【プライベートと両立できている仕事ランキング】男女483人アンケート調査
[23/08/22]
提供元:PRTIMES
提供元:PRTIMES
プライベートと両立できている仕事に関する意識調査
株式会社ビズヒッツ(本社:三重県鈴鹿市、代表取締役:伊藤 陽介)は、男女483人を対象に「プライベートと両立できている仕事に関する意識調査」を実施し、そのデータをランキング化しました。
詳細はこちら( https://bizhits.co.jp/media/archives/34507 )
「仕事にやりがいをもちつつ、プライベートも充実させたい」と考えている方は多いでしょう。しかし実際に仕事とプライベートを両立させるには、どうしたらいいのでしょうか。
そこで今回、株式会社ビズヒッツ( https://bizhits.co.jp/ )が運営するビジネス上の問題解決を考えるメディアBiz Hits( https://bizhits.co.jp/media/ )は、男女483人に「プライベートと両立できている仕事」についてアンケート調査を実施。その結果をランキング形式でまとめました。
調査概要
調査対象:仕事とプライベートを両立できている方
調査期間:2023年7月20日〜8月6日
調査機関:自社調査
調査方法:インターネットによる任意回答
有効回答数:483人(女性316人/男性167人)
回答者の年代:10代 0.4%/20代 21.5%/30代 40.0%/40代 24.8%/50代 11.6%/60代 1.7%
調査結果サマリー
・プライベートと両立できている仕事1位は「事務職」
・プライベートと両立できる仕事の条件1位は「労働時間の調整がしやすい」
・プライベートと仕事を両立するためにしていることは「プライベートに仕事を持ち込まない」
プライベートと両立できている仕事1位は「事務職」
[画像1: https://prtimes.jp/i/41309/203/resize/d41309-203-e5ab3825f8803eed7d72-0.png ]
仕事とプライベートを両立できている483人に「何の仕事」をしているか聞いたところ、圧倒的1位は「事務職(128人)」でした。
また、2位「医療系専門職(29人)」、4位「製造職・ライン工(23人)」5位「販売職(20人)」など、シフト制で勤務時間が明確な仕事もランクインしました。
<1位 事務職>
・不動産関連の事務。しっかりお休みがあり、残業もほとんどないため予定がたてやすい(35歳 女性)
・事務のパート。座ったまま仕事できて身体があまり疲れずに済むので、仕事後や休みの日も元気に過ごせる(40歳 女性)
・勤務が安定しているため、プライベートの時間をしっかり確保できる(51歳 男性)
「体力的にラク」「勤務時間や休日が規則正しい」などの回答が多く寄せられました。土日祝日が休みの事務職も多いので、「家族と予定を合わせたい」という人にも向いています。
残業が少なく、急に休みたいときも社員同士で助け合える職場なら、さらに仕事とプライベートを両立しやすくなるはずです。
<2位 医療系専門職>
・療養病棟の看護師。残業がほぼなく、有休や希望休は必ず通る(29歳 女性)
・脱毛クリニックの看護師。ネイル・ヘアカラーなどおしゃれができる。有給が取りやすいし残業も少ない(35歳 女性)
・薬剤師。休みが多く、プライベートを充実させやすい(53歳 男性)
具体的な職種は「看護師」「薬剤師」「作業療法士」「歯科衛生士」など。看護師には「忙しくて突然の残業が多い」というイメージをもつ方もいますが、職場によってはほとんど残業がなく希望休もとりやすいようです。
医療系専門職には、パートや派遣など、残業があまりない雇用形態で働きやすいというメリットもあります。専門職なので、非正規雇用でも時給は高めです。
<3位 ライター>
・自由に仕事ができるから(29歳 男性)
・フリーランスのライター(在宅ワーク)。仕事する時間が自由なので、子どもの予定と合わせやすい。クライアントと納期の調整さえできれば、旅行にも行きやすい(39歳 女性)
・シナリオライティング業。無理のないように受注できたり、納期を考えながら契約できるので、仕事量を調整しやすい。時間・場所を問わず働ける(43歳 女性)
とくにフリーランスのライターであれば、時間と場所を選ばず働けるため自由度が高いです。仕事量も自分で決められるため、「夏休み期間中は仕事量を少なくし、子どもとの時間をとる」といった調整もできます。
<4位 製造職・ライン工>
・稼働時間が決まっているため、長い残業がない。また工場は他企業に合わせて休むため、土日祝日は休みになるケースが多い(25歳 男性)
・工場勤務。基本的に定時で仕事を終えられる。年間カレンダーで出勤日と休日をあらかじめ確認できる(30歳 男性)
