ザイリンクス、過去最高の業績を発表、9 四半期連続で売上増加
[18/01/29]
提供元:PRTIMES
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ザイリンクス社 (本社 : 米国カリフォルニア州サンノゼ、NASDAQ : XLNX) は 1 月 24 日 (米国時間)、2018 会計年度第 3 四半期売上が前期比約 2% 増加、前年同期比 8% 増加し、6 億 3,100 万ドルと過去最高の売上となったことを発表した。2018 会計年度第 3 四半期純利益は、1,200 万ドル (希釈株 1 株当たり利益 0.05 ドル) となった。今回成立した 2017 年減税および雇用法のため、ザイリンクスには、第 3 四半期に約 1 億 8,300 万ドルの租税費用が発生した。
ザイリンクス取締役会は、普通株の発行済み株式 1 株当たり 0.35 ドルの四半期現金配当を行うと発表した。配当は 2018 年 2 月 7 日営業日終了時現在の株主全員に対して 2018 年 2 月 22日付で実施される。
2018 会計年度第 3 四半期の会計報告 (2017 年 10 〜 12 月)
GAAP (一般会計原則による)
(1 株当たりの利益以外は百万ドル単位)
[表1: https://prtimes.jp/data/corp/5196/table/204_1.jpg ]
ザイリンクスの社長兼 CEO であるモーシェ ガブリエロフ (Moshe Gavrielov) は、「ザイリンクスは今四半期、9 四半期連続の売上増加とともに過去最高の売上を達成しました。また、30% の営業利益率目標を予定より 1 四半期早く達成しました。アドバンスト プロダクトの収益は、業界をリードする 20nm および 16nm 製品の成長加速に支えられて引き続き堅調で、前年同期比 30% 増加、当社売上の 56% を占めました。また、16nm 製品については、これまで 1,160 社の顧客に 43 品種の製品を出荷しており、引き続き市場で勢いを増しました」と述べている。
地域別の売上構成
[表2: https://prtimes.jp/data/corp/5196/table/204_2.jpg ]
エンド マーケット別の売上構成
[表3: https://prtimes.jp/data/corp/5196/table/204_3.jpg ]
製品分野別の売上構成
[表4: https://prtimes.jp/data/corp/5196/table/204_4.jpg ]
製品分類 :
アドバンスト プロダクト: UltraScale+、UltraScale、7 シリーズ
コア プロダクト: Virtex-6、Spartan-6、Virtex-5、CoolRunner-II、Virtex-4、Virtex-II、Spartan-3、Spartan-2、XC9500 製品ファミリ、コンフィギュレーション ソリューション、ソフトウェアおよびサポート/サービス
2018 会計年度第 3 四半期のハイライト
アドバンスト プロダクトの売上成長は引き続き堅調で、前年同期比 30% 増加し、売上合計の 56% を占めた。広範な成長は、業界をリードする 20nm および 16nm 製品によるものである。20nm 製品の売上は、前年同期比 70% 超と大幅に増加し、過去最高を記録した。また、16nm 製品の売上は、非常に広範な顧客開拓を反映して、前年同期比 4 倍超と引き続き増加した。
産業機器/航空宇宙防衛は、半導体試験およびエミュレーション アプリケーションが非常に堅調で、過去最高の四半期業績である 2 億 9,700 万ドルの売上を達成、前年同期比 23% の増加となった。他の追随を許さないザイリンクスの技術リーダーシップが、過去最高水準の売上を生み出す重要な要因となっている。
ザイリンクスは、技術リーダーシップ、市場シェアの獲得、持続的な収益成長に向けた市場拡大を目指す取り組みに引き続き投資すると同時に、30% の営業利益率目標を予定より 1 四半期早く達成した。ザイリンクスは引き続き、現金を株主に還元することに専念し、今会計年度の最初の 9 カ月間、当社の営業キャッシュフローのほぼ 100% を配当および株式買戻しを通して株主に還元した。
