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【クラウドに関する調査】メディアおよびエンターテインメント企業が求めているのはクラウドのアジリティ

競争の激化、コスト面の圧力、顧客体験に対する期待の高まり、およびデータ量の増加がクラウドの検討に影響

オンラインライフの力となり、守るクラウド企業、Akamai Technologies, Inc.(NASDAQ:AKAM)は、メディアおよびエンターテインメント(M&E)業界におけるクラウドテクノロジー採用の背景にあるトレンドを探る、新しい調査を発表しました。Akamai が委託してForrester Consulting が実施したこの調査では、世界中の M&E 企業の 225 名からの回答が集計されました。調査対象者の大半はそれぞれの組織内で、ストリーミングアーキテクチャやクラウドワークフローに影響を与える、またはそれらに対する最終的な意思決定権限を持っている人々です。調査の結果、アジア太平洋・日本 (APJ) 地域の M&E 企業の 77% が、コスト面の圧力などにより、従来の大規模クラウドプロバイダーから、移植がより簡単でクラウドネイティブな環境への移行を検討していることがわかりました。




[画像: https://prtimes.jp/i/31697/201/resize/d31697-201-a96c54c8bcbabc5ec175-0.jpg ]

急速に変化する APJ の M&E 業界では、お客様からの高い期待がクラウドの採用を促進
APJ の M&E 業界はクラウドを早期に導入しており、回答者の 93% 以上がクラウドベースのテクノロジーによって成功していると答えています。また、自社でのクラウドへの移行が予想よりも早く進行していると答えたのは 21%、予想よりもはるかに早く進行していると答えたのは 54% となっています。調査対象となった APJ の M&E 企業の 75% が、お客様はダウンタイム、バッファリング、再生エラーを非常に嫌がる傾向にあると報告しており、クラウド移行が予想より早く進行しているのはこうしたお客様の高い期待によって促進されていると見られます。

APJ の M&E 企業の 46% は、自社の業界が他の業界よりもデジタルトランスフォーメーションのプレッシャーにさらされていることに強く同意しており、この割合は調査を受けたすべての地域の中で最も高くなっています。一方で、今後を見据えた場合、既存のクラウドインフラが将来の M&E 業界の成長に対応できるかどうかについては、懸念を抱えていることが分かりました。

APJ の M&E 業界における最大の懸念事項はビジネスコストとデータの増加
コストの上昇が、APJ の M&E 企業のクラウド戦略に大きな影響を与えています。回答者のうち 77% がコスト面の圧力により従来のクラウドプロバイダーからの移行を検討している一方、67% は自社でコストを長期的に管理することは困難であり、コスト面の圧力からクラウドプロバイダーの統合を検討していると回答しています。

またこの調査では、データ量の増大により、さらなるクラウドインフラを導入する能力が複雑化するということも強調されています。回答者の 40% が今後 3 年間でデータ量が 50% 以上増加すると予測しており、67% がデータ量によってデータセンターの導入が複雑化することに同意しています。

Forrester の調査には次のように記載されています。「クラウドプロバイダーは、M&E のお客様のデータ需要に合わせて進化する必要があります。多くの企業はクラウドプロバイダーとの関係の再構築を検討しており、現状に対応してくれるとともに、コスト、データのエグレス(出方向の通信)、ホスティングのニーズに対応できるパートナーを求めています」。

クラウドの主要なユースケース
回答者によると、クラウドサービスの最も一般的なストリーミング・ユース・ケースはストレージであり(60%)、次いでパフォーマンス分析(49%)となっています。APJ の M&E 企業の 44% が配信にクラウドを使用しており、これはすべての地域で最も高い数値でした。また、調査対象となった組織の半数近くが、デジタルコンテンツ保護(DRM/ウォーターマーク)や課金/サブスクリプション管理など、その他の主要機能にもクラウドを使用しています。

Akamai Cloud Computing の Chief Technology Officer を務める、Jay Jenkins は「この調査では、現在、APJ の M&E 企業がクラウドサービスとインフラ上で実行しているワークロードの性質が動的であることが示されています。また、これらの企業の半数以上が、最もミッションクリティカルな機能の一部にクラウドを使用していることも明らかになりました。オーバーザトップ(OTT)サービスを通じて消費者が利用できるコンテンツが増えているため、M&E 業界は、変化するニーズに合わせてスケーリングできるクラウドにそのコンテンツを保存し、配信を管理する必要があります」と述べています。

競争優位性
多数の企業がひしめき合い、急速に変化する市場で事業を行っている APJ の M&E 業界は、顧客体験(CX)の向上と競争優位性の維持を支援してくれるクラウドプロバイダーを求めています。その 61% が、クラウドへの投資によって CX の向上を達成した、またはその向上を期待していると答えており、60% が、リアルタイムのインサイトを生成してアクセスするための俊敏性の向上を実現した、またはその向上を期待していると答えています。また、回答者の 54% は、クラウドによって事業規模のスケーリング能力が向上することを期待しています。

「APJ の M&E 業界は多数の企業がひしめき合っています。ローカルのストリーミングプラットフォームは世界に進出し、国際的な大手企業は拡張を倍増させており、ライブストリーミングとライブコマースが中心になっています」と Jenkins は述べています。「この調査は、クラウドに関する現状についてお客様や見込み客から収集した情報を数値化するのに役立ちます。対象となった企業は、厳しい予算制約の中で事業を展開しながら、優れた顧客体験を大規模に提供するという大きなプレッシャーにさらされています」。

「これらの課題は APJ の M&E 業界で特に顕著ですが、他の業界の企業にも見られます。これが、Akamai がクラウドコンピューティングに対して根本的に異なるアプローチを採用している理由の 1 つです」と Jenkins は付け加えます。「Akamai Connected Cloud により、APJ の企業は従来の集約型クラウドから解放され、最新の分散型設計に基づいた構築を開始することができます。そのプロセスよって新たな柔軟性を得るとともに、コストを削減できます」。

調査の手法
Forrester のグローバル調査では、2023 年 6 月に M&E 企業の 225 人のグローバル IT 意思決定者に対して、クラウド戦略をどのように捉え、管理しているかを尋ねました。

Akamai Technologiesについて:
Akamai はオンラインライフの力となり、守っています。世界中の先進企業が Akamai を選び、安全なデジタル体験を構築して提供することで、毎日、世界中の人々の生活、仕事、娯楽をサポートしています。超分散型のエッジおよびクラウドプラットフォームである Akamai Connected Cloud は、アプリと体験をユーザーに近づけ、脅威を遠ざけます。Akamai のクラウドコンピューティング、セキュリティ、コンテンツデリバリーの各ソリューションの詳細については、akamai.comおよびakamai.com/blogをご覧いただくか、X (旧 Twitter) と LinkedInでAkamai Technologiesをフォローしてください。

※AkamaiとAkamaiロゴは、Akamai Technologies Inc.の商標または登録商標です
※その他、記載されている会社名ならびに組織名、ロゴ、サービス名は、各社の商標または登録商標です
※本プレスリリースの内容は、個別の事例に基づくものであり、個々の状況により変動しうるものです
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