・町工場のパート検査員。残業なしで休みやすい(39歳 女性)
「残業が少ない」「休みやすい」「勤務予定がわかるので、プライベートの予定を入れやすい」などの回答が寄せられています。稼働時間が決まっていたり交代制の職場だったりすると、残業は比較的少なめです。
また人員が確保されている製造現場なら、「子どもが熱を出した」といった急な休みでも、気兼ねなく申し出ができます。
<5位 販売職>
・アパレル販売。残業がほぼない(30歳 男性)
・美容部員。勤務時間が決まっている。また休みが多く、有給も取りやすい(37歳 女性)
・靴屋店員。遅番だとプライベートに時間を使える。希望休がほぼ承認される(45歳 女性)
販売職はシフト制で勤務することが多く、自分の勤務時間が終われば残業なしで帰宅できることも少なくありません。パートやアルバイトで勤務している場合は、「短時間勤務」「希望曜日だけの勤務」なども可能で、プライベートと両立しやすいでしょう。
遅番がある職場なら平日午前中にプライベートの時間ができ、役所・銀行関連などの用事を済ませやすいのもメリットです。
<6位 IT系エンジニア>
・フルリモートの正社員ネットワークエンジニア。休日が固定で残業も少ないので、自分の時間を有意義に使えるため(27歳 女性)
・システム会社のITエンジニア。フルリモートになり、通勤時間の往復3時間が削減できました。もともとの通勤時間をプライベートに充てられるので、両立できていると感じます(43歳 男性)
・残業0時間で、在宅勤務が多い(55歳 男性)
「リモートワークしやすい」という回答が目立ちました。オフィスやクライアント企業に常駐する必要がない職種ならリモートワーク可能なので、通勤時間がなく、自由な時間が増えます。
IT系エンジニアは忙しいイメージがあるものの、「大きな構築案件やトラブルに関わらなければ、残業は少ない」というコメントもありました。
<7位 営業職>
・保険会社の代理店営業職。自分の裁量でアポイントを調整できるからです。オンラインでの折衝が可能になったことで、よりプライベートと両立しやすくなったと感じています(29歳 女性)
・人材派遣業。営業職で基本的には自己裁量なので、定時上がりしやすいです(30歳 男性)
・中抜けできてフレキシブルに働ける(37歳 男性)
営業職は「いつどのクライアントを訪問するか」などを自分で決められることが多いです。仕事の進め方についての裁量が大きいため、自由度が高くプライベートと両立しやすいと感じている人が多くなりました。
最近ではリモートでの商談が認められている企業も多いようです。
プライベートと両立できる仕事の条件1位は「労働時間の調整がしやすい」
[画像2: https://prtimes.jp/i/41309/203/resize/d41309-203-42fab62774b1929dd3dd-0.png ]
「プライベートと両立できる仕事の条件は何か?」という質問で最も多かった回答は「労働時間の調整がしやすい(165人)」でした。2位「休みをとりやすい(136人)」、3位「残業・休日出勤が少ない(135人)」と続きます。
労働時間や休日に関する項目が上位にランクインしました。職場に拘束される時間が長ければプライベートの時間は削られますので、納得の結果です。
<1位 労働時間の調整がしやすい>
・労働時間の縛りがなく、自由に調整できる(29歳 女性)
・シフト勤務なので、希望の通りやすさが第一です(33歳 女性)
・自分の予定に合わせて、仕事の日程を組めるところ(43歳 男性)
家族がいると「子どもの参観日なので午前中だけ休みたい」「介護のため早退したい」といったこともあるでしょう。しかし勤務時間が固定していると、プライベートの予定を入れたいときに困ってしまうこともありますよね。
「リモートワーク」「フリーランス」「シフト制で希望が通りやすい」といった職場なら、都合に合わせて労働時間を調整しやすいでしょう。
<2位 休みをとりやすい>
・子どもの体調不良など、急な休みにも快く対応してもらえる(29歳 女性)
・体調不良などの急な欠勤に対応してくれる(31歳 女性)
・希望のスケジュールで有給休暇が取得できること(57歳 男性)
職場によっては、有給休暇の希望を出しにくい雰囲気のところも。「人が少なく、休むと同僚に迷惑をかけそう」「休むときには交代してくれる人を自力で探さないといけない」といった職場では、休みにくいですよね。
そのため気兼ねなく休めることをプライベートと仕事を両立できる条件として挙げた人も多くなりました。とくに「急な休みもとりやすい」と答えた人が目立っています。
<3位 残業・休日出勤が少ない>
・残業があまりなく、急な休日出勤がないこと(28歳 女性)
