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台湾文化センター×『美術手帖』台湾現代アーティストの魅力を伝えるオンラインイベント第3弾が開催

雑誌『美術手帖』と台湾文化センターのコラボレーションプロジェクトとして、連続オンラインイベントが開催中。国際的に活躍する台湾のアーティスト、マイケル・リンと、森美術館館長の片岡真実の対談を11月2日に配信する。




台日文化交流のプラットフォームである台湾文化センターと『美術手帖』がコラボレーションし、現在注目が高まりつつある台湾の現代美術シーンについて発信するプログラムが開催中だ。台湾文化センターは、台湾の芸術や文化関連の団体、その活動内容を広く紹介する拠点として、国際的に文化事業を展開するほか、NGOや文化芸術団体、ミュージアムによる台日交流を推進している。昨年度のコラボレーション企画として行った、雑誌『美術手帖』2020年10月号小冊子付録「台湾アートシーンの現在」と、ウェブ版「美術手帖」での連載に続き、今年は全3回のオンラインイベントを企画した。
[画像1: https://prtimes.jp/i/10983/210/resize/d10983-210-35845085d154683fbf22-0.png ]

左から片岡真実(Photo by Ito Akinori)、マイケル・リン、山本浩貴

8月に開催された第1回は、コレクティブ「ハウ・フア・ランジーゴン(豪華朗機工)」の陳志建(チェン・チーチェン)と、涂維政(トゥ・ウェイチェン)、北川フラムが登壇。10月に開催された第2回は、游文富(ヨウ・ウェンフー)と淺井裕介が対談した。第3回となる今回は、台湾の代表的なアーティストである林明弘(マイケル・リン)と、森美術館館長の片岡真実による対談を予定。第2回に引き続き、アジアのアートシーンに詳しい文化研究者の山本浩貴がモデレーターを担当する。

マイケル・リンは1964年東京都生まれで、台北、ブリュッセルを拠点に世界的に活躍。台湾の伝統的なテキスタイルなどから流用したパターンをもとに、人々が集う公共空間に展開するインスタレーションで知られ、世界各国の主要施設や国際展で作品を発表してきた。日本国内では、金沢21世紀美術館や十和田市現代美術館のパブリックスペースの作品を手がけたことでも知られるほか、10月30日〜11月14日にKITTE(東京・丸の内)などで開催されるイベント「Taiwan NOW」にも参加する。

[画像2: https://prtimes.jp/i/10983/210/resize/d10983-210-14f42d08cb711d92fb00-1.jpg ]

マイケル・リンによる、キオストロ・デル・ブラマンテ(ローマ)での展示風景(2017) 写真提供=林明弘

今回のイベントでは、リンとかねてから親交のある片岡を対談相手に迎え、アートシーンの最前線で活動するふたりが、台湾と日本、アジアのアートシーンのいまについて語る。伝統と公共空間、アートを通じたアジア圏のつながり、コロナ禍における活動などがテーマとなる予定だ。当日は『美術手帖』公式Youtubeアカウントより、申込み不要・無料でライブ視聴できる(アーカイヴあり)。

Information
台湾文化センター×『美術手帖』オンライントークvol.3
アートシーンをひらく-「台湾と日本のアートのいまを考える」
日時:11月2日(火)20:00〜21:00
料金:無料
お申込:不要
URL: https://youtu.be/IqDxN1foG0w
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