IP Infusion、「DANOS-Vyatta edition」を発表
[19/11/13]
提供元:PRTIMES
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5Gセルサイトルーター向けの評価版をTIPおよび顧客に提供開始
IP Infusion (https://www.ipinfusion.com/)(本社:米国カリフォルニア州、最高経営責任者:緒方 淳、以下IP Infusion)は、「DANOS」の商用版となる、「DANOS-Vyatta edition」の評価提供を開始いたします。「DANOS-Vyatta edition」は、今年11月15日にAT&TよりLinux Foundationへリリースされるオープンソースソフトウェア「DANOS」をベースとしており、直ぐに実運用環境に導入可能であり、通信事業者のネットワーク環境に求められる豊富な機能と信頼性を備えたキャリアグレードのネットワークOSです。
IP Infusionは、インテグレーター兼商用サービスプロバイダーとして、通信事業者がオープンソースの「DANOS」を活用し、ソフトウェアプラットフォームとWhite Boxハードウェアの組み合わせによって、コスト削減とネットワーク効率の向上を実現することを支援していきます。IP Infusionの「DANOS-Vyatta edition」を採用することにより、従来と比較して25〜50%のコスト削減が期待できます。さらに、IP Infusionは、「DANOS-Vyatta edition」を、Open Optical & Packet Transport project group(https://telecominfraproject.com/oopt/)を推進する、テレコム・インフラ・プロジェクト(Telecom Infra Project、TIP)のDisaggregated Cell Site Gateway (DCSG)の仕様に対応させていくことを発表しました。
この度の提供開始により、5Gワイヤレスインフラを展開する通信事業者は、セルサイト(移動通信網の基地局)ゲートウェイアプリケーションにおいて「DANOS-Vyatta edition」を評価できるようになります。また ローカル 5G のユースケースにおいても安価に短期間でのインフラ構築が可能です。「DANOS-Vyatta edition」は、先ずはBroadcomのスイッチングシリコン「Qumran-AX」を搭載したWhite Box型プラットフォームで評価開始することが出来ます。TIP DCSGの協力の下、IP Infusionは、ODM(Original design manufactures)が自社ハードウェアに「DANOS-Vyatta edition」を搭載し、TIPコミュニティメンバーへ提供することを支援していきます。
IP Infusion 最高経営責任者(CEO)緒方 淳は、
「IP Infusionは、TIPのDCSGメンバーと2月より共同作業を進めており、『DANOS-Vyatta edition』により、DCSGの仕様に完全に準拠したNOSを開発することにコミットしています」と述べています。
AT&T ネットワークインフラストラクチャおよびクラウド担当シニアバイスプレジデントのChris Rice氏は、
「当社Vyattaチームが、常に進化を続けるキャリア環境へのニーズに応える、初めてのNOSとなる『DANOS』をスクラッチから開発しました。現在当社は、『DANOS-Vyatta edition』を当社ネットワークの5Gセルサイトルーターに実装しています。当社は、他の通信事業者も『DANOS-Vyatta edition』やWhite Box型ネットワークのメリットを享受できるようになるには、第三者となるインテグレーターの協力が必要と考えておりました。そして、まさにIP Infusionがこれを実現するための最適なパートナーでした」と述べています。
Broadcom スイッチ製品事業部担当シニアバイスプレジデント兼ゼネラルマネジャーのRam Velaga氏は、
「『DANOS』を当社スイッチングシリコン『Qumran-AX』上で動作する通信事業者向けアプリケーションとして対応させるという、IP Infusion、AT&T、TIP、Linux Foundationによる共同作業を支援できることを嬉しく思います」と述べています。
TIP エクゼクティブディレクターのAttilio Zani氏は、
「DCSGイニシアティブとして、IP InfusionがWhite Box向けにキャリアグレードのネットワークOSを提供することを嬉しく思います。このことは業界をあげて未来のネットワークを設計・構築するという、TIPのミッションに合致するものです」と述べています。
