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「東京国際工科専門職大学」開学発表会 開催。日本初!「AI・IoT・ロボット」「ゲーム・CG」の専門職大学が2020年4月開学

本学の概要ほか、”テクノロジー時代の教育”を考えるトークセッションも開催

東京国際工科専門職大学(https://www.iput.ac.jp/tokyo)は、日本初の「AI・IoT・ロボット」「ゲーム・CG」に特化した専門職大学として、文部科学大臣より2020年4月開学の設置認可がされ、このたび2019年9月25日(水)、開学発表会を開催しました。本発表会では、メディア関係者、および入学希望者も多数来場し、注目の高さが伺えました。当日は吉川弘之学長による本学の開学趣旨のご説明のほか、株式会社セガゲームス社長の松原健二氏、ユカイ工学株式会社代表の青木俊介氏をゲストにお招きし、「テクノロジー時代の教育」をテーマにトークセッションも実施いたしました。ICT・デジタルコンテンツ業界において理論と技術が分かり、イノベーションを起こしていける人材が必要とされている背景から、国際的に通用する人材を育成する、これまでにない学びの場として本学への期待のメッセージをいただきました。




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<株式会社セガゲームス 代表取締役社長 松原健二氏>
日本は昔からゲーム産業が進んでいましたが、最近は中国を始めとした海外の勢いが強く、日本製品の良いところを守りつつ、海外にも目を向けていかなければいけないと感じています。一方で、日本では小学生のうちはゲームクリエイターがなりたい職業のトップ10であるのに、大学生になると手堅い職業を目指す人が多い傾向にあります。デジタルコンテンツ業界にとって良い人材を育成するには「若者にとっての”熱中”をどう維持していくか」が重要です。グローバルとプラクティスの要素を持つ教育機関として、東京国際工科専門職大学に期待しています。

<ユカイ工学株式会社 代表 青木俊介氏>
日本は工業用ロボットでは変わらず高いシェアを誇っていますが、最先端のテクノロジーを使った若い企業はまだ少ないと感じています。また、ロボット業界や工学を学ぶ教育機関の課題としては、大学などの知識を学ぶ機関と、実際に手先を使う高等専門学校や専門学校が分化してしまっていることだと思います。本来、設計と組み立ての間には壁はないはずなので、その二つが離れてしまっているのは弱点だと感じています。学ぶだけでなく、アイディアを形にし、発表できる場として東京国際工科専門職大学が機能し、国際的にも通用する人材を育成されることを期待します。
[画像2: https://prtimes.jp/i/11137/200/resize/d11137-200-796090-3.jpg ]

<東京国際工科専門職大学 学長 吉川弘之>
本学は、日本で初めてつくる「新しい大学」です。世界に向けて、環境問題や国際関係など地球全体の課題に対し、主体的にアイディアを生み出し解決できる人材を育成するため、本学が設立されました。従来の大学では体系化された知識を学び、専門学校では実践をまじえてテクノロジーを学ぶといったように、長い学問の歴史の中で、この2つは分化してしまっていました。これからは、両方を兼ね備えた「統合人材」を育成する必要があります。本学の目指すものとして、「デザイナー・イン・ソサエティ」の実現があります。自ら考え、行動するという「デザイン思考」をもって社会を変えていく人材を育成するという考えです。知識と実践の両方を学ぶことができる「専門職大学」という新しい環境で、これからの社会をデザインできる統合人材の育成を目指します。

<東京国際工科専門職大学 統轄責任者 川端晋一>
本学はICT分野においてAI・IoT・ロボットなど、技術をもってイノベーションを創り出し、社会の課題解決を実現する人材、デジタルコンテンツ分野において「5G」などの最新技術を活かし、インタラクティブなゲーム・デジタル映像を生み出す人材の育成を目指しています。多くのグローバルなトップ企業と連携し、最先端の教育環境を整え、企業でのインターンシップなどを通じて、新しいモノやサービスを生み出す実践力を身につけることができます。また、AI、VR、3Dプリンタ、モーションキャプチャスタジオなど、プロと同じ環境で制作・開発を行うことができる最先端の環境を整えています。
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【開学発表会概要】
「東京国際工科専門職大学」開学発表会
■開始日程  : 2019年9月25日(水)
■開始時間  : 10:20〜11:50
■会場  : 総合校舎コクーンタワー内 Bホール(東京都新宿区西新宿1丁目7−3)

