マレーシア国営電力会社テナガ・ナショナルとのCO2分離回収技術の火力発電所への適用に向けた動きを加速
[23/07/01]
提供元:PRTIMES
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〜CCS導入に向けた人材育成を推進〜
東芝エネルギーシステムズ株式会社は、マレーシア国営電力会社テナガ・ナショナルの発電子会社であるTNB Power Generation Sdn Bhdと、CO2分離回収技術をマレーシアにおける火力発電所へ適用する検討を開始することに合意しました。両社で協議し、今年9月以降、TNB GenCoの技術者を当社施設へ受け入れ、マレーシアにおける火力発電所へのCCS技術導入を本格化させます。
当社は、マレーシア国営電力会社テナガ・ナショナル(Tenaga Nasional Berhad)の発電子会社であるTNB Power Generation Sdn Bhd(以下、TNB GenCo社)と、CO2分離回収(CCS(注))技術をマレーシアにおける火力発電所へ適用する検討を開始することに合意しました。両社で協議し、今年9月以降、TNB GenCoの技術者を当社施設へ受け入れ、マレーシアにおける火力発電所へのCCS技術導入を本格化させます。
全世界における環境意識の高まりを受け、マレーシアにおいても温暖化対策は喫緊の課題となっています。この対応策の一つとして、石炭火力発電所へのCCS技術適用ニーズが高まっています。
今回の合意では、当社がこれまで発電設備を納入したTNB GenCo社が保有するジマイースト石炭火力発電所などを対象にCCS設備の導入に向けた動きを推進します。具体的には、今年9月以降、TNB GenCo社の技術者を当社グループ内の関連拠点でCCS設備の導入・運転に関するトレーニング・人材育成支援などを行います。
当社は、1968年以降、マレーシアの火力発電所向けに蒸気タービン28台(合計6,752MW)、水力発電所向けに水車4台(合計108MW)を納入しています。このうち、TNBおよびTNB Gencoが所有する4つの発電所向けに、蒸気タービン19台(合計4,461MW)を納入しています。
本合意により、TNB GenCo社が火力発電所運営で培ってきた運転ノウハウと、当社が実証試験などで培ってきたCCS技術に関する知見および、マレーシアで築き上げてきたネットワークを有効活用し、当社は、マレーシアの火力発電所へのCCS設備導入を推進し、同国の脱炭素目標達成へ向けて貢献していきます。
(注):CCS(Carbon Capture and Storage):プラントから排出されるCO2を分離、回収する
技術
TNB GenCo社訪問時の写真
[画像1: https://prtimes.jp/i/32322/218/resize/d32322-218-b45505f1cdafda1536b2-0.jpg ]
マレーシア国営電力会社テナガ・ナショナルのDato’Indera Baharin(ダトー インデラ バハリン氏)President & CEO(右から2人目)
TNB GenCo社のDato’Nor Azman(ダトー ノー アズマン氏)Managing Director(左から3人目)
当社の代表取締役社長 四柳 端(中央着席)
当社製CO2分離回収設備の一例
[画像2: https://prtimes.jp/i/32322/218/resize/d32322-218-cdf7c77fc7c684989308-1.jpg ]
(環境省「環境配慮型CCS実証事業」CO2分離回収実証設備)
※東芝エネルギーシステムズの詳細はこちらをご覧ください。
https://www.global.toshiba/jp/company/energy.html
※東芝エネルギーシステムズのCO2分離回収技術についてはこちらをご覧ください。
https://www.global.toshiba/jp/products-solutions/thermal/products-technical-services/zero-emissions.html
東芝エネルギーシステムズ株式会社は、マレーシア国営電力会社テナガ・ナショナルの発電子会社であるTNB Power Generation Sdn Bhdと、CO2分離回収技術をマレーシアにおける火力発電所へ適用する検討を開始することに合意しました。両社で協議し、今年9月以降、TNB GenCoの技術者を当社施設へ受け入れ、マレーシアにおける火力発電所へのCCS技術導入を本格化させます。
当社は、マレーシア国営電力会社テナガ・ナショナル(Tenaga Nasional Berhad)の発電子会社であるTNB Power Generation Sdn Bhd(以下、TNB GenCo社)と、CO2分離回収(CCS(注))技術をマレーシアにおける火力発電所へ適用する検討を開始することに合意しました。両社で協議し、今年9月以降、TNB GenCoの技術者を当社施設へ受け入れ、マレーシアにおける火力発電所へのCCS技術導入を本格化させます。
全世界における環境意識の高まりを受け、マレーシアにおいても温暖化対策は喫緊の課題となっています。この対応策の一つとして、石炭火力発電所へのCCS技術適用ニーズが高まっています。
今回の合意では、当社がこれまで発電設備を納入したTNB GenCo社が保有するジマイースト石炭火力発電所などを対象にCCS設備の導入に向けた動きを推進します。具体的には、今年9月以降、TNB GenCo社の技術者を当社グループ内の関連拠点でCCS設備の導入・運転に関するトレーニング・人材育成支援などを行います。
当社は、1968年以降、マレーシアの火力発電所向けに蒸気タービン28台(合計6,752MW)、水力発電所向けに水車4台(合計108MW)を納入しています。このうち、TNBおよびTNB Gencoが所有する4つの発電所向けに、蒸気タービン19台(合計4,461MW)を納入しています。
本合意により、TNB GenCo社が火力発電所運営で培ってきた運転ノウハウと、当社が実証試験などで培ってきたCCS技術に関する知見および、マレーシアで築き上げてきたネットワークを有効活用し、当社は、マレーシアの火力発電所へのCCS設備導入を推進し、同国の脱炭素目標達成へ向けて貢献していきます。
(注):CCS(Carbon Capture and Storage):プラントから排出されるCO2を分離、回収する
技術
TNB GenCo社訪問時の写真
[画像1: https://prtimes.jp/i/32322/218/resize/d32322-218-b45505f1cdafda1536b2-0.jpg ]
マレーシア国営電力会社テナガ・ナショナルのDato’Indera Baharin(ダトー インデラ バハリン氏)President & CEO(右から2人目)
TNB GenCo社のDato’Nor Azman(ダトー ノー アズマン氏)Managing Director(左から3人目)
当社の代表取締役社長 四柳 端(中央着席)
当社製CO2分離回収設備の一例
[画像2: https://prtimes.jp/i/32322/218/resize/d32322-218-cdf7c77fc7c684989308-1.jpg ]
(環境省「環境配慮型CCS実証事業」CO2分離回収実証設備)
※東芝エネルギーシステムズの詳細はこちらをご覧ください。
https://www.global.toshiba/jp/company/energy.html
※東芝エネルギーシステムズのCO2分離回収技術についてはこちらをご覧ください。
https://www.global.toshiba/jp/products-solutions/thermal/products-technical-services/zero-emissions.html