このエントリーをはてなブックマークに追加
SEOTOOLSロゴ画像

SEOTOOLSニュース 

SEOに関連するニュースリリースを公開しております。
最新のサービス情報を、御社のプロモーション・マーケティング戦略の新たな選択肢としてご活用下さい。

Broadcom、VMware Tanzu Platform 10を発表プライベートクラウドでのインテリジェントなアプリケーションデリバリを加速化

Tanzu Platform 10により、既存の人材とリソースで安全な生成AIアプリを開発、運用、最適化


*本内容は、2024年8月27日(米国時間)にBroadcomが発表した報道資料の抄訳版です。

Broadcom Inc.は、ソフトウェアデリバリの加速を実現するクラウドネイティブ アプリケーションプラットフォーム、VMware Tanzu Platform 10を発表しました。このプラットフォームにより、プラットフォームエンジニアリングチームはガバナンスと運用効率の向上を図り、開発チームは負荷と複雑性を軽減できます。また、アプリチームが生成AI(人工知能)を搭載したインテリジェントなアプリを迅速、安全、大規模に提供できるよう、Tanzu Platformの新機能となるTanzu AI Solutionsも発表しました。Tanzu Platform 10とVMware Cloud Foundation(VCF)の組み合わせにより、自律型の構成が可能な設定環境とエアギャップ環境がサポートされ、完全なプライベートクラウドを最速で実現できます。

IDCの最近の調査によると、生成AIの全予算のうち、新しいソフトウェアベースのビジネスオファリングの作成/提供に充てられる予算は3分の1弱(29%)とされています*1。しかし、S&Pグローバル・マーケット・インテリジェンスの調査では、半数以上(52.6%)の企業がAIや機械学習の分野における技術スキルの不足に直面しており、生成AIのイノベーションを活用する上で大きな障害となっていると指摘されています*2。

Broadcom Inc. Tanzu部門 ゼネラルマネージャー、プルニマ・パドマナバン(Purnima Padmanabhan)コメント:
「多くのビジネスリーダーがアプリケーション戦略に生成AIの活用を考えていますが、その多くが新しいテクノロジーに伴う複雑な課題に直面しています。その結果、企業内での単発の実験やサイロ化が進み、技術的負債とリスクが増大する傾向があります。開発者はTanzu Platformに組み込まれたAI開発フレームワークの活用により、経験レベルやPythonの知識の有無に関係なく、高性能でインテリジェントなアプリを構築できます。Tanzu AI Solutionsは、開発チームがサンドボックス内での試行錯誤から脱局し、自信を持ってエンタープライズ対応のインテリジェントなアプリを本番環境に導入できるよう支援します」

新しいTanzu Platform 10によるクラウドネイティブアプリのデリバリの簡素化/高速化
Tanzu Platform 10は、アプリのデリバリを加速させるCloud Foundryに基づいて構築され、開発者とプラットフォームエンジニアが本番環境を標準的、かつ優れた道筋で構築できます。開発者は、簡単な操作でセキュアなコンテナの構築、自動化されたサービスバインド、ワンコマンドでのコードデプロイ、そしてアプリの容易な拡張を実現できます。Tanzu Platform 10はまた、脆弱性へのパッチ適用、ローリングアップグレードの実行、幅広い可視性とAIを活用したインサイトによるポリシーの適用など、アプリとプラットフォームの両方の管理タスクを自動化します。

Tanzu Platform 10は、セルフマネージド型のグローバルなコントロールプレーンを提供し、あらゆるアプリ環境の自動化と可視化を促進します。Tanzu Platform 10の特長は以下の通りです。

