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ローコードツール「kintone」がアルペン全店舗の業務プラットフォームに採用

「Alpen TOKYO」のオープンに向けてシステムを内製化、開発期間もコストも大幅に削減

サイボウズ株式会社(本社:東京都中央区、代表取締役社長:青野慶久、以下「サイボウズ」)は、ローコードツール「kintone(キントーン)」が、株式会社アルペン(本社:愛知県名古屋市、代表取締役社長:水野敦之、以下「アルペン」)のシステム内製化を推進する業務プラットフォームとして導入されたことを発表いたします。本導入にあたっては、ノーコード/ローコードでスピーディーにシステムを作成し、運用しながら機能改修ができるkintoneの特徴を活用することで、内製化が促進され、短期間かつ低コストでシステムを構築することが可能になりました。




■kintoneでシステムの内製化を進めるに至った背景
アルペンでは日々変化する事業環境やお客様のニーズに追従するための機動性とITコスト最適化の両輪を目指して2019年から社内システムの内製化を進めており、2021年には「ゴルフ5プレステージ*」業態で、クラブフィッティングの結果や購買履歴、接客の記録といった全ての顧客情報を電子カルテ化し、日々の接客に活かすためのCRM(Customer Relationship Management/顧客関係管理)システムをkintoneで構築しました。この経験を通じてkintoneを使用すれば多くのシステムを内製できることを確信し、システムのリプレイスのタイミングや新規のシステム化要望が起案された際には、まずはそのシステムがkintoneで代替/実現可能かを検討するようになりました。結果、現在では店舗で立ち上げる新たなサービスの大部分が、情報システム担当者によるkintoneの基本機能で内製構築されるまでに至りました。2022年2月にはOMO(Online Merges with Offline)施策の一環として、全国の店舗で使用するPOSシステムとEC系基幹システムを繋ぐ受注管理システムをkintoneで構築し、BOPIS(Buy Online Pick-up In Store)を実現しました。

*アルペンが展開する日本最大級のゴルフ専門店「ゴルフ5」から派生し、カスタムフィッティングを特徴とする業態。全国に5店舗を展開(2022年4月時点)。

■POSシステム、EC基幹系システムとkintoneを連携し、予約購入品の自宅配送とECサイトで購入した商品の店頭受け取りのシステムを構築
kintoneを使用した受注管理システムでは、予約購入品の自宅受け取りの仕組みと、ECサイト(アルペンPayPayモール店)で購入した商品の店頭受け取りの仕組みをわずか2か月・5人月程度で構築しました。
[画像1: https://prtimes.jp/i/27677/207/resize/d27677-207-798d1f5b28943eb3105f-1.png ]


店頭での接客時、店舗に商品在庫が無い場合やお客様がご自宅への配送をご希望される場合に、スタッフが専用ECサイトから注文登録すると、注文情報がkintoneで構築した受注管理システムに連携され、それをレジ(POSシステム)で呼び出してお客様が会計されます。代金のお支払い完了をもって、kintoneからEC系基幹システムに出荷指示データが送信されて商品がご自宅に配送されます。店頭で注文・お会計してご自宅で受け取るというお買い物の新たな形として多くのお客様にご利用いただいています。
一方、逆にECサイトで注文した商品を店頭で受け取ることも可能で、アルペンPayPayモール店でお客様が注文登録をすると、商品情報がkintoneに登録されて該当店舗の在庫が確保されます。お客様が来店された際に、あらかじめkintoneから発行された注文票をレジ(POSシステム)で読み取るだけで、商品を受け取ることができます。将来的には別の仕組みで運営している自社ECサイトからの店頭受け取りサービスも、アルペンPayPayモール店と同じようにkintoneを使った仕組みに統合していく計画です。
このように、億単位のビッグデータを蓄積する基幹系システムや800万人の顧客情報を取り扱う会員管理システムとの接続機能を外部に委託して構築し、kintoneの標準機能をベースに作ったアプリに組み込むことで、数千万円かけてフルスクラッチで構築する様な従来の基幹系システムとほぼ同等の機能を、低コスト・短納期で構築することを実現しました。