・プロジェクトベースでの労務であり、プロジェクトが完了した際には残業する必要がないこと(38歳 男性)
・無理な残業を強制されないこと(40歳 男性)
残業や休日出勤が多いとプライベートの時間が減り、私的な予定も入れにくくなります。そのため残業や休日出勤がないことは、プライベートとの両立に重要です。
<4位 自分に適した仕事内容>
・一番は仕事が好きであること。好きな仕事だと、常に気持ちに余裕があるからです(21歳 女性)
・仕事内容が「趣味」や「やりたいこと」と合致している(55歳 男性)
「好きなことを仕事にすると、楽しく仕事できて仕事のストレスが溜まりにくくなり、プライベートも充実できる」と考える人も多いようです。好きなことを仕事にすると、仕事のやりがいを感じやすく、スキルアップしやすいメリットもあります。
また「身体に負荷のない仕事」「一日で完結できる仕事」など、体力や「自分が好む仕事の進め方」に合わせて仕事を選ぶべきだと考える人もいました。
<5位 勤務が規則的>
・休みの曜日が固定で決まっていると予定が組みやすい(29歳 女性)
・決まったシフトで予定が立てやすい(33歳 男性)
・決まった曜日・時間で契約できる派遣の仕事です(40歳 女性)
休日が固定されていると、プライベートの予定が組みやすいですね。とくに学齢期の子どもを育てている方は、土日祝日がきっちり休める仕事だと子どもの休みに合わせやすく助かるのではないでしょうか。
<6位 在宅勤務できる>
・在宅勤務に変更可能(36歳 女性)
・通勤がない(39歳 男性)
・自宅で仕事できることが一番の条件です(50歳 女性)
在宅勤務できれば通勤時間が減るため、プライベートの時間が増えます。子育て中の方なら、子どもの保育園や学校の近くで働けるメリットもありますね。
<同率6位 休日が多い>
・週に2日以上休みがとれること(31歳 女性)
・年間休日120日以上(41歳 女性)
・休日が連続してあることです(50歳 男性)
休日が少ないとプライベートの予定が立てにくくなります。
年間休日が少ない会社で働いている方の中には、「休日は寝て終わる」という人も少なくありません。そのため年間休日数が多いことを重視している人もいました。
<8位 勤務時間が長すぎない>
・労働時間が短いこと(32歳 女性)
・短時間勤務(49歳 女性)
勤務時間が短ければ、プライベートの時間は増えます。アルバイトや派遣社員だと短時間勤務しやすいですし、正社員でも短時間勤務できる職場もあります。
プライベートと仕事を両立するためにしていることは「プライベートに仕事を持ち込まない」
[画像3: https://prtimes.jp/i/41309/203/resize/d41309-203-fb85ac9e42bcfc4cf287-0.png ]
最後に、「プライベートと仕事を両立するためにしていること」を聞きました。
1位は「プライベートに仕事を持ち込まない(126人)」。次ぐ2位は「勤務中は仕事に集中する(89人)」、3位「プライベートをしっかり楽しむ(79人)」です。
「プライベートに仕事を持ち込まない」「仕事中は集中」など、プライベートと仕事を分けるための工夫が多く寄せられています。
また勤務時間が短くなればプライベートの時間が増えることから、「仕事を効率化する」「残業しない」という工夫をしている人も多いとわかりました。
<1位 プライベートに仕事を持ち込まない>
・会社から一歩出たら、仕事のことは考えないようにしています(28歳 女性)
・休み前に仕事で失敗などがあっても、休み中は引きずらない。次の勤務日にしっかりと反省する(31歳 女性)
・休日は仕事のことを忘れる。電話は出ないしかけない(41歳 男性)
勤務が終わったら仕事のことを考えないよう意識している人が多数。また「休日は仕事の電話に出ない、メールも見ない」「自宅に仕事関係のものをできるだけ置かない」などの工夫をしている人もいました。
仕事を自宅に持ち帰らないことも重要ですね。
<2位 勤務中は仕事に集中する>
・お客様と関わるお仕事なので、勤務時間は仕事のことしか考えない(29歳 女性)
・勤務中はプライベートを持ち込まないようにしている(33歳 男性)
・仕事を早朝などに集中して行う(49歳 男性)
「プライベートに仕事を持ち込まない」の対になる回答だといえます。早朝など集中しやすい時間帯に仕事するといった工夫をしている人もいました。
集中して仕事をし「仕事をやりきった」と思えることで、プライベートも楽しめそうです。
<3位 プライベートをしっかり楽しむ>
・休日は趣味を楽しむ(24歳 女性)
・休日はなるべく勤務日には行けない場所まで遊びに行ったり、買い物したりする(30歳 女性)
・休日は交通費が多少かかっても電車で遠出する(40歳 男性)