TIPとAT&T、IP Infusionは、TIP Summit(日時:11月13〜14日、於:オランダ・アムステルダム)のS6ブースにて、「DANOS-Vyatta edition」を展示します。
■IP Infusion について
IP Infusionは、ソフトウェアとハードウェアを分離(ディスアグリゲーション)して安価に柔軟にネットワーク構築を実現する、White Box型ソリューションにおける先駆的企業です。新たな機能やサービスを迅速に実現し、かつコスト効率、柔軟性に優れたキャリアグレードのソフトウェアソリューションをネットワークオペレーターに向けて提供しています。IP Infusionは、米国カリフォルニア州サンタクララを本拠とし、株式会社ACCESSの100%出資子会社です。
https://www.ipinfusion.com/
[画像1: https://prtimes.jp/i/11476/224/resize/d11476-224-754397-0.png ]
■株式会社ACCESSについて
ACCESS(東証マザーズ:4813)は、1984年の設立以来、独立系ソフトウェア企業として、世界中の通信・放送、自動車、家電、出版、エネルギーインフラ業界向けに、モバイル並びにネットワークソフトウェア技術を核とした先進のITソリューションを提供しています。累計搭載実績15億台を超えるモバイルソフトウェアおよび約350社の通信機器メーカへの豊富な採用実績を誇るネットワークソフトウェアにおける仮想化技術の開発力とノウハウを活かし、現在、組込とクラウド技術を融合したIoTソリューションの開発・事業化に注力しています。アジア、米国、ヨーロッパ地域の子会社を拠点に国際展開も推進しています。
https://www.access-company.com/
[画像2: https://prtimes.jp/i/11476/224/resize/d11476-224-591656-1.png ]
※ACCESS、ACCESSロゴは、日本国、米国、およびその他の国における株式会社ACCESSの登録商標または商標です。
※IP Infusion、IP Infusionロゴは、IP Infusion Inc.の米国ならびにその他の国における商標または登録商標です。
※その他、文中に記載されている会社名および商品名は、各社の登録商標または商標です。
IP Infusion (https://www.ipinfusion.com/)(本社:米国カリフォルニア州、最高経営責任者:緒方 淳、以下IP Infusion)は、「DANOS」の商用版となる、「DANOS-Vyatta edition」の評価提供を開始いたします。「DANOS-Vyatta edition」は、今年11月15日にAT&TよりLinux Foundationへリリースされるオープンソースソフトウェア「DANOS」をベースとしており、直ぐに実運用環境に導入可能であり、通信事業者のネットワーク環境に求められる豊富な機能と信頼性を備えたキャリアグレードのネットワークOSです。
IP Infusionは、インテグレーター兼商用サービスプロバイダーとして、通信事業者がオープンソースの「DANOS」を活用し、ソフトウェアプラットフォームとWhite Boxハードウェアの組み合わせによって、コスト削減とネットワーク効率の向上を実現することを支援していきます。IP Infusionの「DANOS-Vyatta edition」を採用することにより、従来と比較して25〜50%のコスト削減が期待できます。さらに、IP Infusionは、「DANOS-Vyatta edition」を、Open Optical & Packet Transport project group(https://telecominfraproject.com/oopt/)を推進する、テレコム・インフラ・プロジェクト(Telecom Infra Project、TIP)のDisaggregated Cell Site Gateway (DCSG)の仕様に対応させていくことを発表しました。
この度の提供開始により、5Gワイヤレスインフラを展開する通信事業者は、セルサイト(移動通信網の基地局)ゲートウェイアプリケーションにおいて「DANOS-Vyatta edition」を評価できるようになります。また ローカル 5G のユースケースにおいても安価に短期間でのインフラ構築が可能です。「DANOS-Vyatta edition」は、先ずはBroadcomのスイッチングシリコン「Qumran-AX」を搭載したWhite Box型プラットフォームで評価開始することが出来ます。TIP DCSGの協力の下、IP Infusionは、ODM(Original design manufactures)が自社ハードウェアに「DANOS-Vyatta edition」を搭載し、TIPコミュニティメンバーへ提供することを支援していきます。
