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CVCファンドを通じ、完全自動運転車両の開発を行うスタートアップ企業「チューリング」へ出資




日揮ホールディングス株式会社(代表取締役会長CEO 佐藤雅之)は、日揮株式会社(代表取締役 社長執行役員 山田昇司 以下、日揮)と共同で運営するコーポレートベンチャーキャピタル(CVC)ファンド「JGC MIRAI Innovation Fund」を通じ、完全自動運転車両の開発を行うスタートアップ、Turing株式会社(代表取締役 山本 一成 以下、チューリング)への出資を行いましたので、お知らせします。

1. 生成AIを活用した完全自動運転車両の実現を目指すチューリング
世界中で開発が進む自動車の自動運転分野では、米国のSAE(自動車技術会)によりレベル0からレベル5までの分類が設定されており、最高段階のレベル5を「完全自動運転化」としてシステムによる全走行領域での自動運転が可能としています。

チューリングは、「We Overtake Tesla」をミッションに掲げ、カメラから取得したデータの みでステアリング、ブレーキ、アクセルなど、運転に必要なすべての判断をAIが行うE2E(End- to-End)の自動運転開発に取り組むスタートアップです。独自開発の世界を理解するマルチモーダル生成AI「Heron」※を活用することで、走行データに存在しない状況でも倫理的に対応可能なシステムを構築し、ルールベースでは到達困難なレベル5の完全自動運転実現を目指しています。
※マルチモーダル生成AI:言語(テキスト)や視覚(カメラ)などの複数種類のデータを元に高度な判断を行う生成AI

この「Navigator-Driverモデル」を汎用化し、提携するパートナー企業の車体と組み合わせることにより高品質な完全自動運転EVを市場に供給し、将来的にはTuring自社での完全自動運転EVの量産化を目指しています。
[画像: https://prtimes.jp/i/65135/201/resize/d65135-201-383966-pixta_38882006-0.jpg ]

2. 本投資の目的
日揮グループは、CVCファンド「JGC MIRAI Innovation Fund」を通じて「カーボンニュートラルの実現」、「持続可能で強靭なインフラの構築」、「人生100年時代を見据えた生活の質向上」、「産業のスマート化」を対象テーマに、安全・安心で持続可能な社会システムの構築に寄与する革新的な技術やビジネスモデルを有する国内外のスタートアップに対し投資を行っています。

本出資を通じて日揮は、長年培ってきたエンジニアリング技術力および事業運営の知見・ノウハウと、チューリングが有する生成AI技術と車両システム統合に対する豊富な知見や革新的な事業アイデアを融合し、拡大が期待される生成AI自動運転領域に関わる社会インフラの構築に貢献するとともに、新たな事業分野の創出を目指します。

日揮グループは今後も、安全・安心で持続可能な社会システムの構築に向けて革新的な技術やビジネスモデルを有するスタートアップへの投資を行ってまいります。

Turing(チューリング)について:
[表1: https://prtimes.jp/data/corp/65135/table/201_1_f727bbfee493e74fa04e29420ba93d70.jpg ]
JGC MIRAI Innovation Fundについて:
[表2: https://prtimes.jp/data/corp/65135/table/201_2_dcd1bf0d7579d778254c09a3a5d0b9b2.jpg ]
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