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MREALで超軽量3DフォーマットXVLを表示するための「XVL Studio Pro MREAL Advancedオプション」の取扱いを開始

キヤノンMJ ITグループのキヤノンITソリューションズ株式会社(本社:東京都品川区、代表取締役社長:神森 晶久、以下キヤノンITS)は、MR(Mixed Reality)システム「MREAL」(エムリアル)で超軽量3DフォーマットXVLを表示するための、「XVL Studio Pro」のプラグインソフト「XVL Studio Pro MREAL Advancedオプション」(開発元:ラティス・テクノロジー株式会社、以下ラティス)を2015年4月20日より販売開始します。




[画像1: http://prtimes.jp/i/1375/223/resize/d1375-223-352960-0.jpg ]



MRシステム「MREAL」は、仮想空間と現実空間とをリアルタイムに融合するシステムです。製造業や建築・建設業における設計・製造の現場などで、デザインの検証や試作回数を削減し、開発期間やコストの圧縮を実現する支援ツールとして、市場から高い評価を得ています。
XVLはラティスが開発した超軽量3Dフォーマットです。「XVL Studio Pro MREAL Advancedオプション」はXVL対応のハイエンド 3D ビューワ「XVL Studio Pro」(開発元:ラティス)のプラグインソフトです。「XVL Studio Pro MREAL Advancedオプション」を使用することで、「XVL Studio Pro」が搭載する多彩な機能(工程機能・干渉チェックなど)で表示したデータをMREALで確認できるようになります。これにより、実際にモックを作成することなく仮想環境の中で、製品の組立性やメンテナンス性の問題点をより正確に確認・検証することが可能になります。
現在のMREALの主要顧客である設計製造・建築業界において、XVLはデジタルモックアップ(仮想モデルで設計や生産工程を検証する技術)の分野で高く評価・利用されています。キヤノンのMR技術とラティスの持つ高度なデジタルモックアップ技術の融合を実現した本製品の販売を通し、キヤノンITSは設計製造・建築分野へのMREALの販売をさらに強化していきます。
キヤノンITSは今後もユーザーニーズにきめ細かく対応しながら、パートナー各社との連携を通じてMREAL対応アプリケーションラインナップの充実・MREALソリューション提供体制の強化を進めていきます。

なお、5月20日から22日までパシフィコ横浜で開催される「人とくるまのテクノロジー展2015」と5月22日に品川コクヨホールで開催される「XVL 3次元ものづくり支援セミナー2015」に、本製品を出展します。
・自動車技術展「人とくるまのテクノロジー展2015」(5月20〜22日/パシフィコ横浜)
http://expo.jsae.or.jp/
・「XVL 3次元ものづくり支援セミナー2015」(5月22日/品川コクヨホール)
http://www.lattice.co.jp/ja/seminar/seminar_2015.html


■販売価格

<XVL Studio Pro MREAL Advancedオプション>
価格:350万円(税別)
発売日:2015年4月20日

<XVL Studio Pro 本体>
価格:150万円(税別)
発売日:販売中

* 新製品はXVL Studio Pro 本体とXVL Studio Pro MREAL Advancedオプションの製品構成となります。
* 別途、下記の年間保守費用(税別)が発生致します。
・XVL Studio Pro MREAL Advancedオプション:70万
・XVL Studio Pro 本体:30万


■ラティス・テクノロジー株式会社について
<社名>
ラティス・テクノロジー株式会社
<本社所在地>
東京都文京区後楽2-3-21 住友不動産飯田橋ビル10階
<取締役社長>
鳥谷 浩志
<設立>
1997年10月
<事業内容>
超軽量3DフォーマットXVL関連ソフトウェアの開発・販売、コンサルティング等、
3Dデータ活用のソリューションサービス提供
<URL>
http://www.lattice.co.jp
<問合せ先>
ラティス・テクノロジー株式会社 技術コンサルティング本部
マーケティンググループ 03-3830-0333 casual3d@lattice.co.jp