プライベートの時間を充実させることで、ストレスが軽減され、仕事の集中力がアップすると考えられています。「趣味や旅行を楽しむために、仕事を頑張る」というモチベーションにもなるでしょう。
充実させるといっても大がかりなことをする必要はないので、「趣味を楽しむ」「友人と会う」など、やってみたいことを試してみてはいかがでしょうか。
<4位 仕事を効率化する>
・仕事で外に出るときは、アポイントを複数入れて、効率よく回る(27歳 男性)
・ダラダラと仕事しない。時間や業務量を決めて、終わったらスパっと切り替える(32歳 女性)
・勤務中は仕事を効率よくこなすこと。職場の皆とコミュニケーションをとって、業務を円滑に進めることを常に意識している(41歳 女性)
作業を効率化して仕事する時間を減らせれば、プライベートの時間が増えます。そのため「タスクやスケジュール管理」「効率化に役立つツールの活用」といった工夫をしている人も目立ちました。
「人間関係をよくすることで効率的に仕事できる」という人もいます。人間関係をよくしておけば、急な休みの相談もしやすそうですね。
<5位 仕事量や納期に余裕をもつ>
・納期設定の段階でゆとりをもち、計画的にこなすことを意識しています(30歳 女性)
・欲張らない。急激な収入アップを求めず、ゆるやかな右肩上がりを目指す(43歳 男性)
・仕事を頑張りすぎない。体力と相談しながら、決して無理をしないことです(50歳 男性)
仕事を引き受けすぎてスケジュールに余裕がないと、プライベートを犠牲にすることもあります。とくに収入アップを目指すフリーランスの方だと、多少無理してでもオファーされた仕事をすべてこなそうとし、ツラくなってしまうことも多いのではないでしょうか。
そのため「余裕をもつ」「頑張りすぎない」という回答も多くなりました。
<同率5位 オンオフの切り替えを意識>
・仕事とプライベートとのメリハリをつける(25歳 女性)
・仕事とプライベートをしっかり区別する(45歳 男性)
具体的には「オンオフで服装や化粧を変える」「通勤時間を使って気分を変える」などがあるでしょう。在宅勤務の場合、プライベートスペースと仕事スペースをわけることで切り替えている人もいます。
まとめ
仕事とプライベートを両立させやすい仕事には、「労働時間や休みを調整しやすい」「残業が少ない」などの特徴があります。在宅でできる仕事なら、労働時間を調整しやすく通勤時間もありませんので、プライベートと両立しやすいでしょう。
在宅ワークは「ライター」や「IT・WEB系の仕事」だけではなく、事務職やテレアポにも広がっていますし、正社員でも在宅勤務可能な企業が増えつつあります。
仕事とプライベートの両立を目指して転職する方は、「在宅勤務できるか」「休みの調整をしやすいか」などを仕事探しの軸にしてみてはいかがでしょうか。
また今の仕事とプライベートの両立を目指すなら、「オンオフの切り替えを意識する」「仕事を効率化して速く終わらせる」などの工夫がおすすめ。自力での工夫では対処できないなら、ワークライフバランスのとりやすい仕事への転職も検討してみましょう。
※全ての集計結果データは以下から閲覧可能です。
URL:https://bizhits.co.jp/media/archives/34507
■株式会社ビズヒッツについて
当社では、社名と同じ「Biz Hits」という名の仕事・転職・求人情報サイト( https://bizhits.co.jp/work/ )と、ビジネスの問題解決を考えるメディア( https://bizhits.co.jp/media/ )を運営しています。
また、上記メディア運営の中で得た知識と経験を元に、業務効率化サポート・リモートワークとクラウドソーシング導入コンサルティングも行っております。
■Biz Hits編集長:伊藤陽介のプロフィール
株式会社ビズヒッツ代表取締役。
2011年から東京〜鈴鹿間でリモートワークによる遠隔経営を10年以上続けており、スタッフの8割以上がリモートワーカーによる複数のWebメディア、求人サイト運営を行う。
その知識と経験を元に、中日新聞の専門家ガイド「中日教えてナビ」に『在宅ワーカーマネジメントの専門家( https://oshiete.chunichi.co.jp/tokai/pro/387/column/1585/ )』として登録。その後はクラウドソーシング「クラウディア( https://www.craudia.com/ )」や「RS MEDIA( https://www.rise-square.jp/contents/ )」のアドバイザーに就任。
※プロフィール詳細はこちら
https://bizhits.co.jp/itoyosuke_profile/
■会社概要
社名 : 株式会社ビズヒッツ
所在地 : 〒510-0208 三重県鈴鹿市鈴鹿ハイツ22-21