IP Infusion 最高経営責任者(CEO)緒方 淳は、
「IP Infusionは、TIPのDCSGメンバーと2月より共同作業を進めており、『DANOS-Vyatta edition』により、DCSGの仕様に完全に準拠したNOSを開発することにコミットしています」と述べています。
AT&T ネットワークインフラストラクチャおよびクラウド担当シニアバイスプレジデントのChris Rice氏は、
「当社Vyattaチームが、常に進化を続けるキャリア環境へのニーズに応える、初めてのNOSとなる『DANOS』をスクラッチから開発しました。現在当社は、『DANOS-Vyatta edition』を当社ネットワークの5Gセルサイトルーターに実装しています。当社は、他の通信事業者も『DANOS-Vyatta edition』やWhite Box型ネットワークのメリットを享受できるようになるには、第三者となるインテグレーターの協力が必要と考えておりました。そして、まさにIP Infusionがこれを実現するための最適なパートナーでした」と述べています。
Broadcom スイッチ製品事業部担当シニアバイスプレジデント兼ゼネラルマネジャーのRam Velaga氏は、
「『DANOS』を当社スイッチングシリコン『Qumran-AX』上で動作する通信事業者向けアプリケーションとして対応させるという、IP Infusion、AT&T、TIP、Linux Foundationによる共同作業を支援できることを嬉しく思います」と述べています。
TIP エクゼクティブディレクターのAttilio Zani氏は、
「DCSGイニシアティブとして、IP InfusionがWhite Box向けにキャリアグレードのネットワークOSを提供することを嬉しく思います。このことは業界をあげて未来のネットワークを設計・構築するという、TIPのミッションに合致するものです」と述べています。
TIPとAT&T、IP Infusionは、TIP Summit(日時:11月13〜14日、於:オランダ・アムステルダム)のS6ブースにて、「DANOS-Vyatta edition」を展示します。
■IP Infusion について
IP Infusionは、ソフトウェアとハードウェアを分離(ディスアグリゲーション)して安価に柔軟にネットワーク構築を実現する、White Box型ソリューションにおける先駆的企業です。新たな機能やサービスを迅速に実現し、かつコスト効率、柔軟性に優れたキャリアグレードのソフトウェアソリューションをネットワークオペレーターに向けて提供しています。IP Infusionは、米国カリフォルニア州サンタクララを本拠とし、株式会社ACCESSの100%出資子会社です。
https://www.ipinfusion.com/
[画像1: https://prtimes.jp/i/11476/224/resize/d11476-224-754397-0.png ]
■株式会社ACCESSについて
ACCESS(東証マザーズ:4813)は、1984年の設立以来、独立系ソフトウェア企業として、世界中の通信・放送、自動車、家電、出版、エネルギーインフラ業界向けに、モバイル並びにネットワークソフトウェア技術を核とした先進のITソリューションを提供しています。累計搭載実績15億台を超えるモバイルソフトウェアおよび約350社の通信機器メーカへの豊富な採用実績を誇るネットワークソフトウェアにおける仮想化技術の開発力とノウハウを活かし、現在、組込とクラウド技術を融合したIoTソリューションの開発・事業化に注力しています。アジア、米国、ヨーロッパ地域の子会社を拠点に国際展開も推進しています。
https://www.access-company.com/
[画像2: https://prtimes.jp/i/11476/224/resize/d11476-224-591656-1.png ]
※ACCESS、ACCESSロゴは、日本国、米国、およびその他の国における株式会社ACCESSの登録商標または商標です。
※IP Infusion、IP Infusionロゴは、IP Infusion Inc.の米国ならびにその他の国における商標または登録商標です。
※その他、文中に記載されている会社名および商品名は、各社の登録商標または商標です。