【トークセッション登壇者 プロフィール】
松原健二氏(株式会社セガゲームス 代表取締役社長)
東京大学大学院工学系研究科情報工学専門課程、マサチューセッツ工科大学Sloan経営大学院修了。国内外のIT企業を経て2001年に(株)コーエー(現 (株)コーエーテクモゲームス)入社、2007年に代表取締役社長に就任。2011年に米国Zynga社日本法人社長就任。2014年に(株)セガネットワークス(現(株)セガゲームス)に入社、2017年より同社代表取締役社長COO。2019年より(株)セガホールディングス常務取締役。その他、コンピュータエンターテインメント協会理事・技術委員長などを務める。

青木俊介氏(ユカイ工学株式会社 代表)
ユカイ工学 代表。東京大学工学部在学中にチームラボを設立しCTOに就任。その後、ピクシブのCTOを務めたのち、ロボティクスベンチャー、ユカイ工学を設立。「ロボティクスで世界をユカイに」というビジョンのもと家庭向けロボット製品を数多く手がける。2014年に家族をつなぐコミュニケーションロボット「BOCCO」を、2017年にしっぽのついたクッション型セラピーロボット「Qoobo」を、 2019年はBOCCOの次世代機「BOCCO emo」を、それぞれ発表した。

吉川弘之(東京国際工科専門職大学 学長)
東京大学総長、放送大学長などを歴任し、2014年には学術で顕著な功績を上げた科学者から選ばれ、日本の科学者としては最も権威ある日本学士院会員となる。現在、英国バーミンガム大学名誉博士、ノルウェー工科大学名誉博士、国立研究開発法人日本学術振興会最高学術顧問などを務める。

中谷日出(東京国際工科専門職大学 教授/モデレーター)
日本記者クラブ所属の文化芸術ジャーナリスト。映像アートディレクターとして、NHK番組制作局ディレクター、NHK解説委員として活躍。これまでにKYOTO STEAM ~世界文化交流祭 ~統括ディレクター、NHKロゴマークデザイン、NHKドラマ「DREAM TV」監督を務める。2015年4月より京都大学大学院特任教授。

【東京国際工科専門職大学 特長】
これまでの大学制度にはない職業に直結した実践教育によって高度な職業実践力、創造力が身につき、卒業時には国際通用性のある学位として学位として国が認めた「学士(専門職)」が取得できます。

■最先端の学び
1.米国スクウェア・エニックス、バンダイナムコスタジオ、チームラボ等の国内外トップ企業との教育提携
2.ビジネスの現場で学ぶ、600時間を超える長期の実践的企業内実習
3.AI・人工知能、VR、産業用ロボットなど最先端のソフト・ハードを完備したプロと同じ制作・開発環境

■グローバルに実践
1.グローバルの最前線を知る、アメリカ、ヨーロッパ、アジアでの海外実習も実施
2.仕事をする上で必要な「使える英語」が身につく
3.海外の一流大学・大学院や専門学校へ、渡航費・学費の1年分を支援する校費留学制度

■手厚いサポート体制
1.マンツーマンで教育・学修・就職をサポートする「完全担任制度」
2.提携企業などによる独自の奨学金や、学生寮・住まいもサポート
3.就職に責任を持つ保証制度 『完全就職保証制度』『生涯バックアップシステム』

■学部・学科
工科学部
―情報工学科(定員120名)AI戦略コース・IoTシステムコース・ロボット開発コース
―デジタルエンタテインメント学科(定員80名)ゲームプロデュースコース・CGアニメーションコース

【専門職大学について】
専門職大学は、実践的な職業教育に重点を置いた仕組みとして大学制度の中に制度化されるもので、
卒業時には「学士(専門職)」の学位が与えられます。下記は既存の大学制度と異なる主な特色です。
・産業界等と連携した教育を実施することが義務づけられ、卒業単位のおおむね3〜4割程度以上を実習等の科目とし、また企業内実習等を4年間で20単位以上履修します。
・必要専任教員数のおおむね4割以上は実務家教員とし、専任実務家教員についてはその必要数の半数以上は研究能力を併せ有する実務家教員とする。
・社会人の学び直しを推進するため、実務経験を有する者が入学する場合に、当該入学者の実務経験を通じた能力習得を勘案して、一定期間を修業年限に通算できる。
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