代表者 : 代表取締役 伊藤 陽介
設立 : 2009年1月19日
資本金 : 300万円
事業内容 : WEBメディアの運営・コンサルティング
URL : https://bizhits.co.jp/company/
株式会社ビズヒッツ(本社:三重県鈴鹿市、代表取締役:伊藤 陽介)は、男女483人を対象に「プライベートと両立できている仕事に関する意識調査」を実施し、そのデータをランキング化しました。
詳細はこちら( https://bizhits.co.jp/media/archives/34507 )
「仕事にやりがいをもちつつ、プライベートも充実させたい」と考えている方は多いでしょう。しかし実際に仕事とプライベートを両立させるには、どうしたらいいのでしょうか。
そこで今回、株式会社ビズヒッツ( https://bizhits.co.jp/ )が運営するビジネス上の問題解決を考えるメディアBiz Hits( https://bizhits.co.jp/media/ )は、男女483人に「プライベートと両立できている仕事」についてアンケート調査を実施。その結果をランキング形式でまとめました。
調査概要
調査対象:仕事とプライベートを両立できている方
調査期間:2023年7月20日〜8月6日
調査機関:自社調査
調査方法:インターネットによる任意回答
有効回答数:483人(女性316人/男性167人)
回答者の年代:10代 0.4%/20代 21.5%/30代 40.0%/40代 24.8%/50代 11.6%/60代 1.7%
調査結果サマリー
・プライベートと両立できている仕事1位は「事務職」
・プライベートと両立できる仕事の条件1位は「労働時間の調整がしやすい」
・プライベートと仕事を両立するためにしていることは「プライベートに仕事を持ち込まない」
プライベートと両立できている仕事1位は「事務職」
[画像1: https://prtimes.jp/i/41309/203/resize/d41309-203-e5ab3825f8803eed7d72-0.png ]
仕事とプライベートを両立できている483人に「何の仕事」をしているか聞いたところ、圧倒的1位は「事務職(128人)」でした。
また、2位「医療系専門職(29人)」、4位「製造職・ライン工(23人)」5位「販売職(20人)」など、シフト制で勤務時間が明確な仕事もランクインしました。
<1位 事務職>
・不動産関連の事務。しっかりお休みがあり、残業もほとんどないため予定がたてやすい(35歳 女性)
・事務のパート。座ったまま仕事できて身体があまり疲れずに済むので、仕事後や休みの日も元気に過ごせる(40歳 女性)
・勤務が安定しているため、プライベートの時間をしっかり確保できる(51歳 男性)
「体力的にラク」「勤務時間や休日が規則正しい」などの回答が多く寄せられました。土日祝日が休みの事務職も多いので、「家族と予定を合わせたい」という人にも向いています。
残業が少なく、急に休みたいときも社員同士で助け合える職場なら、さらに仕事とプライベートを両立しやすくなるはずです。
<2位 医療系専門職>
・療養病棟の看護師。残業がほぼなく、有休や希望休は必ず通る(29歳 女性)
・脱毛クリニックの看護師。ネイル・ヘアカラーなどおしゃれができる。有給が取りやすいし残業も少ない(35歳 女性)
・薬剤師。休みが多く、プライベートを充実させやすい(53歳 男性)
具体的な職種は「看護師」「薬剤師」「作業療法士」「歯科衛生士」など。看護師には「忙しくて突然の残業が多い」というイメージをもつ方もいますが、職場によってはほとんど残業がなく希望休もとりやすいようです。
医療系専門職には、パートや派遣など、残業があまりない雇用形態で働きやすいというメリットもあります。専門職なので、非正規雇用でも時給は高めです。
<3位 ライター>
・自由に仕事ができるから(29歳 男性)
・フリーランスのライター(在宅ワーク)。仕事する時間が自由なので、子どもの予定と合わせやすい。クライアントと納期の調整さえできれば、旅行にも行きやすい(39歳 女性)
・シナリオライティング業。無理のないように受注できたり、納期を考えながら契約できるので、仕事量を調整しやすい。時間・場所を問わず働ける(43歳 女性)
とくにフリーランスのライターであれば、時間と場所を選ばず働けるため自由度が高いです。仕事量も自分で決められるため、「夏休み期間中は仕事量を少なくし、子どもとの時間をとる」といった調整もできます。
<4位 製造職・ライン工>
・稼働時間が決まっているため、長い残業がない。また工場は他企業に合わせて休むため、土日祝日は休みになるケースが多い(25歳 男性)