【用語説明】
■XVLとは:
「XVL」 (eXtensible Virtual world description Language) は、XML(eXtensible Markup Language) をベースとした超軽量3D表現として、ラティスが提唱する表現形式です。XVLを用いることで、3D CADなどで生成されたデータを数百分の1にまで軽量化することができます。また、メモリが少ない環境で巨大な3Dデータを高速表示する技術の実装により、ネットワーク環境での3Dデータ共有に適した形式です。さらに、XVLに変換されたデータは、無償のXVL Playerで閲覧が可能です(http://www.lattice.co.jp/ja/download/xvl-player/download.html
現在、干渉チェック機能を搭載したDMUや3Dビジュアル作業指示書を作成するソリューションが市場で高く評価されています。ラティスの XVLは世界中の自動車産業、航空機産業、電機産業等多くの製造業の企業で採用されています。3Dデータの精度と構成情報を保ちながら、軽量にデータ表現できるという特徴から、デザインレビュー、機構シミュレーション、工程設計、作業指示、部品表、イラスト作成などの用途に活用されています。製造業の大手では、3D CADの普及により蓄積された3Dデータの有効活用を目的に、XVL製品を全社規模で導入するケースが増加し、国内外で急速に普及が進んでいます。


<XVL Studio Pro MREAL Advancedオプションの主な特長>

【特長1】実際の組立工程順と連動したバーチャル工程検討

XVL Studio Proの工程機能を利用すれば、実際の製品を組み立てる工程を3Dモデルで再現できます。仮想空間での組立手順を見ながら、実際に人間が作業を体験できるので、無理な姿勢はないか、その作業は実際に可能かを誰もが手軽に確認できるようになります。
[画像2: http://prtimes.jp/i/1375/223/resize/d1375-223-486629-1.jpg ]



【特長2】作業者の部品組み付け時に、動的な干渉チェックを仮想空間で実現
[画像3: http://prtimes.jp/i/1375/223/resize/d1375-223-322503-2.jpg ]



ターゲットマーカー追従機能により、組付け対象となる部品や工具の3Dモデルを、あたかも実物を手で持っているかのように、実際の組付け位置へ仮想空間内で移動することができます。組付け時に周りの部品との干渉を動的にチェックしたり、部品と組付け位置との距離を確認することで作業性を体験できます。


【特長3】3Dモデルへ検証結果を直接記録

仮想空間で検証した結果は、XVL Studio Proのスナップショット機能(*)で3Dモデルに記録できます。問題箇所を後から3Dで再現できるので、問題点の記録と対策、関係部門との設計修正箇所の確認や情報共有を円滑に進めることができます。
[画像4: http://prtimes.jp/i/1375/223/resize/d1375-223-229042-3.jpg ]

* 3Dモデルの状態を保存する機能


<MR(Mixed Reality)システムについて>
MR(Mixed Reality:複合現実感)とは、現実世界とCGをリアルタイムに違和感なく融合させる映像情報処理技術です。MRシステム「MREAL」により、CGがあたかも目の前で現実世界に存在しているかのような臨場感を提供します。
[画像5: http://prtimes.jp/i/1375/223/resize/d1375-223-117168-4.jpg ]

(1) HMDに内蔵された左右一対のビデオカメラによって現実世界を撮影し、その映像をコンピューターへ送ります。
(2) 画像処理や位置検出センサー、あるいはその両方を組み合わせた位置合わせ技術により、コンピューター内のCGと現実世界の映像を高精度に融合し、HMDに搭載された小型表示ディスプレイに表示します。
(3) 先進的な技術を結集した光学システムでディスプレイの映像を拡大し、臨場感のある立体映像をユーザーの眼に届けます。

<「MREAL」の主な特長>
1.実物大で高精細なCGを描画し、優れた臨場感を実現
ビデオを通しての映像にも関わらず、あたかもそこにあるかのように、現実空間にCGを重ね合わせるため、仮想のモックアップでも本物と同じ感覚で体験できます。

2.高精度かつ高速な位置合わせで、現実と仮想の世界を正確に融合
HMDの位置と姿勢をリアルタイムで計測し、1コマごとにCGを描画することにより、ユーザーの姿勢の変化や動きに瞬時に対応した合成映像を提供。


<「MREAL」の製品名称とロゴについて>
[画像6: http://prtimes.jp/i/1375/223/resize/d1375-223-890612-5.jpg ]



「MREAL」の「MR」はMixed Reality(=複合現実感)、「E」はExtreme(最先端・究極)、「A」はArt(技術)、「L」はLeader(先導者)を意味しています。
また、右記の製品ロゴは「m」と「r」をモチーフにしています。滑らかな曲線は、現実世界と仮想世界を繋ぐことで得られる柔軟性や限りない可能性を表しています。
キヤノンは、MRの分野において、今後も業界の先導者として最先端のソリューションを提供していきます。

● 一般の方のお問い合わせ先 :
エンジニアリングソリューション事業本部 MR事業部 03-6701-3328

● MREALホームページ : http://www.canon-its.co.jp/mr/
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