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OKI、AIやリモート支援を活用した無人窓口応対を支援する「CounterSmart」を販売開始

「Enterprise DX」における「ストアフロント変革ソリューション」




OKIは、店舗デジタル変革ソリューション「Enterprise DX(エンタープライズ・デジタルトランスフォーメーション)(注1)」を構成する3つの変革ソリューションのひとつである「ストアフロント変革ソリューション」として、有人窓口の省人化や無人化を支援する「CounterSmart(カウンタースマート)」を本日より販売開始します。「CounterSmart」は、これまで当社が得意としてきた金融機関向け窓口端末や旅客交通向け券売機、コンタクトセンター向け遠隔支援のノウハウを活かして開発したミドルウェア(注2)です。

近年、急速に拡大している有人窓口のデジタル化や省人化ニーズに対して、お客様のセルフ操作による取引の実行やお客様のニーズに合わせた本部専門家による支援サービスの提供などの要望を受け、OKIはさまざまな業態に適用可能なミドルウェアとして「CounterSmart」を開発しました。今後、多言語に対応した音声操作や、AI(注3)対話を活用した無人窓口応対など、多様な決済手段を提供するサービスも順次リリースする予定です。

「CounterSmart」の特長は、以下の4点となります。

1、有人オペレーターによるリモート支援応対
お客様サービスがますます多様化していくなか、お客様が必要とするタイミングでテレビ電話を通じて有人オペレーター(専門家)と対話しながらサービスを受けることが可能になります。なお、本機能については、この7月より、ふくおかフィナンシャルグループの熊本銀行(取締役頭取:竹下 英、本店:熊本県熊本市)の次世代型サービス拠点「サテライトプラザ保田窪」にて、「CounterSmart」を利用した「TV相談窓口」の運用が開始されています。

[画像1: https://prtimes.jp/i/17036/211/resize/d17036-211-927422-0.jpg ]


また、今後は人出不足を背景に、店舗のデジタル化(省人化とサービス強化)が急速に拡大していくことが想定されます。有人オペレーターによるリモート支援応対については、OKIはコンタクトセンター市場国内シェアNo.1の「CTstage(R)」と連携した、いつでも、どこでも、必要な場面で専門家によるタイムリーな支援を行うことを可能にする「遠隔相談クラウドサービス」を2018年度中に提供する予定です。

1、多様なIO装置をサポート
OKIはこれまで、金融機関向け窓口端末やATMには、通帳・キャッシュカード・紙幣・硬貨を取り扱う機器を、旅客交通向け券売機には、現金のほかチケットを取り扱う機器など多様なIO装置を専用機として販売してきました。今後は多様なビジネスシーンに合わせて、汎用PCやタブレットに搭載する「CounterSmart」が各種IO装置をサポートし、フレキシブルかつ低コストでサービスを提供します。

3、タッチ・音声操作に対応したバーチャル自動応対
タッチ入力のほか音声入力に対応し、人と自然な対話を実現するAI対話型エンジン「Ladadie(R)」を活用した無人応対機能や訪日外国人向けの多言語対応など、社会の変化に対応した新しい対話の形を提供します。さらに音声については、OKIが永年培ってきた音響センシング技術など音響技術を活用し、設置場所周辺の雑音を除去して利用者の音声のみを認識することを可能とするエリア収音機能を2018年度中にリリース予定です。

4、さまざまな決済手段をサポート
OKIはリアル決済、ネット決済を支えるゲートウェイ装置やさまざまな決済デバイスを提供してきました。現金のほか、電子マネー、クレジットカード、QRコード(R)を活用した多様な決済手段に対応する機能を2018年度中にリリース予定です。

OKIは、今後さまざまな業態に対して、お客様サービス向上を図りながら既存の有人窓口のデジタル化・省人化を実現していきます。OKIは、店舗デジタル化ソリューションの提供を通じて労働力不足など社会が直面する課題の解決に取り組み、安心・安全・便利な社会の創造に貢献していきます。

販売計画
価格:個別見積もり
提供時期:2018年8月20日
販売目標:「Enterprise DX」全体として今後3年間で200億円

「Enterprise DX」によるビジネスモデル構築イメージ

[画像2: https://prtimes.jp/i/17036/211/resize/d17036-211-108306-1.jpg ]


ストアフロント変革ソリューション概要

[画像3: https://prtimes.jp/i/17036/211/resize/d17036-211-677032-2.jpg ]

用語解説
注1:Enterprise DX
当社が発表した店舗デジタル変革ソリューションの総称。顧客経験価値の最大化と店頭の人的コストを削減する「ストアフロント変革ソリューション」、事務処理の自動化で抜本的なコスト削減を実現する「オペレーション変革ソリューション」、生活サービスのワンストップ提供を実現する「サービス変革ソリューション」の3つの変革ソリューションで構成。
各ソリューションでは社会の変化に対応した新しいアプリケーションやハードウェア、サービスをお客様の運用に合わせて提供し、安心・安全・便利な社会の創造に貢献する。
商品紹介リンク:http://www.oki.com/jp/enterprisedx/

注2:ミドルウェア(Middleware)
コンピューターの分野で、コンピューターの基本的な制御を行うオペレーティングシステム(OS)と、各業務処理を行うアプリケーションソフトウェアとの中間に入るソフトウェアのこと。

注3:AI(Artificial Intelligence)
人間の知的営みを行うことができるコンピュータープログラムを指す。近年はディープラーニングと呼ばれる手法を用いて、コンピューターによる機械学習を行い、人間の神経細胞(ニューロン)の仕組みを模したニューラルネットワークを多層的にすることで、コンピューター自らがデータに含まれる潜在的な特長をとらえることが可能となっている。



沖電気工業株式会社は通称をOKIとします。
CTstage、Ladadieは、沖電気工業株式会社の登録商標です。
QRコードは、株式会社デンソーウェーブの登録商標です。
その他、本文に記載されている会社名、商品名は一般に各社の商標または登録商標です。


本件に関する報道機関からのお問い合わせ先
経営企画本部 広報部
電話:03-3501-3835
e-mail:press@oki.com
本件に関するお客様からのお問い合わせ先
情報通信事業本部 金融・法人ソリューション事業部 イノベーション推進部
電話:03-5440-4619
お問い合わせフォーム
https://www.oki.com/cgi-bin/inquiryForm.cgi?p=198j
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