・工場勤務。基本的に定時で仕事を終えられる。年間カレンダーで出勤日と休日をあらかじめ確認できる(30歳 男性)
・町工場のパート検査員。残業なしで休みやすい(39歳 女性)
「残業が少ない」「休みやすい」「勤務予定がわかるので、プライベートの予定を入れやすい」などの回答が寄せられています。稼働時間が決まっていたり交代制の職場だったりすると、残業は比較的少なめです。
また人員が確保されている製造現場なら、「子どもが熱を出した」といった急な休みでも、気兼ねなく申し出ができます。
<5位 販売職>
・アパレル販売。残業がほぼない(30歳 男性)
・美容部員。勤務時間が決まっている。また休みが多く、有給も取りやすい(37歳 女性)
・靴屋店員。遅番だとプライベートに時間を使える。希望休がほぼ承認される(45歳 女性)
販売職はシフト制で勤務することが多く、自分の勤務時間が終われば残業なしで帰宅できることも少なくありません。パートやアルバイトで勤務している場合は、「短時間勤務」「希望曜日だけの勤務」なども可能で、プライベートと両立しやすいでしょう。
遅番がある職場なら平日午前中にプライベートの時間ができ、役所・銀行関連などの用事を済ませやすいのもメリットです。
<6位 IT系エンジニア>
・フルリモートの正社員ネットワークエンジニア。休日が固定で残業も少ないので、自分の時間を有意義に使えるため(27歳 女性)
・システム会社のITエンジニア。フルリモートになり、通勤時間の往復3時間が削減できました。もともとの通勤時間をプライベートに充てられるので、両立できていると感じます(43歳 男性)
・残業0時間で、在宅勤務が多い(55歳 男性)
「リモートワークしやすい」という回答が目立ちました。オフィスやクライアント企業に常駐する必要がない職種ならリモートワーク可能なので、通勤時間がなく、自由な時間が増えます。
IT系エンジニアは忙しいイメージがあるものの、「大きな構築案件やトラブルに関わらなければ、残業は少ない」というコメントもありました。
<7位 営業職>
・保険会社の代理店営業職。自分の裁量でアポイントを調整できるからです。オンラインでの折衝が可能になったことで、よりプライベートと両立しやすくなったと感じています(29歳 女性)
・人材派遣業。営業職で基本的には自己裁量なので、定時上がりしやすいです(30歳 男性)
・中抜けできてフレキシブルに働ける(37歳 男性)
営業職は「いつどのクライアントを訪問するか」などを自分で決められることが多いです。仕事の進め方についての裁量が大きいため、自由度が高くプライベートと両立しやすいと感じている人が多くなりました。
最近ではリモートでの商談が認められている企業も多いようです。
プライベートと両立できる仕事の条件1位は「労働時間の調整がしやすい」
[画像2: https://prtimes.jp/i/41309/203/resize/d41309-203-42fab62774b1929dd3dd-0.png ]
「プライベートと両立できる仕事の条件は何か?」という質問で最も多かった回答は「労働時間の調整がしやすい(165人)」でした。2位「休みをとりやすい(136人)」、3位「残業・休日出勤が少ない(135人)」と続きます。
労働時間や休日に関する項目が上位にランクインしました。職場に拘束される時間が長ければプライベートの時間は削られますので、納得の結果です。
<1位 労働時間の調整がしやすい>
・労働時間の縛りがなく、自由に調整できる(29歳 女性)
・シフト勤務なので、希望の通りやすさが第一です(33歳 女性)
・自分の予定に合わせて、仕事の日程を組めるところ(43歳 男性)
家族がいると「子どもの参観日なので午前中だけ休みたい」「介護のため早退したい」といったこともあるでしょう。しかし勤務時間が固定していると、プライベートの予定を入れたいときに困ってしまうこともありますよね。
「リモートワーク」「フリーランス」「シフト制で希望が通りやすい」といった職場なら、都合に合わせて労働時間を調整しやすいでしょう。
<2位 休みをとりやすい>
・子どもの体調不良など、急な休みにも快く対応してもらえる(29歳 女性)
・体調不良などの急な欠勤に対応してくれる(31歳 女性)
・希望のスケジュールで有給休暇が取得できること(57歳 男性)
職場によっては、有給休暇の希望を出しにくい雰囲気のところも。「人が少なく、休むと同僚に迷惑をかけそう」「休むときには交代してくれる人を自力で探さないといけない」といった職場では、休みにくいですよね。
そのため気兼ねなく休めることをプライベートと仕事を両立できる条件として挙げた人も多くなりました。とくに「急な休みもとりやすい」と答えた人が目立っています。
<3位 残業・休日出勤が少ない>
・残業があまりなく、急な休日出勤がないこと(28歳 女性)
