389/200/resize/d7389-200-579408-0.jpg ]


ファーウェイ 法人向けICTソリューション事業グループ インダストリー・マーケティング&ソリューション部門プレジデントである喩東(ビクター・ユー)は次のように述べています。 「オープン・ラボは各地の市場ニーズに対応し、現地の人材や技術資産を活用しています。例えば、ドイツ・ミュンヘンにあるオープン・ラボでは、ドイツの自動車メーカーとともに共同イノベーション・プロジェクトに取り組み、コネクテッド・カーに関するシミュレーション・テストや研究を進めています。各地の優れた企業と協力することで、各社の力をファーウェイのグローバル・バリュー・チェーンに取り込むと同時に、世界市場に向けてこうした現地企業の力を推進することで、現地ICT産業の競争力を高めていければと願っています」

ファーウェイはすでに蘇州(中国)、ミュンヘン(ドイツ)、メキシコシティ(メキシコ)、シンガポール、ドバイ(アラブ首長国連邦)の5都市でオープン・ラボを開設・運営しています。こうしたオープン・ラボでは、スマートシティ、金融、輸送・交通、エネルギー、製造、メディアなどの分野において、400社を超えるパートナーとの共同イノベーションやソリューション開発を支援しており、国外のソリューション・パートナーも約80社にのぼっています。

ファーウェイのオープン・ラボで生まれたソリューションは、さまざまな大企業や政府機関などで採用されています。例えば、米アクセンチュアとはスマートシティ・ソリューションを開発しました。また、米アルテアとは企業向けシミュレーション・クラウド・ソリューションを開発し、自動車業界のお客様による研究・開発部門のデジタル変革を支援しました。さらに、SAPやオラクルなどのパートナーと共同で、強力かつ費用対効果の高い送電網の構築に向けた電力IoTソリューションにおけるイノベーションを進めています。

「プラットフォーム+エコシステム」戦略: 顧客企業やパートナーとともにデジタル変革を加速

今回発表したグローバル・オープン・ラボ・プログラムは、ファーウェイ 法人向けICTソリューション事業グループの「プラットフォーム+エコシステム」戦略に沿ったものです。パートナーや顧客企業と協力し、他にはない革新的で先進的な各業界固有のニーズに応えるソリューションを開発することに主眼を置いており、これによりオープンで弾力性と柔軟性を備えたセキュアなICTプラットフォームを構築し、企業のデジタル変革を推進していきます。ファーウェイはデジタル変革に向けたエコシステム構築をサポートすることにフォーカスし、共同イノベーションの実現と産業アライアンス、ビジネス・アライアンス、開発者基盤、オープンソース・コミュニティという4つの側面からエコシステムの拡大を進めていきます。

喩は次のように述べています。 「将来のスマート社会で発生する課題に1社で立ち向かうことはできません。ICT産業内での連携、そして適切なパートナーとの連携が必要となります。グローバル・オープン・ラボ・プログラムなどの取り組みはスマート社会におけるICTエコシステムの基礎となり、戦略的アライアンスを通じてファーウェイが産業と社会双方の継続的な発展の牽引に注力していることを示しています。グローバル・オープン・ラボ・プログラムは、グローバルおよび地域のビジネス・パートナーをつなぎ、産業におけるイノベーションを活性化します。さらに産業全体の利益拡大をサポートすることで、エコシステムに参加するすべてのプレーヤーにとってのビジネス・チャンスの拡大を目指しています」

独SAP Cloud Platform プラットフォームおよびイノベーション担当SVP兼グローバル・ゼネラル・マネージャー ロルフ・シューマン(Rolf Schumann)氏は、ファーウェイとのコラボレーションについて次のように述べています。 「2012年以降、SAPとファーウェイは補完関係にある両社のソフトウェアとハードウェアを基盤に戦略提携を結び、SAP HANA共同ソリューションの開発や市場開拓戦略において連携してきました。ファーウェイはエンタープライズ市場をターゲットとしたグローバル・オープン・ラボを世界5拠点で展開し、潜在的なお客様やパートナーに、共同イノベーションや実証実験ができる統合型ICTプラットフォームを提供する設備を完備しています。こうしたオープン・ラボは、インダストリー4.0や今回のCeBITで発表したAMI(Advanced Metering Infrastructure)、IoT、ビッグデータ、B2Bクラウドを含むさまざまな分野でファーウェイとの連携を促進するものと考えています」

2014年からファーウェイと提携する印インフォシス クラウドおよびインフラストラクチャ・サービス担当シニア・バイス・プレジデント兼欧州・中東・アフリカ地域トップのウマシャンカール・ラクシュミパシー(Umashankar Lakshmipathy)氏は次のように述べています。 「当社は金融、IoT、クラウド・データセンター・ソリューションと、市場開拓戦略においてファーウェイと広く連携しています。中国・蘇州にあるファーウェイのオープン・ラボでは、銀行およびスマート・スタジアム・ソリューション分野の共同イノベーションを実現する最先端のICT基盤がパートナーに提供されています。当社とファーウェイとの共同イノベーションが、南アジアや中東など他の地域のオープン・ラボを通じて全世界に拡大することを期待しています」

ファーウェイは、お客様やパートナーと協力し、クラウド-パイプ-デバイス間の連携を特徴とするICT基盤の構築を進め、共生可能で活気あふれる、持続可能なエコシステムを構築することに注力しています。今後もパートナーとともに、新しいICT時代においてデジタル変革に伴う課題を解決する新たな方法を追求していきます。


3 月20〜24 日までドイツ・ハノーバーで開催される国際情報通信技術見本市「CeBIT(セビット)2017」において、ファーウェイは最新製品やソリューションをホール2(ブース番号C30)で展示しています。詳細は、CeBIT2017 特設サイト(英語、http://e.huawei.com/topic/cebit2017-en/index.html)をご覧ください。


※1米ドル=112.55円で換算(2017年3月20日現在)※本参考資料は2017年3月20日(現地時間)にドイツ・ハノーバーで発表されたプレスリリースの翻訳版です。
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