- アプリ中心の抽象化レイヤを導入したアプリスペースを持つKubernetes向けのCloud Foundryに基づいた開発者環境により、一貫した運用ガバナンスとコンプライアンスのもとアプリの実行が可能。抽象化モデルにより、当事者間の懸念事項を明確に分離。開発者はインフラの詳細にとらわれることなくアプリ開発に、またプラットフォームチームと運用チームは、組織のガバナンスとコンプライアンス要件を満たす構成を定義し、大規模なインフラ管理に専念
- アベイラビリティゾーンをまたがるCloud Foundry基盤またはKubernetesクラスタ全体にわたり、コンテキストに応じてアプリからプラットフォーム(app-to-platform)への可視性が強化
- アプリをミドルウェアやデータベースに接続し、認証情報や接続文字列を自動的に管理する強力な「組み込み」サービスバインディングにより、大幅な時間短縮を実現
- 新しいApplication AdvisorによるSpringアプリのセキュリティ、コンプライアンス監査、ポリシー実施、自動CVE修復が実現
- Tanzu Springの強化されたJavaビルドパック、Tanzu Platformに組み込まれた商用Spring機能により、Springアプリの起動時間を大幅に短縮
- Tanzu Saltによるコンプライアンス実施と脆弱性管理の強化
- 自動プロビジョニング/堅牢化されたOSSデータベースとメッセージング


Tanzu Platform 10のTanzu AI Solutions:安全でスケーラブルなエンタープライズ対応の生成AIアプリ構築を支援
Tanzu Platformは、インテリジェントなアプリ開発を容易にします。AIを活用したインテリジェントなアプリ開発、運用、最適化を安全かつ大規模に支援するTanzu AI Solutionsを搭載しています。Tanzu AI Solutionsは、アプリと大規模言語モデル(LLM)の根本原因分析によって精度とパフォーマンスに対処するため、生成AIの観測性と監視を提供します。Tanzu AI Solutionsには以下の機能やサポートが含まれます。

- Spring AI:オープンソースのアプリフレームワークとして、Java開発者が生成AIを搭載した機能をアプリに組み込むために使用可能。LLMモデルにアクセスし、より高度なAIやアプリロジックパターンの実装に使用できる開発者に使いやすいJava APIを提供。Spring AIの利用により、Java開発者はPythonのクロストレーニングが不要になり、生成AIの機能を新規または既存のアプリにシームレスに統合可能
- GenAI on Tanzu Platform:Tanzu Platformで利用可能な強化されたOpenAI互換のAPIゲートウェイ。APIの抽象化だけでなく、ロードバランシング、耐障害性、キャッシュ機能が組み込まれ、100以上のプロプライエタリまたはオープンソースソフトウェア(OSS)のLLMをセキュアに一貫した方法で実行または接続可能。Tanzu Platformは、LLMサービスをデータベースやエンタープライズAPIのような他のサービスと同様に仲介するため、プラットフォームエンジニアリングのロールベースのアクセス制御を使用してのAIサービスの管理・シークレット管理の自動化から、セキュリティと耐障害性対策を開発者から切り離す事ができる
- Observability for GenAI(生成AI向けのオブザーバビリティ):アプリとモデルの反応をモニタリング/評価し、パフォーマンスと精度を向上。この機能を通じてモデルの正確性チェックやハルシネーションのスキャンの実行、AIアプリの可視化、テスト、トラブルシューティングを実施可能。また、トークンの使用状況を監視し、LLMコールのコスト管理をより容易に実現
- VMware Private AI Foundation with NVIDIAのサポート:GenAI on Tanzu PlatformサービスブローカーにVMware Private AI Foundation with NVIDIAのサポートが組み込まれ、アプリチームはドロップダウンでの選択形式で利用可能


Tanzu Platform 10とVMware Cloud Foundationの組み合わせにより、完全なプライベートクラウドを最速で実現
Tanzu Platform 10はVMware Cloud Foundation向けにコンテナ運用やデータサービスなどの強力かつ、すぐに導入できる高度なサービスを提供し、完全なプライベートクラウドを最速で実現できます。Tanzu Platform 10はプライベートクラウド上でのモダンアプリの提供を加速させる以下の新機能を提供します。

