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エス・エム・エス、第一生命、他2社による共同実証開始2型糖尿病の保険加入者に対するICTによる個別サポート提供へ

〜栄養士のリモートチャット指導による栄養・運動習慣指導で重症化予防を推進〜

株式会社エス・エム・エス(代表取締役社長:後藤夏樹、東証一部、以下「当社」)は、第一生命保険株式会社(代表取締役社長:稲垣 精二、以下「第一生命」)、日本アイ・ビー・エム株式会社(以下「日本IBM」)、株式会社おいしい健康(以下「おいしい健康」)と、2型糖尿病により入院給付金を第一生命より支払った保険加入者に向けた「生活習慣改善個別サポート」のサービス実現性・実用性を検証する共同実証を9月17日より開始します。




[画像1: https://prtimes.jp/i/13298/200/resize/d13298-200-795142-0.png ]

わが国の糖尿病患者数は、生活習慣と社会環境の変化に伴って急速に増加し、厚生労働省「2017年患者調査の概況」によると過去最多の329万人となっています。また30兆円超の医療費のうち3分の1以上を生活習慣病関連が占めており、そのうち糖尿病は1兆2,356億円を占めています。(※1)
糖尿病は、発症すると治癒することはなく、放置すると網膜症・腎症・神経障害などの重篤な合併症をもたらす疾患です。これらの合併症は患者のQOLを著しく低下させるのみでなく、医療費の増大にも繋がります。
政府も「未来投資会議」にて、2型糖尿病などの生活習慣病の一次予防・二次予防への積極的な取り組みを促す方針を示しており(※2)、生活・食習慣の改善により合併症の発症を防ぐことは、健康寿命の延伸、QOLの向上、医療費抑制の観点からも重要です。

当社では、生活習慣病予備軍や軽度および中度の糖尿病対象者に向けたリモートチャット指導サービス(以下「リモートチャット指導」)を提供しております。スマートフォンでのWeb面談後、チャットを通じ、担当の管理栄養士から定期的に指導を受けることができるサービスです。
この度、当社、第一生命、日本IBM、おいしい健康の4社にて、2型糖尿病により入院給付金を第一生命より支払った保険加入者に対して、リモートチャット指導による「生活習慣改善個別サポート」のサービス実施に向けた実現性・実用性の共同実証を開始します。

当社は、生活習慣病の重症化予防を通じて、多くの人が健康でイキイキとした生活の実現に貢献していきます。

【共同実証概要】
(1) 共同実証スキーム
参加者に対して、専任の管理栄養士が、チャットで生活習慣改善に向けた個別サポートを提供します。一定期間のサポート提供により、サービスの実現性・実用性を検証します。
また、実証にあたっては、日本IBMの糖尿病性腎症重症化予測モデルと、おいしい健康の糖尿病患者向け食事レシピも合わせて提供します。(※3)

(2) サポート内容詳細
◆管理栄養士によるリモートチャット指導
参加者は、スマートフォンを活用し、日々の食事画像と体重を入力、管理栄養士が、食事・体重・活動量を元に、週に一度チャットでアドバイスをします。指導内容は、糖尿病専門医が監修しています。
[画像2: https://prtimes.jp/i/13298/200/resize/d13298-200-751687-1.png ]

◆糖尿病患者向け食事レシピ
管理栄養士監修のレシピ検索・献立作成サービス。糖尿病を改善する上で重要となる食事管理をサポートします

◆糖尿病性腎症悪化予測ツール
藤田医科大学と日本IBM、第一生命による共同研究にて構築した糖尿病性腎症の悪化予測モデルを利用します。これは過去半年間に実施された3回分の血液検査結果等12項目より、類似する血液情報の方が180日以内に腎症のステージが1から2以上になる統計的リスクを予測し、結果を直接被保険者に通知します。

(3) 参加対象者:第一生命の保険契約にて2型糖尿病により入院給付金を支払い、かつ所定の条件を満たした希望者(※4)

(4) 金額:無料

(5) サービス期間:一人当たり90日間
    2019年9月〜2020年7月(予定)

※1:平成31年3月20日「未来投資会議(第25回)」参考資料、厚生労働省「平成27年度国民医療費の概況」より
※2:平成31年3月20日「未来投資会議(第25回)」
※3:申し込みは任意
※4:条件例「40〜70歳以上」、「透析療法をしていない」、「HbA1cが6.0以上〜9.5以下」等

【エス・エム・エスの健康経営ソリューションについて】
被保険者/被扶養者の健康維持・増進を目的とした「健康保険組合向け」ソリューションと、従業員の健康管理を目的とした「企業人事・労務向け」ソリューションを提供しています。健康経営推進のコンサルティングから、医療従事者ネットワークを活用したICT/IoTによるサポートおよび効果検証までを一気通貫で行うことで、企業の課題に対応。
特定保健指導、重症化予防、産業保健業務サポート、女性特有の健康課題、喫煙対策など多彩なサービス提供が可能です。

【「健康保険組合向け」ソリューションについて】
1. リモートチャット指導「特定保健指導サービス」
特定保健指導の対象者に向けたリモートチャット指導サービス。スマートフォンでのWeb面談後、チャットを通じ、担当の管理栄養士から定期的に指導を受けることができます。特定保健指導の実施率・継続率の向上、全国に散らばる事業所での保健指導実施、被扶養者向け対応など医療保険者の抱える課題の解決を支援しています。

2. リモートチャット指導「重症化予防サービス」
生活習慣病予備軍や軽度および中度の糖尿病対象者に向けたリモートチャット指導サービス。スマートフォンでのWeb面談後、チャットを通じ、担当の管理栄養士から定期的に指導を受けることができます。専門医監修のもと行うため、通院中や服薬中(※5)の方へのサービス提供も可能です。
※5:症状や服薬数によるサービス制限あり

【第一生命保険株式会社について】
第一生命は、1902 年、日本での創業以来、お客さま本位(お客さま第一)を経営の基本理念に据え、生命保険の提供を中心に、地域社会への貢献に努めてきました。
これからも、お客さまとお客さまの大切な人々の“一生涯のパートナー”として、グループ各社とともに、それぞれの地域で、人々の安心で豊かな暮らしと地域社会の発展に貢献していきます。
名 称:第一生命保険株式会社
本店所在地:日比谷本社 東京都千代田区有楽町1-13-1
代表者:代表取締役社長 稲垣 精二
会社設立:1902年9月15日
資本金:600億円
従業員数:55,284人(内勤職員11,019人、営業職員44,265人)(2019年3月末現在)
URL:https://www.dai-ichi-life.co.jp/

【株式会社エス・エム・エスについて】
2003年創業、2011年東証一部上場。「高齢社会に適した情報インフラを構築することで人々の生活の質を向上し、社会に貢献し続ける」ことをミッションに掲げ、「高齢社会×情報」を切り口にした40以上のサービスを開発・運営しています。
名 称:株式会社エス・エム・エス
所在地:東京都港区芝公園2-11-1住友不動産芝公園タワー
代表者:代表取締役社長 後藤 夏樹
会社設立:2003年4月
資本金:22億876万円(2019年3月31日現在)
従業員数:連結:2,438人、単体615人(2019年3月31日現在)
事業内容:高齢社会を、介護、医療、キャリア、ヘルスケア、シニアライフ、海外の6つと捉え、さまざまなサービスを開発・運営
URL:https://www.bm-sms.co.jp/
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