■kintone活用の広がりと効果
kintoneは、機能追加や変更が容易なため、運用開始時には必要な機能だけを実装してローンチし、実際の業務や希望に応じて順次システムや機能をアップデートしていくというアジャイル開発と非常に高い親和性をもちます。そのため、アルペングループ史上最大の旗艦店「Alpen TOKYO」の2022年4月1日オープンに向けて、短期間で必要なシステムをkintoneで構築することができました。例えば、テニスラケットなどの加工工程を管理する加工管理システムを2週間程度でローンチした他、前出の「ゴルフ5プレステージ」をベースにした「ゴルフ5」向けのCRM構築、人事システムと連携したアルバイト採用システムなどを短期間で構築しました。
[画像2: https://prtimes.jp/i/27677/207/resize/d27677-207-bf7fb4029d0a3108bf7f-2.jpg ]

また「Alpen TOKYO」オープンに向けたシステム開発以外にも、お客様が持ち込まれたアウトドア用品の品名や使用状態などから査定金額を算出する中古買取システムを情報システム部の担当者が、ほぼkintoneの基本機能のみで構想着手からわずか2か月でローンチしました。このようにkintoneでのシステム構築は、従来のスクラッチ開発に比べて短納期であるだけでなく、マウス操作を中心としたノーコードで簡単に構築できるため、外部のシステム会社への依頼が減り、店舗の従業員が接客時に使うシステム構築にかかる費用が半分以下に削減され、納期は1/3以下に短縮されました。

■今後の展望
現在アルペンでは、受注管理システムのようにkintoneから基幹システムや会員管理システムと接続する機能を準備することでその活用の幅を一気に拡げ、新たに始めるサービスや事業で必要なシステム、業務を効率化するためのシステムまで、さまざまなところでkintoneが活用されています。また、kintoneで作成したアプリを利用している業務部門から、更なる要望も生まれ、アジャイル開発によるシステムの段階的な強化が促進されています。今後は、現場の声にも応え、ビジネスの変化に合わせて柔軟に業務もシステムも変化できるよう、kintoneを軸にしたビジネスそのものの加速、業務改善を目指しています。

■株式会社アルペン 執行役員 デジタル本部長 蒲山雅文氏のコメント
当社のIT部門では、データ利活用や店舗従業員が操作するフロント系のシステムを中心に内製化を促進することで、IT構築のみならずビジネスそのものをアジャイルシフトさせていくことを目標に掲げています。kintoneはIT構築の経験が無い担当者でも十分に扱える優れた操作性に加え、JavaScriptによる独自機能を組み込むことが可能なローコードツールとしての側面を併せ持つため、変化の速い小売業においてもIT開発が足かせにならず、むしろ加速させるドライバーにまで引き上げてくれる強力な武器になると考えています。店舗出身者で構成される当社IT部門の担当者が店舗での経験を活かしつつ、自分自身でシステムを構築し、店舗の従業員からダイレクトに反応を得られるという好循環を回していくことで、今後も当社ならではのDX実現を目指していきたいと思っています。

■kintoneとは
製品サイト:https://kintone.cybozu.co.jp/
サイボウズ株式会社が提供する、業務アプリ開発プラットフォームです。営業の案件管理、お客様からの問い合わせ履歴やクレーム対応の管理、プロジェクトの進捗やタスク管理、従業員の業務日報など、お客様の用途に合わせた業務アプリの作成が可能です。アプリケーションはノンプログラミングで開発できます。また、社内SNSのようなコミュニケーション機能を活用することでスピーディーな情報共有が可能になり、業務効率化を実現します。


※記載された商品名、各製品名は各社の登録商標または商標です。また、当社製品には他社の著作物が含まれていることがあります。個別の商標・著作物に関する注記については、下記をご参照下さい。
https://cybozu.co.jp/logotypes/other-trademark/
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