- エアギャップ環境のサポート:VMware Cloud Foundation向けにTanzu Platformを予め設定することで、オフネットワーク、セルフマネージド、プライベートクラウド環境にシンプルな自己構成型のインストール体験を提供。シンプルなCLIコマンドにより、Kubernetesクラスタの作成とネットワーク設定が自動化され、すぐに利用できるプライベートクラウドの開発者プラットフォームを構築
- グローバルサーバロードバランシングと高度なネットワーキング:Tanzu Platformとして、VMware Avi Load Balancerを使用するプライベートクラウドへの新しい拡張機能を提供。ルーティング管理のためのCloud Foundryのデプロイの事前設定サポート、Kubernetes環境のロードバランシングとダイナミックDNSを使用したソースからURLへの動的なネットワーキングを含む
- Tanzuアプリカタログから入手可能な堅牢化されたVM(仮想マシン)とOSS(オープンソースソフトウェア)イメージ:Tanzu Platformハブに直接統合され、堅牢化された仮想マシンおよびOSSイメージをTanzu Platformでデプロイ可能。これによりIT運用部門は、検証済みのセキュアなパッケージイメージだけをプライベートクラウド内に展開可能。この統合により、仮想マシンとOSSイメージの継続的な脆弱性スキャンも可能になり、セキュアなワークロードの実行も実現


Tanzuユーザの声:
SBペイメントサービス株式会社 システム本部 本部長 宝本 卓氏 コメント:
「SBペイメントサービスは、VMware Tanzu Platform for Cloud Foundry(旧Tanzu Application Service)を利用して、日本最大級の決済代行サービスを提供しています。Tanzuチームとのパートナーシップは5年目を迎え、環境を拡張し、8兆円の決済取扱高をダウンタイムなしで処理していために、引き続きTanzuチームのサポートを受けていきます。Broadcomとの関係を継続し、レガシー・アプリケーションをリファクタリングしてTanzuプラットフォームでホストできることをうれしく思います」

株式会社日立ソリューションズ デジタルソリューション創出プラットフォーム部 部長
丸山 高志氏 コメント:
「日立ソリューションズは、Cloud FoundryとKubernetesの両方のユースケースをサポートするTanzu Platformを中核としたフルマネージドのPaaS(Platform-as-a-Service)環境『デジタルソリューション創出プラットフォーム』を提供しています。 ハイパースケーラーとの競争に直面しながらも、私たちは健全な成長を遂げ、過去6年間で120社以上に本番サービスを提供してきました。Tanzuのパワーを活用することで、ハイブリッドクラウドでのユースケースを含め、さらに拡大し続けることを期待しています」

NTTコミュニケーションズ株式会社
プラットフォームサービス本部 マネージド&セキュリティサービス部 担当部長
渡辺 俊史氏 コメント:
「NTTコミュニケーションズは、2023年の政府規制の変更に伴い予期せぬアクセス急増に直面しましたが、VMware Tanzu Greenplumの支援により、100倍高速なデータ処理を実現し、拡張性の課題も克服できました。NTTコミュニケーションズでは、VMware Tanzuのソリューションを中核にしてデータ管理とソフトウェア配信のインフラの迅速な拡張を実現しています。Broadcom Tanzu部門とのパートナーシップを継続し、VMware Tanzu Data SolutionsとVMware Tanzu Platformを活用して、NTTコミュニケーションズのカスタマーエクセレンスとイノベーションのサポートを続けていきたいと考えています」

Tanzu AI Solutionsを搭載したTanzu Platformは、プラットフォームエンジニアの管理と制御を強化し、開発者にはシンプルさを、ビジネス部門にはより大きな支援を提供します。Tanzu Platform、Tanzu Data Solutions、Tanzu Labsの詳細については、tanzu.vmware.comをご覧ください。

VMware Explore 2024 Las Vegasで発表されたニュースや各種情報は、こちらをご覧ください。

*1 出典:IDC, GenAI Awareness, Readiness, and Commitment: 2024 Outlook - GenAI Plans and Implications for External Services Providers, AI-Ready Infrastructure, AI Platforms, and GenAI Applications, doc # US52023824, Apr 2024.

*2 出典:451 Research, S&P Global Voice of the Enterprise, Digital Pulse, Technology Skills 2023 report
PRTIMESリリースへ
SEOTOOLS News Letter

SEOに役立つ情報やニュース、SEOTOOLSの更新情報などを配信致します。


 powered by blaynmail
SEOTOOLSリファレンス
SEO対策
SEOの基礎知識
SEOを意識したサイト作り
サイトマップの作成
サイトの登録
カテゴリ(ディレクトリ)登録
カテゴリ登録(モバイル
検索エンジン登録
テキスト広告
検索連動型(リスティング)広告
プレスリリースを利用したSEO


TOPへ戻る