ザイリンクスがクラウド コンピューティング市場を拡大する上で、引き続き顧客の勢いの強さが見られた。マーケット リーダーである Alibaba 社は、Virtex(R) UltraScale+™ FPGA を採用する 2 つの世代の FaaS (FPGA-as-a-Service: サービスとしての FPGA) F2 および F3 についての計画を発表した。また、アマゾン ウェブ サービス (AWS) は、セキュアな政府クラウドを含め、FaaS F1 の投入を複数の分野に拡大した。
2018 会計年度第 4 四半期 (2018 年 1 〜 3 月) の事業展望
売上は約 6 億 3,500 万ドルから 6 億 6,500 万ドルと予想される。
粗利益率は約 69% から 71% と予想される。
営業経費は、主に CEO 交代に関連する約 3,000 万ドルの一時費用を含め、約 2 億 8,500 万ドルまで増加すると予想される。
その他収益は約 300 万ドルと予想される。
第 4 四半期の税率は約 0% から5% と見込まれる。
本リリースには、将来に関する記述および予測が含まれている。将来に関する記述および予測は、「予想する (expect)」、「考える (believe)」、「かもしれない (may)」、「だろう (will)」、「あり得る (could)」、「予測する (anticipate)」、「推定する (estimate)」、「継続する (continue)」、「計画する (plan)」、「意図する (intend)」、「予測する (project)」など将来に関する言葉の使用で識別できる場合が多い。予測、不確実な事象もしくは仮定に関する記述またはそれらに基づく記述もまた、将来に関する記述と見なされる。そのような将来に関する記述には、半導体市場、当社製品の拡大および浸透、予想される売上増加、当社が活動する市場の需要および成長、新しい市場への参入機会、当社の 2018 会計年度第 4 四半期事業展望についての当社予想などに関する記述が含まれるが、それらに限定されない。将来に関する記述および予測は、それらが記述または予測された時点についてのみのものであり、過度に依拠することはできない。当社は、かかる将来に関する記述を更新する義務を負わない。実際の事象や結果は、将来に関する記述に含まれる内容と大幅に異なるものとなる可能性があり、当社新製品の顧客への浸透、現在の世界経済の状況、顧客企業が活動するエンド マーケットの健全性、最終顧客需要を予測する当社の能力、ターンズ ビジネスへの依存度の高さ、予想を超える大口顧客向け値引き、プロダクト ミックスの予想を上回る変化、製造歩留まりの変動、製品を顧客にタイムリーに提供する当社の能力、複数のファウンドリにおける生産を管理する当社の能力、 ウェハ価格の変動、現在および将来の訴訟に関連する費用および債務、ならびに当社最新の「Form 10-Q」および「Form 10-K」に記載されるその他リスク要因など、さまざまなリスクおよび不確実性によって左右される。
ザイリンクスについて
ザイリンクスは、All Programmable FPGA、SoC、MPSoC、3D IC の世界的なリーディング プロバイダーである。ソフトウェア定義でハードウェアが最適化されたアプリケーションを可能にすることによって、クラウド コンピューティング、エンベデッド ビジョン、インダストリアル IoT および 5G ワイヤレスなどの分野に飛躍的進歩をもたらす。詳しい情報は、ウェブサイト japan.xilinx.com で公開している。
※ザイリンクスの名称およびロゴ、Artix、ISE、Kintex、Spartan、Virtex、Zynq、Vivado、その他本プレスリリースに記載のブランド名は米国およびその他各国のザイリンクスの登録商標または商標です。その他すべての名称は、それぞれの所有者に帰属します。
■下記のザイリンクス株式会社 ウェブサイトもご参照ください。
・トップページ : http://japan.xilinx.com/
・プレスリリース (日本語) : https://japan.xilinx.com/news/press.html
・このリリースの全文は次の URL を参照のこと :
https://japan.xilinx.com/news/press/2018/q3fy18-financial-results.html