・プロジェクトベースでの労務であり、プロジェクトが完了した際には残業する必要がないこと(38歳 男性)
・無理な残業を強制されないこと(40歳 男性)
残業や休日出勤が多いとプライベートの時間が減り、私的な予定も入れにくくなります。そのため残業や休日出勤がないことは、プライベートとの両立に重要です。
<4位 自分に適した仕事内容>
・一番は仕事が好きであること。好きな仕事だと、常に気持ちに余裕があるからです(21歳 女性)
・仕事内容が「趣味」や「やりたいこと」と合致している(55歳 男性)
「好きなことを仕事にすると、楽しく仕事できて仕事のストレスが溜まりにくくなり、プライベートも充実できる」と考える人も多いようです。好きなことを仕事にすると、仕事のやりがいを感じやすく、スキルアップしやすいメリットもあります。
また「身体に負荷のない仕事」「一日で完結できる仕事」など、体力や「自分が好む仕事の進め方」に合わせて仕事を選ぶべきだと考える人もいました。
<5位 勤務が規則的>
・休みの曜日が固定で決まっていると予定が組みやすい(29歳 女性)
・決まったシフトで予定が立てやすい(33歳 男性)
・決まった曜日・時間で契約できる派遣の仕事です(40歳 女性)
休日が固定されていると、プライベートの予定が組みやすいですね。とくに学齢期の子どもを育てている方は、土日祝日がきっちり休める仕事だと子どもの休みに合わせやすく助かるのではないでしょうか。
<6位 在宅勤務できる>
・在宅勤務に変更可能(36歳 女性)
・通勤がない(39歳 男性)
・自宅で仕事できることが一番の条件です(50歳 女性)
在宅勤務できれば通勤時間が減るため、プライベートの時間が増えます。子育て中の方なら、子どもの保育園や学校の近くで働けるメリットもありますね。
<同率6位 休日が多い>
・週に2日以上休みがとれること(31歳 女性)
・年間休日120日以上(41歳 女性)
・休日が連続してあることです(50歳 男性)
休日が少ないとプライベートの予定が立てにくくなります。
年間休日が少ない会社で働いている方の中には、「休日は寝て終わる」という人も少なくありません。そのため年間休日数が多いことを重視している人もいました。
<8位 勤務時間が長すぎない>
・労働時間が短いこと(32歳 女性)
・短時間勤務(49歳 女性)
勤務時間が短ければ、プライベートの時間は増えます。アルバイトや派遣社員だと短時間勤務しやすいですし、正社員でも短時間勤務できる職場もあります。
プライベートと仕事を両立するためにしていることは「プライベートに仕事を持ち込まない」
[画像3: https://prtimes.jp/i/41309/203/resize/d41309-203-fb85ac9e42bcfc4cf287-0.png ]
最後に、「プライベートと仕事を両立するためにしていること」を聞きました。
1位は「プライベートに仕事を持ち込まない(126人)」。次ぐ2位は「勤務中は仕事に集中する(89人)」、3位「プライベートをしっかり楽しむ(79人)」です。
「プライベートに仕事を持ち込まない」「仕事中は集中」など、プライベートと仕事を分けるための工夫が多く寄せられています。
また勤務時間が短くなればプライベートの時間が増えることから、「仕事を効率化する」「残業しない」という工夫をしている人も多いとわかりました。
<1位 プライベートに仕事を持ち込まない>
・会社から一歩出たら、仕事のことは考えないようにしています(28歳 女性)
・休み前に仕事で失敗などがあっても、休み中は引きずらない。次の勤務日にしっかりと反省する(31歳 女性)
・休日は仕事のことを忘れる。電話は出ないしかけない(41歳 男性)
勤務が終わったら仕事のことを考えないよう意識している人が多数。また「休日は仕事の電話に出ない、メールも見ない」「自宅に仕事関係のものをできるだけ置かない」などの工夫をしている人もいました。
仕事を自宅に持ち帰らないことも重要ですね。
<2位 勤務中は仕事に集中する>
・お客様と関わるお仕事なので、勤務時間は仕事のことしか考えない(29歳 女性)
・勤務中はプライベートを持ち込まないようにしている(33歳 男性)
・仕事を早朝などに集中して行う(49歳 男性)
「プライベートに仕事を持ち込まない」の対になる回答だといえます。早朝など集中しやすい時間帯に仕事するといった工夫をしている人もいました。
集中して仕事をし「仕事をやりきった」と思えることで、プライベートも楽しめそうです。
<3位 プライベートをしっかり楽しむ>
・休日は趣味を楽しむ(24歳 女性)
・休日はなるべく勤務日には行けない場所まで遊びに行ったり、買い物したりする(30歳 女性)
・休日は交通費が多少かかっても電車で遠出する(40歳 男性)
プライベートの時間を充実させることで、ストレスが軽減され、仕事の集中力がアップすると考えられています。「趣味や旅行を楽しむために、仕事を頑張る」というモチベーションにもなるでしょう。
充実させるといっても大がかりなことをする必要はないので、「趣味を楽しむ」「友人と会う」など、やってみたいことを試してみてはいかがでしょうか。
<4位 仕事を効率化する>
・仕事で外に出るときは、アポイントを複数入れて、効率よく回る(27歳 男性)
・ダラダラと仕事しない。時間や業務量を決めて、終わったらスパっと切り替える(32歳 女性)
・勤務中は仕事を効率よくこなすこと。職場の皆とコミュニケーションをとって、業務を円滑に進めることを常に意識している(41歳 女性)
作業を効率化して仕事する時間を減らせれば、プライベートの時間が増えます。そのため「タスクやスケジュール管理」「効率化に役立つツールの活用」といった工夫をしている人も目立ちました。
「人間関係をよくすることで効率的に仕事できる」という人もいます。人間関係をよくしておけば、急な休みの相談もしやすそうですね。
<5位 仕事量や納期に余裕をもつ>
・納期設定の段階でゆとりをもち、計画的にこなすことを意識しています(30歳 女性)
・欲張らない。急激な収入アップを求めず、ゆるやかな右肩上がりを目指す(43歳 男性)
・仕事を頑張りすぎない。体力と相談しながら、決して無理をしないことです(50歳 男性)
仕事を引き受けすぎてスケジュールに余裕がないと、プライベートを犠牲にすることもあります。とくに収入アップを目指すフリーランスの方だと、多少無理してでもオファーされた仕事をすべてこなそうとし、ツラくなってしまうことも多いのではないでしょうか。
そのため「余裕をもつ」「頑張りすぎない」という回答も多くなりました。
<同率5位 オンオフの切り替えを意識>
・仕事とプライベートとのメリハリをつける(25歳 女性)
・仕事とプライベートをしっかり区別する(45歳 男性)
具体的には「オンオフで服装や化粧を変える」「通勤時間を使って気分を変える」などがあるでしょう。在宅勤務の場合、プライベートスペースと仕事スペースをわけることで切り替えている人もいます。
まとめ
仕事とプライベートを両立させやすい仕事には、「労働時間や休みを調整しやすい」「残業が少ない」などの特徴があります。在宅でできる仕事なら、労働時間を調整しやすく通勤時間もありませんので、プライベートと両立しやすいでしょう。
在宅ワークは「ライター」や「IT・WEB系の仕事」だけではなく、事務職やテレアポにも広がっていますし、正社員でも在宅勤務可能な企業が増えつつあります。
仕事とプライベートの両立を目指して転職する方は、「在宅勤務できるか」「休みの調整をしやすいか」などを仕事探しの軸にしてみてはいかがでしょうか。
また今の仕事とプライベートの両立を目指すなら、「オンオフの切り替えを意識する」「仕事を効率化して速く終わらせる」などの工夫がおすすめ。自力での工夫では対処できないなら、ワークライフバランスのとりやすい仕事への転職も検討してみましょう。
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また、上記メディア運営の中で得た知識と経験を元に、業務効率化サポート・リモートワークとクラウドソーシング導入コンサルティングも行っております。
■Biz Hits編集長:伊藤陽介のプロフィール
株式会社ビズヒッツ代表取締役。
2011年から東京〜鈴鹿間でリモートワークによる遠隔経営を10年以上続けており、スタッフの8割以上がリモートワーカーによる複数のWebメディア、求人サイト運営を行う。
その知識と経験を元に、中日新聞の専門家ガイド「中日教えてナビ」に『在宅ワーカーマネジメントの専門家( https://oshiete.chunichi.co.jp/tokai/pro/387/column/1585/ )』として登録。その後はクラウドソーシング「クラウディア( https://www.craudia.com/ )」や「RS MEDIA( https://www.rise-square.jp/contents/ )」のアドバイザーに就任。
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■会社概要
社名 : 株式会社ビズヒッツ
所在地 : 〒510-0208 三重県鈴鹿市鈴鹿ハイツ22-21
代表者 : 代表取締役 伊藤 陽介
設立 : 2009年1月19日
資本金 : 300万円
事業内容 : WEBメディアの運営・コンサルティング
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